「願いがあるなら、戦え―――たとえそれが、殺し合いでも」
全国各地に突如配布された謎の変身装置《ギア》。
装着者は《仮面ライダー》となり、生き残りを賭けたバトルロイヤルへ強制的に巻き込まれる。
高校生・黒澤イツキは、死んだ親友の“声”が
宿るギアを手に入れてしまう。
ギアの名は《K.R.NECROS》――死者の魂と共鳴する異質な装備。
彼の戦いには、バディがいる。死んだはずの親友・佐倉レンだ。
笑いながら励ますレンの声。
戦うたびに重くのしかかる「殺した命」の現実。
そして次々と現れる、何かを背負った仮面の戦士たち――
これは、“願い”のために人を殺す者と、“後悔”を背負って生き残る者の物語。
仮面の奥で笑うのは、誰だ。
ダーク×バディ×仮面ライダー式バトロワ開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:37:44
6209文字
会話率:54%
中野方面に向けて走行中だった東西線260号車から、トレインジャックを宣言する電話が帝京地下鉄カスタマーセンターに掛けられて来た。主犯格を含む10名は全員が体に爆弾を巻きつけており、要求が果たされない場合は自爆テロを敢行すると帝京地下鉄を脅迫
。市街地とその地下を走行する電車が爆発すれば、数多くの死傷者を出す事は安易に予想が出来る。緊迫した空気に包まれる鉄道指令センターと反応が鈍い経営陣の諍いを横目に、少しずつ状況を有利にするため主犯格と交渉を進める警察。そして静かに動き出した警視庁と千葉県警のSAT及びSITの混成部隊は、果たして死者を出さずに犯人グループを制圧出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:34:52
50725文字
会話率:52%
それは、帝国が血と肉で築いた円環。
見世物の名を借りた処刑場。
民は歓声をあげ、王は恩寵を語る。
帝国の栄光は、いつも死の上にこそ咲き誇る。
その巨大な石造りの闘技場は、「王の胎内」と呼ばれた。
生と死が混じり合い、血肉が蠢く胎内。
ここで生き延びた者だけが帝国に再び産み落とされ、名誉アルトリウス人として新たな命を得る。
それは第二の誕生、血の洗礼を経た再生の儀式だった。
その内に生きる者たちは、すべて“罪”を背負っていた。
大戦で帝国に抗い、敗れ、捕らえられた兵士。
祖国を焼かれ、帝国への復讐を叫んだ者。
己が欲望のままに殺し、奪い、破壊した戦犯。
誰もが、帝国に仇なした咎人であり、誰もが、帝国市民の「娯楽」として、生きることを許された。
敗者の血で濡れた土が幾度も耕され、勝者の雄叫びが天蓋を突き破り、そして、生者と死者の境は、歓声の渦の中に溶けてゆく。
2大マフィアが管理する都市で代闘士として生活する青年ルグナーシュ
歪な街で起こるサスペンス群像劇
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 09:48:45
45626文字
会話率:11%
鳥取県若桜町。
そこに一軒の食堂があった。
店を切り盛りするのは、料理上手の幽霊、コン。そして神獣の狐、サナ。
厨房のかまどでつくった料理を食べた魂は、死者の国へと送られるのだ。
今日もコンとサナは店にやって来る霊たちを死者の国へ
と送る。それぞれの生と死の物語、残した想いに触れながら。
※作中での神話、伝承等に対する解釈は筆者の創作であり、学術的根拠に基づくものではありません。
※本作は小説投稿サイト『ノベルアップ+』『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 21:56:51
661047文字
会話率:39%
不死者マレビトのいる世界、その不死者たちを、ヒトは時に畏れ、時にさげずんできた。この世界にはマレビトは男しかいない。そこに鏡子という女のマレビトが現れ、物語は動く。
刑事コトブキ、隻腕のハタノ、千年生き抜いてきた美しい青年カガミ、悪魔の老
人カスミ
それぞれの思惑に動くマレビト達に鏡子は翻弄される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 21:00:00
27963文字
会話率:40%
本作は、谷川健一の著書に書かれていた、とあるエピソードに着想を得ている。
「殯(もがり)のときに、死者の復活を願う光景は早くから見られた。伊波普猷(いはふゆう・那覇市出身の民俗学者・言語学者)によると、沖縄本島の津堅島では、人が死ぬと後生
