神々の力を借りて魔物と戦う執行者(エクスキューター)という者たちがいる。
アンリもあこがれの執行者になり、その際に一本の剣を手に入れた。それは自分が敬愛する女神、カルドラを始祖とする武器の両手剣(ツーハンドソード)であった。
しかしなぜかそ
の時の周囲の反応は悪い。両手剣は世界で一番の不人気武器だったのである。実際この街で今両手剣を手にしているのはアンリだけであった。
その評判の通り、両手剣の種類は少ないうえに希少度も低い、そもそも売りに出ていることが滅多にない、両手剣のアーツも新たに発見されない、と散々なありさま。
そんな両手剣を取り巻く不遇の環境にもくじけることなく、アンリは両手剣を使い続けることを選択する。
幼馴染のエレン、メガロドントレーダーのナギラギア、双子の怪力少女マナとミナ、信仰心がやたらと高い重装メイス使いサイファらと共に冒険をし、次々と強力な魔物を打ち倒していく。
やがてアンリは街で唯一の両手剣使いとして名をあげていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-15 18:03:46
341269文字
会話率:51%
神の創りしその園に、何人も近付いてはならぬ。
そこは赦された生命のみの楽園。
そして遥か遠く、終わった世界の黎明。
いかなる者、いかなる神々であろうと、赦されざる者立ち入れぬ。
あらゆる者の力も及ばず、完成された秩序だけが循環す
る新世。
二度目の創生のエデン。
だがかつて、その園に蛇が入り込み、生命に罪を吹き込んだ。
故に次こそは、完成された無垢なる生命の誕生を。
もし仮に、その不可侵領域への侵入者があったらば
それらは皆すべからく神罰が下るであろう。
徹底として冷酷に、あの槍の様に無慈悲にして。
それは十三名の神罰代理人。
断罪執行者の手によって。
殊更に、十三番目の代理人――ユダの異名を持つ神父に目を付けられてはいけない。
彼の者はヒレの様な髪を逆立て、獣の如くに歯牙を剥き出しながら、その背に重過ぎる罪過を背負って引き摺って来る。
まるで愛娘の仇かの様に、侵入者を恨み、地の果てまで追い掛け回す。
秩序の為にと叫喚しながら、無秩序に……
その男の名は――――
ヘルヴィム・R・ロードシャイン
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 22:17:10
22679文字
会話率:41%
神々が座する“天上界“。
その中でも、最高神として崇めらるセイクリッドによって作られたと言われる宇宙に広がる星々。
その星で起こる問題、争い、病などの元凶を排除し、星とそこに住むさまざまな生物の安定と平和を維持するものがいる。
星を管理
する女神
星を害する物を排除する“調停者“
これはかつて最上級女神でありながら、ある星からユキトという青年を天上界に転生させた罪で下級女神に降格させられた女神セレナと、今では天上界における最高戦力の天上の執行者(セイクリッドブレイズ)に数えられる“星の調停者ユキト“の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 16:48:44
54974文字
会話率:34%
世界中にはびこる悪霊や怪異を討伐し、「埋葬」する国際私的機関、「埋葬協会」。その日本支部に所属する武闘派お嬢様・八条院奏絵と、見習い執行者・ヴィルヘルミナ。めざましい活躍を続ける彼女たちだったが、その働きを疎ましく思った最強の怪異種族「吸血
鬼」に目を付けられ、彼女たちを取り巻く環境はその厳しさを増していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 19:47:33
1966文字
会話率:25%
警察官は、個人の生命、身体及び財産の保護、犯罪の予防、公安の維持並びに他の法令の執行等の職権職務を忠実に遂行すること等を任務とする。
…任務とするのだが、これが異世界だったらどうなるのだろうか。
異世界には異世界の法があり、その執行者
も当然ながら存在している。
それに凶暴な怪物や血に飢えたならず者も当然跋扈しているだろう。
そんな考えただけでも、まともに生きていけるか怪しく思える異世界の大地に一人の警察官が降り立ち
正義感と体力だけは他人に負けないという、取り柄だけで様々な人物や行く手を阻む障害に果敢に挑んでいく。
そんな彼の行く先にはいったい何が待ち受けているのだろうか。
これは、ノンキャリアの大卒警察官が異世界で悩み傷付きながらも奮闘する壮大な?お話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 21:37:39
71581文字
会話率:23%
1895年、アメリカ中部のどこか……
連邦保安官補佐のデューク・ウェブリーは、今にも消えつつある、とある町を訪れた。
彼の探し人はエドワード・ティルトン。
ウェブリーは迷っていた。
ティルトンを逮捕するか。殺すか。
だが、ウェブ
リーの予想に反して、ティルトンは生まれ故郷であるその町で、牧師として人々に慕われていた。さらに彼には妻と、幼い子までいた。
法の執行者としての責務と、過去のある因縁のためにティルトンを逮捕しようとするウェブリーだが、一発の銃声が事態を悲劇へと導く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 15:35:24
17468文字
会話率:57%
創世神が書いた1冊の本から生まれたという世界、ビブリタニア。
中央にそびえる【原書の塔】は古今東西のありとあらゆる本が集められ、その麓には『塔の街』と呼ばれる街が広がっていた。
そんな塔の街にある世界最高峰の学校『ビブリア原書学院』。こ
の世界中から優秀な生徒が集まる学院に1人の生徒が編入してきたことで物語が動き出す。
悪魔を宿すという【大罪原典】とそれを写したという【大罪偽書】、そして、【原典執行官】は疾走する!
