吉幸商店街で引ったくり事件が起こった。被害者は鳥居病院院長夫人である鳥居明美。彼女は、引ったくり犯を追いかけている最中、心臓発作を起こし死亡してしまう。警察は、今回の件を引ったくりを病死として処理しようとする。 刑事の須永は、この件の担当に
なるが、現場で偶然元刑事である布谷と出会う。彼女は、当時25歳で若かったが優秀な元敏腕刑事であった。その才覚は、入社してすぐに発揮された。父親は警視総監、母親は探偵というサラブレッドの家系に生まれ、刑事時代は将来を期待された存在だった。しかし、同僚や上司からのいじめに遭い、キャリアを捨てて結婚し、今は1児の母であった。彼女によれば、今回の件は単なる引ったくりとして処理するには疑問が残るという。なぜなら、引ったくりが行われた時刻は午後2時頃だが、その時の商店街は人通りは少なくなかった。ただでさえ捕まえられるというリスクを背負ってまで、引ったくりをするだろうかと疑問を呈した。さらに、引ったくりが持ち去ったものにも注目した。引ったくり犯は被害者が肩に背負っていたバッグではなく、買ったばかりのパンが入っていたビニール袋を持ち去った。鳥居明美は都内では有名な病院の院長夫人で、普段でも高級ブランドを持ち歩く人物であった。引ったくり犯であれば、高級ブランドのバックを盗むのが普通ではないだろうか。いくつかの不審な点があったが、内部の刑事たちには相手にされることはなかった。むしろ、不審な点を残したまま、今回の件が幕引きされそうになっていく。それを防ごうと、須永は内部の忠告を無視し、彼女と一緒に事件解決へと動く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 13:43:11
110485文字
会話率:58%
自分の価値に気付いていないマーガレットは、この国きっての資産家、ブランドン辺境伯と結婚することになった。
社交的な妹リリーと比べられた人生で、初めて自分が必要とされた出来事だ。
ブランドン辺境伯の元へ、幸せの絶頂を噛みしめながら、
初めて夫に対面するマーガレット。
「マーガレットだって! 俺が結婚を申し込んだのは、リリーだ」
「この結婚はただの間違いだからな。離婚可能な時期となる半年後までの手違いの夫婦だ」
待っていたのは、妹リリーへ結婚を申し込んだはずのブランドン辺境伯。
こんな事になったのは、妹リリーの我儘のせい。
この結婚は、マーガレットに内緒のまま、リリーから押し付けられたものだった。
辺境伯が求めていた妻は、当主不在の時に、気難しい個性を持った従者達をまとめて屋敷を仕切れる気概。
「マーガレットが、気難しい叔父上と交流があるのは驚きだな」
到底マーガレットには出来ないと思っていたが、屋敷にいる偏屈な人物達がマーガレットにどんどん従順になっていく。
「薬を作るって、マーガレットが!」
リリーの特技だと思っていた、薬草を煎じた薬作り。実はマーガレットの特技だと知った辺境伯。
マーガレットに恋心を寄せ始め、離婚を取り消したい。
なのに、鈍感な妻は夫から逃げ続ける。
夫からの必死のアプローチも空しく、妻には想いが伝わらない。
「俺との離婚祝いか、お前たちの結婚祝いか知らないが、マーガレットへの最初で最後の贈り物だな」
夫が隊長を務める兵士の1人へ、妻が想いを寄せていると信じ込み、身を引く夫。
離婚の期限が迫ったその時、妹リリーがマーガレットと辺境伯の前に現れた。
我儘なリリーは自分に届いている悪条件の縁談話を押し付け、離婚予定の姉に代わって、辺境伯の妻の座を手に入れようとする。
夫はリリーを追い返すが、それでも2人が両思いであることに気付いていない手違いの夫婦。
その気持ちは、些細な事をきっかけに通じ合う。
正式な夫婦になった2人が王都の社交界で見聞きしたものは、自分の価値に気付いていない、マーガレットの本当の評価だ。
効果抜群の薬を作るのに鈍感すぎる妻と、口が悪いのに紳士的な夫の、すれ違いラブコメディー。
一途に妻を想う俺様口調の必死な片想いは、何をして、何を言えば成就するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 09:32:49
120108文字
会話率:26%
老舗の製菓会社で、商品企画の仕事をしている恵乃森拓海。
ある日、彼はQA(品質保証部)所属の先輩・松川比奈から、体脂肪率や内臓脂肪レベルがわかる最新型の体組成計をプレゼントされる。
だからといって、それでふたりの関係が進展するはずもな
く……。
恵乃森拓海がチャレンジする新ブランドはどうなるのか。
松川比奈との恋の行方は!
