反逆者の手により、王が崩御した。暴君と名高い王の首を取ったのは、実の息子である王太子だった。その王太子と共に反乱軍の一員として活躍した大魔法使いのロディ・ローランドは、国内各地で内乱のきっかけとなっている宗教団体を壊滅させ、その褒美として領
地を与えられた。これは、とある宗教団体で行われた『聖女召喚の儀』で異世界へと呼ばれた女と英雄公爵の、互いに言葉が分からない関係から始まる物語である。※以前短編で書いた『英雄公爵家の、とある一時の話』の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 19:24:56
34967文字
会話率:27%
反逆者の手により、王が崩御した。暴君と名高い王の首を取ったのは、実の息子である王太子だった。その王太子と共に反乱軍の一員として活躍した大魔法使いのロディは、国内各地で内乱のきっかけとなっている宗教団体を壊滅させ、その褒美として領地を与えられ
た。これは、とある宗教団体で行われた『聖女召喚の儀』で異世界へと呼ばれた女と、ロディ達が過ごすほんの一時の短いお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 21:49:18
3698文字
会話率:30%
正式な後継者を残さなかった武神王の崩御で荒れるグランベリアの王宮の牢獄に亡き王の知られざる娘が囚われる。
先王の友人である魔導師の子、グラディアスとシャイネリアの双子の兄弟は未来の王女となるシーラを救い出す。
「誰にでも優しい世界が在れ
ばいいのに」
そんなシーラの呟きが多くの騎士や貴族を揺り動かし、戸惑いながらも三人は世界を変えていく。
この作品はlivedoor Blog内で「みゃあと鳴くねこ」内にて掲載している物語のリビルド、そしてリスタート作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 11:09:14
227148文字
会話率:58%
かつてこの国では、多くの召喚魔術師が居た。
召喚魔術師は異世界から力を借りる魔法使いであり、勇者や精霊、ドラゴンから獣まで多くの種族を召喚した。
異世界からの力を借り、国を発展させる礎を築いた。
主人公も召喚士の両親を持つ、召喚士の血族だ
った。
屈指の才能を持ち、将来は王族に仕える存在として大切に育てられていた。幼少期から厳しい教育を受けていたが、できることが増えていくのは嬉しく、何かにつけて褒めてくれる両親を彼は愛していた。自分も召喚士の力で、この国をより発展させるのだと信じて疑わななかった。
しかし、ある日を境に全てが変わった。
ある召喚士が、魔王を呼び出したのだという。魔王によるたった一度の攻撃で、首都の3割が消し飛んだ。偶然にも首都内を移動中だった現国王も巻き込まれ崩御。
この事態を受け、王族は全ての召喚士を指名手配。捕まえ次第極刑に処し、召喚士を根絶やしにするように通達を出した。
そこから、彼の逃亡生活が始まった。
逃亡生活の末、限界を迎えた彼は自殺することに決めた。
自分から全てを奪ったこの国諸共破壊し、自分もまた死のうと固く決心した。
そのために魔王を召喚した。異世界から現れる魔王は特定の個体を指定することは出来ず、ランダム要素があったが、魔王召喚は十中八九凶悪な存在を呼び出す。国ごと彼を焼き払ってくれることを彼は信じて疑わなかった。
しかし、少年は運が悪かった。あるいは幸運だった。
彼が召喚した魔王は、歴史書で見たこともない容姿であり凶悪さを全く感じさせない雰囲気だった。
端的に言うと、少年が召喚した魔王は少女だった。少女は泣きじゃくりながら、涙と鼻水で顔をびちゃびちゃにさせながら情けない声を出し嗚咽していた。
そんな少女に彼は頼む。
「泣いているところ申し訳ないのだが、この国ごと僕を消し飛ばしてくれないか」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 12:00:00
2185文字
会話率:36%
闘病の末に崩御した国王。
まだ幼い新国王を守るために組まれた婚姻で結ばれた、アンリエッタと幼き王エゼキエル。
それは誰もが知っている期間限定の婚姻で……
いずれ大国の姫か有力諸侯の娘と婚姻が組み直されると分かっていながら、エゼキエルとの日々
を大切に過ごすアンリエッタ。
終わりが来る事が分かっているからこそ愛しくて優しい日々だった。
アンリエッタは思う、この優しく不器用な夫が幸せになれるように自分に出来る事、残せるものはなんだろうかを。
異世界が難病と指定する悪性誤字脱字病患者の執筆するお話です。
毎度の事ながら、誤字脱字にぶつかるとご自身で「こうかな?」と脳内変換して頂く可能性があります。
