幼いころからの両親の不仲で結婚生活と聞いていい思いをしない私、ハルカはあろうことか大学の就職活動の末に「滑り止めの中の滑り止め」で応募した結婚式場に就職してしまう。
そこでやり手のブライダルプランナーである先輩(長身でモデルのような体型を
した男性)の下で研修を受けることになったのだが、ある日の休日彼の家にお誘いを受けて行ったところ、何と彼から結婚を前提としたお付き合いがしたいと告白されてしまう。
あの~……先輩確か結婚していたんですよね? 私はその左手薬指の指輪の意味を理解していないわけじゃあないですし、愛妻家だという噂は知ってますよ? え? 結婚しているのは嘘!? 本当は独身だって!? あれ全部演技だったの!? ウソ! 何で!?
混乱する私に対して彼のアプローチは真剣そのもの。でも私は結婚生活なんてどうせ目と目が合えば口論になって怒声を浴びせあうケンカになってしまうんじゃないかと、何より怒鳴られること自体が怖くて怖くてどうしようもなくて踏ん切りがつかない。
周りの人はプロポーズをさっさと受けろと押してくるが1%でも怒鳴られる可能性があるとどうしても踏ん切りがつかない。怒鳴られると頭が真っ白になって何も考えることができなくなってしまうからだ。
でも先輩の話を聞いてると彼にも過去に裏切られたこともあったらしく、いまだにそれから断ち切れて無いみたい。
これは「怒鳴らないことを誓うのなら」「他の男に浮気して裏切らないというのを誓うなら」結婚前提のお付き合いをしよう。 そう決めた案外似た者同士の2人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 19:00:00
7406文字
会話率:50%
「エヴリン・アッシュクロフト公爵令嬢、君との婚約は破棄する! 新たな婚約者はここにいるアリス・アバーナシーだ!」
僕――イーサン王子は、卒業パーティの式場で大声で告げた。
突然のことに動揺する令息令嬢たち。
僕を見上げ、呆然と立ち尽くす
エヴリン。
そして僕に肩を抱かれ、顔を俯けるアリス。
そう、僕は見ていたのだ。
エヴリン公爵令嬢という表の顔に隠された本性を。
「エヴリン! 君がこのアリスを階段から突き落とそうとしたのを僕は見ていたんだ!」
「君はアリスの教科書を秘密裏に捨てた! 僕は見ていたんだ!」
「さらにだ! エヴリン、君が取り巻きの令嬢たちを差し向けて彼女をイジメているところも見たんだ!」
「まだまだあるぞエヴリン! 君が彼女の靴を隠すところも、君が彼女の生まれを馬鹿にするところも! 君が足を引っ掛けて彼女を転ばせたところも見た!」
「彼女に対して公爵令嬢という立場をひけらかして威張り散らしてるところも! 彼女を黒魔術で呪っているところも! 学食に焼きそばパンを買いにパシらせてるところも! 靴に画鋲を入れるところも、僕は全部全部見ていたんだ!」
そう、僕は全部見ていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 12:04:09
4158文字
会話率:26%
結婚式場で偶然出会った、中年女性。女性の忘れ物の瓶に触れた日から、深優に不可思議な出来事が起こり始める。あの女性は何者なのか、あの瓶の中に入っていたものはなんだったのか。
最終更新:2020-12-25 12:46:52
3970文字
会話率:28%
東京の大学に通う、難波雄太(なんばゆうた)。
彼は今日、これから成人式を迎えようとしていた。彼が成人式を迎えるのは、東京……ではなく、
昔通った小学校と中学校がある、大阪市内の成人式場。
ずっと付き合いのあった幼馴染のカナこと金澤
義弘(かなざわよしひろ)から、せっかくだからと、
地元の成人式に誘われたのだった。
リーダー格のカナの自宅で成人式の待ち合わせに集ったのは、これまた付き合いの長い、
津田真由美(つだまゆみ)に水村康介(みずむらこうすけ)。
彼女たちと成人式に向かった雄太は、見覚えのある女の子がいるのに気がつく。
その女の子の名前は、双葉香織(ふたばかおり)。
昔、雄太が片想いをしていた相手であり、同時に、雄太を振ったその人だった。
気まずい気持ちになる雄太と対照的に、あっけらかんと再会を喜ぶ香織。
そんな二人を見て、カナや真由美、康介は二人をくっつける事を思いつく。
しかし、この計画には重大な問題があった。
雄太が本当に好きなのは、真由美だったのだ。
幼馴染な友人たちと、再会した幼馴染が繰り広げる、
友情と愛情と、関西ローカルネタ盛り盛りな、ほのぼの多角関係ラブコメを
お楽しみください。
※この物語はフィクションです。
※実在の地名、団体と同名のものが出てきますが、実在のものとは一切関係ありません。
※ カクヨムと同時掲載です。
※ https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054905165531
短編予定ですが、場合によっては長編になる可能性ありです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 19:39:59
68835文字
会話率:55%
画家を目指している『僕』こと『斎宮 雪春(いつき ゆきはる)』はオタクである。しかしそれを隠してただの地味な男子生徒を演じている――そう、幼馴染以外には。
そして幼馴染『雪染 蒼葉(ゆきぞめ あおば)』もまた、クールで容姿端麗、成績優
秀、運動神経抜群と完璧無比さの裏に隠した不器用さとポンコツさを皆に隠している――そう、僕以外には。
互いの秘密を知っているが故に二人きりのときにだけは気を許す。
幼馴染ゆえに距離感が近く、なかなか両片想いしていることに気がついてくれない彼女になんとか自覚してもらいたい。
一方、彼女のほうも距離が近すぎて、異性として意識されていないだろうと思っていて……?
