高校生活が始まって一週間。
満開の桜、バカ騒ぎする男子たち、笑い合う日々——
それは、ありふれていて、だけど確かに「幸せ」と呼べる時間だった。
だが、ある日。
教室に響いた“声”が、すべてを狂わせた。
「規則解除。只今より、すべての異能
の権限を解放する」
その瞬間、誰もが信じていた“安全な日常”が崩壊し始める。
仲間が死ぬ。街が焼ける。悲鳴と血の匂いに塗れた地獄が訪れる。
逃げ惑う中、ふみは目を覚ます。
——自分が持つ、誰にも知られていない異能。
時間を止める力。
それは、便利でも、強大でもない。
ただ、誰にも知られることなく、すべてを「静止」させるだけ。
けれど、だからこそ——今ならできることがある。
友達を守ること。壊された日常の謎を暴くこと。
この世界を狂わせた“何か”を、止めること。
私はもう、迷わない。
この異能を使って、“この世界を壊した存在”を見つけ出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:26:49
4686文字
会話率:44%
平凡で孤独な生活をしていた凛桜(りお)。
ある夜、道端で怪我をしていた子ガラスを保護する。
だが、その子ガラスは烏天狗の子供だと知ってしまう。
秘密を知られた烏天狗は凛桜の妖力の高さに気付き、
烏天狗の族長雅(雅)が契約を持ちかける。
契約
内容は「烏天狗頭領として雅達と共に危険な妖の抹殺を行う。その代わりに凛桜の生活と安全の保証をする」というものだった。
自分にしか出来ない事があると知った凛桜はその契約をかわす。
烏天狗の頭領となった凛桜は様々な妖・人と関わる中で自分の妖力の秘密と対峙する。
様々な思惑が交錯する中、凛桜と雅を中心にこの国の命運を左右する闘いが巻き起こる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:24:31
22935文字
会話率:26%
アメフラシの一族に生まれたシューヴァ。雨爺と母、弟とラグス村に「ある契約」のもと住まわせてもらっている。
ラグス村は一帯は雨が降らない。
それに加えて、水の争いを繰り返す隣村から川の流れを止められ、井戸も枯れていた。
ラグス村の村長は旅
先でアメフラシ一族の雨乞いの力を耳にし、雨爺たちを向かい入れた。ラグス村にだけ雨を降らせるという条件で。
ある日、山に狩りに出かけた雨爺とシューヴァ。
隣村の男たちが武器を携えて、ラグス村に襲撃をかける姿が山から見えた。
雨爺が捕らえられ、母と弟を殺害されたシューヴァ。
シューヴァに襲い掛かる男たちから救ったのは、かつての雨爺の弟子サンレだった。
復讐を誓うシューヴァ。
彼女の戦いの先にあるものは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:22:43
7669文字
会話率:36%
『警視庁特異事案対策室』──そこに、怪異がある限り。
犯罪でもなく、事故でもない。それでも「説明のつかない事件」が、日常の影に潜んでいる。
警視庁に正式な記録は存在しない──
だが、確かに"それ"に立ち向かう者たちがいる
。
彼らの名は 特異事案対策室──通称「特対室」。
表向きには存在しないこの組織は、異常現象、都市伝説、未解明の怪異を極秘裏に調査・処理するために設立された。
その任務は、「怪異を封じ、社会の均衡を保つこと」。
だが、怪異に対抗できるのは、"選ばれた者"だけ。
特対室に所属するのは、かつて怪異と接触し、"恩寵"と呼ばれる特異な力を得た者たち。
そして今、一人の女子高生が、その闇に足を踏み入れる。
社畜JK、やさぐれた元公安、元鑑識課の分析官、人と怪異の境界に立つ者、元機動隊の鬼教官、そして現代の陰陽師…彼らはそれぞれの"恩寵"と"経験"を駆使し、怪異に立ち向かう。
特対室が追う怪異は、ただの幽霊や妖怪ではない。
都市伝説、呪い、未解明の現象──それらは人の「恐怖」「願望」「憧れ」から生まれる。
「さぁ、始めましょうか。
この世界の"裏側"へ、ようこそ。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:10:00
452416文字
会話率:27%
ある日、謎の光で世界は包まれ地球上の人間の半分以上が能力を得た。
そんな中能力に恵まれなかった柊咲(ひいらぎさき)は、ある日雨の日、道で倒れてる一人の吸血鬼と会う。その吸血鬼は私に聞いた、
「私と契約しないか?」と。
その後気を失っていた咲
は目が覚めると能力者となっていた。
突如能力者となった咲に、様々な災難が訪れる。そしてこれから彼女は様々な戦いに巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:00:06
156828文字
会話率:73%
リネンサービスで働く赤根月人21歳はある夜、夢の中に響き渡る少女の声に目を覚ます。
ある休日の昼下がり、緑道公園のベンチでくつろぐ月人の目に盲目の少女が映る。
走る自転車と接触しそうになった時、少女の開いた両目は青白く燃えていた。
固まり目
を逸らすができない月人。
少女はすれ違いざまに「ありがとう」とつぶやいた。
それは..聞き覚えのある声だった。
その日を境に月人の行く先々で、盲目の少女を見かけることとなった。
不気味に感じ始めた月人は、少女に目的を尋ねるのだが..