山と称する藪の中に放ったが、屍が腐爛して臭気が出るまでは、その家族や親戚朋友たちが、毎日訪れて、死人の顔をのぞいて帰った。死人が若者であった場合は、生前の遊び仲間の青年男女が毎晩のように酒肴や楽器をたずさえて訪れ、思う存分踊り狂ったという。」
※後半にショッキングなシーンがあります。メンタルの弱い方は注意。グロ度★★★★★
※本作はコロンさま主催『酒祭り』企画の参加作品です。締切最終日の投稿にして、とんでもなく空気の読めない一作となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:00:00
14655文字
会話率:19%
舞台は近畿地方のN県T村武蔵地区。都内で不慮の死を遂げた姉、奈桜の葬儀を執り行った。
書置きに残された彼女のたっての願いで、武蔵地区の共同墓地で土葬することになったのだ。
寝棺を墓穴におろすと、あとは土をかぶせ、埋めるだけと、妹の沙月は思
っていた。
ところが一人の高齢男性が前に進み出、ライフル銃をかまえたから驚かずにはいられない。
なんと、いきなり墓穴めがけ発砲――。
都内で暮らす沙月には、はじめての土葬と、やたらと死者を甦らせない作法やら儀礼に戸惑うばかり。
それほど呪術を張り巡らせたにもかかわらず、埋葬したはずの奈桜は死霊となって甦り、都内まで帰ってきてしまったのだ。
家族は、それと対峙する。そして帰ってきたことについて問い質すのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 23:00:00
20233文字
会話率:19%
六色沼公園であった5人の集団自殺者はこれからどうすれば良いのかと多恵に聞いてくるが多恵は彼らを杉山君に任せる。もう一人の恋人を癌で亡くし自殺した男は何故彼女が会いに現れないのか知りたがっていた、彼女、小夏を誠君と蕎麦のお陰で連れて来る事に成
功。二れは花屋をやる事に。又ここのバラが咲きの5人組に感動を与え花屋を手伝う事に。一方多恵は柏木さんと山百合を描くスケッチ旅行に出かける。小夏さんもスケッチしたいと同行
一日目は百合やヒマワリなどを描き、ホテルに泊まる。翌日大沼。吉見の百穴を描き八丁湖へ。その最後の地点で柏木さんは吃驚する殊に出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 13:55:43
83073文字
会話率:64%
剣道の経験あり(学校の授業で数回)、魔法は使えない(そもそも魔法使いになれない)、知識は並の高校一年生(三圃式農業? ニトロセルロース? 知らないですね)。ただ「死なない」という能力だけを手に入れた少年は、無謀な冒険に身を投じる……ことも
あったりなかったり。
何はともあれ、不老不死なので主人公が死ぬ心配はなし!
※文章力を鍛える為に書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 12:00:00
69844文字
会話率:38%
死してなお、この世にとどまる魂がいる。未練があまりに強く、成仏できずに現世を彷徨う者たち。
「帰光の幻印」は、そうした魂の想いを幻獣として一時的に顕現させ、対話と触れ合いを通して浄化へと導く禁術。
この術を扱えるのは、ダークエルフの
中でももっとも“不浄”とされた存在、ただ一人。少女エルミア=ネヴァルティア。
村では「幻哭」と呼ばれ、未練に囚われた魂の想いを幻獣として顕現させ、涙と触れ合いの中で浄化するその姿は、畏れと美の象徴だった。
そして彼女は、謎の剣士と出会い、恋に落ちる。これは、死者の声を抱きながら、命の記憶を見送り続ける少女と剣士の、祈りと赦しの幻想譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 11:27:13
56911文字
会話率:26%
「たとえ死が二人の仲を引き裂いても、あなたを忘れない──」
エルフの青年レイリアンは、たった数年の愛を胸に、永遠の孤独を生きていた。亡き妻アリア=リース。その名を封じた静寂の森に、ある夜、彼女に酷似した“存在”が現れる。
言葉も記憶
も持たぬその姿に、彼は再び心を揺さぶられる。生者ではないと知りながらも、触れずにはいられなかった──これは、死してなお続く愛の物語。幻想と静謐に彩られた、切なくも真摯なロマンス譚、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 10:00:00
