【愛し合えないまま死に別れた二人のやり直し下克上ロマンス、開幕――!】
「最初に言っておくが、君と必要以上に親しくするつもりはない」
婚約者の第二皇子シオンに初対面で突き放されてからずっと愛されずに生きてきたアイシャは、父が身に覚えのな
い反逆罪で処刑され、さらなる地獄へ突き落された。絶対的権力者である聖下リヒトの手籠めにされ、最後は自身も惨殺されてしまう。
だがなぜか時は遡り、父が処刑される日に舞い戻った。
これから父は殺され、母は壊れ、家臣たちは吊るし首になり、友は謀殺されてしまう。今度こそ大切なものを守るため、アイシャは自国領の騎士たちを率いて戦うことを決意する。
その勇猛な戦いぶりからやがて「刃物姫」と揶揄されるようになった彼女の前に、元婚約者のシオンが突然姿を見せたのだが……。
「今まで伝えられなかった分、言葉と行動で尽くしたい。伝えないと俺の方がおかしくなってしまいそうなくらい、アイシャに溺れてる。初めて君を見た時から、ずっと」
それまでの冷たい態度が嘘のように、アイシャを溺愛するようになったシオン。
愛を知らずにいたアイシャは漠然とした不安から彼を遠ざけようとするが、秘められた真実を知って、心を開き始める。
三度目はない。ここでやり直す、全てを。
死を越えた先でようやく愛し合えた二人が、腐敗した皇家と女神の狂信者たちへ宣戦布告する――。
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こちらはカクヨムで開催されている「『その溺愛、過剰です!?』コンテスト」の参加作品になります。そちらでも掲載しています。
応募規定の6万字で一旦完結しますが、募集終了後に加筆予定です。
レイティングは念のため。直接的な表現はありませんが、苦手な方はご注意ください。
物々しい雰囲気に感じるかもしれませんが、根本は明るく楽しい異世界恋愛作品です(本当です、信じて下さい……!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:31:38
119145文字
会話率:44%
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放り込まれた異世界で必死こいて生き抜く。彼に与えられたたった一個の祝福は、『死んだ
ら巻き戻ります』という痛みを伴う『死に戻り』のみ! 頼れるもののいない異世界で、いったい彼は何度死に、なにを掴み取るのか。 ※血も死体も出る予定ですが、そんな派手なことにはなりません。
※当作品は2014年1月24日、MF文庫J様の方から同タイトルで書籍化させていただいております。皆様の応援のおかげです、ありがとうございます。また、WEB版の削除・ダイジェスト化・更新停止といったことは今後も予定されておりません。書籍・WEB共によろしくお願いします。
【祝! アニメ化決定いたしました!】
皆様の応援のおかげです! 今後もよろしくお願いします!
≪アニメ公式サイト≫
http://re-zero-anime.jp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 01:00:00
8829163文字
会話率:40%
売れないお笑い芸人Kは、動画配信のネタのために食べたキノコで食中毒を起こし死ぬ。死後にピエロとして転生。彼に与えられたミッションは氷の女王と笑わせる事。もし笑わせる事ができたら、下級貴族に引き上げられ一生安泰。しかし女王の機嫌を損ねたら死ぬ
。命令にそむいたら死ぬ。逃げても死ぬ。笑わせるまでの死に戻りお笑いファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 21:20:00
25080文字
会話率:19%
「このッ……甲斐性なしのクソトカゲ!!」
ヒト族の巫女・アウロラは、親友・エメリタを番として囲っておきながら死なせた竜族の王に対し、暴言と右ストレートをかました咎で死んだ。
正確には、動揺した竜王が思わず溢した炎の吐息で黒焦げになったのだ
。
しかし体が燃え尽きた次の瞬間、アウロラは自室のベッドで見慣れた天井を見上げていた。
「……うん、流石にいきなりギアを上げすぎたな。でも実験は大成功!」
――時女神の巫女アウロラ。別名、古跡狂い。遺物漁り。烏眼のアウロラ。
遺跡と古代遺物に目がない時女神の信徒の中で最も(悪)名高き、神代の遺物専門トレジャーハンターである。
亡き親友との冒険で手に入れた「時女神の指輪」が持つ「時間遡行」の力を確信したアウロラは、天に――憎き竜王の住む空に向けて、中指立てつつ拳を突き上げる。
