都内の大学に通う平凡な大学生、羽柴《はしば》 悠生《ゆうせい》は、幼い頃からある特殊な力があった。
それは、人の死期が分かるというもの。
死期が近い人間の側には、黒い人型の影が視えるのだ。
彼はその力に戸惑いながらも、高校生の頃体
験したある事故をきっかけに、『救える命があるのなら救う』と決心する。
そんな彼の前に現れた、一人の女子高生。彼女には、あの『黒い人』が憑いていた。
何故か頑なに悠生を避けるその少女に対し、自分の信念を貫くため、彼は必死に彼女を助けようとする。しかし、彼女には特別な事情があることを知る。
※キーワードが怪談になっていますが、特に怪談要素が強いわけではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-21 01:06:26
1809文字
会話率:17%
両親の死をきっかけにして、内因性(精神的ショック)により言葉を発することができなくなってしまった主人公『帽子谷夏彦(ぼうしやなつひこ)』は、それまでの歪みの多かった性格が変化し、周囲との関係もうまくとれるようになっていた。彼をひきとった祖
母と、支えてくれた幼馴染の『木洩日詩織(こもれびしおり)』さんのおかげもあって、楽しくも騒がしい学園生活を送っていた。
そんなある日、彼の趣味で日課でもある近くの山に登って、開けている空間で星を眺めながらサンドイッチを食べる、ということをしようとしていたら、そこになんと倒れている少女がおり、空腹でそうなっていたという変人の女の子、『天河詩好子(あまかわうたこ)』さんと持ってきていたサンドイッチをあげるという奇妙な〝縁〟により、一緒に星空を眺めるような関係になっていく。
彼の所属している部活動、『奈々津荷(ななつに)歴史研究部』またの名を『奈々津荷神秘調査部』の活動である、住んでいる奈々津荷市にある昔からの不思議話、“昔、愛し合った男と女が結局結ばれることなく、互いを求め合いながらも別れてしまう悲恋の物語をベースとした、〝天の羽衣〟の流れもくんでいるその『歴史』を調べることになる。
実は、その女のほうは空の住人で、しかも天使であり、最後には、天と地をまたぐことは出来ずともお互いを愛し合える、というラストになることから、それが七月七日、天に星の橋がかかる時に二人は再び会う事が出来るため、その伝説にあやかり、想い人とその場所に行ってふたりで願い事をすると、恋は成就し願いごとも叶う、というオマケがついていた。(そっちのほうが、実は部内ではメインだったりもしていた)
……が。
その調査を進めていくと共に、夏彦たちの過去やそれぞれの関係、謎にも深く関わっていくようになっていく。
夏彦の声を取り戻すことと、詩好子の父との間に起きている、悲しくも切ないすれ違うの関係が修復、また成就したとき、奇跡と同時にそれに値する『対価』も夏彦は支払うことになってしまうのだが、それを、彼らがどう受け止め、そして次の新しい時間を生きていくようになるのかの、嘘と、やさしい『前進』の物語。
人が人を想うように、ほかの存在とだって、そう想い「あえる」のかもしれない。そう、信じていく〝物語〟です。
(星空文庫のほうに、一章だけ保存してます。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-23 16:43:27
70507文字
会話率:24%
両親の死をきっかけにして、内因性(精神的ショック)により言葉を発することができなくなってしまった主人公『帽子谷夏彦(ぼうしやなつひこ)』は、それまでの歪みの多かった性格が変化し、周囲との関係もうまくとれるようになっていた。彼をひきとった祖
母と、支えてくれた幼馴染の『木洩日詩織(こもれびしおり)』さんのおかげもあって、楽しくも騒がしい学園生活を送っていた。
そんなある日、彼の趣味で日課でもある近くの山に登って、開けている空間で星を眺めながらサンドイッチを食べる、ということをしようとしていたら、そこになんと倒れている少女がおり、空腹でそうなっていたという変人の女の子、『天河詩好子(あまかわうたこ)』さんと持ってきていたサンドイッチをあげるという奇妙な〝縁〟により、一緒に星空を眺めるような関係になっていく。
