男爵令嬢のディアナは国王と父の命令により、騎士団で副団長をしているエイリアス・グレイと婚約して王立学院に通うことになった。
エイリアスは銀髪に黒曜石の瞳を持つ、英雄体形をした美男だった。遠い星から来た宇宙人で、全身がツルツルした銀色の小男
だと聞いていたのに――。
ディアナはエイリアスの力を借りて、おしゃれな美人に変身する。さらに、エイリアスと共に礼儀作法を身につけ、立派な淑女となった。
二人は仲を深めつつ卒業の日を迎えたが、卒業パーティーで愚かな第二王子が自分の婚約を破棄し、ディアナと婚約しようとするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 15:11:26
8074文字
会話率:26%
魔王を倒し、世界に平和をもたらした英雄にして次期女王候補のアイリス・ルミエール。
完璧な王女として称えられる一方で、心には言い知れぬ空虚感を抱えていた。
そんなある日、辺境視察で訪れた温泉街で、廃れた老舗旅館「月光の湯」と出会う。
かつてこ
こは、戦火を逃れた様々な種族の人々が集う癒やしの場所だったという。
「私には、守りたいものがあります」
突如、次期女王の座を辞退し、温泉旅館の再建を決意したアイリス。
最強の英雄は、包丁を握れば失敗だらけ、接客では緊張で固まる不器用な女将となる。
しかし、差別に怯えるエルフの家族、心の傷を抱えた元兵士、臆病な獣人の子供、高慢な魔族の貴族──。
彼らとの出会いを通じて、アイリスは気付いていく。
剣ではない、新しい形の強さがあることを。
近衛騎士団副団長だったライアンの献身的な支え、
新しい仲間との心温まる日々、
そして、種族を超えて広がる不思議な縁。
戦場で最強を誇った"氷華姫"は、今日も湯けむり立つ温泉街で、優しい笑顔で客人を迎える。
これは、力ある者が選んだ、静かで温かな第二の人生の物語──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 18:00:00
60527文字
会話率:32%
「一一お前、女だろう」
バーレイ辺境伯家の令嬢、アイリス・バーレイは男装して王国騎士団の新人騎士として過ごしていた。しかし、騎士団の副団長であり公爵のルイス・オルコットに男装がバレてしまう。男装のことを秘密にして欲しくて取引を提案したら「
俺と婚約をしろ」と言われて一一!?「俺たちは婚約者だ。このくらい普通のことだろう」「一一お前は本当に可愛らしいな」騎士たちから鬼公爵として恐れられているルイスが、婚約したらなぜか溺愛してきて一一!?普段は賢いのに恋愛事になると鈍くなる令嬢が、凄腕公爵様に甘々に愛されるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 00:54:03
158459文字
会話率:50%
⚠溺愛モンスターは後半に出没いたします⚠
平凡で下位の伯爵令嬢であるエヴィの婚約者は、侯爵家子息で騎士副団長のウィリアムだ。
ウィリアムは寡黙で冷たい印象ながらも、その見目から多くのご令嬢から人気がある。
ウィリアムとの婚約は幼い頃に決
められた政略的なものだが、エヴィは彼のことが大好きになっていた。
しかし、ウィリアムはエヴィに触れると眉を潜め、彼の周囲の者には関わらせないようにしている。
すっかり嫌われているエヴィは、周りからも婚約破棄秒読みだと言われていた。しかし、あることがきっかけでウィリアムの様子がおかしくてーー?
これは、自他ともに婚約者から嫌われていると思っていたヒロインが、事件をきっかけに溺愛モンスターを呼び起こす……もとい、ものすごく愛されていたと気づくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 20:04:12
12423文字
会話率:45%
代々聖女を輩出するチェルニー男爵家のレナは、その力を持たない。代わりに人の身体に宿る魔力を視ることができ、吸い取ることが出来た。その力を使ってあらゆる病や怪我の薬の研究をしていたレナ。その力を姉の婚約者により、利用されることになる。レナの力
で大聖女候補にまでのし上がったカミラとその婚約者により、レナは無能で悪女な妹として虐げられていた。ある日、姉についていった神殿で昔命を救ってくれた騎士、エリアスと再会する。
冷徹無慈悲と言われるエリアスの優しさに触れ、初恋を思い出すレナ。エリアスが母と同じ魔物の呪いを患っていると見抜くと、レナはエリアス付のメイドとして騎士団に拘束されることに。それには国も絡む重大な秘密があるようで……。
騎士団で生活するようになったレナは、問題を抱える騎士の悩みまでも見過ごせず、解決するようになる。その姿に騎士団の皆からも信頼を得るが、エリアスはなぜか面白くなさそうでーー?