「この力で、今度こそ色ボケトカゲからエメリタを救うんだ……!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 08:00:00
6258文字
会話率:18%
敗戦国の姫君ユレイヤは戦勝国の第三王子リヴェルトと政略結婚をした。妻とは名ばかりの人質。別棟に押し込められ人々に蔑まれ、惨めで寂しい生活を送る日々。
そんな中、リヴェルトと公務に向かったユレイヤは暴走する馬車に取り残され、崖から転落して
しまう。死を覚悟したユレイヤだったが、目を開けると何故か輿入れの時に時間が巻き戻っていた。
「ユレイヤは俺の妻だ。大事にするのは当然だ」
死に戻って以降、リヴェルトは前世とは真反対にユレイヤを大事にしはじめる。
しかし、リヴェルトとの結婚を望んでいた公爵令嬢チェリーヌは、リヴェルトにバレぬようユレイヤを罵倒し、苦しめる。
そんなある日、リヴェルトとともに夜会に出席したユレイヤ。彼女はそこで、思わぬ事実を知ってしまい――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 12:44:17
10671文字
会話率:46%
帝国唯一の皇族――――皇帝アーネストが殺された。
彼の暗殺者として処刑を受けていた宮女ミーナは、目を開けると、いつの間にか自身が働いていた金剛宮に立っていた。おまけに、死んだはずのアーネストが生きて目の前にいる。なんとミーナは、アーネ
ストが皇帝として即位する前日へと死に戻っていたのだ。
戸惑う彼女にアーネストは、『自分にも殺された記憶がある』ことを打ち明ける。
『どうか、二度目の人生では殺されないで』
そう懇願し、拘束を受け入れようとするミーナだったが、アーネストの提案は思いもよらぬもので。
『俺の妃になってよ』
極端に減ってしまった皇族のために設けられた後宮。金剛宮の妃として、ミーナはアーネストを殺した真犯人を探すという密命を受ける。
けれど、彼女以外の三人の妃たちは皆個性的な上、平民出身のミーナへの当りは当然強い。おまけにアーネストは、契約妃である彼女の元を頻繁に訪れて。
『ちゃんと後宮に通ってる、って思わせないといけないからね』
事情を全て知るミーナの元が心地良いのだというアーネスト。けれど、ミーナの心境は複雑で。
(わたしはアーネスト様のことが本気で好きなのになぁ)
ミーナは現世でアーネストを守り切れるのか。そして、ミーナの恋の行方は――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 22:08:51
109898文字
会話率:35%
ド田舎から東京にやってきたかみなりは、怪しいバイトの誘いに乗って上京するも、早速トラブルに巻き込まれる。不良のスマホを割り、自分のスマホを盗まれ……これじゃ道も分からないし、帰れない。どうしよう!
人生最悪の事態に陥ったその時、
現れたのは
…救世主でも天使でも白馬の王子でもない。
じゃぁ一体誰?
それは、見たこともない
バケモノだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 23:31:17
11006文字
会話率:33%
またこの日に戻って来てしまった。
私はもう、この人生を終えたいのに。
どう足掻いても、私は親友のリリアに夫であるサイモン様を奪われ、結局は悲惨な死を遂げる。
親友であると信じていたリリア。まさか、貴女が毎回私を陥れていただなんて、全く気が付
かなかった。
リリアと組んで私を陥れていたサイモン様も同罪だ。
ならば次の回帰では、やり返してもいいよね?
失敗してもまた死ぬだけ。
そう思っていた私を、貴方はずっと影で助けてくれていたの……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 19:20:00
119149文字
会話率:28%
ルーデンベルグ王国の王宮の広間。
ここで、私は婚約者であるライアン・ルーデンベルグ王太子殿下から、鋭い視線を浴びていた。
「ルーシー・ヘルツェビナ!!
お前との婚約は破棄だ! お前のような悪辣な女が王太子妃、ひいては王妃にな
るなど、この国の損失にしかならない!
私はここにいる心優しいマリーナ嬢を婚約者とする!
そしてお前は、この未来の王妃であるマリーナに対する様々な嫌がらせや、破落戸を雇ってマリーナを襲わせようとした罪により、娼館送りとする!」
有無をも言わせず、質素な立て付けの悪い小さな馬車に無理やり乗せられ、娼館送りとなり、その途中で私は死んだ。
……はずだったのに、何故また生きてるの?
しかも、今の私は幼い頃に戻っている!?
ならば。
人生の、やり直しが出来るのでは?
今世は、ライアン第一王子殿下の婚約者になりたくない!