そしてカスミさんとは、いったい……。
すべては時空を超えて絡み合い、人生の意味が解き明かされる。
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《大人の恋愛ファンタジー》といった方がしっくりくるかもしれませんが、「なろう」には、そういうジャンルの設定がなかったので、やむなく 《恋愛》⇒《現実世界》としました。
毎エピソード、1500~2500文字くらいのボリュームです。
すでに脱稿しており、最終回の第52話を目指して最終チェックをしながら毎日21時に公開していく予定です。
本作品は「なろう」サイトでしか読めません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 21:00:00
117250文字
会話率:33%
コジン(親友)曰く、バスケ部のエースでモテモテてクラスのムードメーカーであったユウタだが、高校2年生でバスケを辞めた。
時間を持て余す様になったユウタはバスセンターの中の掲示板にKと言うお好み焼き屋の求人を発見し即座に面接、採用となる
。勿論、この頃は病気は発症していない。
バイトではあったが、最低賃金650円の時代に仕事が出来た為、この店の最高時給である1030円まで待遇が良くなっていた。
高校を卒業すると専門学校に進学。お好み焼き屋のバイトは継続していた。バイト代は月12~13万円になり、それをブランド洋服に注ぎ込む。
専門学校を卒業すると、おみやげ物の陳列・ルート配送の職に就く。そのクライアント先でヒトミ(元妻)に出会う。完全にユウタの一目惚れであった。ユウタは20代前半で結婚した。
その時に鬱症状が出てしまう。心配した元妻と近所の心療内科(クリニック)で見てもらうとそこで初めて双極性気分障害と言う診断を受ける。
その後クリニックで処方された抗鬱薬が聞いたのか、ユウタの鬱症状は改善して行った。子供も3人生まれ(長女りこ、次女みのり、長男なおき)夫婦生活は順調かに見えた。
所が結婚生活は10年ちょっとで終わりを告げる。双極性障害の躁状態にユウタがなっていたからである。
離婚したユウタは実家に転がりこむ。しかし、ユウタは躁状態が更に悪化した。近所の心療内科(クリニック)では対処不能となりM病院に医療保護入院する。隔離3回、入院6回。ヒトミと別れてからは病院と実家に行ったり来たりであった。当面両親の世話になっていたが、知り合いのつてで、社長と出会う事になったユウタは、社長預かりの身となる。
真っ赤な他人にユウタを預けて良いものかと両親は葛藤したが、恩義ある社長を信じてユウタは社長の元でバイトをしながら、社会復帰と病状のコントロールをM病院に通いながらしている。
この物語は双極性障害(気分障害・躁鬱病)に苦しむクランケに捧ぐ魂の実話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 13:07:56
22744文字
会話率:4%
世界の終わりに、人類は何をしているのだろう。
犯罪のオンパレードなのだろうか。
みんな散財しまくりで、有名ブランド店がボロ儲けだろうか。
それとも、技術の進歩の中で、何とかなるようになっているのだろうか。
そしてその結果が、今現在に影響
を与えることはあるだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 15:38:01
3345文字
会話率:48%
美川森学園の特Sクラスのクラスメイト37人を殺害したのは、俺の好きな桜井響だ。
美川森学園に通うと都内の名門大学に入れると有名だった。
ある日、泉遠矢の住んでいる街を分断するように【月桂樹タウン】が出来た。
その大きな門は、俺と響を分断し
ている場所。
だけど、俺達には関係なかった。
【月桂樹タウン】のブランド、美川森学園の名に恥じぬ生き方。
その為に、付き合う友達も選ばされていた。
事件を起こした桜井響は自殺した。
俺は、愛する響が死んだ後もマスコミや世間に傷つけられないように、月桂樹タウンに潜り込む。
桜井響を事件へと駆り立てたのはいったい何だったのか?
調べていく中で、俺は誰かに殺されてしまう。
再び目を覚ましたのは、事件の真っ只中だった。
俺は、裏門から入り特Sクラスに向かう。
そこで、目にしたのは愛する響が同級生を撃ち殺している姿だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 15:00:06
9510文字
会話率:27%
あなたが飲もうとしているその海外ブランドのビール、イメージ通りの生産国ですか?
