神戸の大学へ留学を果たす程に日本文化と日本語に堪能ではあったものの、台湾島の中華民国で生まれ育った馬秋桜にとって日本のバレンタインデーはやはり異文化であった。
台湾において情人節は新暦二月十四日と旧暦七月七日の年二回だが、日本で情人節に該当
するバレンタインデーは新暦の二月十四日だけ。
しかも男性が女性に任意のプレゼントを贈る西洋情人節とは違い、日本のバレンタインデーは女性がチョコレートを贈るとの事だ。
古人曰く、「郷に入っては郷に従え」。
この精神でボーイフレンドの日本人男性に贈る手作りチョコレートの調理に着手する馬秋桜だが、やはり故郷の味を隠し味に加えてみたくなり…
(本作品は、「バレンタインの恋物語企画」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 07:26:43
2407文字
会話率:31%
堺県和泉市に設けられた大日本帝国陸軍第四師団隷下の信太山駐屯地は、少女士官のみで構成された陸軍女子特務戦隊の専用基地である。
十代や二十歳前後の者も少なくない女子特務戦隊の少女士官達は、間近に迫ったバレンタインデーの準備に余念がなかった。
そんな部下達の賑わい振りを目にした幹部将校の園里香上級大尉は、直近の休暇日に旧友を訪ねる事を決意した。
古都奈良で暖簾を守る和菓子屋の四方黒庵。
ここの若女将である四方黒美衣子は、園里香上級大尉とは士官学校時代の旧知の仲だったのだ…
(※本作品は、藤乃 澄乃様御主催の『バレンタイン恋彩2』企画の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 07:22:23
3687文字
会話率:24%
会社へ出勤する夫と小学校へ通学する娘を見送り、主婦の枚方樟葉は一人でゆっくり昼食を取ろうとしていた。
インスタントラーメンに入れる卵を取ろうと冷蔵庫を開けるのだが、そこで彼女は意外な物を目にするのだった…
(※ 本作品は、第5回「小説家にな
ろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 08:22:49
1000文字
会話率:30%
非モテ男子の二瀬快里は、14回目のバレンタインについに初の快挙を成し遂げた。
『伝えたいことがあります。部活が終わったらすぐに来てください。体育館裏で待ってます』
こんな手紙が下駄箱に入っていたのだ!
友達の鹿野と、手紙を書いた
人間を推理していると、二瀬は、才色兼備の三郷の字ではないか? と考える。
しかし鹿野に「アイツは他の男子が好きって噂だろ」と言われ、推理は難航。
だが、放課後体育館裏に行ってみると、そこには三郷がいて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 07:10:00
3654文字
会話率:42%
香月よう子様&楠結衣様主催【バレンタインの恋物語企画】参加作品です。バレンタインのプレゼントとしてこの世に誕生した手作りトリュフチョコレート。想いを伝えるという、大切な使命を帯びて彼の元へと手渡されたのに。肝心の彼は、なにを臆したの
かちっとも箱を開けてはくれない。閉じ込められたままのチョコレートは、進展しない状況に焦り気味。ようやくあけられたと思えば、すでにカレンダーの日付は3月13日で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 13:12:52
2139文字
会話率:6%
先日実際にあったことを書いてみました。
最終更新:2025-03-14 19:40:54
903文字
会話率:0%
『こんなゴミ!!よく渡そうと思えたね。もう私たち、終わりだね』
涙を溢しながら激昂する彼女。
俺は膝を地に着け、まるで命を乞うかのようにして、必死に弁解する。
しかし彼女はそんな俺を軽蔑し、汚物を見るような冷たい視線だけを残し、俺に背を
向ける。
『私さ正直、もうあなたを彼氏だなんて思えない』
『待ってくれ!もう一度チャンスを』
『は?無理なんですけど』
『お願いだ!捨てないでくれ!』
『サヨウナラ』
彼女は背を向けて、俺を置いて走り去って行く。
俺は彼女の背中を見て、阿鼻叫喚するしかなかった...
短編 現実恋愛部門、日間2位を記録した短編『好きな女子の本命チョコを潰した俺の末路』の続編!!
作者の私は言いたい。
「今回はハッピーエンドで終わるかわからない!!なぜなら、人生はそんなに甘くないからだ!てかそう簡単に幸せになられてたまるか!私は制服デートなんてしたことねぇ!あぁ、いいなぁいいなぁいいなぁいい.....
ま!乞うご期待ってことで!(。-∀-)ニヤ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 12:00:00
7511文字
会話率:45%
同じクラスでマドンナ的存在の渡さんから本命チョコをもらえる見込みは限りなくない俺は、運悪く渡さんが誰かに渡すであろう本命チョコを潰してしまった。
涙を流しながら俺の元から去る渡さん。
本命チョコを貰うどころか不幸の事故とはいえ、渡さん
を泣かしてしまう。
ーーあ、まじで終わったわ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 16:00:00
5596文字
会話率:46%
パンがなければおやつを食べればいいじゃない、ってアレ創作ですってよ。それはともかくチョココロネは美味しい。
悪役◯嬢転生お☆さんアニメを見てみんなが思い浮かべたかもしれない話。
最終更新:2025-03-14 10:36:54
590文字
会話率:50%
本命チョコだって言いたかったのに
※「バレンタインの恋物語企画」参加作品です
最終更新:2025-03-14 07:10:00
500文字
会話率:80%
ある日の会社帰り、ヤリモク合コンの相手男性の一人が待ち伏せしていた。「お付き合い前提にデートでも」
私は拒否した。
ヤリモク合コンで出会った男性なんて、信用ならないにもほどがある!
