趣味も持たず仕事ばかりだった私が、父の死をきっかけに訳もなく釣りに興味を覚え、仕事を差し置いて初めて夜釣りへと行った時のお話です。
最終更新:2020-07-07 21:06:12
1576文字
会話率:2%
中学生になったばかりの少女みなみは越してきた港町になじめないでいた。名物の魚が人間の形に似ていることから食べることを憚られ、町の一員になりきれない孤独を父にも姉にも理解されなかった。
ある日堤防で一人の少年と出会い、大事な約束をさせられるこ
とになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 11:25:25
11646文字
会話率:42%
老人は昔は川だった堤防へ立っていた。 介護用の、車椅子型アンドロイドとともに。 2人は会話をするが……
最終更新:2020-02-19 14:02:05
1533文字
会話率:42%
人生に飽き、退屈した男子は暇すぎて堤防で寝ようとすると、声をかけてきたのは同い年くらいの女子だった。
一緒に『人間とは何か』と言う話題について話しているうちに、その女子に好意を持ってしまった男子は、また別の日もこの話題について話そうという会
う約束をし、帰宅する道中で、その女子が交通事故にあってしまい、救急搬送されるのを見てしまった。
そしてその女子は死んでしまった。
この後この男子は…………………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-17 22:00:00
2172文字
会話率:10%
主人公久本信吉は土地の売買の為に大野海岸にある恩田宅に行く。その途中、海岸を見ようと久本は護岸堤防に登ろうとする。
その時、眩しい光りが久本を包み込む。眼がくらみ、失神寸前となる。光りが薄れて、眼を開けた時、眼の前には大きく拡がる白浜と
、青々とした海、褌姿の日に焼けた男達、素裸で遊ぶ子供達が屯していた。
目の前に大きな屋敷がありそこから中年の小太りの女が駆け出してきて、久本を無理やり屋敷の中へ引っ張り込む。彼女は久本を自分の息子――庄助――と思って連れ戻したのだ。
屋敷の主は大野村の網元で、塩崎正太郎、女は妻のうめ、庄助は1人息子だったのだ。
3日後にせまった庄助の婚礼に、庄助本人が外に飛び出して、行方知れずだったのだ。久本は庄助と瓜2つだった。
久本は明治3年の大野村に入り込んでしまった。もはやここから出られないと知って、庄助になりきって生きていくことにした。
婚礼も終わり、冬に妻が懐妊する。野間の富具岬から1人の女が、久本の身の周りの世話のためにやってくる。名前を菊という。
毎日、菊と過ごすうちに、彼女が好きになる。久本は菊を連れてあちらこちらを歩いて回る。こうして1年がすぎる。
秋になり、その年の10月に菊は野間に帰される事になる。
菊の家は水飲み百姓で、不作に為、年貢を納められず、菊を名古屋の女郎部屋に売るために、一旦家に戻される事になったのだ。
菊を好きになった久本は、意を決し、菊と一緒に船で伊勢に逃げる事になるが、野間の富具崎を遙かに望む海岸に来た時、追っ手が現れて、菊と共に海に飛び込んで死を選ぶ。
久本は気が付いた時は、恩田宅の近くにある病院に寝ていた。彼は恩田宅の近くで眼がくらみ、そのまま護岸堤防を上り、海の中に入っていったのだった。運よく助けられたのだ。
助けられて、白日夢を見たのだと言われる。
久本は――あの世界の出来事――はあまりにも生々しいので調べたが明治3年には大野村には塩崎家という網元は存在しないこと知るのみだった。
それと同時に久本に身辺に異変が起こる。夜寝ている時にもう1人の自分が側にいるのを知る。