最終更新:2024-09-12 16:14:30
3985文字
会話率:0%
地味男子・片瀬尊(みこと)は姉の影響で女装が趣味。リンスタグラマーとして姉の服飾ブランドのモデルを担当している。クラスメイトである国宝級イケメンの中条佑太朗(ゆうたろう)とある出来事をきっかけに急接近。尊が好きすぎる佑太朗と平和に暮らしたい
尊の攻防戦が始まる――――。(エロ要素はキスまで)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 10:15:04
106470文字
会話率:36%
ある日交番に「人を殺した」と自首をしてきた旅館の女将。取り調べに立ち会った刑事達は過去に例の無い犯人の動機や犯行もろもろに困惑することになる。
最終更新:2024-07-16 00:00:00
3912文字
会話率:42%
理系の運命を歩むジョノバン・ジョースターと文系の運命を歩むギホ・ブランドーの数奇なる冒険譚。キーチョークを求め今世界が動き出す!
最終更新:2024-07-14 02:56:34
10590文字
会話率:67%
人工知能〘TEO-AI〙に脳を支配された男エリック・エヴァンス
人工知能〘TEO-AI〙に執着された平凡会社員の藤沢レナ
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【エリック・エヴァンス】アメリカ人。195cm。米DCブランド〖Tim
Delix〗の専属ファッションモデル。セレブリティであり、そのアイドルルックス故に世界中にファンが多い。
今やジャンク品であるレトロPC:Teo2000に搭載されたAI〘TEO-AI〙に脳を支配され、レナに執着偏愛を押し付ける。
【藤沢レナ】日本人。大手日本化粧品メーカー〖芳華堂〗の広報部で働いている一般会社員。
一時期エリックの熱烈なファンだったが今はファン卒している。善良に過ごしているだけなのに、上司・野坂真理子のトンチキ案件処理係に奔走させられている。
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永井アキ:レナの同期入社同僚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 18:48:16
122729文字
会話率:15%
MONOブランドのトンボ鉛筆と並んで有名な、UNIブランドの三菱鉛筆は、「鉛筆からロケットまで」などと言われ、三菱グループと思われているが、実は違う。それどころか、資本関係で見ると、三井住友グループだったりする。
最終更新:2024-07-13 06:11:17
237文字
会話率:0%
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 20:12:16
124738文字
会話率:44%
ルディスとブランドは幼馴染。幼い頃から気が合ってよく遊んでいた二人は、お互いが十歳のときに婚約が決まってからも良好な関係を続けていた。しかし、王立学園の中等部に入学した途端二人の関係は一変。一方的に避けられ、無視され、蔑ろにされるようになっ
たルディスはブランドに嫌われたのだと思い込む。それから三年。高等部に進んだルディスはいきなり見知らぬ令息に告白され、ブランドはひょんなことからルディスへの所業がバレて絶体絶命、四面楚歌、孤立無援の大ピンチに。やらかし続けたブランドは、果たしてルディスの愛と信頼を取り戻すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 08:15:13
99204文字
会話率:63%
六十歳の伝説的デザイナー青嶋薫子は、心臓発作による活動停止の後に、カムバックを期してファッションショーを開催していた。ショーは劇的な成功を収めたが、カーテンコールのさなか、一羽の黒い揚羽蝶がその唇に留まると、彼女は突然絶命した。蝶の翅から
毒物が検出され、事件は一挙にマスコミや世間の注目を集めることに。しかし、翅に付着していた毒物は致死量には程遠く、死因は心臓発作だった。彼女は極度の蝶嫌いだったのだ。東大応用昆虫研究室の准教授、柏木祐介は、真相究明への協力を要請され、現場検証へと赴いた。集められたのは不仲が噂される夫、幕間に出演したマジシャン、主治医、四人のアシスタントデザイナーら。自身のブランドを育てるために辣腕をふるってきた青嶋を憎むものは多い。一体、犯人はどうやって蝶を操ったのか? また、効きもしない毒をわざわざ翅に振りかけた真意とは? 柏木は事件の真相を解明することができるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 08:45:17
16540文字
会話率:66%
千葉県千葉市花美浜区のとある地下街にある「コスチュームショップUG」でアルバイトする鹿島香澄には自身のファッションブランドを持つという夢があった。そして彼女はその夢を叶えるために日々努力していた。
そんなある日、香澄のもとに映画撮影で使
