【あらすじ】
「「チェンジ!!!」」
アリシア・モーガン(7才)、ヴェルナルド・グンヒル(7才)は母親同士が親友の間柄であることから、生まれた時から幼馴染として育った。伯爵家息女、男爵家令息という家格の違いがあったが、母親達の意向で7才に
なったら婚約する事となっており、二人は幼いながらも貴族として当然と思い過ごしていた。しかし、婚約の席で自分達の前世が日本人であったことを突如思い出す。しかも、前世では血の繋がった姉弟だったのだ!『『魔法!貴族!異世界転生で弟(姉貴)と将来結婚!?倫理観と生理的に絶っっっ対無理!』』二人は慌てて婚約をしたくないと主張するが、ただの子供の癇癪と取り合ってもらえず婚約が成立してしまう。その日からあの手この手で婚約を破棄しようと奮闘するアリシアとヴェルナンド。ついには婚約が破棄されないなら『修道院に出家いたします!!』と宣言し、伸ばした髪を切り落としてしまうアリシア。覚悟を宿した幼子に根負けした両親達は、一つの条件を提示する。それは、「16才までに『真実の愛』を見つけること」だった!この世界では、真実愛する者が現れると、左胸に花の文様が浮かび上がるのだ。そして文様から本物の花が生まれ、愛する者に渡す神の祝福が得られるという。しかし、両親の言葉に二人は絶望する。『『恋愛対象年齢が年上すぎる!!!』』のだ。この日から、7才児たちの真実の愛を見つける奮闘記が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 00:00:34
1120文字
会話率:100%
「リディア・アルトワ嬢、あなたとの婚約は破棄させてもらう!」
王太子の突然の宣言と、聖女セレスティアの涙。
悪役令嬢に仕立て上げられたリディアは、身に覚えのない罪で学園を追われ、辺境の修道院へと追放されてしまう。
静かな日々の中、ふとよ
みがえったのは――前世の記憶。
どうやら聖女の“正体”は、前世で彼女をいじめていた女子だったらしい?
そんなリディアのもとを訪れたのは、あの王太子様で――
「君に、お願いがある。僕と偽装婚約をしてほしい」
ええっ、今さら何を!? と思いつつも、どこか不器用で真面目な彼にほだされて、始まった“偽装婚約”生活。
一緒にお茶を飲んだり、お菓子を作ったり。最初はぎこちなかったふたりの距離は、少しずつ、確かに近づいていって――
「……もう、偽装じゃなくてもいいかもしれないな」
追放された悪役令嬢が、まっすぐで優しい王太子にじんわり溺愛される、あまあま異世界恋愛。
ざまぁ?いいえ、幸せが一番のお返しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 18:20:00
5382文字
会話率:32%
元商人で金で貴族の地位を買った父親を持つシャローラは、商才に溢れる少女。
貴族学校で知り合ったウイリアム公爵と恋仲になり、婚約する。
彼の商売を手伝い、一緒に成功する彼女。
そんな時、幼馴染のルーベルト王子から、熱烈なアピールを受ける。
当然それを拒絶する彼女。
王子は、身を引いて去っていく。
しかし、貴族学校の後輩である公爵令嬢のダニエラと彼女の父親が、王子とシャローラの仲をでっちあげて婚約破棄を迫る。
ウイリアム公爵は、すでにダニエラに気持ちが移っていたのだ。
シャローラは、濡れ衣を着せられ婚約破棄される。
彼は、ダニエラと婚約する事になった。
逃げる様に修道院に入るシャローラ。
しかし、そこで病に伏せってしまう。
何者かに修道院から連れ去られた彼女は、後宮でルーベルト王子の元乳母に保護される事になる。
シャローラは、別人の様に成長したルーベルト王子と後宮で再び出会う事になる。
彼女は幸せになれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 15:24:08
72387文字
会話率:29%
リーチェはやさぐれていた。
初めの結婚は白い結婚、次の縁談は破談。ずっと政略の道具になるぐらいなら修道院に行って引き籠もってやる!こんな男はいないだろうという条件をだしたら家族がある男を連れてきて。
政略を受け入れて先へ進もうとしたけど諦
め切れなかった二人とその周りの話。恋愛要素は薄いかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 22:20:00
54030文字
会話率:41%
ラプラディア王国第一王女でありながら修道院の司祭として働くカミラはある日、横暴な兄に妹の婚約者だった少年騎士との結婚を命じられる。
カミラは美しい妹ではなくて八つも年上の自分と結婚せざるを得ない夫のルークを気の毒に思い、夫婦生活もぎこちない
ものになる。やがてカミラは娘を授かるが、襲撃者から娘を庇ったことで石化してしまう。
カミラが目覚めたときには、十五年の年月が経っていた。そんな彼女を待っていたのは、年齢差が逆転した夫と美しい女性に育った娘からの溺愛だった――!?
