「二人とも! 全部手に入れるために……一緒に行こう、王都へ!!」
これは少女が、きらめく魔法と想いの強さで、巨大な王国を作り替える物語────
辺境の村『ホメルン』で暮らす少女、フレイング・ダイナは、平和で起伏の無い生活に焦りを覚え
ていた。凄まじく高い平均年齢に、変わり映えのしない景色。
このままでは、何も成すこと無く一生を終えてしまう……
そんな時、王都からある知らせが届く。
《これより、国内で『鉄の饗炎』を執り行う。この催しでは、極めて武術に秀でた者達が競い合うこととなり、その頂点に立った者には、王より『比類なき力』が与えられる》
「フレー、正気か? そんな危険な事をして何になる?」
「何って、だから『比類なき力』を貰えるの。どんなものか気になりすぎるでしょ」
「いや、曖昧すぎてむしろ不気味だろ」
「それに何より、王に会えるんだよ! こんな機会、きっと二度と無い!」
たった1度のチャンスを掴むべく、フレイングことフレーは、冷静で利発なザン、臆病だが慈悲深いエーネと共に、先の見えない冒険へと踏み出す!
廃れた王国の荒波に飲まれながら、数多の敵を退けた果てに、彼女が目指すものとは……!?
想いの力が全てを変える。のちに伝説となる冒険譚が、今始まる────!
※本作品は、「カクヨム」でも同時連載中です。ぜひご覧ください。
※本作品は再々投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:17:23
201770文字
会話率:53%
冴えない男子高校生とその美少女幼馴染とのラブコメです
キーワード:
最終更新:2025-07-24 08:00:00
1929文字
会話率:56%
「えっ?もしかして私があの乙女ゲームの主人公に?!」
気が付いたら、みなみは前世でPLAYしていた乙女ゲーム「聖女の学園」の主人公になっていたのだ。
ただし…。
「あれ?全然、攻略対象ところかフラグが立たない?...それどころか私に興味
がまるでない?!…えっ待って、むしろ悪徳令嬢のはずのあの子の周りに攻略対象全員いますよね?!」
せっかく乙女ゲームの主人公に転生したのにこんなのってあり?!
主人公に転生したにも関わらず、悪徳嬢の好感度があまりにも高すぎるため、まったく相手にされないみなみ。
「こうなったら、普通に学園生活楽しんでやる!」
こうして、攻略対象に関わることなく幼馴染と共に、日々平凡で楽しい学園生活を送るみなみであった。
もはや、乙女ゲームの主人公になったなんて全て私の妄想だったのかな?
そう思い始めたころ、突然あの(私に代わって)逆ハーレム中の悪徳令嬢が話しかけてきて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 04:36:13
95942文字
会話率:34%
塾講師、小南伽奈。現在ダメ彼氏と微妙な感じ。
そこに出てきた変なイケメンと幼馴染と職場の同僚。
「きみを守るって言葉とかお姫様扱いに憧れてたのは子供の頃の話で、今の私は別に守られたいわけじゃないんだって!」
そもそも、守らなければいけない状
況に巻き込んでくるのはあなたたちですよね?平穏無事に(そして出来れば彼氏とラブラブに)生きたいのに、なんで寄ってくるのは怪奇現象ばっかりなの?
このままじゃ、怖い体験のドキドキを恋愛だと勘違いしてしまいそう……?!