これは、他人に一生懸命な女の子が、その頑張りが報われて、好きな人に愛され、幸せになるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 21:20:18
104660文字
会話率:45%
戦乱に揺れるエレンデール王国。伯爵令嬢であるセレイアは、王命による結婚を余儀なくされる。彼女の夫となるのは、ロベルト・アシュフォード第二騎士団副団長。しかし、結婚翌日に彼は戦場へ赴き、二人の新生活は始まりすらしなかった。
セレイアはアシュフ
ォード侯爵家の別邸で夫の帰りを待ち続けるが、ロベルトからの手紙は一通も届かないまま噂だけが広がる。ロベルトには恋人がいたこと、そして彼女を戦地へ連れて行ったこと。
和平条約が結ばれ、戦場から戻るというロベルトから届いた初めての手紙に、セレイアは心を揺さぶられる。自分の愛は報われず、夫と過ごす未来も失われてしまった……。
セレイアは自らの運命と向き合い、どのように生きるべきかを模索する。
失われた愛と未来への希望の間で揺れる彼女の心の葛藤を描いた、感動(??)の物語。
全10話、完結しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 12:21:14
28703文字
会話率:39%
政略結婚の駒として育てられた辺境伯爵家の次女ミーナは、ある日見知らぬ騎士の傷を見て無意識に特別な調合法を口にする。その瞬間、前世の記憶が断片的に蘇り始め、彼女の運命は大きく動き出す——。かつて「死の調合師」と呼ばれた宮廷薬剤師の魂を持つミー
ナと、謎めいた騎士団副団長の間に現れる「運命の赤い糸」。前世では届けられなかった薬と想いは、今世では届くのか?前世からの因縁と新たな絆が織りなす、王都を舞台にした切ない転生ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 23:08:32
40343文字
会話率:50%
竜人のイグジスは腕良し顔良し性格良しの騎士団長だったが、本人の努力虚しく、求婚してもフラれ続けていた。
ある日自分に謎の呪いがかけられていると知ったイグジスは、自分が結婚できないのは呪いのせいに違いないと確信し、しっかり者の副団長ジナと共に
有給休暇を取って、解呪兼嫁探しが目的の旅に出る事にしたのだった。
竜人と人間が住む、魔術や呪いが存在するファンタジー世界だけれど、差別だとか世界の真理とか重たいテーマなんて一切なく、理想の嫁をゲットする為だけに突き進むドタバタ話です。シリアスは小さじくらい。
エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 08:33:55
83301文字
会話率:58%
妹を庇い、言うも無惨な死を遂げた兄は───〖王国〗と〖帝国〗の二大国家が戦争を繰り広げる異世界に、アレンという名前を得て転生した。
傭兵団[クラウ・ソラス]の副団長として、戦いに明け暮れる日々が続くが……
大戦と停戦、魔術と魔法、青年と
少女、人間と怪物。
そして思い知らされるのだ。自分の知る世界がどれだけ狭く、甘かったのか、を。
◆◆◆
カクヨム様に先行掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 20:16:22
29007文字
会話率:23%
瘴気に脅かされる王国があった。それを祓うことが出来るのは異世界人の乙女だけ。王国の幹部は伝説の『聖女召喚』の儀を行う。だが現れたのは1人の老婆だった。「召喚に失敗した!」聖女を娶るつもりだった王子は激怒した。そこら辺の平民だと思われた老女
は金貨1枚を与えられると、城から追い出されてしまう。実はこの老婆こそが召喚された女性だった。
白石きよ子・80歳。寝ていた布団の中から異世界に連れてこられてしまった。始めは「ドッキリじゃないかしら」と疑っていた。頼れる知り合いも家族もいない。持病の関節痛と高血圧の薬もない。しかし生来の逞しさで異世界で生き抜いていく。
後日、召喚が成功していたと分かる。王や重臣たちは慌てて老女の行方を探し始めるが、一向に見つからない。それもそのはず、きよ子はどんどん若返っていた。行方不明の老聖女を探す副団長は、黒髪黒目の不思議な美女と出会うが…。
人の名前が何故か映画スターの名になっちゃう天然系若返り聖女の冒険。全14話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 16:12:24
113289文字
会話率:54%
子爵令嬢のエマは、王立第一騎士団所属の経理課事務官。
クールなイケメン細マッチョな副団長のイーサンにひそかに片思いをしていたが、ある日うっかり「好きです」と口走ってしまった。
そこから始まる百回の告白と、ツンデレ騎士副団長が自分の恋心に気
付きふたりの想いが通じ合うまでのお話。
最後は溺愛ハッピーエンドです。
※現代風の言葉遣いが出てきますが、そういうふわっとした世界だとご理解いただけると嬉しいです。