――庄助――が久本の体から出ようとしているのだった。
そして菊がこの世に生まれ変わっているのを知った。久本は菊と結婚しょうとするが、その矢先、久本の体から飛び出した庄助と、元の世界へ行ってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 09:03:36
43878文字
会話率:12%
江成勇三は1952年、相模原、水郷田名の穀倉地帯の養蚕
農家の3男坊。昔、この地区で洪水が起こり江成勇三の先祖
が私財を投じて立派な堤防を建てた。戦後、貧しい生活を
強いられたが米も取れ相模川でアユ、ヤマメ、山ではタケノコ
、キノコがとれ、
ひもじいい思いはしなかった。
鶏を飼って卵と鶏肉も販売し生計と立てていた。江成勇三は
野山をかけめぐり山の幸、川の幸を取り野生児として元気に
育った。ある夏の日、川舟の船頭の手伝いをしてる時、近く
の女学校に通う裕福な女学生と出会い清流で川遊びをして
仲良くなった。その後、その2人は・・・。
是非、本編をご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 07:46:53
56764文字
会話率:0%
二巻のおまけで番外編で過去バナです。天候不順で今回は部活釣行ナシ。悪樓釣りはやります。
母親の入院で半年以上も親戚の家に預けられていた小学5年生の日暮坂歩。磯鶴に戻ってきた歩は昔の仲間たちと釣りをしとうと堤防に向かってママチャリを漕ぐと…
…。
船宿の娘に生まれながら船に弱く、荷物運びで停泊中のいさば丸に乗っただけでフラフラになった渕沼小夜理。酔いを醒まそうと、防波堤で昼寝をしていると、現れたのは迷彩柄のタンクトップからブラジャーのはみ出した同級生だった……。
去年の暮れに、伯母の巻網媛に弟の宝利命が殴られる現場を目撃した玉網媛。その怨みを抱えたまま、巻網媛の務める魔海対策局に見習い神官として着任したのだが……。
巨大すぎる乳房のせいで、全身を神力で支えないと立つ事も難しい巻網媛。しかし運輸通信大臣の柑子寛輔との婚礼当日、力加減を誤り、可愛い甥っ子を殴り飛ばしてしまう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-20 03:57:38
43733文字
会話率:43%
小柄で痩せっぽちで女顔が悩みの種の男児高校生、稲庭八尋。引っ越し当日に双子の姉に連れられて、明日から通う新しい学校を見学に行くと、堤防で出会った金髪女子に誘われて釣り研究部への入部を確約してしまう。
しかし磯鶴高校釣り研究部とは表の顔。
裏ではちょくちょく異世界に召喚されては巨大な怪魚を釣るトンデモ部活だったのだ!
空飛ぶ装甲帯巡洋艦で艦(ふな)釣り、迫るマッチョ、迫る金髪セクハラ魔人、そして巨大なヒラメ! なぜか女の子になっちゃった八尋の周りは危険でいっぱい!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 03:04:16
127516文字
会話率:47%
私がGW中に行った釣りの体験をもとに書いた短編です。
令和最初の投稿ということで、令和についてのこれからの生き方も考えました。
よかったら読んでみてください
最終更新:2019-05-09 21:52:54
1634文字
会話率:21%
三上桜は夜の堤防で、石崎圭太と出会う。意気投合したその日に、圭太は大学入学までの記憶が無いと告白する。彼が持っていた小さな夢達。その夢を一緒に叶えてくれる友達もおらず、圭太は桜に言う。
俺の夢を一緒に叶えてくれないか?
