天正十年に起こった戦国時代最大の事件『本能寺の変』。
この事件により世を去った織田信長。
彼がいなくなったという事実は、日本全体を揺るがす大事件となった。
それまでと大きく変わったことを表す言葉が「変」。
事件が起きたが大きな事は変わらな
い場合が「乱」。
これは「本能寺の乱」で終わった場合、世の中がどうなっていたのかを予想して書いた歴史IF小説です。
興味を持って読んで頂けたなら幸いです。
『本能寺の変』には様々な説が存在しておりますので、読んで頂いた上で当然納得の出来ない方もいらっしゃるかもしれません。
あくまで物語の都合・展開上のモノとしてご理解の程、よろしくお願いいたします。
なお、この作品に「転生」要素は全くありません。 その方面に期待をされる方には申し訳ありませんが、今後もその要素を出す予定はございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 16:54:07
886679文字
会話率:17%
歴史上抹殺された金色の王家レオノールの滅亡には重大な秘密が隠されていた。所詮"モノ"─大事な"モノ"─モノに魂を吹き込むことのできる生命師と彼らによって魂を与えられたハーティエスト。鍵を握るプレイズを
探すため、生き残った王女は仲間と共に旅に出る。けれど、世界最大のライト帝国を舞台に、生きる"モノ"たちとの運命はすでに廻り始めていた。
※本作品は、別サイト「Fancy Field」にて掲載した作品を小説家になろう用に編集したものとなります。
※この作品は別サイト「Fancy Field」にも掲載しています。
》》http://id44.fm-p.jp/492/fancyfield/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-17 00:27:18
82724文字
会話率:51%
史実を変えるため、悲劇の武将と呼ばれた九戸政実の運命を変えるために周りを巻き込んで今立つ。
転生主人公による東北統一記
~史実の九戸政実~
南部氏の一族九戸氏に生まれ、南部晴政のもとで勢力を拡大した。
しか
し、南部晴政の死後の家督争いで、晴政は信直への不信を抱き、晴政ならび九戸氏の連衡と信直を盟主とする南長義、北信愛の連合の間で対立していく。その後、南部信直が家督を継ぐことになったのをきっかけに、政実は南部家当主を名乗り始める。
豊臣秀吉の奥州仕置後もこれは変わらず、天正19年(1591年)1月、南部氏の正月参賀を拒絶し、同年3月に5,000人の兵力をもって九戸城にて挙兵した。
もともと九戸氏は南部家の中では最有力勢力であり、これを自力では鎮め得ないとした南部信直は豊臣秀吉に援軍を請う。
こうして送られた大群に、政実は対抗し、決して負けず、和睦を受け入れる。しかし、それは豊臣軍の将、蒲生氏鄕の策略だった。そして九戸一族は尽く殺され、九戸一族は滅亡した。
作者の不勉強による誤りについては都度訂正させていただきます。一部独自解釈であったりする点もありますが、そこにつきましてはご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-24 00:00:00
46037文字
会話率:30%
身体はスパルタ人の美少年、心は日本人の青年、身分は軍司令官でアポロの巫女のアーシアがペルシア戦争を戦うことで、歴史を変え始める。「序章」
マケドニアで防衛線を築くなか、歴史上では成功しなかった全ポリスの同盟の成立。そのマケドニアでの防衛戦
の終わりは神々の琴線に触れることになり、ギリシア神の一柱は接触する「マケドニア編」
神の呪いと祝福が奇妙な形でチート能力を失わせた結果、跳ばされた王家の谷でファラオの謎に迫る、「ナイル熱砂編」
ナイルに攻め込んできたペルシア王を撃退すべくチート能力がないままに戦い続け、最後に最愛の女性を失うことで運命を打ち破る「ナイル怒涛編」
失われた女性を復活すべく神の一柱を倒さんとする中、マケドニア以来の宿敵スパルタの追放された王デマラトスがアーシアのチート能力を一部手に入れローマを急激に勃興させる。このローマの勃興を押さえるべく南イタリアで戦乱を繰り広げる「ローマ編」
以上の5編からなるアーシアの戦記、ヘタレで能天気な主人公が筋一本入る物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-06 01:57:03
333326文字
会話率:28%
現代日本のサラリーマンがペルシア戦争直前のギリシャに匂いたつようなスパルタンの美少年の身体で出現。地味なチート能力は持ってますが本人気づいていません。
古代ギリシアは真実の愛とは男性間の物とされる時代、必死に彼の中で現代モラルが抵抗する中、
美少女の奴隷までつけられた彼はヘタレのせいで思い悩む。そして古代ギリシアの真実「存在が消されたトイレ」の復活を目的に、古代ギリシア世界を駆け巡る。
やがて人間扱いされてない奴隷の存在に行き当たり、解放奴隷への道を作ろうと悪戦苦闘する。
しかし彼は心の底でここが過去の古代ギリシアと納得しきれていない部分がある。