ご了承くださいませ。
完全ご都合主義、作者独自の異世界感、ノーリアリティノークオリティのお話です。菩薩の如く広いお心でお読みくださいませ。
アルファポリスさんでも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 20:00:00
77728文字
会話率:33%
【1について】
エールデ・クロニクル――エールデ大陸年代記。
作者不詳のその本は、手に取った人間が、次の時代の主役となる本。
日本で女子高生「八剣 深青(やつるぎ みお)」として生活をしていた筈が、私立聖樹学院の図書室でその本を手に取った
――末に、キャロル・ローレンスとして、カーヴィアル帝国で生を受けて、約20年。
ルフトヴェーク公国次期皇位継承者エーレ・アルバート・ルーファスと出会い、皇妃となる事を請われたキャロルは、紆余曲折の末に、その手をとった。
【今シリーズ】
皇帝崩御により、エーレ・アルバート・ルフトヴェークとして、践祚した彼を支えるべく、現・公国宰相エイダル公爵から実務の手ほどきを受けつつも、キャロルは周囲の女性蔑視の風潮を、カーヴィアル帝国で、皇太子アデリシアに仕えていた時と同様に、自らの行動と言動で、蹴散らしていく。
語学力を見込まれて、送り込まれた内政室で、キャロルはリューゲ自治領に不穏な空気が生まれている事を知る。
絶対君主を持たない、一種の共和制に近い政治を行っている筈のリューゲで権力争いが起き、国の頭領として候補にあがった名前を知り、絶句する。
サウル・ジンド――カーヴィアル帝国近衛隊副長。キャロルの腹心の部下だった筈の名前に。
キャロルが抜け、さらにサウルまで抜けてしまえば、カーヴィアルの近衛隊は、骨抜きも同然。必然的に、彼女が直前まで剣を捧げて、仕えていた皇太子アデリシア・リファール・カーヴィアルの身も、危険にさらされる事になる。
既にカーヴィアルでは、死んだ事になっているキャロルではあったが、自分が、最も情報を持っている立場にいる事を理解してしまい、激しく苦悩する事になる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 19:00:00
229805文字
会話率:52%
世界を戦争と侵略により統一した"覇王"ゼーレン・ヴァンデルク1世が老衰で崩御した。
ーーーしかしゼーレン・ヴァンデルク1世が再び目を醒すとそこは見知らぬ異世界。
しかも自分は人間ではなく、最弱の魔物【ゴブリン】となり生ま
れ変わっていたのだ。
かつて全てを持っていた"覇王"は何も無いゼロの状態からまた世界を飲み込もうとする。
これは強くてニューゲームの逆。
弱くてニューゲームの状態で始まった最強の男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 21:22:35
12316文字
会話率:23%
――皇帝に仕える後宮妃は、皇子に叶わぬ恋をした。
親子ほどに年の離れた皇帝に仕える後宮妃・張 琳伽(ちょう りんか)は、皇帝の崩御により後宮を去ろうとしていた。皇帝から寵を得て徳妃まで昇り詰めた琳伽(りんか)だったが、どうしても忘れられな
いのは梅華殿で過ごした十代の日々。
あの頃内院(なかにわ)に咲く梅の花を、かんざしに見立てて贈ってくれた皇子。彼は新皇帝として即位し、前皇帝の妃嬪が去った後に、新しく後宮を構えようとしていた。
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 17:39:03
6006文字
会話率:33%
焔人 生まれた時から罪を背負った人間。
彼らはその身に地獄の炎を宿し、同時の人外の力を持つ。
ある時、エルドラ帝国第八代皇帝アレイトスが崩御したという知らせが全土に駆けた。
皇帝アレイトスは地ノ国と呼ぶ大陸の王、地ノ王としても君臨していたが
、この知らせを受け、代々帝国の暴政に苦しめられていた民衆の反乱がはじまった。
反乱は鎮圧されたがその影響は凄まじく、帝国の支配は終わった。
帝国の支配から解放された国々は空席となった地ノ王の玉座を奪うべく群雄割拠の戦争がはじまろうとしていた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 13:50:48
5379文字
会話率:21%
異国の末妃として嫁いできたにもかかわらずたった三ヶ月で夫が亡くなりましたなになにこの国の風習では教会に入って夫の供養しなくちゃいけない?
そんなのしたくは、ありません私はこれから自由に生きるのです。
異国から嫁いできた王女が、自由を手に入れ
るため未亡人ギルドに入り冒険をするたびが今始まる!!!