作者より:こんぎつねの『野に咲くコスモスは色あせない』は、さらなる進化を遂げ、新たに生まれ変わりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:00:00
93621文字
会話率:38%
◆第1章:祈装、接続(シンクロ)◆
かつて人間だった──今はもう、誰にも祈られない存在《廃式》。
彼らを討伐するのが、“祈装適合者”として選ばれた少女、神咲アルネの任務だった。
廃棄都市区画での迎撃任務中、彼女の耳に届いたの
は──消えたはずの妹《万凜》の声。
記憶ノイズ。精神同期の限界。
思い出せない名に胸を痛めながらも、彼女は戦い続ける。
「……祈装コードARISA、展開──」
これは、祈ることすら許されなくなった少女の、祈りを失うたびに強くなる物語。
銀の祈装が、滅びの空に咲く第一章。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:00:00
16287文字
会話率:12%
他の人には見えないもが見える…。
それが”人ならざるモノ”だとして、すんなりと受け入れられるか?
「無理に決まってるでしょ?見えるってだけで私がどれだけ…」
と、本人が言ってるように見えるせいで苦労している女の子が自分の力と向き合っていく…
そんなお話。
「向き合うわけないでしょ?絶対に嫌!」
素敵な出会いがあるから、そんなこと言わずに…。
「…本当でしょうね?」
こんなちょろい子ですけど、よろしくお願いします。
「だれがちょろいか!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:00:00
41112文字
会話率:48%
誰にも優しい勇者と死にたがりの魔王が徐々に惹かれ合うお話(?)
最終更新:2025-07-25 16:59:59
16023文字
会話率:82%
霊夢を主な主人公として幻想郷よ物語が繰り広がれていく。沢山の東方キャラクター…そして、オリジナルキャラクター達と、幻想郷に起こる数々の異変を解決しに行く物語です。
物語制作初心者の僕ですが見て下さると嬉しいです!
最終更新:2025-07-24 10:54:04
23266文字
会話率:78%
魔術が“理”を支配する世界。
魔術の才を持たず、落ちこぼれとして蔑まれてきた孤児の少女——ヴィレヤ。
日陰のように生きてきた彼女の運命は、“彼女”との邂逅によって静かに狂い始める。
平和の為に魔族と影で戦い続ける、ひとりの少女——オーレ
ル。
生まれながらにして魔術の天才であり、魔女の異名で呼ばれきた彼女のその手に宿す魔術は、まるで舞うように美しく、研ぎ澄まされた一閃は夜を裂く。
オーレルの強さと輝きにヴィレヤは心を奪われた。才能も力もない。それでも「オーレルのような魔女になる。」
そう決意したヴィレヤの心に灯った想いは、すべての始まりだった。
——これは、
強さを渇望する者と、
平和を願う者が交差する、
人知れぬ“冥刻”の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 16:57:07
45522文字
会話率:51%
家族を失った絶望の中、“契約悪魔”と取引を交わした少女は、全ての記憶を代償に安らぎを得る。しかし、何か大切なものを失ったという感覚と、拭いきれない違和感だけが残った。
記憶のないまま、少女は答えの見えない体の異変や、突如襲い来る歪みの空間
を放つ魔獣に翻弄されながら、さまざまな出来事に巻き込まれていく。
やがて、彼女の前に“精霊”と呼ばれる脅威的な影が立ちはだかる。正体も目的も分からないその不確かな存在に、少女は契約悪魔の力を借り、立ち向かう決意をする。
これは、全てを失った少女が自分を見つけ出し、過去に囚われている訳アリの人々に手を差し伸べながら、世界に潜む神秘的な“脅威”と戦う物語。
✴︎ 処女作の物に手を加えたものを再度、出しています。
そして、序盤が最も暗い雰囲気となっています。また、アクションタグはついていますが、ド派手な展開ではありません。
物語の大まかな流れは第七部中盤まで構想済みですが、文章としてはまだ書き上げておらず、一切の書き溜めもありません。
リアルが忙しい時は更新が停滞する可能性がありますが、気長にお待ちいただけると嬉しいです。
別サイトカクヨムの方で出しているところまではまとめて掲載しますが、以降は、不定期で楽しくゆっくりと更新していこうと思っています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 16:09:12
462894文字
会話率:31%
百年に及ぶ銀河戦争は、エルドラード消失事件によって幕を閉じた。
しかし、平和が訪れたわけではない。戦火の傷跡は銀河の各地に残り、覇権を求める陰謀が今も暗躍している。
銀河世紀026年――。
そんな時代を生きるのは、ひとりの青年――ケイ。
かつて名もなき惑星の戦場で孤独に育ち、超能力と研ぎ澄まされた戦闘技術を持つ彼は、賞金稼ぎ(バウンティハンター)として銀河の闇を渡り歩いていた。彼の相棒は、感情を持たぬはずの女性型アンドロイド 「アイ」。