ライアン様にもマリーナにも関わらずに、私は幸せに長生きする事を目標として生きていくわ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 20:00:00
87667文字
会話率:27%
公爵令嬢 リーシャ・ルア・フェリシトと
公爵令息 カリクス・ディア・ルーラは、
学園内でも有名な、犬猿の仲の同級生だ。
しかし、何の因果か突如として、二人は婚約者同士になった。それも、差出人不明の手紙のせいである。その手紙は、ルーラ公爵家宛
に送られたもので、内容が……公爵令嬢 リーシャ・ルア・フェリシトと、ルーラ公爵家のカリクス・ディア・ルーラはお互いを溺愛していて、想いあっているという信じられない内容だった。
この手紙を見た両家の当主の間で、想いあっているのならと(もちろん本当のことだとは信じなかったが)、公爵家のためにもなるしという理由もあってか、婚約関係を結ばれることとなった。
この物語は、二人が本当に結ばれるまでの純愛ストーリーもしくは、手紙を中心に巻き起こった悲劇の物語なのである。
※ハッピーエンド予定※途中までタイトル関係ありません。(たぶん)
※最初のほうはラブコメ途中からシリアス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 11:00:00
13303文字
会話率:60%
幼い頃に両親を亡くした精霊族の跡取り娘・イリス。彼女は叔父夫婦とその娘に虐げられていたが、ある日森の中で殺されてしまう。幼なじみやアルウィン王子の一行をも巻き添えにして…。
死に戻ったイリスは誓う。「今度こそ精霊と契約して魔法を使えるよう
になって生き抜いて、王都の学園に行く!!」
特訓場所の森の入り口で出会った少年と仲良くなり、魔法の基礎を教わることでスズメの姿の精霊と契約を果たしたイリス。お礼に「何でもする」と口走ってしまった彼女に彼は自分は探偵なのだと語り、捜査への協力を依頼してくる。とある宝玉探しをしながら「森の中でこれから起こるであろう殺人」も事前に防ぎたいらしい。
しかし彼が語る「まだ起こっていないはずの未来の少女への殺人事件」の中身は、死に戻り前にイリスが体験した「叔父に見も知らない国宝の宝玉を盗んだと疑われた後に森で追手に殺された」、その状況にひどく似ていた。
まるであの現場にいた人みたいに…まさか私を殺した入れ墨の男の関係者?と恐れつつも、自分の死の真相も気になるイリスは「探偵団員補佐」として彼に捜査に協力することになる――。
果たして真の宝玉はどこにあるのか、イリスたちは無事発見できるのか。死に戻った後も引き続きイリスの命を狙ってくる入れ墨の男たちの思惑とは。
冒険小説やミステリーっぽい(精霊界という違う空間に飛ばされ遺跡を探索したり、ポエム的数行の暗号文からの謎解き要素あり)ところ一部あります。
※主人公が殺され→死に戻る描写(巻き添えになる人も)・命を狙われ続ける描写を含むため、一応「残酷な描写有り」に設定しています。
※「小説家になろう」様だけでなく「カクヨム」様でも、同じものを同じタイミングで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 18:27:12
127850文字
会話率:25%
世界は、舞台の上にある。
仲間、友情、恋愛――それらはすべても都合のいい幻想。
裏切り、利用、切り捨て。
笑顔の裏に潜む悪意は、全ては舞台の奥に潜ませて。
だがある日、全ては一変する。
気づけば、俺は見知らぬ土地にいる。
異形の生物が
行き交う、魔法と戦乱の世界。
何が起きたのかもわからぬまま、俺は“魔女”の汚名を着せられ、無実のまま処刑される。
それが、始まりだった。
目を覚ませば、世界は“1に戻る”
同じ風景、同じセリフ、同じ絶望――
繰り返される死。
終わることの無い痛み。
魔女と呼ばれる謎の人物。
彼女は誰なのか。
なぜ“この世界”は……。
なぜ、俺は“ここ”に選ばれたんだ?
――これは、死が終わりを告げない世界に堕ちた、ひとりの少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 15:00:00
6617文字
会話率:37%
義妹のアンジェリカは、私の物を奪ってばかり。
今日もブローチを彼女は持って行ったけれど──。
そのブローチには仕込みがあるの。そろそろ反撃させて貰うから。
家族に虐げられ、"悪女"と悪評をたてらてしまった伯爵令嬢ミカエ
ラの逆転劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 11:11:35
8552文字
会話率:33%
ロベルの馬鹿! 今更そんなこと言ったって!