お菓子のシェアは当たり前。あーんするのも当たり前。一緒の登下校も当たり前でなにも言わなくても意思疎通ができてしまう。
でも、『まだ』付き合っていません!
そんな二人の共通認識はただひとつ。
「報われなくてもいいから、ずっとそばにいたい」
これは、「早く付き合え!」「結婚式場が来い!」「どうしてお前ら付き合ってないの!?」と言われる嘘つき男子とちょっと残念な少女のじれあまな恋物語。
*完結まで書き溜め済み。
*素敵な絵師様による表紙絵つき。
*タイトルの「完璧無比」は造語。
毎日昼に更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 14:37:42
85722文字
会話率:46%
『神産の聖女』として物心ついた頃には聖女教育という名の暴行にも大規模な儀式場を用いて精神を『壊した』上で組み直すことにだって耐えてきたフリーナ=サクリファリナ公爵令嬢の末路は第一王子から婚約破棄を突きつけられ、男爵令嬢に聖女の座を奪われると
いうものだった。か弱い乙女を虐げたとして罵倒と共に追い出されたフリーナのその後は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 12:15:21
7527文字
会話率:42%
俺こと山下トモキは6月の雨の降りしきる朝、憂鬱な1日の始まりを迎えていた。
何しろ想い人であり幼馴染の女の子の結婚式の朝なのだ。
重い足取りで式場に向かうとやはりウェディングドレス姿の想い人が自分以外の相手と並ぶという見たくもない光景を見せ
られトモキは更に憂鬱になる。
そんなトモキの前にどこかで見たような2人の神が現れこう告げる。
「あの頃に戻ってやり直したくありませんか?」と折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 19:33:10
29109文字
会話率:30%
後輩が結婚していく世の中で、彼女歴0の童貞、成山陽一はある日後輩の結婚式に招待される。
だが、その結婚式の空気に馴染めず、体調が悪いと言って式場のある場所に駆け込む。そんな陽一は学生時代に戻りたい、モテる職に就きたいなど欲望のままそんなこと
を口にする。そんな時に謎の声が聞こえた。
学生がどうとかジョブがどうとか。
今日の俺は一体どうしてしまったんだ?疲れてるのか?