6931文字
会話率:26%
ある日――鹿羽市にて、唐突に神から「ゲーム開始」が告げられた。
『アンデッド・ゲーム』。
――そのクリア条件は、不死者が溢れかえる絶望的な世界で1年を生き抜く事。
壊された日常。
崩れ去った倫理観。
暴力と略奪が横行する世界で、三浦袈
刃音(みうら かばね)は幼馴染の少女・朝比奈旭(あさひな あさひ)と行動を共にしていた。
二人で生き残りたい。
しかし、袈刃音のそんな願いを打ち砕くかのように、旭は死を迎える。
絶望、怒り、悲しみ。
あらゆる感情に苛まれる中で、三浦袈刃音は時間遡行を果たし、幼馴染の少女の命を救うため奔走する――。
「ゾンビ×時間遡行×デスゲーム」の物語、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 03:07:02
243418文字
会話率:33%
神は死んだ──
それは、世界が変わる合図だった。霊的災害《霊災》によって都市は崩壊し、死者の魂は地にとどまり、現実を蝕む。
灰都市と化したかつての東京で、ひとりの青年・佐久間智也は“死”から帰還し、奇跡の蘇生を果たす。
だがそれは、神の継
承者《インヘリター》として選ばれたことの代償だった。天使の憑依、偽りの救世主、地獄の騎士、過去の神選たちが遺した《レガリア》。
そして、世界の終焉を望む存在──ルシフェル。
自らの存在と信仰が試される中、智也は妹を、
世界を、そして“神”の座を巡って戦う宿命に身を投じていく。人は、神を継ぐに値するのか──これは、「継承」の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 20:44:00
14829文字
会話率:21%
〈死者の日〉の祭り。
それは、冥界から、死者を迎え入れる祭り。
人々は、髑髏や動物の仮面を被り、死者たちの魂をなぐさめるために三日間、陽気に踊り明かす――。
その数日前、イグマスの町の通りを、死神のような男と少年が歩いていた。
彼らは、
友人のイオアンに助けを求めにきたのだ。
無実の仲間が、牢獄塔にいる。
〈死者の日〉の祭りの騒ぎのなかで、あいつを助け出したい――。
弱みがあるイオアンは、彼らを助けようとするが、時間だけが過ぎていき、とうとう、祭りの最終日を迎えてしまうのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 19:00:00
328331文字
会話率:52%
――ただ、学校に通いたいだけなんですけど。
でも教室の隅に“誰か”が座ってたり、階段に足のない人いたり…え、また増えてない?
見えてるけど、スルーが信条の私。だって関わったら、取り憑かれるじゃん?
だけどある日、校内一の問題児(※生きてる)
が「お前、見えてるよな」って言ってきて!?
生者より、死者のほうがマシかもです……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 15:56:56
2257文字
会話率:22%
> 愛を知らず、信じることもなく、ただ死者を操る力を得た少年——佐倉優真。
現代日本で孤独に生き、ある事故をきっかけに異世界へと転生した彼は、死者を操る“ネクロマンサー”として名を馳せることになる。
だが、その心は冷えきっていた。人
の死にも、涙にも、何も感じない。
そんな彼が、滅びゆく村で一人の少女と出会う。
「荷物持ちに使える」——最初はその程度の存在だった。
けれど、少女の瞳と純粋さが、彼の“死んでいた心”に、わずかな温度を灯していく。
これは、心を閉ざした少年と、常識外れな少女が紡ぐ、哀しくも温かい“愛”の物語。
---折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 10:02:33
15499文字
会話率:38%
かつて死者は静かに眠るはずだった。
だが今、死人の魂は歪み、化け物となって人を喰らう。
──それが「幽鬼《ゆうき》」。
彼らは死んだ人間の姿と記憶を借りて人に成りすまし、日常に潜みながら獲物を狙う。
その姿はまるで“生きた人間”のようで
あり、誰もその異形に気づくことはない。
そして、幽鬼を討てるのは唯一、**「鬼の力」**を持つ者たちだけ。
彼らは、人知れず幽鬼と戦い続ける者たち。
しかし世間は、その姿を「殺人鬼」と呼ぶ──
なぜなら、彼らが殺しているのは人にしか見えないからだ。
