「二人とも! 全部手に入れるために……一緒に行こう、王都へ!!」
これは少女が、きらめく魔法と想いの強さで、巨大な王国を作り替える物語────
辺境の村『ホメルン』で暮らす少女、フレイング・ダイナは、平和で起伏の無い生活に焦りを覚え
ていた。凄まじく高い平均年齢に、変わり映えのしない景色。
このままでは、何も成すこと無く一生を終えてしまう……
そんな時、王都からある知らせが届く。
《これより、国内で『鉄の饗炎』を執り行う。この催しでは、極めて武術に秀でた者達が競い合うこととなり、その頂点に立った者には、王より『比類なき力』が与えられる》
「フレー、正気か? そんな危険な事をして何になる?」
「何って、だから『比類なき力』を貰えるの。どんなものか気になりすぎるでしょ」
「いや、曖昧すぎてむしろ不気味だろ」
「それに何より、王に会えるんだよ! こんな機会、きっと二度と無い!」
たった1度のチャンスを掴むべく、フレイングことフレーは、冷静で利発なザン、臆病だが慈悲深いエーネと共に、先の見えない冒険へと踏み出す!
廃れた王国の荒波に飲まれながら、数多の敵を退けた果てに、彼女が目指すものとは……!?
想いの力が全てを変える。のちに伝説となる冒険譚が、今始まる────!
※本作品は、「カクヨム」でも同時連載中です。ぜひご覧ください。
※本作品は再々投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 16:05:58
68920文字
会話率:53%
大国スターステイツに、留学中のサンシロウは参加したパーティで、出された母国テラスの料理刺身を楽しんでいた。
刺身のツマはさらに残されるばかりでほとんど食べてくれず残念がっていた。
賑やかパーティが続くと思った矢先、参加者の一人の令
息が突然一人の令嬢に怒鳴り出して、挙句持っていた皿に乗ったツマをだしに令嬢罵り始めた。
サンシロウは刺身のツマと令嬢が罵られ続けることに腹を立てた。
だからゆえに止めに入ったら、まさかの相手はつきものがついていて錯乱状態だった。
そのことに気づいて令息を倒したら、令嬢が妻になった。
モデルの言語は日本語と英語で、それぞれの意味の取り違いでコメディをする。
言っている本人たちは真剣。
男主人公は、食べ物と人を守りたいがために必死でカタコトながらも話しています。
ストーリー上、人、食べ物を貶す表現があります。
人の嗜好はそれぞれ違いますし、年月で変わります。
作者も小さい頃はピリリとした味の刺身のツマが苦手でしたが、今は美味しく感じています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 07:19:42
4394文字
会話率:18%