全17話の中編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 18:00:00
110313文字
会話率:39%
その力を手に入れし者、まさに人智を超えたる王者の一人となれり――。
栄華を極めた帝国が滅び去り、新たなる秩序の誕生した時代。
砂漠の町ジグラト・シティの貧乏修道院で働くアクセルは、日々医術でもって人々の病を癒す仕事に励む少年だった。
だがそんなある日、悪漢に追われる幼い兄妹を助けたことから、想像を絶した巨大な騒乱へ巻きこまれる事態となってしまう。そう、それはシティはじめ、周辺一帯を覆い尽くさんとする不吉な戦の雲……。
否応なく、世界はいつしか速度を上げて暴虐の嵐へ突き進もうとしていたのである。
そして時は乱世、力こそが全ての時代。すなわち戦争の陰には、常にある畏怖すべき物体が存在した。
その脅威的な破壊力もたらす唯一のもの――それが「オーバー・ブレイク」。原理も仕組みも、何もかも全く解明されていない幻想と虚言に包まれた伝説的機械群。
<ほら話の中の馬鹿げたからくり>。
むろん、少年の住まう地に襲い掛かる戦乱にも、その胡乱な姿が陰に陽に見え隠れするのは言うまでもなかった。まるでそれは神が与え給うた試練のように、少年の前に傲然と立ちはだかり、さらに決して消え去ることがない。
――野心と謀略禍々しく渦巻く荒野の中、しかしてある恐るべきひとつの<機械>が、今まさに世界の片隅で静かに目を醒まさんとしていたのである。
それがいずれ大陸に凄まじき大戦をもたらすことになるなど、まだ誰一人知らぬまま。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 17:18:42
234501文字
会話率:42%
普通のシステムエンジニアだった私はある日、別の見知った世界に居た。多分、トラックに轢かれたか過労死か何かで無念の死を迎え、異世界に転生したんだと思う。転生先は、弊社作成スマホアプリ乙女ゲーム『ラ・ギルランド』のラスボスにして悪女、マルグリッ
トだった。すでに宮廷からは放逐された身なので修道院でゆるっと暮らしていたのだけど、ゲームのヒロインが行方不明になっているらしい。えっ、誰が物語を進めるん…。しかも私を断罪したはずの皇太后から宮廷に招かれる。よく考えたら今日は、ゲーム本編ストーリー開始の前日だ。私=マルグリットがうかつに宮廷に舞い戻ると、ラスボスへの道が開けてしまうのではないか。それは困る。困ってるうちに、その“前日”がループしているという大問題にまで気が付いてしまう。もしかしてこのループ、ヒロインを見つけないと終わらないのでは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 03:20:00
103847文字
会話率:34%
転生先は、乙女ゲーの「悪役」ポジション!?
このまま、謀殺とか絶対に嫌なので、絶望中のルームメイト(魂)連れて、修道院へ遁走!!
前世(現代)の智慧で、快適生活目指します♡
「この娘は、私が幸せにしなくちゃ!!」
※※※
現代の知識
を持つ主人公と、異世界の幼女がルームシェア状態で生きていく話です。ざまぁなし。
※重複投稿作品※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 22:46:06
147496文字
会話率:41%
三度の飯より昼寝が好きな公爵令嬢ミランダは、王太子のイーサンに婚約破棄され、北の修道院へと入った。
ひょんなことからミランダは修道院の近くの塔に幽閉されている、王族のオルトを救い出したのだが、彼にとても気に入られ――!?
最終更新:2025-03-26 21:52:57
12865文字
会話率:35%
ブリジットは王太子から婚約破棄される。
修道院行き?道中での暗殺?
お断りです!
「彼女は私がもらいます」
そう告げたのは筆頭公爵家の主オディロン。
王太子妃候補の次は、宰相の婚約者。
死を回避するためなら、喜んで!