こうして、圭太
の夢を叶えるために毎週のように会う事になった2人。時に笑い、時にドキドキする日々の中で徐々に圭太に惹かれていく桜だったが、圭太には桜に決して言えない秘密があった……。
ノベラボにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-25 18:28:25
97396文字
会話率:46%
お父さんと虎太郎が政治について語り合います。茹だるような暑さで頭がやられてます。
最終更新:2018-07-21 09:15:23
626文字
会話率:100%
鬼怒川の堤防が決壊したその日、二日酔いの私は大雨特別警報を理由に会社を休み、その後ろめたさから極めて迅速な避難行動をとった。最初は斜に構えていた私は、避難所で可能な限り善人たるよう振舞うが、周囲の信じられない行動により次第にパニックへ陥って
いく。
作者の体験に基づいたノンフィクション小説。近年の水害を鑑み、2015年の私の体験を記録することは極めて重要であると思った。当時のストレスを思い出しこのような形にメタモルフォーゼしてしまったことは大変に遺憾なことではある。不謹慎?そんな言葉はリボンをつけて返品しよう。バカにされなきゃ逃げ遅れは減りやしない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-16 18:08:37
10958文字
会話率:23%
40を過ぎて独身、離婚暦ありの裕子は両親と暮らしている。
土曜日になると自宅近くの多摩川の堤防をジョギングすることを習慣にしている。
しかし、最近はそのジョギング中にも悩みごとが頭を過ぎる。
悩みは父親が入院してしまったこと。
母親と二人、
父親の看病に励むがなかなか容態は回復しない。
母と二人の介護も3ヶ月を過ぎるころ、今度は母親が看病疲れで入院という事態
に陥る。一人娘であった裕子は一人で両親の介護を迫られるが、仕事先の同僚や
周囲の助けもあって家族の危機をなんとか乗り越えると、独身の裕子にも、再び
春が訪れ、両親の介護の忙しさから中断していた多摩川のジョギングを再開する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-17 12:43:08
19908文字
会話率:33%
夏休みのある朝、少女は気になるクラスメートの少年が、堤防の芝生にクサフグを埋めているのを目撃してしまいます。
おりしも彼女の学校では、猫好き派と反猫派がバトルを繰り広げており、しかも地域の猫が毒餌を食べて中毒を起こす事件が起きてから、
二ヶ月ほどしか経っていません。
少女の動揺を感じて、めんどうだなぁと思いつつも兄のアキトは謎の解明に乗り出します。
○フグを埋めていた少年の目的は?
○毒餌事件の真相は?
○猫好き派と反猫派のバトルの行方は?
果たしてアキトは全ての謎を解き明かして、皆をハッピーエンドに導くことが出来るでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-16 18:02:09
14514文字
会話率:41%
通勤の為、徒歩で利用している一級河川の土手。そこに隣接した堤防の上に一冊の『新約聖書』が置かれていた……。
川の土手に落ちていた『新約聖書』を見掛け、思い付いた小説です。
この小説は、【キーボードで紡ぐ文章達 橋沢高広】(http
://www.geocities.jp/hashizawa_takahiro/)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-11 11:11:08
3090文字
会話率:0%
東には妖魔が跋扈する大森林、南は古龍の狩場と呼ばれる草原地帯。そんな魔境の玄関口または堤防とも言える街で、薬店を生業にする姉妹の物語。姉は金髪碧眼で優雅な物腰、妹は黒髪を短く切り揃えて活動的。似ても似つかない二人の姉妹が、単なる薬師ではと
は思えない知識と活躍で訪れる客が抱える問題を解決する。話が進むにつれて姉妹の過去と街で暮らす者達との交流、そして街の外の情勢が語られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-07 19:58:06
101936文字
会話率:58%
集団疎開から大阪へ戻った主人公が大阪では大空襲で淡い恋人と死別し、次の新しい疎開地岡山で体験する戦中戦後の様々な生活の中の出来事
最終更新:2017-09-16 15:00:00
40097文字
会話率:40%
夜の海にあつまる人たち。
寄せては返す波のなかに消えていく命。
堤防のむこうと、こちらで、魂の揺めきが
最終更新:2017-08-17 00:50:13
1807文字
会話率:48%
夢を追って上京した事が、こんな僕にもあるのですが、最近故郷の街に帰って、堤防を散歩するんです。
そんな僕が思う事。
最終更新:2017-05-13 19:50:16
272文字
会話率:6%
蒸し暑い六月のかある日、俺は彼女と出会って恋をしたーー。
美しい有明海を一望できる、何百メートルも一直線に伸びる堤防。そこで、いつものようにタバコを吸っていた少年。
すると突然、とある麗しい女性に話しかけられた。
と
ても魅力的な笑顔の裏に隠された悲しみ。少年はそれが何なのか分からない。なぜならまだ少年は子供だから。
ーーこれは、大人になりたい少年の一つの恋物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-26 01:42:18
14212文字
会話率:37%
真っ昼間から制服姿で堤防を歩く女の子と出会った話。
最終更新:2017-03-19 09:37:12
1812文字
会話率:41%