本編は最後まで執筆完了しております。全八話ほどの予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 12:16:06
20491文字
会話率:62%
かつて栄華を誇った帝国があった。度重なる侵略戦争に勝利し、領土を拡大し続け、大陸全土において「一強」と呼ばれる時代を築いた大グランドール帝国。物語は、その一強時代が終焉を迎えて間もない頃の話。傭兵最強との呼び声も高かった「ノックス傭兵団」も
稼業では食えずに地方の復興作業を手伝って日々の糧を得ていた。そんな折、村で事件を起こした団員の制裁に副団長が出向いたことを知らされ、団長のヴィクトールは急いで後を追う。このままでは、副団長が団員を殺しかねない。傭兵団結成以来の危機に直面したヴィクトールは必死で馬を走らせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 19:30:00
10908文字
会話率:59%
《作品説明》
「えー……っと、説明すればいいのね。わたしがジェリドっていう、おっさんおっさんな人に体を乗っ取られそうになるのだけれど、断固拒否するはなし……かな?」
「あぁぁん? 誰がオメーみてーなションベンくせー小娘ん中、入ったりすっ
かよ。むしろ、悪酔いしたみてーに気持ち悪りぃんだよ! だいたいオメーが一騎討ちで変なリング使ったからだろーが」
「なっ、レディに向かってなんてことを……気持ち悪いのはこっちのセリフだわ! 兎に角、近寄らないで、早くどっか行って! わたしのぬいぐるみに乗り移ったままだと、ぬいぐるみが可哀想だわ」
「セシリア……オレも自由にどっか行けんなら苦労しねーよ。それに、ぬいぐるみにはオメーの持ち物で偶然入っただけなんだがなぁ。オメーんなか居るよりより居心地は良いんだが。——まぁ、このままじゃぁ互いにマジーし、なんとかするか」
……と、まぁそんなお話です。
《作者からのあらすじ》
同じ国同士、王国軍とその領主軍の戦いがありました。
訳あって勝負は一騎討ちでつけることに。
王国軍は若干17歳で王国騎士団副団長に抜擢されたセシリア。
王国ダンバー領は子爵領騎士団副団長ジェリド。
この一騎討ちで全てを失ったジェリド。彼は血液に含まれる魔力と精神体の一部をセシリアが所持していたリングに吸い取られます。
そして、リングを嵌めて居たセシリアの中で熟成され、元の精神として目覚めます。リングの呪縛で離れられない2人がいがみ合いながらも離れられるよう、様々な困難を乗り越え奮闘するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 23:39:23
217402文字
会話率:37%
世界は再び魔王率いる魔族の侵略を受けようとしていた。
その時、一農民の少年クリフは聖剣に魔族に対抗することのできる力を持つ勇者として選ばれた。
クリフは故郷を離れ、魔王軍や配下の魔獣と戦いつつ、仲間を集めた。
あらゆる武術を心得、”戦
場の華”と称されたエリート女騎士、シャル。
盗賊から一国の傭兵団の長に上り詰めた一騎当千の獣人、アウロ。
数多の奇跡を起こすことのできる、最も髪に愛された聖女、ソフィア。
千年以上の月日を生き、全ての魔導を知り尽くした賢者、フロウ。
彼らはそれぞれの才能を活かし、日々魔族との戦いに明け暮れていた。
順調に勝利を収めていた勇者パーティであったが、彼らは問題を抱えていた。
パーティの女性メンバーは勇者に対して好意を抱いていたのだ。
それに彼女たちはそれぞれの理由で、恋愛の経験が全くない。
しかも、聖剣の影響で感情が奪われた勇者は、彼女たちの自分に対する好意を全く解することができない。
勇者パーティの副団長であり、勇者の幼馴染であるクラウスは、先頭を指揮しながらも彼女たちの恋愛相談に乗ることになる。
彼らは無事世界を救うことができるのか。
そして、彼女たちは勇者の心を攻略することができるのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-19 23:13:44
2390文字
会話率:33%
「愛してる」
絞り出すような、震える声で彼は私の姉を抱きしめて言った。
アリアーナ=レイルズは、命をかけて恋人の命を救ったものの、死の淵から戻った恋人のシリウスが愛を告げたのは、彼女の『姉』ローゼリアだった。
竜の血を引く王家特有
の病気『竜魔症』に侵された恋人のシリウス=リントヴルムはこの国の第二王子で、第一魔術師団の団長だ。
シリウスを助けるため、第一魔術師団の副団長を務めるアリアーナ=レイルズに竜魔症の治療に必要な『竜の鱗』をとってくるように王命が下り、危険な魔物の跋扈する『竜谷』に向かう。
『一度目の人生』では、シリウスの命も仲間の命も救えなかった。
けれど命と引き換えに、「竜」にもらった二度目の人生。
『次』は必ず助けるとアリアーナは自分に誓い、数ヶ月かけて命からがら鱗を持ち帰るも、彼の愛は姉に向けられていた。
白魔法に愛された稀代の『聖女』ローゼリア=レイルズ公爵令嬢。