理解も感謝もされず、ただ血塗られた殺人者として忌み嫌われる者たち。
だが彼らは知っている。自分たちが戦っているのは“人ではない”ということを。
誰にも称賛されなくても、誰かの命を救うために剣を振るうということを。
そんな世界で、一人の少年が現れる。
まだ未熟で、無力だと嘲られていたその少年の中に、
誰も知らない“鬼”の力が眠っていた。
それは希望なのか、それとも破滅の始まりか。
伝説の白鬼《はくき》と呼ばれる存在に繋がる、運命の歯車がいま静かに回り出す──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 23:45:23
15598文字
会話率:46%
長きに渡る戦争の末に人類が魔物を駆逐した魔法の世界。社会は急速な発展を遂げ、人々はかつてない繁栄を享受していた。一方で魔法や冒険者といった古い秩序は衰退し、冒険者ギルドは獲物を魔物から人へと変えることで生き残りを図った。その冒険者ギルドで『
死神』と恐れられる青年、フィリップ・ルヴィエは二十歳の誕生日を境にギルドを抜け、殺人とは無縁の新しい生活を求めて南部の湾口都市『マルティア』へと向かう。そして偶然出会った少女、アリーヌに誘われて人助けを目的とした冒険者パーティーを組むことになる。フィリップは過去の恐ろしい自分と決別する為にフレッド・ロスに名を変え、仲間と共に人々を助ける『英雄』を目指す。だが、彼の身の周りでは次々と問題が巻き起こり、その度に死体が増えていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 22:26:31
182601文字
会話率:56%
【書籍化とコミカライズ決定しました】
「お前の能力は危険すぎる」
チートスキル《死者蘇生》を持つリヒトは、あまりの力に脅威を感じた国王から処刑されてしまう。
しかし、この時は誰も知らなかった――《死者蘇生》のスキルがリヒト自身にも適応
されることを。
生きながらえたリヒトが、人類最大の敵として立ちはだかることを。
これは、復活させた魔王軍と共に、リヒトが世界を脅かしていく物語。
人間界では忌避された《死者蘇生》のスキルも、魔王軍では主力級になるほど重宝されることになりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 20:30:00
325774文字
会話率:38%
「この売国者が! 貴様は国から追放だ!」
レインは唯一人間以外の種族と取引をすることができる商人だ。
エルフやドワーフだけではなく、魔族でさえ彼を信頼し取引に応じてくれる。
しかしある日、様々な種族と関わっていることを国王に問題視され人間
の国から追放されてしまう。
自国を愛していたレインは最後まで説得を試みるも、結局頑固な国王が聞く耳を持つことはなかった。
それどころか、レインが関わっていた存在に攻撃を開始するとまで言い始めてしまったのだ。
だが、国王はまだ知らない。
レインが関わりを持っていた存在の中には、それぞれの種族の王と言える大物がいたことを。
そして、様々な種族から同時に反感を買ってしまったということを。
竜姫、魔王、吸血姫など。
彼女たちに目を付けられた国王は、ジワジワと報復をされることになる。
(ちなみに、レインがいなくなったことで希少アイテムの物流は全部ストップしました)
※週間総合2位ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 20:30:00
143179文字
会話率:41%
【書籍化&コミカライズ決定】
この世界ではスキルの実を食べることによって、一度だけ特別な能力を得ることができる。
二つ目を食べると、中毒により確実に死んでしまうためやり直すことは不可能だ。
しかし、主人公であるライトは《木の実マスター》
という全く戦闘に向いてないスキルを獲得してしまった。
このまま農民として生きていくしかないと考えていたライトだが、ある日間違えてもう一度スキルの実を食べたことによって、《木の実マスター》の真の能力を知ることになる。
「な、なんで死んでないんだ……? それに、新スキル獲得って――」
これは、底辺職の農民だった男が、様々な能力を追加で得ることによって最強へと成り上がる物語。
※日間週間総合1位ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 20:30:00