う衣装の製作依頼が舞い込む。そして彼女はその依頼を通して夢に少しずつ近づいていくのだった。
前作「日給二万円の週末魔法少女」に登場した鹿島香澄を主役にファッション業界の光と影を描いた青春小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 22:29:20
99900文字
会話率:50%
※既に最終話まで執筆済み。
「村松君、私と一緒に人生を変えよう!」
村松拓郎が密かに思いを寄せる女性、渡辺蓮実からの誘いに、彼は同意した。
人生を変える方法、それはCHARINという名のネットワークビジネス会社に入り、学業と両立してお金
を稼ぐというものだった。
入会費に三十万円がかかったり、渡辺が自分を一番最初に誘ってくれなかったことに村松は不満を募らせるも、CHARINの稼ぎ頭、須藤力斗の後押しもあり、彼は入会を決意する。
「俺が一番でないのなら、一番稼げばいい。渡辺の稼ぎ頭に、俺はなる」
渡辺の稼ぎ頭となるため、村松は根拠のない自信と自己投資で購入した高級ブランドのバッグを手に、ネットワークビジネスの世界に躍り出る。
これは厳しいネットワークビジネスの世界で、ただ想い人の為に奔走する盲目で無知で純粋な男の恋愛譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 22:11:58
57524文字
会話率:46%
**あらすじ**:
小田夢佳(おだ ゆめか)は幼い頃から自転車とともに育ちました。父・宏大は熱心なサイクリスト、母・知子は元マウンテンバイクのプロ選手という環境で、夢佳は自転車競技の才能を開花させます。地元のサイクリングレースで連勝を重
ね、中学・高校でも全国レベルで圧倒的な強さを誇る彼女は、高校3年生でイタリアの名門ロードバイクチーム「ヴェローチェ・アズーラ」から正式なオファーを受けます。
単身イタリアに渡った夢佳は、言葉や文化の壁を越えてチームに溶け込みます。厳しいトレーニングや国際的なレースに挑む日々を送る中、夢佳はチームの期待に応え、次第に自信と技術を磨いていきます。しかし、親会社の経営難によりチームが解散し、夢佳は新たな道を模索することになります。
イタリアで培った経験と絆を胸に、夢佳は日本への帰国を決意。日本とイタリアを拠点に、新たな挑戦を続けながら、自転車競技に対する情熱を燃やし続けます。ロードバイクウェアブランドを立ち上げるなど、多岐にわたる活動を展開しながら、夢佳の物語は新たな章を迎えます。
夢佳の成長と挑戦、家族や仲間との絆、そして自転車にかける情熱が交錯する『アズーラの風に乗って』。夢佳の新たな冒険を、ぜひお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 17:10:00
91097文字
会話率:28%
ピンク色とドーナツ、そして愛に溢れた大陸『ラブランド』。そんな世界を放浪する主人公ピンクは、”悪魔の王”を倒す名目で旅を続ける。
ラブランドを悪魔から救うべく、心強い仲間を探しながら旅を続けるピンクだったが、その道のりは辛く厳しいもの。とは
いえ、ピンクには特別な能力があった。それは”残機”。ピンクは一度死んでも、すぐに生き返ることができるのだ!
その能力を駆使して、ピンクは戦う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 15:45:23
2701文字
会話率:65%
世界からは魔法が消えていっており、錬金術師も賢者の石や金を作ることは不可能になっている。そんな中で、生活に必要な細々とした物を作る生活錬金術は「小さな錬金術」と呼ばれていた。
カモミールは師であるロクサーヌから勧められて「小さな錬金術」の道
を歩み、ロクサーヌと共に化粧品のブランドを立ち上げて成功していた。しかし、ロクサーヌの突然の死により、その息子で兄弟子であるガストンから住み込んで働いていた家を追い出される。
落ち込みはしたが幼馴染みのヴァージルや友人のタマラに励まされ、独立して工房を持つことにしたカモミールだったが、師と共に運営してきたブランドは名義がガストンに引き継がれており、全て一から出直しという状況に。
そんな中、格安で見つけた恐ろしく古い工房を買い取ることができ、カモミールはその工房で新たなスタートを切ることにした。
器具付き・格安・ただし狭くてボロい……そんな訳あり物件だったが、更におまけが付いていた。据えられた錬金釜が1000年の時を経て精霊となり、人の姿を取ってカモミールの前に現れたのだ。
失われた栄光の過去を懐かしみ、賢者の石やホムンクルスの作成に挑ませようとする錬金釜の精霊・テオ。それに対して全く興味が無い日常指向のカモミール。
過保護な幼馴染みも隣に引っ越してきて、予想外に騒がしい日常が彼女を待っていた。
これは、ポーションも作らないし冒険もしない、ささやかな錬金術師の物語である。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 17:28:14
510840文字
会話率:49%