――私には間違ってセフレを好きになってしまった苦
い過去があったから。
本作品は、香月よう子様の自主企画【バレンタインの恋物語企画】(取りまとめ:楠結衣様)への参加作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 04:10:00
15000文字
会話率:42%
ひと月前のバレンタインの日。
生まれて初めて作った本気チョコを想い人から突き返された私は傷心の日々を送っていたのだが……
最終更新:2025-03-14 01:00:00
1811文字
会話率:79%
私はバレンタインデーが苦手だ!
その訳とは……
最終更新:2025-02-14 15:46:20
2311文字
会話率:33%
来週はいよいよバレンタインデー!!
密かに想いを寄せる早川くんに渡す本命チョコを作ろうと思っていた私は親友の真理愛から「チョコ作りを一緒にやろう」と声を掛けられる。
事もあろうに、真理愛の想い人も早川くんで……
最終更新:2024-12-19 15:07:04
913文字
会話率:58%
幼稚園の時、隣の家に引っ越してきたヒロ君に恋をした柚(ゆず)。初めてのバレンタインで手作りチョコを作ったけれど、恥ずかしくてチョコを郵便受けに入れてしまった。
二人は仲のいい幼馴染として高校生に。ずっと続くと思われた関係もヒロ君が東京の大学
へ進学すると聞いてしまって……。
両片思いの二人がバレンタインをきっかけに進展するハッピーエンドストーリーです。
⭐︎香月よう子様 主催「バレンタインの恋物語」参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 00:00:00
4175文字
会話率:55%
もう、バレンタインはとっくに終わっていますが・・・。
キーワード:
最終更新:2025-03-10 12:44:28
342文字
会話率:29%
主人公・初川は、ある日中学時代の同級生からこんな話をされる。
「ね、初川クンって中二のバレンタインの日、『差出人不明のチョコレート』って貰わなかった?」
教えられたヒントを元に謎が解き明かされそうになるも、初川は運悪く事故死してしま
う。
そんな彼の前に、その土地を預かる神様が現れこう言った。
「未練が残っては成仏も出来まい、ちょっと違うがほぼ同じ世界に送ってやろうぞ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 03:56:16
194285文字
会話率:49%
女性向け。
ストーリーメインな異世界恋愛です。
1章完結
2章完結
全3章にて完結予定。
※冒頭を大幅改稿したため番号が飛んでいます。汗
※ストーリー展開に支障はありません。
※一部キス以上のお話しが今のところ2章後半にございます。
3章からはちょこちょこいちゃついてます。。ご注意下さい。。。
○無自覚獣人✖️翻弄される主人公。
初音は気づけば異世界にいた。
奴隷商に売られかけて夜の街を逃げ回る最中、初音は1匹の黒猫を助けるも奴隷商に捕まってしまう。
その窮地を助けてくれたのは、金色の瞳に、獣の耳と尻尾を持つ端正な顔の獣人と呼ばれる青年だった。
動物の声が聞こえ、図鑑を読むように流れ込んでくる動物の知識。そして魔力を分け与えた獣人に宿る魔法の力。
そんないわゆるチート能力を持つ初音と、青年ーージークの距離は次第に近づいく一方で、異世界人として付け狙われる初音は世界の不条理に関わっていきーー?