彼の所属している部活動、『奈々津荷(ななつに)歴史研究部』またの名を『奈々津荷神秘調査部』の活動である、住んでいる奈々津荷市にある昔からの不思議話、“昔、愛し合った男と女が結局結ばれることなく、互いを求め合いながらも別れてしまう悲恋の物語をベースとした、〝天の羽衣〟の流れもくんでいるその『歴史』を調べることになる。
実は、その女のほうは空の住人で、しかも天使であり、最後には、天と地をまたぐことは出来ずともお互いを愛し合える、というラストになることから、それが七月七日、天に星の橋がかかる時に二人は再び会う事が出来るため、その伝説にあやかり、想い人とその場所に行ってふたりで願い事をすると、恋は成就し願いごとも叶う、というオマケがついていた。(そっちのほうが、実は部内ではメインだったりもしていた)
……が。
その調査を進めていくと共に、夏彦たちの過去やそれぞれの関係、謎にも深く関わっていくようになっていく。
夏彦の声を取り戻すことと、詩好子の父との間に起きている、悲しくも切ないすれ違うの関係が修復、また成就したとき、奇跡と同時にそれに値する『対価』も夏彦は支払うことになってしまうのだが、それを、彼らがどう受け止め、そして次の新しい時間を生きていくようになるのかの、嘘と、やさしい『前進』の物語。
人が人を想うように、ほかの存在とだって、そう想い「あえる」のかもしれない。そう、信じていく〝物語〟です。
(星空文庫のほうに、一章だけ保存してます。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-23 11:14:36
26723文字
会話率:17%
白い大河の従者が、七月七日に舞い降りる。彼女たちは幾つもの幸不幸の前に舞い降りる。望めば彼女たちは、目に見えない救いの手を差し伸べる。
彼女たちは同情も憐憫も抱かない。手助け以上の介入もしない。ただただ、彼らの望みに橋を架けるだけ。
七月七
日の橋に同乗する彼らは、触れ合い、認め合うことで橋は少しずつ到達点を変えていく。より遠くへ、より望んだ場所へと伸びていく。
そこに彼女たちの見えない手はない。あるのは、苦悶し、奮闘し、手を取り合う傷だらけの、美しい彼らだけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-22 16:37:41
1017文字
会話率:0%
七月七日、七夕―――。
それは彦星と織姫が一年に一度だけ出会うことが出来る待ちに望んだ一日。
今年も天の川が―――止まる。
しかし二人は絶賛ケンカ中だった。現実はそんなロマンチックではない。
愛しき相手を殺せ。ドタバタコメディー。
最終更新:2015-07-13 07:05:47
2074文字
会話率:55%
やすきくんはいじめられっ子だ。七月七日の七夕の前日、彼はある決意をした。それは彼の復讐でもあった…
最終更新:2015-07-07 22:32:40
693文字
会話率:14%
七夕。一年に一度、織姫と彦星が唯一出会うことができる日、
願い事をお願いする日。
でも皆が皆、七月七日に同じ思いを抱いていない。
みんなそれぞれ七月七日にそれぞれの思いを抱いている。
そんなお話です。
重複投稿あり
最終更新:2015-07-07 01:01:26
1870文字
会話率:0%
七月七日。
世間一般的には七夕だが、同時に俺の誕生日でもある。
そんな日に家の前には謎のダンボール箱が放置されていた。
それを開けたら自称女神が現れて、俺を死神から護ると言った。
そんな謎な展開に混乱してる内に次々と女神が現れて!?
「これ
ってハーレム展開じゃね?」
という俺の考えは残念な女神達によってぶち壊されるのであった。
そんな俺と残念な女神達による学園バトルラブコメ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-20 22:19:36
7846文字
会話率:38%
何気ない日常に突如起こった高校生連続殺人事件。それは七月七日、七夕の悲劇でした。
主人公が辿り着いた答えとは?
