「田川昂胤探偵事務所 ウォンジャポン」
第一章
少林拳の達人で元傭兵の田川昂胤が開いた探偵事務所に、傭兵学校時代に世話になった鬼教官が訪ねてきた。ダンが昂胤を訪ねて来たら足止めをしてくれ、何かたくらんでいるイヤな予感がするという。ダンと
は、傭兵学校の十年先輩で、伝説の男だった。
教官が中国に行ったすぐ後にダンが昂胤を訪ねてきて一緒にゲームをしないかと言った。引き留めたが、ダンはすぐに韓国に行ってしまった。様子を探るためダンの誘いを受けた昂胤は、探偵事務所のスタッフ雄大を連れてダンのいる韓国に飛び、ダンに合流する。
ついてみると、ダンは傭兵数十人でキャンプをしていた。雄大を含めて七人チームを任された昂胤は、目的を知らされないまま地獄の訓練を始めた。チームは他に六つあった。
ある日ダンが東洋人二人をチーム長のミーティングに連れてきた。東洋人二人は、深々と頭を下げた。
第二章
北朝鮮には、世界に名だたる《特殊部隊》がある。部隊員は二万人。それぞれ一騎当千の強者ぞろいで、個々の力量はデルタフォース以上だという自負を、北朝鮮首脳部は持っていた。さらに最近新しく極秘で誕生した《神龍隊》は、北朝鮮首領の直接護衛部隊で、特殊部隊から選抜された五百名規模の精鋭中の精鋭部隊だった。
北朝鮮では、餓死者が毎年三万人にも達していた。しかし、国民は蜘蛛の巣にかかったエサのように管理されており、まったく自由がなかった。自分の意志さえ政府の監視下に置かれ、その政府も蜘蛛の巣にかかったエサ同様だった。自由に行動できるのは、首領ただ一人。しかもその首領はすべての国民から神格化されていた。
ソンヒョンは高級官僚の次男。生まれたときからすべてに恵まれていた。勤務先は朝鮮労働党統一戦線部。通称《統戦部》で、親の七光りがあればこその境遇だ。仕事は、首領神格化の神輿担ぎだ。ソンヒョンは、この仕事に最近疑問を抱いていた。そんなころ、神龍隊第四大隊長をしている母方のいとこヨンスから、驚愕する誘いを受けた。ヨンスは《世直し党》の党員だという。
迷った末、ともに立ち上がる決心をしたソンヒョンは、クーデターを成功させるにはプロに頼むしかないと主張するヨンスと偶然見つけた傭兵軍団のキャンプ地に出向き、チーム長会議で深々と頭を下げた。
第三章
物語はいよいよ佳境に。
ダンの本当の狙いは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 10:10:21
34218文字
会話率:48%
「田川昂胤探偵事務所 ウォンジャポン」
第一章
少林拳の達人で元傭兵の田川昂胤が開いた探偵事務所に、傭兵学校時代に世話になった鬼教官が訪ねてきた。ダンが昂胤を訪ねて来たら足止めをしてくれ、何かたくらんでいるイヤな予感がするという。ダンと
は、傭兵学校の十年先輩で、伝説の男だった。
教官が中国に行ったすぐ後にダンが昂胤を訪ねてきて一緒にゲームをしないかと言った。引き留めたが、ダンはすぐに韓国に行ってしまった。様子を探るためダンの誘いを受けた昂胤は、探偵事務所のスタッフ雄大を連れてダンのいる韓国に飛び、ダンに合流する。
ついてみると、ダンは傭兵数十人でキャンプをしていた。雄大を含めて七人チームを任された昂胤は、目的を知らされないまま地獄の訓練を始めた。チームは他に六つあった。
ある日ダンが東洋人二人をチーム長のミーティングに連れてきた。東洋人二人は、深々と頭を下げた。
第二章
北朝鮮には、世界に名だたる《特殊部隊》がある。部隊員は二万人。それぞれ一騎当千の強者ぞろいで、個々の力量はデルタフォース以上だという自負を、北朝鮮首脳部は持っていた。さらに最近新しく極秘で誕生した《神龍隊》は、北朝鮮首領の直接護衛部隊で、特殊部隊から選抜された五百名規模の精鋭中の精鋭部隊だった。
北朝鮮では、餓死者が毎年三万人にも達していた。しかし、国民は蜘蛛の巣にかかったエサのように管理されており、まったく自由がなかった。自分の意志さえ政府の監視下に置かれ、その政府も蜘蛛の巣にかかったエサ同様だった。自由に行動できるのは、首領ただ一人。しかもその首領はすべての国民から神格化されていた。
ソンヒョンは高級官僚の次男。生まれたときからすべてに恵まれていた。勤務先は朝鮮労働党統一戦線部。通称《統戦部》で、親の七光りがあればこその境遇だ。仕事は、首領神格化の神輿担ぎだ。ソンヒョンは、この仕事に最近疑問を抱いていた。そんなころ、神龍隊第四大隊長をしている母方のいとこヨンスから、驚愕する誘いを受けた。ヨンスは《世直し党》の党員だという。