戦闘シーンで多少残酷な描写がある可能性がございます。
苦手な方はお気をつけください。
エブリスタに元話を掲載、
改稿版の同じ話はカクヨム、ノベルアップ+に掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:47:30
168104文字
会話率:47%
素行不良の男子高校生、阿岸佳果は
幼馴染の少女、押垂夕鈴が
生前プレイしていたVRMMOにて、
夕鈴と同じ姿をしたAIから
彼女の死の真相について聞かされる。
"押垂夕鈴は―――わたしが殺しました"
荒唐無稽な言葉に
動揺する佳果だったが、
AIは夕鈴を助ける方法もあると告白する。
そのために必要な条件とは、
このゲームをクリアすることであった。
ステータスやスキルといった能力が
魂で決まるという不思議なVRMMO、
『アスターソウル』の世界。
佳果は固有スキルを駆使しながら、
夕鈴を救うための旅を開始する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:13:14
663318文字
会話率:62%
メロディスは、豪華な寝室でため息をついていた。
いけ好かない夫、ビシアンが浮気を繰り返すのだ。
確かに二人は政略結婚だが、こんなのやりきれない。
幼馴染のレオナルへ連絡を取り、ビシアンと別れるための工作をする。
続々と嵌めていくために、色々
と動く。
やがて、夫は評判を落として離婚がしやすくなった。
別れると、両思いになったレオナルと共に手を取り合い、新天地へ。
もう、元夫なんて思い出せないほど幸せ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 06:30:00
4992文字
会話率:28%
アリアは王太子に婚約を破棄される。
明確な契約違反をしているくせに、なぜそんなに偉そうにできるのかわからない。
しかし、相手は格上の権力者。
泣く泣く、泣き寝入りするしかなかった。
けれど、幼馴染のレオナルドが慰めて支えてくれたから頑張れた
。
彼女は誰にも言わなかった秘密を彼へ教えると、転機が訪れてやがてスキルを開花させていく。
二人で様々な難題を乗り越えて幸せに続く道へ行きましょう。
ちょっとだけざまぁ要素あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 06:00:00
12017文字
会話率:28%
20XX年。私達がいる時代よりも後のお話。20XX年では少子高齢化が急速に進んでおり年間出生者率が3.4%とすごく少なく、日本の経済にも日本に関わる国にも影響している。このことに危機感をもった国は制度を変え、18歳で家などを買えるようにし、
お酒も飲めるようにした。結婚年齢も16歳まで下がり、妊娠中の入院費を国が負担。子供一人につき毎月5万支給というすごい特攻策にでた。それにかかわらず、年々減少していっている。そんな時代の若者たちの暮らし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 00:00:00
3766文字
会話率:65%
いじめのせいでうつ病になってしまった主人公こと住田竜司は、高校を転校することになった。そこは去年までは女子高で、今年共学になったばかりだが、周りの注意不足により男子の在校生が居らず初の男子生徒となった。そしてその高校では予期もしない幼馴染と
の再会があり...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:58:58
4280文字
会話率:65%
地味な高校生ハルトは完璧な美少女リサに、男勝りな幼馴染アカリは学園の王子様カイに憧れていた。互いを「住む世界が違う完璧な人間」と信じ込みつつ、オンラインゲームでは気兼ねなく交流する二人。
ある日、ゲームのイベントで謎の現象が起こり、ハルト
はカイの身体に、アカリはリサの身体に入れ替わってしまう。 カイはハルトに、リサはアカリの身体に。見た目は憧れの人、中身は幼馴染という奇妙な学校生活が始まる。
ハルトは完璧なカイを演じるが、自身のダサい癖が漏れ、周囲に親近感を与える。リサ(中身アカリ)と気軽に話すうち、緊張せずに美女と話せるようになり、カイの意外な一面を知ることで、彼への認識も変わっていく。
一方、アカリも美人なリサを演じるが、男勝りな性格が隠せず、周囲を驚かせる。カイ(中身ハルト)との会話に安心感を覚え、リサが悩んでいたストーカー問題に毅然と立ち向かう中で、リサの強さを理解する。
この入れ替わりを通して、ハルトはリサ(中身アカリ)の「中身」に、アカリはカイ(中身ハルト)の「人間味」に惹かれ始める。二人は見た目だけでは人は判断できないこと、完璧に見える人にも悩みや欠点があることを痛感し、自身の個性を受け入れていく。