それは魔術が本当に使えてしまうこと、そして神々がすぐ身近に感じられるが、それが古き神々でありギリシア神族でないこと。
この世界は一体自分たちの知ってる過去なのか、他の世界なのかを悩むことも、脇道のペルシア戦争への勝利を目指し動く中、身近な問題に悩まされ、忘れていく能天気な主人公アーシアが織りなす現代日本人目線での古代ギリシア世界への探求。
やがて自分の正体を突きつけられるも、この世界で得られた父や師匠母の存在で乗り越え、自分の意志で世界を変えていくことを決めていく。
その決意が招く戦乱を記したアーシアの戦記の前の始まりの物語。
2018年9月追記 終わって2年以上過ぎましたが、まだかなりの頻度で読んでいただけてるようなので句読点や細かい文字使いを修正してます。のんびりやってるので気長にお待ちください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-10 17:00:00
251942文字
会話率:37%
黒き雷雲により閉ざされし空間。
フェールネキア大陸。
戦いが全て。
そこでは、多くの民族国家が幾多の興亡を繰り返していた。
永久に続くかと思える流血の歴史。
戦いしか知らぬ者達も、文化を発展させることが有利と知る。
戦う
ためだけの文化が急速に発展を遂げていく。
戦いにより創られた文明。
その文明によって、戦うことよりも平和を望む者達も現れる。
戦い続けることによって、その繁栄を確立した大帝国アレヴェル。
いつしか、アレヴェル帝国の皇帝も戦いを忘れる。
帝国の平和は、戦うことに精通したシラハト民族の活躍によって保たれた。
平和は続くかに見えたが…。
帝国は内部から崩壊する。
戦い続けることを望んだシラハト民族によって。
平穏な日々に耐えられなかったシラハト民族。
彼らはイリバティア帝国を名乗る。
彼らは戦いの文明から生まれた様々な機械兵器を自在に操った。
イリバティアの精鋭部隊の劇的な活躍。
それにより短期間の内にアレヴェル帝国の中枢は崩壊。
近隣諸国は彼らを「Sch=Wa(シヴァ)」、畏怖すべき兵器と呼んだ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-16 21:45:33
38463文字
会話率:42%
企画名 架空戦記創作大会2017春 「架空のプロパガンダ」投稿作品。
アンダリット王国のパン不足による民衆の不満は遂に王都に達し。
暴徒は宮廷を占領。国王は処刑された。
暴徒達は社会主義、共和主義を叫び王国は長い内戦の戦火に焼かれ。
多くの血によって新しい国家が出来上がった。
貴族主義、王政からの開放と民族の共和を目指す暴徒達は、セルー人民共和国を名乗り。
その新しい国家は政争と力によって新たな価値感を創造し。
世界革命を国家の宿命に選択した。
セルー人民共和国は嘗ての支配者階級を犯罪者としての引渡しを各国に要求。
特に。革命により追われた多くの亡命者を受け入れた隣国イズヤ帝国に犯罪者としての引渡しを求めた。
イズヤ帝国は、歴史上、幾度もアンダリット王朝とは血縁関係にあった。イズヤは新興国家であるセルー人民共和国の要求を拒絶。
回答期限を越えたセルーはイズヤに宣戦布告。
セルー人民共和国との戦端が開き。
列強各国は同盟と密約により戦火の炎が広がるコトになった。
嘗ての騎兵と砲兵が戦列により征した大地を。
機関銃と航空機の登場により、一瞬で広大な塹壕戦へと様変わりした。
しかし未だ科学技術の発達は新しい戦場を欲した。
それは新しい時代の戦争の形なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 08:00:00
17348文字
会話率:50%
1914年、ヨーロッパは複雑な同盟・対立関係による戦争の気配を感じており、バルカン半島ではオーストリア・ハンガリー帝国、オスマン帝国、バルカン同盟、汎スラブ主義、ロシアその他列強国の干渉など、様々な要素が絡み合い、互いににらみ合っていた。
そんな中、セルビアの秘密組織に所属する一人の男が姿を消す。
彼の親友であったミハイル・オシッチは彼の行方を捜すべく、狂奔するバルカン半島を行く。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 16:47:38
41563文字
会話率:36%
初めての投稿になります。温かい目で見守っていただけると幸いです。
これはあくまでフィクションです。リアリティーを持たせるために現実の固有名詞が使われていますが、一切関係ありません。
___________________________
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遥かな遠くにある異世界間国家スター・ストリーム・ユニオン。
その官僚たちは一つの恒星系の外延部で頭を悩ませていた。それは過去にテロシルトによって奪われ、その際に行われた生物兵器汚染で壊滅した汚染惑星についてだった。いまその恒星系が一度エネルギーの塊にもどっていた。
その恒星系とはわれらの住む地球のある太陽系だった。
スター・ストリーム・ユニオンと地球の関係とは何か?失われた歴史に何があったのか?地球の滅亡は回避できるのか?