迷った末、ともに立ち上がる決心をしたソンヒョンは、クーデターを成功させるにはプロに頼むしかないと主張するヨンスと偶然見つけた傭兵軍団のキャンプ地に出向き、チーム長会議で深々と頭を下げた。
第三章
物語はいよいよ佳境に。
ダンの本当の狙いは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 10:22:48
45411文字
会話率:39%
近年日本で増え続ける事件。それは人によって起こされるものだけではない。悪霊、未確認生物、妖怪、悪魔など様々。そんな現状を打開しようと平和と秩序を守るために表立って処理できない事件に介入し解決するためにある部隊が非公式に新編された。対人・対人
外・対怪奇対策実行部隊、特殊強襲戦術作戦隊(Special Assault Tactics Operations Unit)通称S.A.T.O.U.
隊員は魔術により絶対的な防御力と個々の隊員が一騎当千の戦闘力を有するを持つ魔人の集団。これはとある闇の部隊があらゆる事件を通して宇宙的恐怖に辿り着く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 00:06:05
8180文字
会話率:42%
災害を引き起こす化け物、災害因子(カラミティア)。その存在が明らかにされ、早十年。それを殺す職業、魔法師が生まれたことで人類は生き延びてきた。
日本に十二と存在する最高峰の魔法師。その序列第十位として、史上最年少で十二神将となった少
年、如月千風(きさらぎ ちかぜ)。彼は国内でもエリートしか入ることの許されない学園へと極秘任務で潜入することになる。
神、悪魔。天使に人間。様々な種族の数多の思惑が交錯するとき、世界は破滅の一途をたどる。
――これは今日を殺して明日を生きる、血塗られた手で必死に前へ進もうとする少年少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 19:22:13
356613文字
会話率:26%
小国のレン国のとある村に住むラグムは剣を握って戦うことにあこがれた14歳の少年。ある日、強国のシン国と戦争が始まる。父も属するレン国兵士隊は善戦するも、シン国との兵力の差は歴然としている。レン国の兵士たちは少しでも民を逃がす時間を稼ぐため、
防衛に入るがすぐに防衛線を突破してラグムの村に火をつけた。ラグムは母と妹を逃がし、逃げ遅れた家にいる祖母を連れ出すため、山に隠していた剣を取り、家に向かう。だが、家にあったのは…
兵士に見つかり、剣をもっていたこともあり捕虜としてシン国に送られてしまう。家族と離ればなれになり喪失感を感じていたら、シン国で信じられている神に勇者だという天啓をうけ、勇者アレグに改名させられ、シン国に一騎当千の兵器としてに戦争で利用されてしまう。戦争の最前線で剣をふり、スキルを利用し心を壊しながらも生きていく。長い時間を経て再開した家族はラグムにどう反応するのか。急激に勢力を伸ばしシン国の脅威となった魔王との決着は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 00:30:09
26179文字
会話率:66%
「ここは剣と魔法の世界ではない……銃と科学の世界でもない……――たとえ神秘があっても、何より‶暴力〟の異世界なんだ……!」
銀河系と呼ばれる世界の、地球という惑星の、その中でも日本と呼ばれる島国の、現代と呼ばれる時代で、一人の女性が冥府へ
と誘われた。
その女性はお世辞にも幸福といえない幼少期を過ごし、しかしちょっとした策謀と、何より暴力によってその不運を乗り越え、ごくごくありふれた、ごくごく当たり前の、ささやかではあるがかけがえのない幸せを築き上げ、そしてクモ膜下出血により、あっさりと、そして唐突にその50年の生涯を終えた。
そして死後の世界の俗に三途の川と呼ばれる場所の手前で、髭も髪の毛もすべて脱毛したとある神格に、こう告げられた。
「お前の次の転生先は、お前の望み通りにするなら、いわゆる〝異世界〟と呼ばれるところになる」と。
そこは暴力の世界。誰もが一騎当千という概念を、過剰に体現し得る世界。
ダークエルフの空手使いが山を殴り消し飛ばし、ドワーフの柔術使いが大地を裏返し、冗談抜きで天すらも覆い隠すほどの巨体を誇る龍を、ヴォーパルバニーの剣術使いが容易く斬り捨てる異世界で。
ここに語ろう。血で血を洗う暴力の世界で、それでもなおたった一つの愛を貫こうとした一人の華の物語を。
『異世界のはずなのに、なぜか地球産の武術や格闘技等がハバをきかせてる奇天烈ファンタジー』、ここに開幕。