再びゲームのイベントが開催され、元に戻るチャンスだと考えたハルトたちはログイン。光に包まれた後、ハルトとアカリは元の身体に戻っていた。 カイとリサも元通り。
ハルトは、アカリへの気持ちが以前と全く違うことに気づく。リサへの憧れは消え、「美人なのに男勝りで、一緒にいて心の底から笑える」アカリこそが大切だと実感する。 アカリもまた、カイへの憧れは薄れ、「かっこいいのにダサいけれど、不器用で優しい」ハルトが一番安心できる相手だと確信する。
こうして、ハルトとアカリは元の見た目に戻っても、入れ替わりを通して互いの「中身」の魅力に気づき、改めて恋に落ちる。カイとリサも、この経験で互いの意外な側面に触れ、より良い関係を築き始める。
この奇妙な入れ替わりは、少年少女たちに、見た目だけではない本当の自分と相手の魅力に気づかせてくれる、まさに運命の「逆さまの初恋」となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:22:27
2839文字
会話率:0%
朝起きてスマホを手に取ると、「サービス終了のお知らせ」ということばが表示されて、すぐ消えた。
何のサービスが終わるんだろう。確認できなかった……。
高校二年生の白根井鍵は、五月の朝、謎の現象に遭遇する。
スマホやパソコンの初期画面
に「サービス終了のお知らせ」と表示されるが、何が終了するのか判然としない。
世界各国の現地語でその日から一斉に起こっている現象だった。大国にもIT大企業にも原因はわからなかった。
鍵は父が再婚したばかりで、義母と美しい義妹を家に迎えたばかりだった。
義妹の美舟は高校の同級生で、学年のアイドル的存在だ。
謎現象も気になるが、新しい家族とうまくつきあっていく方がより切実な問題。
鍵には同じ高校に通っている幼馴染の女の子もいた。
空原理素という名の幼馴染とは、かつてともに誘拐監禁事件に巻き込まれ、死線から生還した間柄。
鍵と理素を救ったのは、警察官である彼女の父親だった。
理素はそのときのトラウマのせいで、目に光がない。
鍵の生母は、VRゲーム機器の研究者だった。
彼女は「宇宙は自然物ではなく、人工物である可能性が99.999パーセントなの。たぶんこの宇宙はシミュレーションゲームよ」ということばを残して、病気で亡くなった。
「サービス終了のお知らせ」が表示された翌朝、今度は「長らくのご愛顧どうもありがとうございました。宇宙2.0はまもなく終わります」という文章が全世界のスマホとパソコンに表示された。
どうやら鍵たちの宇宙は、「宇宙2.0」というシミュレーションゲームで、まもなくサービス終了となり、人類もろとも消えてしまうようなのだ。
鍵と理素は宇宙の終了を回避するため、「鍵」となるものを探す。
SF長編小説、全42回。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:20:00
101079文字
会話率:36%
「巨乳、好きでしょ?」と綿丘きらりさんは言った。
僕は校舎の壁に追い込まれていて、彼女の綺麗な顔が目の前にあり、柔らかい双丘が僕の胸に押しつけられている。
「わたしはあなたみたいな童顔の男の子が好きなの」
綿丘さんの胸は柔らかくて弾力
があって、すいかみたいに大きい……。
童顔の男子高校生が、巨乳のクラスメイトと貧乳の幼馴染と美乳の地雷系女子に迫られる四角関係ラブコメです。
主人公は低身長がコンプレックスのオタク男子ですが、顔はカワイイ。
童顔大好きな巨乳女子が高校入学式の日にいきなり告白します。
友達だと思っていた貧乳幼馴染が愛を明かします。
美乳地雷系女子も追撃。
R15表現あり。全41話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 18:10:00
100588文字
会話率:39%
幼馴染はいつも注意する「電信柱の間は通っちゃいけない」って
夏の終わり
幼馴染といつまでこうしてられるのか
そう考えていた主人公はちょっと恐いめに合う
最終更新:2025-07-22 12:00:00
1738文字
会話率:27%
今まで、嘘をついたことがなかった高校生。
黒和優咲(くろわゆうさく)は、幼馴染で、とても嫌いな女子に告白をされてしまう。
最初は断ろうと思ったが、優咲に悪い考えが現れる。
天使と悪魔に挟まれた優咲は、その日初めて嘘を付くこととなった。
そし
て幼馴染と付き合うことになった優咲は、彼女を陥れるため行動を開始することに…
しかし、付き合って日が立つにつれて、優咲は彼女の事を本気で好きになってしまった優咲は、嘘をついてしまった自身に罪悪感を持ち始める。
そして、悩んだ末に優咲がとった行動とは…
『嘘を真実に変える』ことだった。
優咲は彼女にバレずに、嘘を真実に変えることはできるのか?