地上に派遣された管理官の記憶を持つ富田寛和が地球の滅亡を回避すべく、いろいろおおポカをやりながら悪戦苦闘するお話です。こんな主人公ではたして地球は救われるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-03 14:55:02
44643文字
会話率:33%
これはあくまでフィクションであり、現実の個人、組織、団体とは一切関係ありません。
現実の森や辻の姓を持つ方々には小説の上とはいえ森家や辻家を悪者役にしてしまってもうしわけない限りです。そこでというわけではないですが、森家の側からみた第三次世
界大戦にむかう歴史の姿を描いていきたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-27 18:31:12
3980文字
会話率:22%
傭兵団の幹部であるミハイル・ドランコフは自分の兄貴分である団長のロバルト・シャーン殺しの容疑をかけられてしまう。犯人を追いかけていくうちに思いがけなの周囲の陰謀とたくらみ、背後で暗躍する新興国の存在に気付く。
そして新興国のトップにはミハ
イルの恩人で元は勇者と呼ばれた人物が居座っていた。
そしてミハイルは、元恩人の暗殺を頼まれる。
明かされる数百年前の龍族滅亡の原因と隠ぺいした歴史の内容と理由は?
評価やブクマ登録、感想を頂けますとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-22 00:18:07
88609文字
会話率:38%
初めまして、比良沼です。このお話は、好奇心旺盛な白エルフ「ユーリア」が人間社会へ出て魔学者として成長する様を、戦争とともに描く作品……になる予定です。大まかなストーリーは考えているのですが、まだまだ執筆途中の作品ですので、どのように展開する
かは私にも分かりません。私が飽きるまで続くと思いますが、どうぞお付き合い下さいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-07 23:18:39
39276文字
会話率:36%
ある日とつぜんゲームの世界に転移させられた主人公の青年。
そのゲームとは……一民族の指導者となって原始時代からスタートし、文明を発展させて国を大きくし、同時に他の国々とも争いながら覇権を目指す……という、いわゆる『歴史シミュレーション系
RTSゲーム』であった。
青年は訳が解らないながらも指導者として自分の民を率いていく事を決意し、同じようにゲームの世界に転移させられた一癖も二癖もありそうな隣人達と、時には争い、時には手を取り合いながら自分の国を育てていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-04 23:00:00
115739文字
会話率:30%
■「ロボザムライ駆ける」とは、、 日本・東京島「徳川公国」のロボット侍、早乙女主水が 日本制服をたくらむゲルマン帝国ロセンデールの野望を挫く戦いの記録。
ーー
東京湾の中央に島ができている。
第二首都都心として形成された、この心「東京
島」は 現在「徳川公国」の領土となっている。 公国の中心には東京城が建築されている。 西を遠望するに富士がきれいに見える。
「霊戦争」後、急激に復興した自然界は、日本を中世世界をおもわせる景観に変わった。 また、人々の生活も変化、政治体制を変化させた。
「霊戦争」後の世界は「民族主義」に覆われていた。 古代の民族、古来の習俗に戻ろうという意識だった。今の世界が、機械文明と自然が調和した民族主義世界となった。
日本の東京島を巡る運河エリアは、真昼の太陽を照り返している。
運河面に魚が動き、跳ね上がる。東京湾も浄化、魚の遊弋する場所となった。
●という舞台設定で、「徳川公国」直参ロボット侍、早乙女主水(さおとめもんど)が活躍する話です。
●山田企画事務所・飛鳥京香 サイト などより転載。http://plaza.rakuten.co.jp/yamadas0115/
飛鳥京香/SF小説工房(山田企画事務所)■山田の「妄想の地獄めぐり」へようこそ!