※題名やらが急にバッサリチョコチョコ変わったりする場合があります……滝汗
読んで頂けるだけで励みになります。ご指摘、ご感想、ご意見など頂けましたら更に喜びます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 20:44:51
198225文字
会話率:50%
私には前世の記憶がある。
前世では波乱万丈、苦労も多く、その理由は借金、酒、女とだらしのない元旦那の存在だった。
この異世界転生を優雅に謳歌するため、私の人生を狂わす恐れのある婚約は破棄したい。
なのに、婚約者は絵に描いたよう
にモテまくる金髪蒼眼の王子様。に加えて、やけに親切なミステリアスな仮面の青年も現れて。
互いに惹かれ合いながらも、底知れない呪いに絡み取られていく主人公たちの結末はーー……。
※まったり進行で申し訳ないです。
2章からは比較的事件?が勃発する予定ではあります……汗
※一人称の練習も含んでいます。読みづらい、違和感などあれば教えて頂けますと大変参考になります。よろしくお願い致します。
※よく迷走しているので題名やらが謎にバッサリチョコチョコ変わったりする場合があります……滝汗
ご指摘、ご感想、ご意見など頂けましたら大変喜びます……(*´꒳`*)
どうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 21:41:11
195907文字
会話率:49%
チョコとクルミがたっぷり入ったスコーンや、サクサクのチーズパイ。とろけるカスタードプリンに、熱々のラザニア。
見習い天使のフレデリカは、寿命を迎えた人間の魂を天上へ返す前に、人生で最後の一皿となる料理を作ってあげることにしている。
最終更新:2025-03-06 16:30:00
68533文字
会話率:47%
香月よう子&楠結衣様主催【バレンタインの恋物語企画】参加作品です。
明日のバレンタインデーの為に、職場用義理チョコを妻が作っていたら、夫がサプライズバレンタインプレゼントをするお話です。
※洋酒入りチョコレートが登場しますが、未
成年やアルコールに弱い方、妊娠・授乳期の方、運転される方への飲食を推奨するものではありません。
※作中に登場するチョコレート調理について、実際のレシピを参考に執筆していますが、食品衛生面等を保証するものではありませんので、予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 17:02:37
3138文字
会話率:56%
「貴方」を失った機械は、ある目的のため、自分の意思で外に出た。
キーワード:
最終更新:2025-03-03 01:38:50
3207文字
会話率:22%
公園で友達と散歩をしていた幼少期の私は、雑木林で不思議な声を聞きました。
最終更新:2025-02-16 02:22:10
3165文字
会話率:21%
夜の水族館が好きな主人公が、夜に呑まれていくお話。
あまり深くは考えないように。
最終更新:2025-01-20 00:43:12
1568文字
会話率:0%
「チョコあげたのほ、勘違いしないでね!!ただの余りのチョコだから、だから私、あんたの事が好きじゃないからね!!!」
バレンタインなんてこの世には、存在しない。
それがチョコをもらったとしても
そしてこの世には、恋愛も存在しない。
今なぜかド
キドキしているがこの世には、もちろん存在しないだからね!!
解説 ただのツンデレ系の恋愛小説です。
この作者は、初めて恋愛系作者を書くので温かい目で見てください。
改善点や感想があったら教えてください。
一週間に1回あげますので見てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 22:25:02
2944文字
会話率:40%
一宮高校の放送・新聞部に所属する佐々木望海(ささきのぞみ)は、生徒会選挙が始まる直前、仲の良い女子クラス委員の光石琴(みついしこと)から、「私が生徒会長になったら、お付き合いしてほしい」と申し込まれた。
内心で浮かれつつも、生徒会選挙を精力
的に取材しようとした望海と放送・新聞部のメンバーだったが、そこにバスケットボール部の部長・石塚雲照(いしづかうんしょう)のシゴキ・パワハラを告発する文書が飛び込んできた。新聞部の報道を受け、クラブ連合会の代表者で組織される十条委員会が開催されることになるが、被害とバスケ部の現状を訴えた生徒は委員会の開会前に学校を自主退学してしまう。
開催された十条委員会で、石塚はのらりくらりと答弁を続けたのち、生徒の間での評判が地に落ちる中、なんと、生徒会選挙への立候補を表明する。
さらに、他の生徒との理由に、何度も停学処分を受けている不良生徒・古屋通(ふるやとおり)まで、生徒会長選挙への出馬の意向を明らかにした。
こうして、SNSや動画投稿サイトを駆使した過激な情報戦が繰り広げられる生徒会選挙が幕を開ける――――――。
※この物語はフィクションであり、どこかの首長選挙に関わった人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:37:12
152733文字
会話率:35%
「今年は、くれないのかよ?」
幼なじみの大介が、いつもより真剣な顔で言った。
物心ついたときから、毎年バレンタインにチョコを渡してきた。
でも今年は違う。高校卒業を控えた今、私はただの義理じゃなく、本当の気持ちを込めて渡したかった。
だ
けど、タイミングが悪すぎる!
ようやく決心したのに、電車では人が多いし、エレベーターは満員。
結局、私は渡せなかった。
──もう二度と、渡せないのかもしれない。
「ふぇ、ふえぇえええん……っ」
こぼれた涙と一緒に、想いも終わるはずだったのに──
「おい、メグ?」
ラストチャンス。
私はこのチョコに、本当の気持ちを込める。
ずっと、好きだったから。
香月よう子さん & 楠 結衣さん主催
『バレンタインの恋物語』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 19:02:48
1890文字
会話率:34%
高校生の恵子には明彦という弟がいる。年末年始の家族旅行で訪れた温泉宿で、恵子は軽い気持ちで明彦に下着泥棒 の濡れ衣を着せるというイタズラを仕掛けた。イタズラを真に受けた父親の達也は明彦に体罰を加え、達也の暴力を知った母親の裕実が離婚を口にす
る。家族離 散の危機の中で迎えたバレンタインデーで、気まずくなった明彦にチョコレートを渡そうとする恵子の真意とは……。
<登場人物>
明彦・・・・主人公
恵子・・・・明彦の姉、高校生
達也・・・・明彦と恵子の父
裕実・・・・明彦と恵子の母
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 13:13:04
6092文字
会話率:30%