本と悪魔と天使の物語が今ここに幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 13:04:40
22854文字
会話率:48%
魔族と人間が共存する世界
混住区域で暮らす冬宮竜武は魔闘士の両親を持つ高校生で、幼なじみたちと変わらぬ生活を送っていたが、平穏だった日常はある日を境に変わっていく。
彼の体を突然襲う異変。それと同時期に彼の周りでいくつもの事件
が起こり始める。
それを解決した先に待つものは一体何なのか?
少年少女は様々な思惑が交錯する世界で今日も戦う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 18:00:00
20661文字
会話率:51%
生前、主人公(トオル)は病弱でいつも寝たきりで過ごしていた。
そして衰弱死する直前に不思議な夢を見る。
夢の中で現れたのは神様だった。
神様はあまりにも可哀想だと考えたらしく、異能力を授かることになる。
異能力を受け取ったとしてもトオ
ルの命は風前の灯。そこで神様は異世界で生きることを提案する。
そんなこんなでトオルは霊体(精神体)で異世界へと転生することになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 22:00:00
31406文字
会話率:28%
「さあ、執行の時だ」
神光騎士を目指し聖ソレイフィア学院に通う少女フィーナは、ある晩、記憶喪失の青年ソルファに出会う。行くあてのないソルファはフィーナの従者兼家庭教師となることに。
神光騎士を目指す彼女には重大な欠点があった。ソルファは彼
女を立派な騎士にさせると決意する。
そうした中、なぜかフィーナを狙う影が。
彼の正体は一体何者なのか。
狙われるフィーナは。
お嬢様と従者兼家庭教師の物語ここに開幕!
タイトルの読み方は
「黄昏の神女(みこ)と執行者(ヴォルストレッカー)」です
最初の方の投稿はだいぶ前であり、今と方針が異なっている部分などありますので、改稿加えて行く予定です。これから少しずつ改稿していくので、読みにくい点、誤字脱字、設定の異なりなどあるかもしれませんがよろしくお願いします。
神光術についての記述は少し難しいかもしれません。
ポイント評価も良かったらお願いします!
最新話下部にて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 17:00:00
91771文字
会話率:33%
黒犬・・・
それは古い伝承の中に存在する言葉のひとつだ。
死の先触れをしめし、死刑の執行者として罪人を断罪するものとして。
しかし、時にはさまよう魂を安らかなる世界に導く慈悲深いものとして知られていた。
そして、ここ、ルネージュ王国では違
う意味を持つ名前として知られていた。
これは黒犬とよばれていた一人の冒険者の物語である。
*初投降の作品です。誤字脱字あったらすみません。
感想などにたいしてはあまり返信できないかもしれません。
*主人公最強ものです。
*6/20 キーワードから「ダーク」を除外しました。
*7/4 キーワードを追加しました。
*7/28 投降ミスによる42話の内容を修正。ご指摘ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 06:00:00
509056文字
会話率:26%
********************************
全てを翻すのは、それからでいい。
“氷龍”の称号に相応しい“執行者”として、いつか……!