※投稿頻度は遅いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 10:45:06
8146文字
会話率:30%
大国と大国の中間地に位置する島の1つ「弁柄国」で異質の黒髪の少女の蒲公英《たんぽぽ》は来年18歳。幼馴染の老舗団子屋の跡取り息子の平八《へいはち》とは許嫁の中。でも蒲公英《たんぽぽ》自身は恋を知らない。限りある青春のトキメキを自炊すべくボー
イズラブ小説を書きまくっていた中、国王崩御につき隣国に流されていた第四皇子が帰還することに。どうやらイケメン王子は男色家らしい。王子を一目みたくて王宮に忍び込んだ蒲公英《たんぽぽ》の前に現れたのは、超絶イケメン王子と、王子の護衛の漆黒のイケメンの霧生《きりゅう》だった。美男子×美青年の絵ずらに興奮する蒲公英《たんぽぽ》だったが、ひょんなことから王子に気に入られ、しばらく傍にいることに。許嫁の平八との約束結婚を間近に、自分の青春の思い出作りだ!とばかりに王子との疑似恋愛を楽しみながらも、護衛の霧生《きりゅう》とも次第に変な関係に。
蒲公英《たんぽぽ》の本当の恋とは??
イケメン×イケメン+許嫁の逆ハーレム ラブコメディです(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 20:25:34
12525文字
会話率:47%
エルデバレン王国の九番目の王妃の娘として生まれたリアーナ王女。
突然の王の崩御による王位継承争いが始まり、王位に興味がなかったが男の身体になる呪いをかけられたことが切っ掛けでやむにやまれず王を目指す。
オロギラスという大蛇を探し出し三ヶ月
いないに四匹倒さなければいけないが、信用出来る護衛二人だけしか連れて行けず大変な目にあう。幼い頃に婚約した優秀なアーネストも信用出来ず先行きは不安だが、王になるための支持集めとオロギラス討伐を目指し奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 07:58:24
338578文字
会話率:43%
朝8時、夜8時 毎日更新
魔法と科学、双方が発達した世界。
空飛ぶ車は科学。空飛ぶ絨毯は魔法。
ただし、魔法技術の方が発達しており、インフラ設備は、そのほとんどが魔法に依存していた。
そんな世界で、大きな大陸を丸々一つ貸しきった
大国──ルスファ。南に人間が国を築く一方、北には魔族たちが集う。そして、魔王の支配下に置かれた一部の土地を、魔王の国と呼んでいた。
十年単位で陣取り合戦が行われるようになってから、実に、千年。人間の国王が崩御するか、魔王が勇者に倒される度に内戦は中断し、新たな王が即位する度に再開する。そんな時代が続いた。
しかし、ここ三十年、戦いは起きておらず、偽りの平和の時代が到来していた。魔族と人間も、互いの歩み寄りによって、双方に対する偏見の目も、薄れつつあった。
──その国には、一生に一度だけ、どんな願いも叶えられる『願いの魔法』が存在した。それは、八歳になると使えるようになるものであり、その願いのほとんどが魔法に使われる。
それゆえ、多くの者は、こう認識していた。
『八歳になれば、魔法が使えるようになる』
と。
当作品は、カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 20:00:00
747001文字
会話率:62%
何も魔法を持たずに生まれた荒樫(アルクス)国の第一王子・羽柴礼治は、魔法を授かった状態で生まれた第二王子・聖治と比べられ、父・英治国王から「無能な長男」と虐げられて育った。父は小さな島国の”国王”という、それ以上にない身分を盾に誰もが物申
せない立場を利用し、毎日の様に長男を罵倒・虐待していた。
礼治にとっては上辺だけ立派な王族の、中身は劣悪な環境に放り出され、弟とは接触もままならない、王室での生き辛い生活。
そんな中、唯一の味方だった母・聖子王妃が旅客機墜落事故により崩御。味方も居場所も、全ての希望を失った礼治はついに自殺を図り、辿り着いた地獄の世界にて、魔王の力を授かり蘇生した。悪しき権力への復讐と、島国の平和のために、礼治は授かった最強魔法をもって立ち上がった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 23:10:15
241662文字
会話率:36%
前聖女の崩御に伴い新聖女を選出する事になったカイレーン国。
国のしきたりに則り、神官補佐長は国民から候補者を選出し、アニーの父である神官長は異世界からの召喚者を候補者として選出してより優れた能力を持つ方を聖女とする事になっている。
神官補
佐長が選出したのは見目麗しく清楚で可憐な少女ベルリーナ。
しかしベルリーナはアニーの初恋の相手を奪った憎き女だった。
「あの性悪女が聖女ですって!? そんなこと絶対にさせるもんですか! お父様が召喚する子をなんとしても聖女にさせなくては…!」
そんなアニーの気合いも虚しく、神官長が異世界から召喚したのは人生に疲れた日本人のおじさんだったのです。