5年後から死に戻ったという幼馴染が話すには、私の婚約相手は王妃様と不倫をしてて。
秘密を知った私とロベルは殺されてしまう未来にあるらしい。
おかしな作り話で、私の心を乱さないでよ。せっかくロベ
ルを諦める決心をしたのに!
けれど彼の話は、どうやら本当のようで──。
相手の有責で婚約破棄&生き延びるため、私は未来を変えることにするわ!!
※なろうラジオ大賞5にキーワード「5年」で参加します。すぐ読める1000文字、よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 11:11:21
1000文字
会話率:38%
私が英雄を殺すと、死に戻りが起こった。
その日のことを皆が覚えている中、英雄だけが忘れていた。
※短編→連載版
最終更新:2025-05-31 00:03:47
65972文字
会話率:39%
私が男を殺すと死に戻りが起こった。
その日のことを皆が覚えている中、男だけが忘れていた。
最終更新:2021-03-26 17:01:06
3805文字
会話率:13%
クズ盗賊は迷宮の悪意に飲まれくたばった
しかし気がついたら死ぬ直前に時が巻き戻っていた
ウィザードリィ風の超高難易度簡悔迷宮を死に戻りゴリ押しで突破する冒険譚
本編30話
最終更新:2025-05-29 20:32:34
78938文字
会話率:5%
「これ以上俺様に手間かけさせんなクソ共!」
カス野郎の異名を持つクズ盗賊である主人公は迷宮に殺された。しかし気付いた時には死ぬ一歩前まで死に戻りしていた。踏破不可能と言われた迷宮を死に戻りで攻略するウィザードリィ風冒険譚。
連載版を短編にま
とめました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 23:48:21
61044文字
会話率:4%
人を守ることに命を懸けた優しき伯爵は、無実の罪で処刑された。
人の意思の色を感じることができるアリアは、彼が死んだのは全て仕組まれていて、彼を疎んだ人物が王宮にいるのではと訝しみ始めた。
しかしその怪しい動きが元で、アリアは暗殺される。
で
も、なぜか時間が巻き戻り、生きている伯爵に会ったアリアは伯爵を助けようと決意する。
悪役令嬢らしく逆正々堂々、そして前世で知り得た情報を武器にしてアリアは王家に戦いを挑む。そしてアリアが運命を変えるにつれて、伯爵の態度も以前とは全く違うものに……?(まあ、恋愛とは無縁の悪役令嬢アリアはなかなか気が付けないが)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 19:25:11
69224文字
会話率:41%
『聖女ということになっていますが』の続編です。
5話くらいで完結する予定です。
『星の乙女』である聖女レガリアは実のところ男である。
それはそれとして日常を過ごす中、何度も同じ時の中で死んでは巻き戻っているという男爵令嬢と出会う。
レガリ
アの従者であるタイセイに言わせると「『輪廻』の輪が捩れている」ということらしいが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 20:47:56
3159文字
会話率:31%
平成の高校時代をギャルに擬態することで乗り切ったオタク女・美樹。
アラサーになった彼女は、高校時代にオタクを解放出来なかったことが今でも心残りだった。
そんな美樹が死に戻りで2度目の高校生活。
青春もオタクも両方手に入れるには、オタクに優し
いギャルになるしかない!