146218文字
会話率:39%
人類は知らない。
この世界が【作られた】ものであることを。
オカルトの存在を隠してきた秘密組織、『国際特務機関ゼニス』。
彼らは、異能者や悪霊などの脅威を処理し、秘密裏に人類の平穏を守り続けてきた。
だが、その秩序はある一人の青年によっ
て崩れ去る。
葛城透真。
何の異能も持たない、ごく平凡な青年。
しかし、彼はゼニスの『洗脳』を受け付けない、世界を狂わせる危険な存在だった。
年末、東京都内某所。
ある未解決事件を巡り、監査官ウィリアム・クレーヴとエージェント鷺沼恭里は、事件の調査を行っていた。
それは小さな町で起きた不可解な惨劇。
町の喫茶店で、葛城透真は悪魔を召喚する。
全てはあり得ない偶然か、仕組まれた陰謀か。
事件は神をも巻き込む異常事態に発展し、数多の死者を生んだ。
その災厄の正体とは。
なぜ葛城透真は世界を狂わせる『元凶』となったのか。
これは、秘匿された事件の軌跡をたどり、
封じられた真実を暴く物語。
そして、嘘つきな悪魔と悪魔に救いを求めた青年の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:04:18
14664文字
会話率:16%
「みんなそう。私だってそう、あなたを捨てた母親もそう! 愛されるわけないじゃない、死体臭い子供なんて!」
死者と話す少女、ロザリー。
身寄りのない彼女は、遺跡調査を行う組織で暮らしていた
発掘された遺体と会話し、情報を聞き出すのだ
ある日
、ロザリーは運命の亡骸と対面する。
亡骸はロザリーを悪夢に導き、その悪夢を経て彼女は変わる。
「魔導」と呼ばれる異能を持つ魔導騎士が支配する世界で、力を得たロザリーは何を望み、何を選ぶのか。
やがて骨姫と呼ばれ、世界を動かすことになる少女の物語。
【序章】→【学園編】→【騎士編】……と進む予定ですが予定は未定です。
※カクヨム様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 17:50:18
1048408文字
会話率:52%
時は二〇四〇年。中国の台湾への侵攻を皮切りに第三次世界大戦が始まった。
主戦場とかした東アジアでは、中国、ロシアを中心とする中央連合と、日本、インド中心の世界連合が激しい戦闘を繰り広げた。米国はほとんど支援のみで、戦闘にはほとんど参加しなか
ったが、圧倒的な物資支援のおかげで、二大国相手にある程度は太刀打ちが出来た。
しかし、東京に戦略核兵器が使用され、Jアラートが発令されたが、中国の潜水艦からの発射のために発令が遅れ、尚且つ都民の危機感の無さにより、死者三百万人、重症者五百万人という結果になった。
これに政府は機敏に動けず、自衛隊率いる治安維持組織のクーデターが発生。政府は一晩で倒れ、日本はその後わずか二日ほどで旧憲法と民主制を捨てることとなった。米国がこれを黙認するわけもなく、日本への物資輸出の停止を宣言すると見られた。しかし中国側に付いた日本との第二次太平洋戦争という不安が米国国民の中に広がり、妥協案として戦時中のみの物資輸出政策が取られた。
インドは、対中国ではヒマラヤ山脈で戦線が膠着し、中国との目立った戦闘はなかった。しかし、ロシア、中国の支援を受けたパキスタンとの戦争になり、インドはこれに苦戦。しばらく東アジアには顔を出さなくなった。
朝鮮半島では同じく中国、ロシアの支援を受けた北朝鮮が韓国と戦闘状態に入った。しかし、韓国は米軍の大々的な支援と日本の援軍により善戦し、朝鮮半島を統一することが出来た。
そして、北朝鮮の核兵器の発射を未然に阻止した米国の特殊部隊の力もあってか、北朝鮮製核ミサイルによる日本の報復攻撃が開始された。
日本のトップ層による核ミサイル全弾発射は戦時中社会に大きな衝撃と恐怖を与えることとなった。
結果的に着弾二発、死者四百万人に留まったが、沿岸部は核により汚染され、中国の経済特区はもはや機能しなくなったと言って同然だった。
結果的に戦争は引き分けとなって終了したが、核兵器の使用により被害は甚大で、戦後世界はまたも米国とロシア二強の時代となってしまった。
しかし、日本が未だ民主化の道をたどっていないのは言うまでもない...
これは二〇五〇年、謀略と代理戦争入り乱れる暗黒の戦後社会で生きた、とある探偵さんのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 13:00:00
287590文字
会話率:39%