また、嘘の先にあるものとは一体何なのか…?
嘘を真実へ変える恋愛物語が繰り広げられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:00:00
34032文字
会話率:30%
乙女ゲームの悪役令嬢アデリナ・アインバッハに転生してしまった主人公。
十八歳の卒業パーティーの日、婚約者のマルティン王子に婚約破棄されてしまう。
「僕は真実の愛を見つけてしまったんだ」
「謹んでお受けいたします」
アデリナは内心喜ぶ。
なぜならアデリナは幼馴染で自称百歳の魔女・ルチアのことが好きだから。
幼少期からルチアにポーション作りを教えてもらったアデリナは、ポーション作りのスキルをマスターする。
婚約破棄後はルチアと一緒に旅に出て幸せに暮らす。
しかも落ち着いた先の帝国で、女帝にポーション作りの腕を買われて宮廷薬剤師に取り立てられる。
一方、アデリナを追い出した王国は衰退が激しくなっていくのだった――。
※この作品はPixivに投稿済みの小説の再掲載です※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 00:50:00
15932文字
会話率:36%
多種族が共存しあう世界の中央大陸。人間の王が支配する国、カーライル王国。
その辺境の村に住む、記憶を失くした少女『アメリア』は剣の師である養父の下で剣の腕を磨きながら、まだ見ぬ世界への憧れを抱いていた。
ある日、この世界では稀有な金色の瞳を
持つアメリアは口の悪い格闘家の幼馴染と半獣人の可愛らしいが食物兵器を生産する義妹等など、個性豊かな面々と共に旅に出る事になる。
しかし、それは全ての始まりだった。目覚めの時、女神の啓示によってアメリアの運命の歯車が大きく動き出す。
人の心から消え失せつつある精霊と崩壊の道を辿る世界を救う為、アメリアと愉快な仲間達が世界を奔走するドタバタ冒険記!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:23:00
1733589文字
会話率:38%
都内の大学に進学した梅田春は、友達も数人出来順調な大学生活をスタートすることになる。初めてのバイトも始め楽しく働いていた。梅田春には幼馴染の桜井椿と花井陽斗と三人で昔から近所で良く遊んでいた。そんな幼馴染との関係も変わりつつあった一年後の大
学二年の頃に有名モデルのミンと出会う。その出会いからどんどんと春はミンこと藤花結の魅力に引きずりこまれていき、落ち続ける……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:29:50
9997文字
会話率:52%
令嬢?いいえ四男坊です!世話焼き幼馴染と事件を追えば陰謀が立ちはだかる!
シャルロッテ・フォン・グランヴィル公爵令嬢。
けれどギルドでは「四男坊」として名を馳せる、無敵の剣士!
趣味は魔物狩り、将来の夢は冒険者――そんな彼女の前に、建国祭
を前に起きた連続宝石盗難事件が立ちはだかる。
その裏に潜むのは、王都を揺るがす巨大な陰謀!?
「もう守られるだけは嫌だ」――過去の誓いを胸に、剣を取るシャルロッテ。
世話焼きな頭脳派幼馴染・アレクセイと共に、運命の歯車を動かせ!
