じめじめした部屋で、無理矢理眠る。
最終更新:2020-07-13 10:03:35
429文字
会話率:0%
むせかえる熱さに、無邪気と無慈悲があぶり出される。
最終更新:2018-07-29 20:43:31
479文字
会話率:0%
それは、夏が始まったばかりの頃でした。梅雨が明けたばかりだというのに未だジメジメとしたまとわりつく湿気が鬱陶しい、七月はじめのことです。
昼間だからって、怖いことが起こらない理屈はない。
最終更新:2020-07-09 10:18:34
3071文字
会話率:16%
湿気が世界を牛耳っている季節にかつての恋人である、宇崎に呼び出された。そして【君の最期に立ち合わせて欲しい】と復縁を求めるような、プロポーズにも捉えられるような告白をされる。しかし、続け様に【俺は未来を知っとる、君は23歳の12月に死ぬ。だ
から俺に最期を看取らせてくれん】とにわかに信じがたい発言をする。未来を知っている宇崎は私の運命の人ではなくて、私は23歳で死んでしまうのか。あまりの情報量に脳内コンピューターはショート寸前である。この日を境に長い間止まっていた物語が、23歳の12月、有栖文香が亡くなるまで止まらず流れていく。何故、宇崎は未来を知っているのか、何故、有栖は死んでしまうのか、有栖を取り巻く人間関係、宇崎はどうしてそこまで有栖に固執するのか。時間としては有栖が亡くなるまでの半年間、沢山の人の過去と未来を何度も行き来するため数えきれない時間を一つにまとめた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 23:29:06
4005文字
会話率:26%
人形町の裏手にあるその坂は「生首坂」と謂われている。
その謂れは戦時中の昭和の初め、学徒出陣できなかったひとりの学生が仲間たちの戦死に懊悩して祠を覆う楠の枝で縊死したことに起因している。縊死した死体は夏の盛りの下、強い湿気と共にそれは腐
乱して腐り、やがて生首は石階段に転がり落ち、発見された。それがこの坂の謂れである。
時は遥かに下り令和の時代。
ふとしたことで警ら中の田中巡査は、警察仲間内で囁かれている「生首坂」を巡回する。すると、そこで巡査はあるものを見つけた。それは実は長い間隠されていたある殺人事件のラストピースだった。
そのラストピースを探るために、再び、彼が動き出す。
『嗤う田中』シリーズ:四天王寺ロダンが再び現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 10:50:24
46806文字
会話率:39%
文章を書く練習として書いた習作。テーマは、夢、湿気、教室、でした。
片想いの記憶と、見えない未来について思いを巡らせる少女の話。
全体的に暗くもやっと終わります。
初投稿。
最終更新:2020-05-06 19:38:23
2473文字
会話率:36%
カレンダーの紫陽花の写真。
PCの授業から始まった会話。
体にまとわりつくジトっとした湿気と、空を覆う灰色の雨雲。
毎日をなんとなく過ごしていた人の、思い出した夢の話。
最終更新:2020-03-04 18:00:00
5925文字
会話率:12%
青空に雲が薄くかかる、見渡す限りの大平原、
緑が生い茂り、大自然の豊かさが感じられる。
景色を一通り見ると、目に入ったのは、何10キロ先だろうか?
おぼろげながら見える遥か遠くの一本の塔?樹?
