焼いたホッケと冷えた缶ビールを一人で。
最終更新:2022-05-12 23:36:47
2017文字
会話率:5%
「今日も、あんなところで寝てるわ」 遠くから、自分の冷えた体を眺める。
あーあ。道端でお亡くなりになったんだね。。
最後の思い出はなんだい? 一番最後に嬉しかったことはなんだい?
目を閉じる前に、全身の皮膚から感じた発酵熱の温もり。
生ゴミが腐ってガスを発生させた、その発酵熱が、最後の記憶さ。
今朝、見た景色は、自分以外の奴が、道端でくたばっている様子だった。
まさか、今夜は自分の番になるだなんて、夢にも思わずに。
この星では、自分が遭遇している光景は、珍しくもなんともない。 いつも、世界の誰かが、命を落としているように。
何光年も生きる生命体で構成されたこの世界では、そんなできごとは、些細な問題として片付けられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 11:45:44
2976文字
会話率:17%
肇は、妹の学校で起きた謎の状況「冷蔵庫に冷やされていたグローブ」を解き明かすように言われた。
肇には、さっぱり解らなかった。しかし、彼の恋人、鈴音さんはそうではなかった。
最終更新:2022-04-19 07:00:04
8750文字
会話率:56%
冷蔵庫は昔とくらべて進化してますね。
最終更新:2022-04-02 20:12:57
339文字
会話率:0%
おしりは温めてあげて…(。>д<)
最終更新:2022-01-31 20:00:00
1666文字
会話率:0%
親友に5秒で思い浮かんだタイトルを教えてほしいと言ったら、このタイトルをいただきました。
最終更新:2021-12-18 11:10:39
793文字
会話率:4%
私の目は節穴ではありません。
最終更新:2021-12-13 18:55:46
327文字
会話率:46%
虚無が増え続ける日々のとある朝。
最終更新:2021-09-08 14:59:32
222文字
会話率:0%
涙を集めにいく。
そう話した兄は、よく冷えたボウルを手に外へ繰り出した。
追っていった僕が目にしたものは……。
最終更新:2021-07-29 23:00:00
2509文字
会話率:7%
その年の夏は、冷夏という予報に漏れず、日が暮れると空気がとても冷えた。
シャワーだけだと身体が温まらない。我が家は毎日、風呂を入れる。
夏休みに入っても変わらないけど、これまで僕が任されていた風呂掃除が、
ここのところ母がやってくれている
ようだけど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 19:47:36
3952文字
会話率:7%
物心が付いたころに、連れ子同士として出会った二人。
そして、中学生になった二人は――
最終更新:2021-05-06 03:34:59
1009文字
会話率:37%
都市の闇の掃き溜め、スラム街。その路地裏の一角に住む家庭の間に産まれた子供が、俺だった。母親は娼婦で、俺を育てようと必死に頑張っていたが、客に執着されて殺された。父親はヤバイ商売に手を出し、尻拭いのために見せしめとして殺された。
俺は孤児
になった。この都市の孤児院に引き取られたが、そこの院長は絵に描いたようなクズだった。
俺は孤児院を抜け出し、また元のスラム街に戻った。そこでは明日を生きるために盗みを働いて生きてきたが……………今日、俺は雨の中、頭から血を流して倒れている。
どうして俺がこんな目に合わなきゃいけないんだ。どうして俺のような人間は泣いていて、都市のやつらは笑ってるんだ。
雨に打たれて身体が冷えたからか、意識が朦朧としてきた。そのまま俺は目を閉じる。願わくば、このまま死ねるようにと……………でも、意識を失った俺に待ち受けていたのは、悲鳴も上げられないような苦痛と、膨大な知識の流入だった。
苦痛が終わり、落ち着いた頃に俺は悟る。
俺は、かつて冒険者だった。裏の世界に平気で出入りするような、渇いた人生を送る男だった。男の最後はあっけなかった。背後から、暇つぶしに面倒を見ていた後輩の冒険者に背中を刺されて死んだのだ。
恐らく、これは前世の俺の記憶、そして知識だ。だが、なぜか俺という人格は俺のままでいる。いや……当然か。前世の記憶があろうと、俺は俺だ。何者であろうと、俺という存在が犯される事などあり得ない。
だったら、この記憶と知識を有効活用してやろう。今度こそ、安心して明日を生きれるようになるために。
今度こそ、飢えぬ人生を送るために。
これは、やがて【混沌の英雄】と呼ばれるようになる、とある少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 15:46:54
206文字
会話率:8%
エーディット・デ・メイは望まれて嫁いだ。
最初から、夫に、愛されていないと分かっていた。
よくある政略結婚のはずだった。
でも、エーディットは、恋をした。夫に恋をした。
そして思った。この恋は、きっと、いつか自分を殺す。
この恋は、きっと、
いつか自分に刃を突き立てて、エーディットを泡にするだろうと。
執筆済み、毎日0時投稿