なんだか体も気怠い気が・・・・
そんなわけで帰ると言ったメールを後輩に送り付けさっそく帰宅することに。
満開の桜。来年こそは彼女を作って一緒に桜を見よう。
そう決心した矢先、悲劇が・・・・・
こうして成山陽一は転生を果たした・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 18:00:00
8846文字
会話率:16%
竹内徹が31歳のある雨の日。高校時代の同級生、片瀬清美の告別式がしめやかに営まれた。彼女は異国の空で、飛行機事故で命を失ったという。式場で徹は、同級生の浅野卓也と高橋瑞穂に出会う。打ちひしがれる姿を見て、徹は卓也が清美に思いを寄せていたこと
に初めて気づく。
告別式の次の日の朝、徹は鏡を見て驚く。高校時代に飛ばされてしまったのだ。懐かしい母校に登校した徹は、まさに清美を目で追いかけている卓也を目撃する。
一方、19歳になった浅野卓也は、大学受験で希望の大学に合格できずに仮面浪人をしていた。希望の大学に合格するために、親に隠れて受験勉強を続ける毎日。偶然書店で会うことができた清美にセンター試験の問題をプリントアウトしてもらい、受験勉強にますます打ち込んでいく。そんな卓也もある朝、高校時代に飛ばされてしまったことに気づく。
お互いの境遇に気づいた二人は、大学受験という目の前の試練を乗り越えるために共闘する。受験勉強から離れていた徹は、現役の受験生であり、入試問題そのものを覚えていた卓也が頼りだった。
そんな中、徹の後押しを受けて、卓也は清美に自分の思いを告げる。清美が事故で亡くなってしまうことを徹から聞いた卓也は、清美を事故から守ることを自分の使命だと思い定める。
徹の高校時代の彼女であった菊池祥子は、徹と同じ大学に通うことを目標としていた。祥子とその友人である瑞穂、そして徹、卓也の四人はいつしかグループとなり、四人で受験勉強に励む。
受験勉強を続けてきた卓也のお陰もあって、四人は希望の大学に合格し、徹、祥子、瑞穂の三人は同じ大学に通うことになった。しかし、そこには徹の妻となる中野美由紀も在籍していた。
美由紀が祥子、瑞穂と仲良くなっていくのを複雑な思いで見守る徹。そんなある日、女子三人は、スキー旅行に出かけていく。そこで起こる大惨事のニュースを思い出した徹は、慌てて現地に向かい、偶然現地の近くにいた卓也と清美にも応援を求めるが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 18:00:00
108346文字
会話率:58%
中世
ヨーロッパ
王城の結婚式場に乱入したカルタス一味に新婦ローラを連れさらわれたダルタニアン二世は、新婦を救う旅に出た。
森の中で精霊の騎士バイエルやイエスキリストによる力添えで艱難辛苦を乗り越え、ダルタニアン二世はローラを救い、永遠の愛
を誓う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 12:57:39
5544文字
会話率:0%
憧れの学校へ入学した野辺ラボ。
自分の顔に自信のないラボは、あご下まで伸びた前髪で顔を隠し、ひとりぼっちで式場の椅子に座っていた。
そんなラボに明るく声をかけてくれるひとたちがいた。やさしくしてくれるひとがいた。うつむきがちなラボを笑わない
でいてくれるひとがいた。
入学して間もなく、たくさんの出会いに感謝するラボ。学生生活を楽しもうと決意するラボだが、彼女には秘密があった。
決して素顔を見られてはいけない。
それは、自信のなさゆえだけではなく……。
本作はエブリスタにも投稿されています。
本作の無断転載、無断複製および無断翻訳を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 07:37:07
20252文字
会話率:39%
女性同士の結婚式に、私の母は反対して出席してくれなかった。
駆け付けた母は、私の結婚式場で運命の再開を果たす。
最終更新:2019-10-20 06:40:56
987文字
会話率:50%
婚約者・流星と式場を探しに行った日の帰り、
里奈子は高齢者ドライバーの暴走事故に巻き込まれた。
多くの死者が出る中、里奈子は一命をとりとめたが婚約者の流星も犠牲になった。
流星を失った里奈子は7年経っても前に進めずにいたが、ある男の一
言で運命は変わる。
里奈子の過去を知ったその男が放った言葉は
─────『よくある話やな』
だった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 21:00:00
8707文字
会話率:40%
魔法の学び舎、召喚士たちの儀式場にて。
没落貴族の少年が家の命運を託し一世一代の大勝負で召喚したのは、なんと最弱の使い魔スケルトンだった――――。
例え最弱であろうと二度目はなく、後がなくとも家の再興は成さねばならない。
最弱の使い魔と魔
物の知識だけを武器に、追い詰められた少年は崖っぷちで足掻き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-25 20:18:34