※しこたま悩みましたが、第一章は前日譚・第零章にし、章によって主人公を変える群像劇にすることにしました。どうかご了承ください。
この小説は、『カクヨム』様と『ノベリズム』様のほうでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 08:46:08
629303文字
会話率:19%
フォルテという名前の男がいた。剣を振ればドラゴンを両断し、石を投げればオーガの首が飛ぶ。まさしく一騎当千チート級の男だ。
そんな彼を見ているのは僕、アルト。この物語では僕が主人公。「異世界転生チートじゃない方の主人公」なものですから……。
僕たちは謀略によって住んでいた街と、大勢の友人、数少ない家族を失った。この事態を図ったのは誰だ……真意を知るための冒険に今出発する。
□概要
序盤は子どもたちが多く登場します。
この世界にはスキルと呼ばれる固有の異能力があります。
魔法もあります。
複数の国家があります。
世界をうろつく冒険譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 01:00:00
45478文字
会話率:48%
「国王陛下の花嫁」となるために育てられてきたラクジットは、11歳の誕生日に初めて夫となる国王との謁見を許された。
王座に座る国王を見た瞬間、ラクジットの中である記憶が甦る。
此処は、前世でやり込んだ乙女ゲームの世界で、国王の正体は鬼畜で
最凶なラスボス、暗黒竜だと。
ゲームのヒロインでも悪役令嬢でもなく、ゲーム開始前にラスボスの贄として無理矢理子を孕まされて生まされた上、最後はラスボスに喰われて死ぬという、ゲーム本編では名前すら出なかった存在へ転生したのだ。
そして、自分の仕えるのはラスボスに絶対の忠誠を誓う一騎当千の力を持つ恐ろしい黒騎士。生き延びるためには、先ずこの黒騎士を攻略しなければならない。
「ラスボスの生け贄なんかになりたくない。絶対に生き延びてやる!」
生き延びるために必死で足掻くラクジットの成長、彼女を取り巻く黒騎士、元皇子、双子の片割れ、“ゲームの重要人物達”と織り成す物語。
*以前投稿していた作品を改稿して再投稿しました。
*全6章、4章まではファンタジー。5章から、乙女ゲームのヒロインと悪役令嬢が登場する学園生活となります。恋愛色が強くなるのは中盤以降です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 17:00:00
348622文字
会話率:31%
【エゴを剥き出しに血生臭く戦うリアル・ロボットが好きなあなたに】
現実の延長線上にある近未来。戦場には新たな兵器が現れつつあった。
その名もT-Mech。単騎で敵戦線を突破し後方破壊を行う、一騎当千の戦術機動兵器である。
そのうちの一機
――怪物めいた装甲と馬力を誇る、最初期型T-Mech〈ヘルファイア〉。
内戦が続くアフガニスタンで猛威を振るうこの機体を駆るのは、義肢義眼の男ジーク・シィングである。
高い技量を持ちながら人間不信の気性を抱える彼のもとに、新たな上官が着任した日から物語は始まる。
ミリタリーチックなロボットアクション小説です。
※カクヨム・なろう・ノベルアップ+で同時掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 17:00:00
400979文字
会話率:46%
突然、異世界に転移してしまった男子高校生のシオンと、その幼馴染であるつむぎ。
そこは日本人によく似た外見のアカシア人という人種が、大陸規模で迫害を受けている世界。
身の安全を確保するため、シオンはアカシア人のレジスタンスに所属し、彼ら
を迫害する帝国との戦いに身を投じることに。
召喚に際し、シオンは『触れたものを爆破する力』を、つむぎは『死ぬと時間を巻き戻す力』を手に入れる。
時には一騎当千の敵将を爆殺し、時には堤防を爆破して敵の拠点を丸ごと湖の底に沈めたりと、八面六臂《はちめんろっぴ》の活躍を積み重ねるシオン。
そんな彼を、いつしかアカシア人たちは『救世主』と呼ぶようになっていた。
彼らの期待に応えるため、そして幼馴染のつむぎや異世界で出会った仲間たちを守るため、時にはつむぎすらもタイムリープのために手にかけながら、シオンは必死に戦い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 20:19:35
89962文字
会話率:31%
絶対強者…
その称号は多くの民衆を護る選ばれし『勇者』であったり、圧倒的な魔の力を持つ支配者『魔王』がそう呼ばれるにふさわしい。一騎当千以上の力を誇る無敵の者への称号だ。