この世界には全てのものが魔法と呼ばれる力を持ち、旅する“冒険者”が
おり、“執行者”がいる。
人々が過ごすその世界には、歪みがあり魔物が存在する。
魔物は現存する何かに憑き、怪物となり世界に害をなす。
そんな魔物に魅入られた魔物憑きは世界の正常化のため、早急に処分をしなくてはならない。
“冒険者”は魔物、怪物を倒し、
“執行者”は、歪みが犯す魔物憑きを狩る。
彼女リーザロッテ・アイシクルは“執行者”として過ごし生き、そして世界の闇をみる。
――*悲劇と裏切りと心の傷のアクション系ダークファンタジー*―― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 10:35:07
4369文字
会話率:8%
時坂優は少々ひねくれた性格の持ち主の少年である。 そんな彼はある日異世界へと転移される。 彼が召喚された世界の名前は、 ユグドラシル。 そこは魔法やモンスターが存在する世界であり、 命のやり取りは当たり前のことの様に行われれており、 優が暮
らしていた世界よりもはるかに厳しい世界であった。 彼はそんな世界から自分の愛する人共に自分達の世界への帰還方法を探していく。 その最中彼は、 初めて潜ったダンジョンで悪魔の少女ルーと出会い、 彼女と契約したことを契機にある計画を思いつく。 その計画を実行するために、 彼はやがて強大な力や権力を望むようになり異世界の大勢の人間の命を奪う覚悟を決める。 しかし彼は元々平和な世界に生きてきた人間であり、 人殺しとは無縁の生活を送ってきた。 その為彼は覚悟は決めていても人の命を奪うという行為に罪悪感をどうしても感じてしまう。 そんな彼が自分がした行為に悩みつつも今日も自分の目的を達成するために全力で突き進んでいく。
※現在改稿、増筆中です。 その為話がうまく繋がらない部分があるかもしれませんがその点はご了承ください。 それとタイトル変えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 12:18:45
289639文字
会話率:56%
アンチキラー、それは「アンチ」を殺し回る「アンチ」専門の殺し屋。
最終更新:2019-02-08 02:05:04
730文字
会話率:73%
※この作品は、拙作『魔法使いは水平線より出でて此方へ来たれり』『狙撃兵は地平線の彼方より魔を穿ち』の続編です。
レイ・ルイーネの復讐は終わらない。まだ始まってすらいない。彼の怒りはどこへ向かうのか。
首相ネクロフの計画、行方不明のイ
ーリス、そして三重スパイとなったミゥの目的とは。
全ては終わる。終幕は果たして誰に笑顔をもたらすのか。
これは、英雄譚などでは決してない――。
エルガロードシリーズ第三部。最終段の開演です。
第一部
https://ncode.syosetu.com/n8851dm/
第二部
https://ncode.syosetu.com/n1947dx/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-30 01:42:24
22263文字
会話率:24%
世界の執行者、使徒、は不特定生命体である。時に天災として、時に生物として世界を調整する。唯一の聖約は世界の申し子、覚醒を果たした魔術師、魔法使いに従うこと。当然魔法使いに殺害を含む害となる行動は一切禁止されている。ID999、超越した力を行
使する使徒と違い並みの人間のスペックしか発揮できない出来損ない、ト=ガ。五年前の世界に深い傷跡を残した大戦で僅かな力も失ってしまう。それでも果たすべき目的があるため彼は行動する。自分じゃ無理なら他人を動かせばいい。英雄にはなれないなら作ればいい。二度と失敗しないために暗躍を重ねる悪役のお仕事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 00:00:00
94131文字
会話率:23%
━我が名は闇より出ずる執行者━
時間を見つけては異世界へ行くための儀式を繰り返す主人公。
儀式は中二病的思考によるもので、当然成功するはずもなく...
しかし、満を持した第666回目の儀式でとうとう異変が起きる。
念願の異世界の地で、中
二病男の波乱に満ちた人生が始まる!
※不定期掲載です。
カクヨムさんにも投稿しています(https://kakuyomu.jp/works/1177354054886927805)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-18 19:42:19
10549文字
会話率:63%
祖父の蔵を整理していた大和と哲哉は祖父の残した手紙と虹色に光る盤を見つける。大和は自分の出生の秘密と両親のことを探るため(強制)。そして使命(強制)のため、巻き込まれた哲哉と一緒に色々な異世界を渡り、ミッションをこなしていく。
最終更新:2018-10-14 05:18:29
1676文字
会話率:64%
百万人の生活するアッサムシティには懸賞金を賭けられた犯罪者を狩り、一獲千金を手にする賞金稼ぎなる職業が存在する。主人公の青年ミューズもその一人であり、彼は新人ながらその中でも古代文明の遺産『アーティファクト』を悪用する凶悪犯を専門的に狩る
日々を過ごしていた。
犯罪者を決して許さず、苛烈なまでに彼等を追い詰める正義の執行者であるミューズは今日も犯罪渦巻く巨大都市の闇夜を駆け抜け、幾多の危機と窮地を時に知恵、時に暴力で切り抜けて人知れず悪を駆逐する。その傍らには常に一冊の本が寄り添い、主人たるミューズを支え続けた。それが書籍型アーティファクト≪グリモワールの王≫通称リム――――我の事である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 19:34:21
84866文字
会話率:44%
吸血鬼と人間の混血であるアッシュは、両親の仇のヴァン・ヘルシングへ憎しみを募らせていた。
そんなある日のこと、吸血鬼王が何者かによって殺されてしまう。葬儀の後に開かれた六名家会議で、聖櫃教会の特殊部門である執行者が、始祖カインを滅ぼすために
作られた聖槍ロンギヌスの欠片を集めているという情報を聞く。それは吸血種に対して特攻をもつ究極の対魔族武器だった。命に従いアッシュはそれを阻止すべく、種の存続を脅かす聖槍を奪取するため欠片を保管してあるという教会を巡る。
そこで出会った一人の少女。
ノエルと名乗った吸血鬼を憎悪する彼女は、ヴァン・ヘルシングの孫だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-25 07:00:00
142352文字
会話率:32%