179272文字
会話率:39%
目を覚ますと葬式場に居た
そして次々と場面は変わっていく
最後に少女は何を思うのか
最終更新:2019-01-25 12:52:00
1114文字
会話率:75%
クリスマスイヴの夜、雪が都会を覆っていた。友だちの家から帰宅の途中、ひと駅前に降りて雪道を歩いていた若い男が少女と出会う。彼女は突然「連れてって」と抱きついてきた。彼は驚いて彼女を突き飛ばすが、家出娘であることを察し憐れみを感じて転倒した
彼女を介抱する。ところが逆に痴漢扱いされ通りがかったチンピラのリンチに合う。チンピラは送り狼の素顔をみせ彼女に乱暴を働くが、彼は間一髪のところで少女を助ける。彼女は気を失っていた。そこでやむなく自分のアパートへ連れて行くことになる。そこで彼女の過去を連想し、彼自身の悩みや妄想を語るように話は進んでいく。
ところが、その夜、眠りの中で二人の肉体から霊魂が離脱する。そこで初めて二人には前世の記憶が蘇る。彼らは戦場の中で死に別れた恋人どうしだった。それが偶然の出会いから、幽霊としてこの世で再会したのである。再会の喜びも束の間、そこに天使が現れる。二人はこの世で結ばれる運命にはなかった。天使はそこで別れを告知するが、彼らに深く同情し、30時間ばかりのわずかなデートが認められる。その時間を経過すれば、霊魂が肉体に戻り前世の記憶は消えてしまうのである。
天使から空中浮遊の羽衣を与えられた彼らは、わずかな時を惜しむように天地を駆け、恋の宇宙に遊ぶ。どうしても恋の想いを成就させたい二人は、結婚式場を訪れ若いカップルに憑りついて永遠の愛を誓う。その後も若いカップルのハネムーンに便乗し南の島を訪れるが、やがて別れの時が近づいてくる。彼らはふたたび若いカップルの肉体を借り嵐の浜辺で一つに結ばれるが、約束の時が訪れてしまう。彼らは来世での再会を約束して別れていく。その後、彼は目覚めるが、すでに彼女は部屋にはいなかった。彼は前世の記憶もデートの記憶も失っていたが、妙にせつなさを感じて彼女の幸せを心から祈るのである。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 22:00:00
40240文字
会話率:24%
高校時代の友人から結婚式の招待をもらった私はその祝いをしようと式場へ赴く。私の中に渦巻く感情に気が付かずに──
感情を描くのに挑戦してみました。
最終更新:2018-10-15 12:25:01
3223文字
会話率:0%
今日は、妹が新たな旅立ちをする日だ。
大事な日の朝、家から出た哲郎は母と一緒に車に乗った。
最終更新:2018-07-31 23:56:13
3759文字
会話率:37%
好きな事が上手くいかない葛藤。
将来への漠然とした不安。
当たり前だった存在との死別。
伝わらない思いと伝えられない苦しみ。
現代に生きる若者たちの、答えの無い路を。
邦楽から着想を得て創作された、若者たちの物語。
※他投稿サイトへ多重
投稿を行なっております。
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小説家として暮らす羽柴の下に一通の結婚式の招待状が届く。淡い片思いを抱いた、大学の先輩からだった。
招待状をコンロで燃やしながら、締切開けの疲労した頭で彼は考える。いまだに親にカミングアウトもできず、孫や結婚を迫る言葉をのらくらとかわし生きてきた。自分の性的指向に違和感はもっていない。だが、女として生まれていたらもう少し生きやすかっただろうかと自嘲する。
鬱屈する気持ちを抱えて携帯を持つ。セフレとして関係を持つ|紀希《かずき》に連絡を取り、他人を使って自嘲を隠す自分は呪い死ねと内心呟いた。
紀希はそんな羽柴の行為を悟り、そして嗜める。結婚式に出て落ち込んだ羽柴を慰める美味しい役ができると他人事のように言われ、一瞬羽柴は苛立つ。だが、紀希に対してセフレ留まりの関係を強要しているのは自分だと思い出す。恋人ではない立場を守る紀希に取ってそれは、他人事以外何物でもないのだった。
携帯に先輩から連絡が来る。淡い期待と欲望を胸に電話を取り、参加して欲しいという先輩からの蜜のような言葉。羽柴は結果として結婚式に参列すると伝えてしまう。結婚式場で声をかけられるまで、わざわざ電話で参加を促されるのだから期待せずにはいられなかった。だが白いタキシード姿に身を包む先輩の姿と「幸せか?」という羽柴の問いに肯定の返事を返されると、絶望に包まれ、羽柴は気づけば紀希の部屋に。
大人げなく泣く羽柴を、紀希は何も聞かずに抱きしめる。失恋に傷つく羽柴に向かって、紀希は届かぬ愛を歌った。
※他投稿サイトへ多重投稿を行なっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 00:54:31
9255文字
会話率:50%
深く、そして暗い森の中の葬式場での彼女との出会い。この出会いが主人公の人生を大きく動かすことになる。
最終更新:2018-07-13 20:41:30
1503文字
会話率:25%