彼女はレイルズ家特有の白魔法の才能がないと両親や親族に蔑まれてきたアリアーナに、唯一優しくしてくれた大好きな姉だが、素直に祝福など出来なかった。
更に父親に国から追い出されたアリアーナは『二度目の人生』と引き換え時、竜と『約束』していたことを果たすために竜谷へ向かう。
アリアーナが去ったその日に王都が魔物に襲われていたことなど知る由もなく。
――それから数年後、竜の元で暮らすアリアーナのところに彼の弟が現れ、『シリウス兄様があなたを必要としている』と、彼女を王都に連れ戻そうとするが……――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 15:08:23
272551文字
会話率:44%
三つの大陸内で文化が形成される時代の中、西陰大陸では月の国が事実上の最高権力を保持していた。
優秀な者だけが評価される月の国騎士団に入団すべく、騎士の少年アムルは入団試験に臨むのであった。
しかし、試験によって浮き彫りになる内政に
より、アムルの心は揺れ動いてしまう。
闇の国を滅ぼそうと動いていた騎士団長に自身の姉だと言い張る副団長。だんだんと何もかも信じられなくなるアムルは、恩師までも疑ってしまうのだった。そしてついに闇の国へと向かい……。
これは、そんなアムルが自身の求める未来を作るべく避けられない戦争を通して時に悩み、時に笑い、時に涙流す、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 07:00:00
29408文字
会話率:56%
道内の大学に通う女子大学生・柳本椿(やなぎもと つばき)は、学祭当日謎の光に包まれて異世界に召喚されてしまう……聖女のおまけとして。
なんとかこんとか生活基盤を整えてたら、『氷の騎士』と呼ばれる魔法騎士団副団長、ギルバート・オルティスに迫
られて──!?
「……心の底から、どうしようもないほど。お前を愛しく思っている」
これは、不器用な魔法騎士と(自称)平凡な女子大学生の恋のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 21:10:42
57949文字
会話率:32%
俺は冒険者のサブロー、異世界転生者だ。
趣味はピンク街にある「ケモケモぱらだいす」通いの生粋のケモナーである。
そんな俺がいつものようにクエストを終えて所属するクランホームに帰ったら、いきなりクランの副団長から追放勧告を受けてしまう。
理由
はテイマー限定クランなのにモンスターを一匹もテイムしていないから。
そりゃそうだ、だって俺魔法使いだもの。
ムカつく副団長の鼻を明かしてやる為に、クランを追放された俺が向かったのは奴隷商館。
そこで俺はケットシーによく似たかわいいワーキャットの奴隷を購入したのだが、契約した瞬間に彼女から白い煙が広がって……?
見切り発車の不定期更新。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 21:00:00
32499文字
会話率:44%
聖女を虐げたという罪名で隣国のホルグス王国へ追放された、公爵令嬢レイシア・ヘルメーヴェ。その国では魔物による災害、すなわち「魔災」が頻発していた。
とあるきっかけで聖魔法を発現させたレイシアは、ホルグス騎士団の副団長を助けたことにより王城
へと向かい、試練を経て聖女となった。
これは、追放された元公爵令嬢が、自分の居場所を見つけるための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 22:33:13
14805文字
会話率:44%
これはある一人の聖騎士、アキューズ・ベアリルが魔王の呪いによって暗黒騎士へと堕ち、そして副団長の罠にはまって国を追放され、その全てに復讐を誓う物語の序章である。
最終更新:2024-12-08 17:10:00
9316文字
会話率:53%
義姉が聖女になったことで義家族に捨てられたステラは、大喜びで家を飛び出し、憧れの魔術師になるべくこっそり王城へ赴くも、あれよあれよとなぜか王宮侍女に!?
優しく麗しい魔術師団副団長になんだかとっても構われながら、いつか一緒に働ける日を夢見て
頑張るステラ。
「仕事ができると思われれば行きたい部署に行けるわよ!(侍女としての配属先)」
「なるほど、希望の部署に行けるように頑張ります!(魔術師団のこと)」
ステラ本人も勘違い!侍女仲間も勘違い!魔術師団員も勘違い!王都の民も勘違い!王族までもが勘違い!
全員が全員ステラを取り巻くあれやこれをほんの少しずつ勘違いしているのに、なぜか全てが不思議と噛み合って誰も勘違いには気づかない。
そして、勘違いの中から勘違いじゃ済まされない恋心が育まれていく……
「君に側にいてほしいんだ」
「私があの人のことを好き!?いやいや、きっとこれは勘違いだわ!」
果たして勘違い令嬢ステラは夢も恋も叶えることができるのか??
※タイトルは変更する可能性があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 06:50:57
55065文字
会話率:32%