とにかく文章をいっぱい書く練習のために書いています
「カス」「ゴミ」「つまんね」「ちょっと面白いかも」なんでも良いのでコメントくれると助かります
贅沢を言えば、一番助かるのは「ここが微妙」「ここの文章が変」「ここをこうすれば面白くなるかも」「ここ好き」みたいな具体的な感想やアドバイスだったりします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 18:05:57
163691文字
会話率:41%
「前からテメェの事は目障りだと思ってたんだよ!」
────魔族の侵攻によって人間と魔族の争いが起きた世界、その世界では14歳になると『スキル』という特殊能力が個人に与えられる。
そんなスキルの中でも特に強力なものを賜った者の中で、冒険者とし
て実績のある者達が『勇者』と呼ばれ、その者達は魔王討伐の為に勇者パーティというものを構成して魔族との戦いに明け暮れていた。
そんな中で、スキルの力を評価されて勇者パーティに所属していた「レイル・ポーティカル」は、そのスキルの使いにくさから評価を覆されパーティから追放されてしまう。
しかし、そのスキルの真の能力が発揮されたことでレイルは自分を信じてついてきた少女たちと共に魔族側につき、それによって人間側は破滅の未来を迎えてしまう。
全てはレイルの力を理解していない人間側の自業自得であり、レイルは正しく力を理解してくれた者たちと成り上がっていく……
………………おそらくそういう筋書きで終わる物語が大半だろう。だがこの物語の主役は彼ではない、彼を追放し、破滅の未来を迎えた勇者の一人であり、パーティの斥候である「アンミェル・タレッチ」こそが物語の主人公だ。
粗暴な性格の幼い彼女は凄惨な最期を迎えた後、管理者を名乗る謎の存在から未来を変える為に、 過去に戻れる能力『修正の歯車(チェンジギア)』を与えられ、それを使い破滅の未来を変える為に奮闘していく。
そして彼女は知ることになる。この世界の裏に潜む恐ろしく強大な事実に……
※この作品には反社会的描写がありますがそれを助長する意図はありません。またグロテスクな表現があります。
他にも主人公に生えたり、人外化する描写を書く予定です。ご注意ください。あと主人公は非処女です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 07:00:00
126202文字
会話率:56%
──二度目の人生。今度こそ、愛されて共に生き延びてみせる。
名門リューデンベルク公爵家の令嬢・クラリスは、没落寸前の家を救うため、政略結婚の道を選ばされる。
相手は“悪役令息”と噂される若き新貴族、リュシアン・ヴァルグレイヴ。
けれど結
婚が決まった瞬間、クラリスは思い出してしまった。
──前世の記憶を。
彼との結婚、心を通わせぬままのすれ違い、そして最後に並んで処刑された日のことを。
冷たくなったはずの彼の目に、涙が宿っていた、あの瞬間を。
「今度こそ変えてみせる。私も、あなたも──運命さえも」
これは、策士な悪役令息と、死に戻り令嬢が織りなす、n度目の政略結婚譚。
──ただの取引で終わるはずだった契約は、いつしか“本物の愛”を育てはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 19:20:54
3010文字
会話率:15%
デュシュエ伯爵家の長女フェリシエンヌは、十八歳の冬至の日に、不治の病によりマリウスの腕の中で命を落とした。
(────ごめんなさい。こんなに悲しませて、ごめんなさい。ああ、やり直せたらいいのに。もしもやり直すことができたなら……)
死に
ゆく彼女の最後の心残りは、マリウスの求婚を断り続けてしまったこと。
ところが死んだはずの彼女は、不思議なことに再び目を覚ました。それは亡くなったはずの日から、ちょうど300日前の朝だった。
彼女は決意する────今度こそ悔いなく生きようと。彼女が死ぬ運命は、きっと変わらない。それでも、死を迎えるまでに幸せな思い出をマリウスに遺すことはできるはずだ。できるだけたくさん、幸せな思い出を遺してあげよう。そのために彼女は全力を尽くそう。そうすればきっと、彼女がこの世を去るときには、悔いよりも思い出のほうを多く遺してあげられる。
そのために彼女は「前回」とは違う選択をしていく。そしてその選択により、少しずつ何かが変わっていき────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 18:10:00
112731文字
会話率:45%
「──『四年怪奇』って聞いたことあるか?」
蝉の音が響き渡る頃、網戸を抜ける風を浴びながら幼馴染と話した高校での何気ない一幕。
四年怪奇──
それはこの町『彼岸町』に伝わる古来からの都市伝説。四年に一度五人が失踪し、この世界から『い
なかった』事にされてしまう謎の現象。
オカルト好きの幼馴染から放たれたこの一声を皮切りに『雨雲 空狐』の日常に異変が生じる。そして、日に日に度を増していく違和感に耐えきれなくなった空狐は、学校からの帰り道で感情が爆発してしまう。
だが、それと同時に空狐を包み隠すように『奈落への穴』が全身を蝕んだのだった。
そうして、周りが淀んだガラスで覆われた空間で目を覚ました五人。彼らはお互いに面識はなく、混乱状態での逃亡生活が始まる。
──四年怪奇はまだ始まったばかりだった。
〈目的と世界観〉────────────────
『目的』
常世からの脱出、及びに五人が欠けることなく生存すること。
『世界観』
舞台は令和。
人口三万人程度の中規模の町『彼岸町』で起きる『四年怪奇』という事象を主人公『雨雲 空狐』が知ることから物語が始まる。
この作品では流血や残酷表現が度々展開されます。
そして基本的にダークな雰囲気で、主人公を含めた五人は極限状態の中脱出を目指します。
五人はこの狂った世界から脱出することはできるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 23:10:50
3561文字
会話率:30%