八島花埜(やしまかの)は高校2年生。自殺すると勘違いされ、クラスメートの田倉大(たくらだい)と共に屋上から落下した。死は免れ、この世に戻ったが……二人が生き続ける条件は地獄から脱出した魂を連れ戻すことだった。*自ブログにて同時掲載しておりま
す。**ツギクルでも登録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-23 10:00:00
107311文字
会話率:46%
刀。
それは、その美しさゆえに、数々の者を魅了する、美術品。
それは、日本の冶金技術の高さを証明する、工芸品。
だが、その意味は、武器。その目的は戦闘、そして他者の殺害。
凶器ゆえに、鈍く光る銀の煌きに魅せられるものは数知れず。
だけど
も、八島大輝の元へ現れた日本刀は、少し違っていた。
人の言葉を喋り、大飯喰らいで、バカっぽい、狐の尻尾と耳を生やした女の子だった。
その銘は、小狐丸葛葉。
刀剣譚。
最高の剣を決める、刀剣たちの宴へ、ようこそ。
さあ。最後の一振りになるまで、斬り合いましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-10 17:50:31
112448文字
会話率:39%
東京湾の中央に位置する《スクールアイランド》にある一葉高校に通っている浅野優と八島健。
二人が昼休みにカードマジックをしていると、学校一の美少女と称される少女、一護ありさが興味深そうに二人を見つめていた。
放課後、マジック用のトランプを学校
に忘れた優は、教室に取りに帰る。
すると、そこにはボディラインがはっきりと現れるマジシャンの格好をした一護ありさがいて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-21 20:37:49
8563文字
会話率:32%
八島優一と坂本真紀は幼馴染で恋人同士。
普段はとても仲がいいんだけど、「あの」話題になるといつも大ゲンカを始めてしまう。
ジャンルは恋愛ですがそこまで恋愛要素ないかもです。
学生さんにぜひ読んで欲しいです。あなたはどっち派ですか?
最終更新:2013-01-13 01:57:57
2801文字
会話率:45%
※リメイク化準備中。新規小説として再開する予定です。公開できた際には、この小説は削除する予定です。
――その前に、ある■■■■の話をさせてほしい。
それはあまりにも当たり前で、しかし一定を超えてしまえば異常であって、酷く醜く気持ち悪
いソレは生まれてしまった。
生まれる場所を、時間を、状況を間違えてしまったのだと誰もが口を揃えて叫び散らす。生きるが罪。存在が災禍。誰も望まれなかった。しかし世界は、ソレの死を嫌った。
死ね。死ね。死ね。殺意の呪言はいつしかソレにとっての祝詞へと変わっていった。
万象、一切合財塵も残さず絶滅してしまえ――ソレがそう思い至るのも必然。ソレは自らを最底辺の劣等種だと信じて疑わない。何もかもが眩しくて、煌めいていて、壊したくて堪らない。
ソレは深淵。ソレは超深奥。ソレは唯我。ソレは、■■。
本題だ――ある神楽の話をしよう。この神楽がいと雅と見られるか、いと醜悪と見られるか、それは烈士達の舞に委ねられる。
幕府が成立して三百年、平穏が掻き消え始めたのは六十余年前のことであった。
今や乱世――山賊、海賊、辻斬り、更には妖魔が横行跋扈する時代。町村外での殺しは法では裁けない。
力無き者は何も守れず奪われ殺される。これは一般。これが普通。
領間の衝突なぞ簡単に生じ、勝利領は敗北領の金品や武具、女といった戦利品を持ち帰り、戦果によっては宴を開く。結論、蹂躙して悦ぶ馬鹿者が圧倒的に巣食っているのだ。
皆全て、海外諸国との外交により外来の技術を貪欲に取り入れた幕府の出過ぎた意向が原因である。
堕ちた極東の国。形式上、幕府が治めし“神の住まう国”――神は必要か?――
国の名は“神州”――“神州高天原大八島国”
力が全てのこの国で、真に恐ろしきは人か、妖魔か、はたまた別の何かか。
これより、鮮烈なる神楽が幕を開ける。演目は『紅蓮天照烈士之神楽』
天照の下に集い、神州屈指の益荒男達は烈士として舞い踊り、咲き歌い、散り奏で、艶めく演じて、紅蓮の如く生きていく。
さぁ、前座は終了。拍手喝采の準備はよろしいか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-25 04:19:36
198380文字
会話率:48%
三年前に世界を襲った【血の独立記念日事件】。以後、現代は幽霊や妖怪、精霊、幻獣、はては悪魔や神と呼ばれる存在までもが人類の前に姿をあらわすようになっていた。
そんなカレらが引き起こす【D事件】を解決する日々を送る主人公、八島義影。ある日、
彼のもとには行方不明のバンド仲間を捜してほしいという依頼(命令)がもたらされる。すぐに容疑者は挙がるが、事件は意外な展開を見せ……。
至高の忠犬、逆撃の負け犬、最強の警察犬、そして狂乱の番犬がドッグラン(戦場)を縦横無尽に駆けめぐる、本格妖怪バトル活劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-20 18:46:11
261640文字
会話率:36%
全てに疲れ、流れ着いた海岸にあの娘は居た。若くして隠遁生活を始めた山口拓也が借りた部屋のテラスによく猫が訪れていた。その猫をディンガーさんと呼ぶのは、高校を卒業して同じく無職の少女、八島みどり。仕事に疲れ、生きる目的を見失った拓也には、ディ
ンガーとみどりとの交流で疲れた心と体を徐々に癒していく。長く続くと思っていた緩やかな時間は、ディンガーさんが雨の中に消えたときに終わってしまう。何時も笑っているみどりの背後には深い孤独と死の影が付きまとっていたことにやがて拓也は気が付く。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2008-07-07 00:48:27
35981文字
会話率:50%
全てに疲れ、流れ着いた海岸にあの娘は居た。若くして隠遁生活を始めた山口拓也が借りた部屋のテラスによく猫が訪れていた。その猫をディンガーさんと呼ぶのは、高校を卒業して同じく無職の少女、八島みどり。仕事に疲れ、生きる目的を見失った拓也には、ディ
ンガーとみどりとの交流で疲れた心と体を徐々に癒していく。長く続くと思っていた緩やかな時間は、ディンガーさんが雨の中に消えたときに終わってしまう。何時も笑っているみどりの背後には深い孤独と死の影が付きまとっていたことにやがて拓也は気が付く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-07 00:41:31
43188文字
会話率:49%