衝撃のミステリーホラー。
最終更新:2014-11-10 19:48:10
1893文字
会話率:62%
日本人なら誰もが知っている七夕の織姫と彦星の話。
実際の話とは少しズレた、新しい七夕伝説の物語
最終更新:2014-11-06 22:47:41
466文字
会話率:30%
ぼっち生活を送っていた俺、柴崎緋絽は、七月七日の七夕の日に、珍しく自発的に外出し、原因不明の病気(?)で意識を失った。そして、目が覚めるとそこは……なんと異世界!? ってか俺は死んだわけじゃないらしい、曖昧だな! そんな愚痴を叩く暇もなく、
俺はどうやらこの世界で勇者になったようだ。あれぇ…? おかしいなぁ。そんなわけで魔王倒さないといけないんですが、なんと俺にもとうとう、仲間ができました!! まぁ、約一名俺をクズみたいな目で見てるんですがね。そんなわけで、取り敢えず第二の人生、今度は悔いなく生きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 23:47:41
18127文字
会話率:36%
日本人なら大体知っている――であろう、七夕の伝説。
伝説に記された物語から時は流れ、その伝説の登場人物である彦星は、島流しならぬ星流しにあい、地球にいた。
『晴れている七月七日』にしか許嫁に会えない彦星は、監視役として彦星のもとにやってきた
鵲音千可(しゃくね ちか)と共に、『晴れている七月七日』を待ち続けることになった。
さあ、彦星は許嫁に会えるのか、会ってどうするのか。まぁそんな感じのストーリー。
全6話(番外編含む)予定。
番外編は2014年7月7日に書きました。それ以外の話は去年に書いたものです。
この続きが気になる人は、まぁ、お気に入り登録とか評価とかコメントを送ったりすれば良いんじゃないかなぁ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-17 19:10:57
15554文字
会話率:32%
七月七日の夜。川辺に佇むのは、不思議な一人の女。
僕は何故だか目が離せなくて、ほんの少しだけ話しかけたんだ。
※他サイトにも載せてます。
最終更新:2014-07-08 22:30:43
1209文字
会話率:18%
学生最後の夏、七月七日に一つのイベントをした二人の少女
最終更新:2014-07-08 03:00:32
1200文字
会話率:69%
七月七日の夜、天の川に橋を架ける鵲は友人の鷹と話していた。
曇りの七夕に知った、祈るということ。
最終更新:2014-07-07 23:23:48
1951文字
会話率:58%
俊彦にとって七月七日の夜は特別なものだ。幼い頃、幼馴染の伊織が引っ越す際に交わした「絶対に会おう」という約束。年々忙しくなり、会う頻度が減ろうとも、この日だけは必ず空けていた。そして今年も、花束を持って会いに行く。毎年変わらない彼らの逢瀬。
最終更新:2014-07-07 16:37:26
3095文字
会話率:48%
短編小説カレンダー第四段 七月。
まるで織姫と彦星のように逢瀬を重ねる二人。
アタシを見て!!
アタシだけを見てほしいのに彼の心の中には今だに彼女が居座っている。
憎い、憎い……。
最終更新:2014-07-01 00:00:00
3421文字
会話率:23%
世界には不可思議でだけど絶対に存在する奇跡がある。人々はそれを、魔法と呼んでいた。だが時代と共にそれは姿を消していき、人々の記憶からも消えていく。
そんな世界を揺るがす事件が起きた。一九八九年七月七日の夜、一人の女性が何かをしたのだ。だ
がその何かは何なのか、誰もわからなかった。
変革の日と呼ばれるようになったその日を境に、魔法使いは真実を探究し始める。だが、どんなに調べても真実に辿りつくことはできなかった。
時が経ち、現代となった日本。そこで一人の不良少年が怪奇的な事件に巻き込まれる。その事件で死にかけた不良少年は、ある出会いを果たすのだった。
これは、周囲に溶け込めない不良少年と存在しないはずの存在である少女の物語。世界の理自体を変える魔法を巡る絆の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-29 10:48:56
49958文字
会話率:51%
二三九九年七月七日。秋津が恋人のかぐやからの手紙を鵲から受け取った翌日。
七月八日、神門竜明は社長に叩き起こされて工藤瑞姫から姉である工藤一姫の捜索依頼を受けた。その日の夜、捜査の為に以前より人身売買を行っているオズ社のビルに仲間のQの助力
を得て侵入し何とかデータを盗み出す事に成功する。
その後、瑞姫が拉致されるが、相棒の猫又のキキと共に竜明は死ぬ様な目に会いながらも救出に成功する。
七月九日、瑞姫が事務所を訪ねてくる。昨夜の不可思議な恐怖体験の質問と姉が帰って来たという報告の為だった。
また、魔王が現れ一時、一触即発の状況に陥る。だが瑞姫の説得により法術と呼ばれるこの世界の未知の力の説明をする事になり、魔王の目的が竜明の骨格を形成する銀であることを知った。
七月十日、竜明は秋津に呼ばれて皇居の地下へ向かう。竜明が自分の悩みや魔王の事を話している一方、学校帰りの瑞姫とキキは死神七人みさきの襲撃を受ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-01 22:02:36
128081文字
会話率:52%
超能力が使えるようになった。
中学二年の夏、七月七日から。
友達曰わく超能力は性格や考えによるものらしい。おれの能力はまだまだ未知数だ。
せっかく超能力なんてものを手に入れたんだから、何か起こってほしい。
ほら、なんて言ってる間に
誰かがこっちに近づいて来た来た。楽しくなると良いな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-31 11:47:23
7257文字
会話率:66%
七月七日。
七夕。
僕は灰色で空っぽなエナメルとともに、電車に乗り込んだ。
これは、その中で出会った、まるで天女のような少女と、ろくでなしの男子高校生『僕』の、ちょっと変わった物語――。
最終更新:2013-11-04 18:32:58
28606文字
会話率:36%