ある夜、ケイは欲望と犯罪が渦巻く惑星 ルードゥス の歓楽街 ビネス で、謎の取引に介入し、「白い粉」 を手に入れる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 16:00:00
256282文字
会話率:32%
転生を繰り返し、記憶を持ち続けていた、ある人物がいました。
1度目の人生では、異能を持ったが故に兵器扱いされ監禁生活を余儀なくされた
少女の人生。
2度目の人生では、現実社会では頑張ってはいたものの鬱症状を拗らせてしまった中年男性の人生。
3度目の人生では、気づいたら吸血鬼となって転生してしまった金髪ロング少女の人生。
このお話は、その3度目の人生を送っていた吸血鬼のお話。
争いから遠ざかって、平穏に暮らしたいと願う吸血鬼。
だが、1度目の人生で得てしまった異能が吸血鬼の人生を大きく狂わせる。
運命は既に決まっている。だが、それを争うのが人の性。
吸血鬼はどうなっていくのか。
そうして、平和とは何なのか。
吸血鬼は直面していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:42:24
434412文字
会話率:34%
Is it wise to be "Racial" Supremacist? What if you were reborn into the very race that you subjugated?
Will y
ou now fight against the Caste system, that you had engineered? Or are your so zealous to your past beliefs that you would cheer on the status quo, that harms you now?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:30:00
10638文字
会話率:0%
別の時間、別の世界の物語。
二つの世界で入れ替わるように転移した二人の主人公。落ちこぼれ貴族の冒険者と超能力者の被検体。異世界では幸せになれるといいなあ。
毎日15時更新はこの作品も同じ予定です。
最終更新:2025-07-25 15:00:00
832644文字
会話率:56%
【ネオページにて契約連載中!】
ゾンビウイルスにより現代社会が崩壊し、終末世界と化した世界。家族の裏切りに遭い一度死んだはずの柊 雛奈(ひいらぎ ひなな)は、ウイルス蔓延の1ヶ月前に奇跡的に生き返る。だが、心に深い傷を負い、人間不信に陥っ
た彼女は、愛するペットと共に終末世界で「スローライフ」を築くことを決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:00:00
93489文字
会話率:41%
帷「便利屋〝ハートキャッチ〟の名前の由来とかあるんですか?」
葵「もちろん。感情に翻弄された人々にとって最期の砦、失われた心を我々が取り戻すという決意を込めているよ」
帷「本当は?」
葵「朝に観てたアニメのタイトル」
カクヨム
アルファポ
リス
たいあっぷ
Pixiv
にも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:00:00
212147文字
会話率:41%
エマの想い人、王太子セシルはテレパスだ。人の本心を見通せるという彼は、おそらくエマの気持ちも知っている。その上で贈り物をしてきたり、好意があるような素振りはするが、好きだとは言ってくれない。思わせぶりな彼の本心を知るため、エマは彼に告白を決
意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 14:54:23
14872文字
会話率:46%
妖怪に〈穴〉を通してやって来てしまった佐々木咲希(ささき さき)は紫月(しづき)と名乗る黒猫耳妖怪に出会う。
帰れるまでの数日、紫月の手伝いとして〈九頭竜学園〉という小中一貫校で〈烏天狗〉という風紀委員としてとある事件に関わるのだが・・
・
事は意外な方向に発展する───
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 14:47:11
3257文字
会話率:39%
シリーズの序章。
塾帰りの咲希は、どこかで見たような顔を見かける・・・
最終更新:2025-07-13 14:40:44
338文字
会話率:24%
『物質に発話機能を付ける』という特殊能力を持つ主人公・奈々子は、従妹の充希と共に平穏な暮らしを送っていた。
しかしある日、一通の不気味な手紙が届く。
『これから貴女は、不可思議な体験をいくつもするでしょう』
そう記された文書を読んだ奈々子の
周囲に、"オタクカルチャーを模したオカルト現象"が次々と襲いかかってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 14:42:03
80137文字
会話率:48%