※後々BL要素を含む予定ですので苦手な方はご注意ください。
※小説投稿初心者のため更新頻度はかなり低めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 15:45:47
96831文字
会話率:31%
西方の大国ファーデルグの国王が崩御し、次期王を決めるため、国を挙げて次代継承戦が開かれることになる。そんな中、移民街ジンハの住民一葉は、王城から逃亡した第三王女エルーシュカと出会い、次代継承戦に巻き込まれることになるのだが――。
最終更新:2022-08-18 18:21:00
123810文字
会話率:58%
アウグスティヌスは先代皇帝の崩御と弟ドレメルにより廃嫡される
自らの戦功を潰された挙句、全てを失いかけたアウグスティヌスの摂るべき道は…
最終更新:2022-08-14 17:00:00
2384文字
会話率:15%
英傑ギルー大帝のもと、魔法立国グリンダムヴァルドが支配する天界は安寧の秩序が保たれていた。突然のギルーの崩御の後、邪心をもつ者たちは天界を飛びだし悪の帝国、東方隷国を創設し、グリンダムヴァルドに対抗する。こうして始まった絶滅戦争は決着がつか
ず、何千年と続く苦難の時代を人々は生きることになった。
ここ数年来、グリンダムヴァルドは苦戦を強いられて久しい。そんな時、魔法立国に朗報が届く。この世をギルー大帝の徳治に戻すための『復活の詔(みことのり)』が存在するという──。その伝説の書物に書かれた呪文を唱えるとき、この世の悪徳邪心は瓦解する。その書物を探し出すための助っ人に、グリンダムヴァルドは下界(人間界)のとある陰キャ坊や、早河義之にその使命を託した──。なんとしても書物を手に入れるために奮闘する魔法立国の魔導師たちと、その書物を焼き払うべく悪逆を尽くす東方隷国の邪鬼(モンスター)たちとの熾烈な闘いの記録──。
※一応は早河が主人公ということになってますが、ストーリー進行はいろんな人物の視点で描きたいと思います。読みづらいかもしれないですけど、その点は堪忍してください。敢えて魔法バトル系の王道ストーリーに挑戦して筆力試したい、そんな心意気です!
宜しくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 10:00:00
27294文字
会話率:41%
2年前から病床に臥しているハイディルベルクの王には、息子が2人いる。
王妃フリーデの息子で第一王子のジークムント。
側妃ガブリエレの息子で第二王子のハルトヴィヒ。
いま王が崩御するようなことがあれば、第一王子が玉座につくことにな
るのは間違いないだろう。
貴族が集まって出る一番の話題は、王の後継者を推測することだった――
見舞いに来たエルメンヒルデ・シュティルナー侯爵令嬢。
「エルメンヒルデか……。」
「はい。お側に寄っても?」
「ああ、おいで。」
彼女の行動が、全てを解決に導く――。
この優しい王の、原因不明の病気とはいったい……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 19:00:00
103085文字
会話率:54%
日の当たらない後宮で雪琳が出逢ったのは秀峰という宦官だった。
少しずつ想いを育んでいく二人。
けれど皇帝の崩御、新帝の即位により雪琳は四夫人に抜擢され状況は一変する。
さらに雪琳と秀峰の間には決して結ばれることのできない理由が存在した。
秀峰の汚名を雪ぐため身を引くことを選んだ雪琳。
こんなにもそばにいるのにこんなにもあなたが遠い。
切なく苦しい後宮咫尺天涯物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 20:00:00
24988文字
会話率:59%
人々が『魔導』と呼ばれる不思議な力を使いながら生活している、こことは違う世界では巨人のような兵器「魔導機」とそれを遙かに凌駕する神々の作ったとされる「魔神機」と呼ばれる二つの兵器を用いた戦争が日夜繰り広げられていた。
その世界の一角にあるア
ガード大陸では16年前、西を支配していた機械工学に優れるロルムス帝国が、東を納めていた魔導技術に優れるグランデン王国の国王崩御と同時に宣戦を布告し、大陸全土を支配し旧グランデン領に重税を課していた。
そんな大陸の最東端に近い採掘業が盛んな村「ライネル」に、魔導が強すぎて魔導機を悉くオーバーヒートさせることから「ブレイカー」のあだ名が付けられた採掘工の少年「アース・ドラグ」がいた。
ある日、村がモンスターに襲われたとき、アースは育ての母「マリア・ドラグ」から覚悟を求められ、その覚悟の導くままにイクスと名乗る少女のような何かと出会う。
その少女こそ、グランデン王のみ搭乗が許される魔神機「ドゥンイクス」であった。
国を取り戻すための戦いが、始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 18:16:36
86345文字
会話率:28%