関西学院大学文学部ーSF研究会ー大阪文学学校ー大阪シナリオ学校ー同人誌活動
を通じての、30年にわたる、日々の妄想世界のすべてをお見せします。
http://plaza.rakuten.co.jp/yamadas0115/diary/201609230000/
基本データベースはここ。
■飛鳥京香・SF小説工房■株式会社山田企画事務所■
小説ごと章立てことにに入ってます。まだ未発表もありますが、、、
基本的にまだ整理できていません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-07 19:00:00
110517文字
会話率:43%
『三妃、七竜、一三宝。三つの柱を揃えし王は、この世で誠の王となる』
そんな言い伝えのある世界に、200人の高校生がやってきた。
その中の1人である少年は、襲撃されるクラスメイト達を尻目に『異世界で目覚めた特殊な力』を利用して生き残り、5年
の歳月を経て『ユウ竜』として、更に後に『ユウ王』として名を馳せることになる。
自分と、
人と、
物と、
世界と巡り合い、
時と、
場所と、
国と、
世界と渡り合い、
はたして彼は、いかにして竜となり王となり、
はたしてどのような妃と竜と宝をてにし、
はたしてどのような戦記を綴るに至るのか…
これは後に『ユウ王戦記』として歴史に名を残した青年の物語である。
・・・・・
マルチ投稿なしのオリジナル長編小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-01 18:03:50
443947文字
会話率:46%
※再開しましたのでチェックヨロデス(*^^*ゞ自分の恥ずかしいほど下手な文章を自分なりに推敲しました。
もし、この世界に魔法があったら、現代ではなく、太古からあったら、世界はどうなったのだろう。夢に溢れた幸せな世界か、絶望に溢れた不幸な
世界か、それは誰にもわからない。
そんなIFの世界で、
そんな世界の高貴な家に生まれた下賤の少年はある日、魔力がなく、使い道がないことがわかり、棄てられ奴隷にされ実家から殺されかけた時、自らを売人と呼ぶ一人の女に出逢う。助けられた少年は女のもとで旅をし、古き世界を知り、新しい世界を目指す。そんな陳腐でありふれた物語である。そう、神が描いた名作という名の駄作である。
※全く文才がありませんが、キャラのセリフを楽しんでください
*この物語の地理は地球と同じです。物語上、歴史上の人物が出ますがフィクションです。
※活動報告も力を入れようかな(^^♪
※評価、ブグマ、感想を頂くと嬉しいです(´~`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-28 13:00:27
221751文字
会話率:67%
第六天魔王と恐れられた織田信長。本来は本能寺でその生涯を終えるはずであったが、甲賀衆のすんでのところでの注進により明智光秀の翻意に成功する。天下統一を成し遂げる直前に、奇天烈な現象にみまわれ、時空も場所も超えた見知らぬ場所に軍団ともども飛ば
される。 気が付けばそこは後漢の三国志の世界であった。織田軍団と圧倒的な兵力をもつ曹操軍。漢王室復興を目指す劉備軍。江東の覇者孫権軍。三国志はその様相を大きくかえる。織田軍のほこる猛将vs三国志の猛将、竹中半兵衛等織田軍の軍師団と諸葛亮孔明や荀彧・周瑜達との知将対決。領土もないこの世界で果たして織田軍は生き残れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-01 04:30:03
45124文字
会話率:5%
VRMMO"Legends"の有名プレイヤー、ディアスこと牧島陽介は、事故で全身不随となった体に倦み、ゲームに没頭する毎日だった。だが"この世界での死"によって、彼を取り巻く環境は一変する。戦乱と荒廃
の土地ナーゼルで不撓の戦士となった彼は血塗れの歴史をその手で綴る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-24 22:56:34
90201文字
会話率:44%
1920年早春、4月1日からの日本空軍創設に伴い、日本の陸海軍は大人事異動を発令していた。
長かった世界大戦が終わり、当分の間、平穏な日々が続くことを日本を含む世界の人々は願っており、世界大戦の欧州派兵で大きな傷を負った日本国内では、平
和の果実を味わいたいという声が高まってもいた。
大正デモクラシー、軍縮の嵐が吹きすさぶ中、日本海兵隊、サムライも刀を置こうとし、大規模な軍縮を計画していた。
だが、中国やインド等、アジアの民族運動の高まりが、サムライに刀を置くことを許そうとしなかった。