だが勇者ユーリからしてみれば自分以外に絶対強者はあり得ない。
何故ならユーリは魔王サタナスでもあるからだ。
勇者であり魔王である彼は、人間と魔物のどちらのサイドからも情報を得る事が出来る。その上に無敵に近い能力を両者が兼ね備えている為、無敵以上に無敵の存在と言える。
無敵である彼には野望がある。
それは人と魔物が共存し、助け合える世界を作る事。
勇者ユーリは人間の持つ慈愛を知っている。だが同時に魔物をあざむく狡猾さを持つことを知っている。
魔王サタナスは魔物の持つ頼りがいを知っている。だが同時に人々を苦しめる力を持つことを知っている。
両サイドの長所と短所を知る彼だからこそ、真に人間と魔物が分かり合える世界を模索出来ると確信している。
理想の世界の為に、ユーリは平和を乱す他の魔王を倒し。
サタナスは人間の世を悪くする政治や支配者を倒す。
それが勇者であり魔王である彼にしか出来ない使命。
人間と魔物のどちらもが笑い合える、真の世界平和を目指す!!
その為に彼は戦う。
例え休息がなくとも…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 21:00:00
25053文字
会話率:33%
1000年に一度、絶対者によって開催されるデスゲーム。
暗殺者、魔導士、ドルイド、錬金術師、格闘家、ハンター、僧侶、剣豪、ネクロマンサー
勇者、魔王、異世界から来た兄妹、浮浪者のおっさん、モヒカンヒャッハー……
時空を超えて選ばれた戦
士達が、最後の一人となるまで戦い抜き、その勝ち残った一人はどんな願い事でも一つだけ叶えられるという……
ある者は運命に導かれ、ある者は自らの意思によって、またある者は強制的に、戦いに身を投じていく。
一騎当千、万夫不当の猛者達が集う中
その中でも明らかに抜きん出たチート能力を持つ男が一人いた。
彼の名はナロウ=ケイ。
戦いの果てに彼らを待つものは、果たして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 20:05:10
45208文字
会話率:36%
ガーランド帝国最強の戦士ギルフォードは、故郷で待つ幼馴染と結婚するために、軍から除隊することを決めた。
しかし、これまで国の最前線で戦い続け、英雄と称されたギルフォードが除隊するとなれば、他国が一斉に攻め込んでくるかもしれない。一騎当千
の武力を持つギルフォードを、田舎で静かに暮らさせるなど認めるわけにはいかない。
そこで、軍の上層部は考えた。ギルフォードに最後の戦争に参加してもらう。そしてその最後の戦争で、他国を全て併呑してしまえ、と。
これは大陸史に残る、ガーランド帝国による大陸の統一を行った『十年戦役』において、歴史に名を刻んだ最強の英雄、ギルフォードの結婚までの苦難を描いた物語である。
俺この戦争が終わったら結婚するんだ。
だから早く戦争終わってくんねぇかな!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 12:00:00
162273文字
会話率:45%
オークに追われるガウル王国の治癒士ナフィを助けたのは、付近の村落に住む一介の農民、ロッカだった。
オークを秒殺した彼の力を見たナフィは、能力値を測るアイテム“明影晶”で、ロッカが類い稀な戦闘能力を持った“転生者”であると知る。
おりし
も、オークを擁する帝国が村を流れる川の上流に砦を築き、下流一帯を水不足に陥らせていた。
一騎当千の力を持ちながら、自ら帝国を打倒しにいこうとしないロッカにナフィは憤る。なぜ彼は戦おうとしないのか。
だが、ナフィに関わる出来事が、ロッカの決意を大きく変えることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 16:58:37
23741文字
会話率:23%
力は剣に、知恵は魔法となって世を統べる世界。
数多の戦士は数多の武器とともにあり、戦士と武器は一心同体。
群雄割拠のガルボ大陸。林立する国家の中でも、ひときわ強兵で鳴るのは傭兵国家【メガロニア】。
そこに忽然と、そして慌ただしく現れ
た男、シアン・ルーンとその従者マオ。
女とも見紛う美貌と小柄な体躯の底に隠されたのは、いまだ世人の知らぬ一騎当千の徒手武術。
歴戦の強者、修羅場をくぐり抜けたならず者たちを、一人、三人、いや十人、なんの百人……はさすが言い過ぎかもしれないが、とにかく己の拳と脚で薙ぎ倒す。
悪に手を染め、清らかな王女の瞳を曇らせる者どもよ。その神速の一撃に平伏すがよい!