上を見ていくと、遥か上空まで続いている
。
上は雲に隠れ、ぼやけて見えなくなっている。
高さは計り知れない。
確認できるだけで5000mはあるかもしれない。
俺はその大きさに圧倒され立ち尽くす。
しかし、感心してる場合ではない。
気温はおそらく30度程、湿気も多く、
このまま立ち止まってはいられない。
そう思い、俺は歩き出す。
目印は他になく、その樹へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-24 18:01:23
261文字
会話率:0%
彼女はふわりと笑った。 「ねぇ、あたしがいなくなったらどうする?」 僕は少し黙ってから答えた。 「どこに行ったって見つけ出すさ、約束するよ。」 目の前に当たり前にいる君が居なくなるなんて、考えた事も無かった。 高校2年の夏、
彼女は 僕の前から突然いなくなった。 神社の森で行われてるという 山の神様の宴の話しを 僕に残して アリスに憧れる大きな黒猫。 キセルをふかす悪酔い舞妓。 能面つけたキチガイ花札師 蔦の絡まった樹木人間 唐笠被ったロン毛の骨董商 背の低い薬売りの毒舌少女 湿気が大好き霧人間 ―見つけ出すよ、約束を守る為に― ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 痛くて美しい高校生活と 怪しくも温かい妖たちの不思議な話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 14:13:38
1478文字
会話率:23%
雨で湿気ったねこの思い出。
最終更新:2019-09-21 04:22:49
914文字
会話率:0%
花火大会の後、駅へ向かう道は大混雑している。警察が目を光らせて交通整理をしている。皆が一斉に立ち上がり、帰り支度をしても、私達は帰ろうとはしなかった。
最終更新:2019-09-03 16:10:56
1678文字
会話率:0%
夏休み最終日。
駄菓子屋で買ったアイスキャンデー。終わっていない宿題。暑さと湿気で汗をかいた君。帰りのことも考えないでする遠出。
どこまで僕は君と夏を過ごすことができるのだろうか。
最終更新:2019-08-25 17:36:41
881文字
会話率:56%
茉莉が引越し先で出会ったのは、あらゆるものを湿気らせる迷惑な湿気ペンギンだった。茉莉と湿気ペンギンのささやかな日常。
最終更新:2019-08-24 21:06:58
2965文字
会話率:40%
親元を離れての一人暮らしは、生活が緩むものです。
夏本番の前になると梅雨があり、湿気でジメジメしてる毎日に悩む芽郁の身に起きた悲劇とは?
即効で考えたものです。
こういうの好きでないのに、なんとなく書いてみました。ごめんなさい。
嫌いな人が多いと思うのに(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 08:03:36
3295文字
会話率:46%
【matatakiシリーズ】梅雨空の放課後。告白すると出ていった同級生。頼まれてもいないのに、どうしてだろう。目の前にないものをスケッチしながら教室に残っていた。
最終更新:2019-07-01 10:57:00
1699文字
会話率:15%
三題噺ーキーワード 雪、漆、ワックス
エッセイ風の小説です。革靴を毎日履く皆さんへ
最終更新:2019-06-20 00:00:00
410文字
会話率:0%
不定期に投稿されるただの駄文。
それ以上でもそれ以下でもない湿気たスナック菓子のようなものなので、そういう物を見る目で読んでくださいませ
キーワード:
最終更新:2019-05-30 17:33:32
1644文字
会話率:80%
季節は9月後半、もうすぐ秋になるといってもまだ湿気と暑さが残るとき
車椅子の高校の男の子と同じクラスの女の子、2人のストーリーが始まる。
最終更新:2019-04-07 10:00:00
20982文字
会話率:65%
この湿気、自らが蛙であれば大喜びであろうが残念ながら我は人間である。
蛙になりたい。
今日も雨は止む事ないままであるが為ついそういう事を思った。
できる事であれば家に籠り、綺麗な女性が俺を抱きしめてくれているという素晴らしき妄想に浸りな
がら猫のぬいぐるみを抱きかかえてそれ以外はずっとぼーっとしていたい限りだがそうもいくまい。
今日もまたバイトに行かないといけないとなると腹が立ち、次第には働かないと生きていけないこの世の中にさえ腹を立たせる事となってしまい、俺は小さく「クソが」と呟いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-13 23:44:46
4925文字
会話率:0%
雨女イーリスが恵みの雨を各地に届けて回る、極めて湿気の多い旅の物語。そうなるはずだったのに。
最終更新:2019-02-02 10:42:28
121324文字
会話率:35%
桐谷有一。高校二年生となって間もない彼は、自分に対して微細な違和感を感じていた。
当たり前の日常、消化する日々、代り映えの無い毎日。そこにいる自分に、どこか納得ができなかったのである。
しかし、それは唐突に終わりを迎える。
それは4
月も下旬、桜も散り、湿気とうだるような暑さがじわじわと迫ってくる時候。
過去からの追及が、彼を掴む。
──よろしくお願いします。
崩れ行く自分。その、自己証明を。
きっと、あの日の輝きは今もまだ──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 16:00:00
47754文字
会話率:46%