転生令嬢ブリジットと、
眠れる獅子オディロン、そしてその子どもたちの、ハートフルストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 20:14:00
100718文字
会話率:53%
公爵家の一人娘レティシアは第一王子の婚約者だった。けれどまもなく結婚という時に、王子の不貞で婚約は破談となる。
実家の公爵家の跡継ぎは、4歳年下の義弟エリクと決まっている。すでに二十歳のレティシアには、まともな嫁ぎ先も望めない。困った父公爵
は、義弟エリクとの結婚を提案してきた。
可愛い義弟の負担になりたくなくて、密かに修道院に行こうとしたら、義弟が泣いたり怒ったりしながら追い縋ってきたお話。
☆氷雨そら様主催「愛が重いヒーロー企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 21:18:04
9532文字
会話率:22%
「英雄殿に生きていてもらっては困るのだよ」
魔王を倒した勇者はその夜、宴の席で暗殺された──
エルフの血を引く王女シルヴェリカは魔王オルディミールの子を身ごもっていた。狡猾な彼女は生まれた娘を亡き勇者ベリアスの子と偽り、争いを避けるため
と称して修道院に幽閉する。オリアネッタと名付けられた娘は美しい少女に成長するが、出生の秘密を知る者から性的虐待を受け、禁忌とされる魔術の実験台にされていた。腐敗した修道院の奥で混血児のオリアネッタは自身に流れる人間の血を憎むようになっていく。
そんなある日、修道院が死者の軍勢に襲撃される。
亡者の群れを率いていたのは、勇者ベリアスその人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 19:21:06
40361文字
会話率:40%
「貴方、もしかして“明子”?」
私は漫画やアニメが好きな普通のOLだった。
しかし事故に遭った直後、気が付くと大好きな乙女ゲーム『あなたとワルツを』の悪役令嬢ルイゼに。
なぜか母も同じゲームの世界に転生。
目指すのは“破滅エンド”の回避
――ではなく、最も軽い罪の“修道院送り”!
余計なことをすると、最悪の結末に書き換わるかもしれない。
それならシナリオ通りに行動して、最も軽い罰を受ける結末を選ぶ!
“シナリオ通り”に行動した結果は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 15:56:42
12623文字
会話率:20%
時の流れに取り残された古い修道院に、一人の老僧ラファエルは静かに暮らしていた。ある寒い冬の朝、彼はすべてを失った音楽家と、その幼い息子エリアスを迎え入れる。エリアスとの日々は修道院に新たな生命を吹き込み、ラファエル自身も心を開いていく。しか
し、ラファエルは自らの死期を悟り、エリアスに愛と光を忘れないよう教えを遺す。
ラファエルの死後、エリアスは新たな人生を歩みながら、老僧の教えを胸に抱き続ける。そして、その音楽にはラファエルの優しさと祈りが静かに響くのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-13 23:18:04
1720文字
会話率:10%
王の血を受け継いでいる男の子を修道院から王宮へと送り届けることになった。
アニーの役目は、道中の侍女兼護衛。
こちらはカクヨムにも掲載しています
最終更新:2025-03-13 12:12:09
9260文字
会話率:43%
身代わりでも何でもいいから、とにかく私は修道女になりたいのです。
だから、私の邪魔はしないで欲しいのに、なぜか修道院へ辿り着けなくて困ってます!