1/16より番外編投稿開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 00:00:00
93936文字
会話率:46%
蒸し暑い夜、だらしない格好で知り合いが冷えたビール持参でやって来る。口をついてでる暑いと言う台詞から始まる、下らない会話。
最終更新:2020-12-23 19:49:37
828文字
会話率:100%
少女は祈る。
愛しく思う者達の幸せを。
男でもなく女でもない精霊は願う。
自分の胸に甘い疵をつけた者との永遠を。
青年は知る。
どれ程の愛を甘受していたかという事を。
きっと、風は吹き貴方達の頬に口づけを贈る事でしょう。
きっと、水は
貴方達の喉を潤してくれる事でしょう。
きっと、大地は貴方達に豊かな恵みをもたらしてくれる事でしょう。
きっと、炎は貴方達の冷えた身体を温めてくれる事でしょう。
恐れずに、いきなさい。精一杯行きながら、生きなさい。
◆◆◆
絵本作家であり童話作家のケセは、霊山シンシンリーで精霊を拾う。
ヒトカ、そう名乗った精霊は性別すら持たない。
ケセとヒトカの奇妙な同居生活が始まり、そしてやがて恋に落ちていく。
精霊の女王が見守る奇跡。
だけれども、幸せはほんの一瞬。
ケセとヒトカはやがて運命に立ち向かう事になる
サイト『歌籠』『http://utakago.sakura.ne.jp』で連載されていた小説の改稿版になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 17:00:00
25079文字
会話率:14%
彼女は感情の変化に乏しい人だった。
彼は、そんな彼女に無関心であった。
そんな夫婦であった彼らは、それでも何の変哲もない、当たり障りのない幸福を謳歌していた。
今日もまた彼女は彼の帰りを待つ。
彼の帰りを見送っている事にも気付かないまま。
最終更新:2020-10-05 22:20:55
5274文字
会話率:27%
寒い夜だった。
秋になりはじめて、夜中から明け方にかけて足下が冷えた。
そんな夜にふと目が覚めて、自分の足の冷たさに震えた。電気毛布を出していたので、尚早かとは思いつつもスイッチをいれ、ごくわずかに温めた。
それでなんとか足を温めて
、無理矢理寝返りをうつ。狭いベッドの中で、毛布が巻き付いてくる。
それから部屋がしんとしているのを感じて、なんとなく落ち着かなくなった。
静かすぎるのは苦手なのだ。だからといって騒々しいのはもっと苦手だ。贅沢な悩みだと思いつつも、静かさに鳥肌を立てる。
シャーッという水の流れる音がする。
シャワーだ。
シャワーの音がする。
このマンションには、私以外に夫しか住んでいない。その夫は、仕事が遅くなりまだ帰宅していない。
では、誰が浴室にいるのだろうか?
耳を澄ませてみる。
誰かいるのだろうか。
誰が、他人の家でシャワーを浴びるだろう?
ザブン。
湯船に湯を張っているのか、つかる音がする。
しばらくの沈黙。
やはり誰かいる。
だけど、誰もいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-08 16:00:00
1625文字
会話率:0%
幼少期にテロ組織に拉致され暗殺者として育った少年は、ある人物に救い出されて生まれ育った日本に帰って来た。
普通の高校生をしながら、裏の世界にも籍を置き仕事をこなす毎日だったが、心は冷えたままだった。
しかし、偶然にも妹の沙希と再会を果たして
その心は揺れ動く。
そんな高校二年生の男子が周りの人達を関わりながら人間としての心を取り戻していくお話です。
※カクヨム、アルファポリスにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 18:29:06
311886文字
会話率:43%
雷鳴が聞こえる。
少し冷えた朝と、消し忘れたタバコの煙
すり抜けていった体温。
雨は止まない。
趣味はギターとベース、仕事はバーテンダー。内気な24歳の主人公「倉前 リサ」
そんなリサには大きな秘密があった。
秘密は一生誰にも打ち
明けずに生きていこうと決めたのに、ある朝目覚めると目の前に見知らぬ男が。その男は、リサの秘密を知っていると言いだして・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 03:00:00
3208文字
会話率:30%
真面目な主人公と自由奔放に生きている彼。
人に甘えられない彼女と人に甘えてばかりの彼。
全く正反対な二人が惹かれあい、傷つき、ぶつかり合い、色々な感情に合い。
弱かった主人公が少しずつ強い大人になっていく姿を書いた物語。
最終更新:2020-05-23 02:22:59
1603文字
会話率:32%
私をあなたの過ちに 割れた夢の残り香を
冷えた身体に重ねて伝えて 二人で一つを温めた。
なろう内では曲とかの歌詞を使えないのですが、本作に何かしらの曲のメロディーのイメージを乗せて、作品に活用することは、無許可で構わないのですっ><
最終更新:2020-05-18 15:09:04
853文字
会話率:34%