そして、国内も世界大戦後の不況、関東大震災、金融恐慌から世界大恐慌と不安定な時代を迎えようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-24 20:08:18
179518文字
会話率:22%
1918年春、土方歳三提督の初孫になる土方歳一は海兵隊少尉に任官し、南仏に派遣された。
第一次世界大戦に日本が参戦して4年が経ち、日本は欧州に海兵隊、航空隊、艦隊を派遣、のべ10万人以上が欧州の戦野で血を流していた。そして、土方少尉もそ
の一員として戦うことになったのだ。
同じ頃、各国軍上層部も今年中に大戦を終わらせようと決意していた。最早、米国を除きどの国も疲弊しきっていたのだ。それぞれの国の決意が、最後の激戦の幕を開けようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-07 07:33:55
178663文字
会話率:29%
1913年末、土方勇志大佐は海軍兵学校教頭として来賓の林忠崇元帥海軍大将を呉駅の駅頭で出迎えていた。林元帥は海軍兵学校第41期生に対して卒業式の来賓として挨拶を述べることになっていたのだ。海軍兵学校第41期生は、草鹿龍之介や大田実、田中頼
三、木村昌福らがいた。土方大佐にとっては、将来、海軍大将を輩出する自慢の教え子たちになるはずだった。
だが、翌年の6月、サラエボで響いた銃声が全てを打ち壊した。サラエボ事件をきっかけに第一次世界大戦が勃発した。欧州の正月を楽しんで帰国しよう、と欧州に赴いた海兵隊を筆頭とする日本陸海空軍は、主に西部戦線において4年以上の地獄を味わうことになったのだ。そして、海軍兵学校第41期生は、卒業式から5年後に生き延びていた者は幾人ぞという凄惨な死闘の中に飛び込むことになった。陸に海に空に土方大佐の教え子の海軍兵学校第41期生は第一次世界大戦において戦うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 06:20:50
174643文字
会話率:22%
神と見つめあう都市グラード・ヤー
その外観から神面都市と呼ばれる宗教都市国家の治安を守るのは
女法皇と綽名されるチアノ・ヴァレンチノ!
司法神の使徒たる彼女と仲間達の生活を綴っていくシリーズ続編
現人神が知ろしめす国、ザウロニアの大使館
において
神をも怖れぬ神隠し事件が起こった!
勿論、解決に当たるのは女法皇と綽名されるチアノ・ヴァレンチノ!
今回は魔術師である双子の妹が助太刀に参上するから死角は無い!
さあ、司法神よ傍観あれ!此度は姉妹の御力が裁く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 22:25:41
113931文字
会話率:32%
神と見つめあう都市グラード・ヤー
その外観から神面都市と呼ばれる宗教都市国家の治安を守るのは
女法皇と綽名されるチアノ・ヴァレンチノ!
司法神の使徒たる彼女と仲間達の生活を綴っていくシリーズ第1話
宿で起きた変哲もない普通の殺人事件をチ
アノの奇跡が解決する!はずだったが・・・
奇跡や魔術もある世界で、犯人がわからないとは一体何事か!?
だが、世のため人のため解決しない訳には行くまい。
さあ、司法神よ御照覧あれ!此度も彼女の推理が冴える!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-14 12:26:57
56747文字
会話率:30%
現状に適して作られたはずであるが、体制はいつしか時が経つにつれ現実と乖離し社会矛盾を多く孕んだ歪んだ存在となる。
それを解決する手段こそが王朝交代あるいは革命と言うことになるのであろう。ならば革命は歴史の必然であったとさえ言える。
革命。な
んと甘美な響きを持つ言葉であろうか!
古く間違った汚いものが倒れ、新しく正しく美しいものがそれに取って代わる、そんな響きを感じる人も多いのではないだろうか。
王一人が掌握していた権力を分かち、万民に等しく権利が与えられる、そんな新たな時代への扉を開いた出来事として捉えている人も多いのではないだろうか。
だが果たして革命とはただ美しいだけの、賛美すべき穢れの無い完璧無瑕な存在であったのだろうか?
これは革命の世紀と呼ばれた時代、荒れ狂う時流の奔流に翻弄されつつも、己の器量の限りに誇り高く颯爽と駆け抜けた稀代の快男子の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-14 19:48:20
514527文字
会話率:36%
時は飛鳥時代。
中大兄皇子から天智天皇までの激動の生きざまを日本書紀等に基づいて描いたものです。
最終更新:2016-05-10 10:00:00
35729文字
会話率:35%