最終更新:2025-03-10 10:15:20
18084文字
会話率:26%
子どもの頃に父から性的な悪戯を受けたアニエスは、男性恐怖症に陥った。
学園を卒業後修道院へ入る筈が、母の再婚相手の都合で、ある侯爵家へ嫁ぐことに。
数年間だけの白い結婚でいいという条件だったため渋々受け入れた。
美貌の侯爵令息であるゾーイは女性嫌いで、男色の噂があったがそれは事実だった。
女性は愛せないと言ったゾーイに嫁ぐ日、ゾーイの同性の恋人シェリがそこにいた。
アニエスは夫と愛人シェリの三人での結婚生活がはじまるが······。
アニエスが自分の過去の闇から脱し、自分という存在を前向きに愛することができるようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 01:07:21
28328文字
会話率:30%
修道女シャルロットは、同僚のマリアンヌを転落事故で亡くしてしまった。しかし修道女である筈のマリアンヌは妊娠していた。そして修道院内ではマリアンヌの幽霊が出るという噂が立ちはじめる。事故ではなく事件を疑い出すシャルロット。そんな時、新任の司祭
が赴任して来る。シャルロットは新しい司祭と共に事件の真相に迫ってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 14:42:32
5665文字
会話率:29%
貴族の娘でありながら、継母に虐げられ、召使い同然の生活を強いられてきたクラリス。父からも見放され、ついに屋敷を追われた彼女は、行くあてもなく修道院へ送られることが決まる。しかし道中、ならず者に襲われた彼女は、偶然出会った青年ラウルの手を借り
、逃げ延びることに成功する。
自由を求め、運命に抗うクラリスの旅路。過去の呪縛を捨て、新たな人生を歩む決意を固めた彼女の前に広がるのは、未知の世界だった。
一方、継母レイナは反省することなく、変わらぬ優雅な生活を続けていた。クラリスが去ったことなど、彼女にとっては取るに足らぬ出来事に過ぎない。だが、それでいいのだ。クラリスはもう、彼女の影に怯える必要はないのだから。
これは、「ざまぁ」では終わらない物語。
虐げられた少女が自らの手で未来を切り拓く、希望と再生の物語。
この小説は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」様にて重複投稿させて頂いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 00:18:39
6101文字
会話率:35%
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路
を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 12:38:13
359808文字
会話率:25%
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路
を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 16:46:44
12621文字
会話率:24%
5歳の時に双子は不吉だからと修道院に捨てられたエルシー。16歳になったエルシーは将来「神様のお嫁さん」であるシスターになるために、シスター見習いとして励んでいた。そんなある日、エルシーを捨てた父が訪ねてくる。何でも、エルシーの双子の妹セアラ
が国王のお妃候補に選ばれたけれど、彼女は階段から落ちて顔に大きなアザを作ってしまったらしい。
お妃様候補は13人。1年間王宮で過ごさなければならないという決まりがあるが、顔にアザを作った状態でセアラを王宮に入れることはできない。エルシーは父に、言うことを聞かなければ修道院への寄付金を取り止めると脅されて、セアラのアザが直るまで、身代わりとして王宮へ入ることに。
一方、女嫌いの国王フランシスは、お妃候補たちを追い出すべく、王宮では掃除洗濯料理に裁縫…、全てを自分や自分の侍女たちでやれと無理難題を出してーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 12:00:00
257664文字
会話率:38%
中世ドイツ、フリードリヒ1世の治世、西暦1172年の初夏、奴隷にされ、商品として輸出されかけていた僕は、かろうじて助けられ、修道院が経営する孤児院に収容された。しかし、折しも悪魔教団が来臨を予言している悪魔の子ではないかと疑われ、火あぶりに
なりそうになる。辛くも逃げることができたが、どういうわけか転移門が作動し、逃げた先は天使と悪魔の攻防が続く、魔物や魔法に満ちた異世界だった。その日の食事にも困った僕は、生きていくために、天使側の組織に属する冒険者達の魔物討伐の下働きをするはめになった。飢えながら迷宮前で雇ってくれる客を待つ毎日。雇われなければその日は食事もできない状況の中で、迷宮である師と出会い、自らの能力に目覚めることになる。また、目覚めることにより、自分が何者であるのか少しずつ判明していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 10:22:48
1739432文字
会話率:44%
聖ヨハネウス十字教国の文書館――10歳になった主人公・エルは、国中の書物を正典、禁書認定する『検閲』任務に従事する、新米史徒(ヒストリア)だ。
そんなエルの初任務――エルは国を滅ぼす強大な魔力を秘めた禁書『大罪の黙示録』と出会う。
『大
罪の黙示録』全7編は、建国時に各編が裁断され、国中に数多ある何処かの教会、修道院に隠されていた。
これはエルが、仲間と共に禁書『大罪の黙示録』をさがす冒険、禁書の魔力を狙う反十字教結社『ハコブネ』との戦いのなかで、成長していく物語である――
※初連載です。ご感想等いただき、今後の作品に活かしてまいります(ᵕ̤ᴗᵕ̤)
※恋愛要素はありません。(作者の志向で、ボーイズラブ、ガールズラブが漂うことが稀にあります。)
※異世界転生モノではありません。ダークファンタジーですが、シリアスではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 17:45:01
107496文字
会話率:39%
そこはデジタル家畜の住む世界だった。
最終更新:2025-02-15 10:14:15
249503文字
会話率:52%