たとえ誰が相手でも……え、女戦士?
やばいぞ!
まずいぞ!
よろしくないぞ!
なぜならシアン=ルーンは強そうな女を見ただけで正気を保てなくなる病、その名も[女傑恐怖症]をわずらっているのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 16:06:41
169613文字
会話率:30%
ブラックIT企業に勤めるアラフォー社畜SEの俺の唯一の楽しみは大学時代から続く神ゲーと評判のMMORPGをプレイする事。
幾度の大規模拡張とエンジン更新を繰り返し二十年以上の長きに渡って続く神ゲーはとうとう脳波対応VRMMOへと進化!
新た
なサービススタートをワクテカしてスケジュール調整し、万全の態勢でスタート当日を迎えた俺だったが、ログイン中に過労が祟ったのか突然死。
見知らぬ土地で目を覚ます俺に明かされる真実。
神運営と評判のゲームは神が作ったゲームだった。
そんな神様は最後の神対応で死んでしまった俺を俺をゲーム内のキャラで新しい世界に転移させてくれた。
俺のキャラのクラスは軍師。三階層ある上位クラスの最上位クラスの一つで取得がかなり難しいだけに、極めて強力なクラスだ。
軍師は戦のオーソリティ。
一人でも強く、パーティリーダーを務めればその力を倍増させ、部隊を率いれば一騎当千の強さに。
そして軍を率いれば軍神が率いるが如し。と、説明文に載っている程だ。
実際のところ、そこまで強いかどうかはアレだが、ギルドウォーでの勝敗が変わる位の効果があるのは事実。
そんなおっさん軍師な俺が異世界で無双する話だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 23:02:01
91563文字
会話率:27%
和風VRMMO『大和伝』で【くノ一】としてプレイしていた高1女子「葵」はゲーム中に突然よく分からない場所に放り出される。
体はゲームキャラそのままでスキルもアイテムも使えるのに、そこは単なるゲームの世界とは思えないほどリアルで精巧な作り
をしていた。
異世界転移かもしれないと最初はパニックになりながらもそこにいる人々と触れ合い、その驚異的な身体能力と一騎当千の忍術を駆使し、起こる事件を相棒の豆柴犬である「豆太郎」や仲間たちと立ち向かい旅をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 19:00:00
1380674文字
会話率:35%
巨大ロボットを使用した戦争が勃発している世界。
凄腕パイロットの少女は自身が操縦する機体"八重桜"と共に戦うが、八重桜はいつもズタボロになってしまう。
八重桜の開発者である少年は、いつも少女に向かって説教をするのだった。
最終更新:2021-05-16 18:18:49
3457文字
会話率:48%
《祝!幽焼け氏主催:第3回なろうデスゲーム6位入賞》
世界有数の実力を持つ回復士、ライオ。世界一ではないにしても彼の『不死身』とまで呼ばれた芸術的なまでの回復魔法のセンスは、文字通り死からも回復する程の効果を持っていた。
彼の所属す
る勇者パーティは、新参ながら飛ぶ鳥を落とす勢いで成長した。聖剣でドラゴンの鱗すら容易に切り裂く類まれなパワーを持った勇者。弱冠15歳にして全ての呪い魔法を習得し、あまつさえいくつもの魔法を創作した天才黒魔法使い。冷静沈着な思考と判断力で、最適な戦術でパーティを操る軍師、さらに勇者パーティの重厚な盾として防御を担当する面も兼ね備えるタンク。そして、彼らを後ろで支える回復士のライオ。
どれも一騎当千の猛者ばかりである。
4人の活躍は留まる事を知らず、各地の難事件の解決から大魔獣の討伐、他にも様々な偉業を成し遂げた。瞬く間にその勇者パーティは有名になり、冒険者ギルドから、今最も活躍している勇者パーティに贈られる『No.1勇者パーティ』の称号を与えられた。
過酷な冒険の末、No.1勇者パーティは遂に世界最強の脅威の一角である魔王討伐を果たした。