【主な登場人物】
◆シャルロッテ・フォン・グランヴィル
公爵令嬢。ただし、ギルドでは「四男坊」で通っている最強の剣士。冒険と魔物狩りが好き。
◆アレクセイ・フォン・シュトラウス
侯爵令息。未来の宰相候補と噂される天才だが、幼馴染のシャルロッテの後始末にいつも頭を悩ませている。
完結まで40話ほど、毎日18時に更新していきます、よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:14:48
101905文字
会話率:34%
一応フィクションです☆
最終更新:2025-07-21 15:48:07
2612文字
会話率:18%
僕、野田真晴は、小学生時代から鉄道と写真にハマる、通称撮り鉄というオタクだ。
腕前は鉄道のフォトコンテストでも入賞し、雑誌に掲載されるほど。
高校でも、満を持して、写真部に入部するも・・・・。
理不尽な入部テストを課されてしまい、さらには
、仲の良い年上の幼馴染も奪われてしまい、写真部を追い出されてしまう。
そんな中で、ハマっていたネトゲのパーティーのメンバーが、僕の傷心を察してくれて、オフ会の旅行をしてくれることに。
オフ会の初日、待ち合わせ場所に現れたのは、大人気高校生グラビアアイドルだった。
大人気グラドルと、眼鏡を外すとものすごく美少女な陰キャ女子と、そして、年上の幼馴染と、撮影旅行へ出発進行!!
※このお話は、カクヨムでも掲載しています。
※そして、特に完結は目指さずに、色々な場所、色々な風景をその都度、小説に取り入れて紹介出来ればと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 04:21:03
102399文字
会話率:31%
憧れの高校生活とは対照的なスタートで幕を開けた僕。中島亮輔。しかし僕の前に現れたのは、同じ小学校だった二人の幼馴染ユリとマリ。そう、高校で再会したのだ。幼馴染、ユリとマリと共に過ごす高校生活、恋愛、部活、勉強と三人が成長していく学園物語。
最終更新:2020-06-21 23:01:56
35007文字
会話率:33%
漫画家研究部部長の高校3年生、菅原京介は、幼馴染でもある生徒会長の朱里と婚約することになった。両親も揃って幼馴染という家庭環境にある二人の婚約。婚約したら朱里の態度が変わっていき、京介の心中は穏やかでなくなっていく。婚約をきっかけに変わり始
めるラブコメディー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:16:10
163186文字
会話率:27%
僕が先に好きだったのに……っ!
矢沢比呂には幼い頃からずっと想いを寄せていた可愛い幼馴染がいた。しかし、ある日彼女が告白されている現場を目撃してしまい、間接的に失恋してしまう。しかも幼馴染に秘密は不要とばかりに、わざわざ恋人ができた宣言ま
でされてしまうのであった。
表には出さないものの、比呂はずっと好きだった幼馴染を取られてしまったショックで、美少女への反応が鈍くなってしまった。
そんな比呂の様子に気づいたのは、学校一可愛い女子と名高い松雪綾乃だった。心配から始まった関係は、少しずつ深くなっていく。
さらに幼馴染と顔を合わせたくなかった比呂が行動を変えた結果、後輩の銀髪長身美少女である城戸紬とも仲良くなっていくのだった。
「松雪さんって、男を騙す悪女なんだってさ」
「城戸って自分の父親を半殺しにした、やべえ女なんだよ」
そんな中、二人の悪い噂を耳にする比呂。
敗北から始まる青春ラブコメが、陰キャ男子に襲い来るのであった。
※この作品はカクヨムなどでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:08:11
231965文字
会話率:40%
俺の幼馴染、木之下瞳子は学校で完璧と言われている女の子だ。
銀髪碧眼ハーフの美少女で、みんなの目を惹く整った容姿。さらには成績優秀でスポーツ万能という、欠点らしい欠点のない女子である。
「あたしって……近寄りがたい雰囲気があるのかしら
?」
瞳子のことを、みんなが「完璧」だと言う。けれど俺は知っていた。彼女が繊細な女の子だということを、俺だけは知っていたのだ。
ならば瞳子が悩んだり、傷ついたり、プレッシャーに圧し潰されそうになった時、傍にいてやるのが幼馴染としての俺の役目ってもんだろう。
俺が幼馴染権限をフルに使って、瞳子を慰めたり甘やかしたりする。そんな思春期を迎えた中学生男女の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 21:19:35
7782文字
会話率:44%