しかしその直後、
「魔王のついでに、てめえも死ね!」
彼は勇者パーティの仲間に裏切られて、死ぬまで斬り刻まれ殺された。自分以外の全員が結託して起こした計画だった。
仲間の裏切りに絶望したライオは、しかし、それだけでは終わらない。知恵を巡らし一縷の望みに掛けて一計を案じ、身を委ねた──
──そして、勇者パーティの仲間から殺されたライオは賭けに勝ち、蘇生することに成功する。
──しかし、蘇生されたのはライオだけではなく────?
元魔王と回復士、そして新たなる仲間の不死身系ほのぼの無双冒険譚が始まる!
そして、彼を追い出したNo.1勇者パーティの運命は如何に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 01:03:44
44982文字
会話率:31%
一騎当千の猛者が集まる組織FREEDOM(ふりーだむ)。そんな最強の組織に所属するカエデは新たな楽しみを求めて王立シュヴァルツ学園通い始める。王位継承権を持つも劣勢に立たされている王女に強力をしたりと、楽しいことを求めたカエデの学園生活が
始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 21:22:42
7202文字
会話率:58%
一騎当千の猛者が集まる組織FREEDOM(ふりーだむ)。そんな最強の組織に所属するカエデは暇つぶしに王立シュヴァルツ学園に通うことにするのだった。
最終更新:2021-02-19 00:01:11
2274文字
会話率:58%
※2018年~2020年、第6回~8回ネット小説大賞一次通過しました。
黒牡丹の塔には、恐ろしい魔将が住んでいる……。
「黒髪の御方」と呼ばれるその者こそは、すめらの帝国一と恐れられる武神。
帝国を守る柱国将軍のひとりであるという。
その力は一騎当千。しかも不老不死にして、残酷きわまりない気性なのだとか。
「かあさん、かあさん、きれいなおとよ! てんのきらめき、おどるかぜ!」
山奥の村に住んでいた少女クナは、一夜のうちに巫女にされ、「黒髪の御方」に捧げられた。
月神殿の大神官トウイが、手塩にかけて育てたおのが娘、マカリ姫を差し出したくなくて、クナを身代わりにしたのだ。「柱国将軍」は無敵の加護を得るため、巫女をあるものへのいけにえにしてしまうからである。
しかし――
「あたしを、たべてください!」
逃げるわけにはいかない。食べられないわけにはいかない。
飢える家族のために、クナは身代わりの使命をまっとうしようとする。
それを怒って止めたのは、他でもない、黒髪の柱国将軍その人だった。
かくして生きながらえたクナは、知ることになる。
おのれは、「ふつう」とはまったく違うものだということを――
大陸随一の古き超大国すめらを舞台に
時を越えた絆を紐解く、和風大河ファンタジー。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 19:14:31
1341808文字
会話率:41%
『災厄の数字(ナンバーズ)』
それは人類を含めあらゆる種族、魔王すらも恐れる一騎当千の人間9人が成す最凶の組織である。
主人公、クレス・アリシアは齢15歳ながらそんな『災厄の数字』の1人。
ある日のこと、クレスはボスから特殊任務を科せられ
る。
それは魔法学園の生徒に紛れ、王国に召喚された勇者を監視しろというもの。
意気込んで隠密に励むものの、その実力差を隠せるはずもなく、学園では一気に有名に。
監視対象である勇者たち、はたや王族貴族からも気に入られる始末。
これは最凶の魔法使いでありながら、良いように勘違いされてばかりの男の話である。
※webと書籍でストーリー展開が異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 00:10:53
449690文字
会話率:40%