アレクサンドラ・デュカス公爵令嬢は舞踏会で、ある男爵令嬢から突然『悪役令嬢』として断罪されてしまう。
そして身に覚えのない罪を着せられ、婚約者である王太子殿下には婚約の破棄を言い渡された。
それでもアレクサンドラは、いつか無実を証明でき
る日が来ると信じて屈辱に耐えていた。
だが、無情にもそれを証明するまもなく男爵令嬢の手にかかり最悪の最期を迎えることになった。
ところが目覚めると自室のベッドの上におり、断罪されたはずの舞踏会から1週間前に戻っていた。
アレクサンドラにとって断罪される日まではたったの一週間しか残されていない。
こうして、その一週間でアレクサンドラは自身の身の潔白を証明するため奮闘することになるのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 01:14:09
87858文字
会話率:51%
「おーほっほっほ!」
甲高い笑い声が響き渡る。
それを聞いた生徒の皆々様は思った。
「あ、またアレクサンドラ様かぁ……」と。
「ドレスの裾が汚れていてよ!淑女たるもの、身嗜みには気をつけなさいといつも言っているでしょう?!
全く……
、うちの侍女が洗ってくれるから、ついていらっしゃい!」
どう足掻いてもツンデレ風にしか喋れない(本人は「冷たい言い方をしてしまった」と毎回嘆いている)公爵令嬢と、それを生温かい目で見守る周りの方々、そしてそんな令嬢を溺愛している婚約者です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 00:34:50
8798文字
会話率:40%
転生したのはなんと悪役令嬢であるアレキサンドラだった。そんな彼女は原作の「ソフィア物語」の主人公ソフィアとディビッド王子の恋模様が大好き。
2人が結ばれるために、立派な悪役令嬢になろうと特訓を決意したのだった。
まず悪役令嬢に必要な仁王
立ちで手は腰ポーズは毎朝鏡の前の練習を欠かさない。
それから高らかな笑い方も練習する。
「いきますわよ、おーほっほ⋯⋯もっと腹筋を使ったほうがいいかしら? ⋯⋯おーほっほ! おーほっほ! 」
そんな悪役令嬢の特訓を欠かさないアレキサンドラは完璧な悪役令嬢を振る舞えていると信じ切っている。
だがそう思っているのは彼女だけだったのだ。
悪役令嬢を取り巻くほのぼのストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 06:28:10
6164文字
会話率:36%
男爵令嬢と恋に落ちたギルバート王子に、婚約者のアレクサンドラは言う。
「私はギルバート様を愛しておりますの。なので、ギルバート様がお幸せなら私も幸せですわ」
☆さらっと読めるショートショートです。
最終更新:2025-01-20 15:34:59
1202文字
会話率:58%
同業者に呪詛を掛けられ、体から謎の毒が滴下する体質になった元聖女のカサンドラ。死の森と呼ばれる魔人族の国との国境付近に、魔法でも消せない謎の毒沼を作りながら生きていく。そこに魔人族やかわいいモフモフ野郎な魔獣、訳ありっぽそうな女装の麗人まで
移住してきて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 15:33:22
4747文字
会話率:73%
恒星間時代からのエール、太陽系レッドホット、星間戦争を阻止せよラブで!
作品解説 BY Edy https://kakuyomu.jp/users/wizmina
史実のキューバ危機を範とする作品世界背景を舞台に、現代社会延長での、
火星、月、地球、宇宙艦内で展開する群像劇。
アフターコロナ、地球連合太陽系時代来るべき『中未来時間軸現代ドラマ』 危機と対峙する男女三組恋愛同盟。
主要登場人物一覧:
タロウ・サクライ(外宇宙艦隊所属、実験艦艦長、大佐)
林麗婭(リン・リーヤー 水星基地マリナー11研究員)
モッラー・サドラー(同、マリナー11勤務、死亡確認)
ジジ・ウィンスレイ(NPO火星教室代表、通称教授)
シビル・ハイヤード(ジジ所有のメイロイド)
テルオ・トウドウ(内宇宙艦隊所属、准将)
アレクサンドラ・スターナ・コンドラチェンコ(月航宙保安局大佐)
マリー・ランデン(テルオの元カノ、火星開発本部副部長)
ラマナ・ヨガナン(航宙保安局情報室次長)
ヴィクラム・サラバイ(第一期月入植指揮官、初代月市長)
ここだけのハナシ、自分でもこんなこと初めてなんだがマリ姉はスーパー女優、デキて華麗で可愛くてちょっとお茶目な天海祐希さまをイメージして貰えるといい、なんか誰かっぽいと思ってたら畏れ多くもそれが一番しっくりきた。
他ネームドは作者実在知人例外のぞき特にモデルなし。
原型オリジナルはこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16816452219176085964
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最終更新:2025-01-03 20:58:56
81370文字
会話率:28%
リリアナ・アレクサンドラ・クラークは、六歳の時に流行り病に罹って高熱を出した。目覚めた時、彼女は前世の記憶を取り戻し、そして声を失っていた――。
え、わたくし、リリアナ・アレクサンドラ・クラーク? 前世でやった乙女ゲームの悪役令嬢!?
どのルートを進んでも待ち受けるのは身の破滅! 絶対回避したいけど、すでに王太子の婚約者候補になっている。このまま喋れなければ、婚約者候補から外される。それなら、決して喋らず魔術を磨いて、破滅ルートを回避してみせますわ!
そう決意したリリアナは婚約破棄を狙うが、次々と事件や陰謀に巻き込まれてしまう。チートな魔力と知力を最大限に活用して解決するものの、迫る不穏な影は平穏な人生を許してはくれない。本当に婚約破棄をすれば身の破滅は避けられるの? どれほど足掻いても、乙女ゲーム通りに物事は進んでしまうの――?
事態は乙女ゲーム通りに進んでいるのか、それともただ“そう見えるだけ”なのか。
本編と無関係な脇役たちの短編集も公開中(不定期更新)
⇒https://ncode.syosetu.com/n1562gp/
登場人物一覧・設定集含めてシリーズ化しています。
※途中、グロかったり倫理観ぶっ飛んでたり常識が迷子になったりシリアスになったりする予定ですが、最終的にはハッピーエンドです。恋愛要素はごく薄味。乙女ゲームなにそれ美味しいの? そんなお話かつ長編になりますが広い心でお楽しみいただけると嬉しいです。
※更新頻度は活動報告をご確認ください。月・水・金・土・日の週5+祝日更新を予定しています。
※文字数は予約投稿分を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 08:00:00
2864685文字
会話率:39%
16歳の少年、公介は夏休みを利用して5年ぶりに生まれ育った町へと帰る。文具店を営む祖母の家で2週間の休暇を過ごす公介はある日、急な所用出掛ける祖母に店番を頼まれる。そこへやって来た美しい少女にだんだんと心惹かれ、子供の頃の記憶と今の感情が複
雑に交差しながら加速していく。名前も知らない?少女に全力で恋をした16歳少年の10日間の青春物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 15:41:01
2675文字
会話率:41%
目が覚めたら異世界の公爵令嬢カサンドラ・リールの肉体に転生していた。
彼女は異世界の王太子の婚約者、明日は卒業記念パーティー。カサンドラの記憶を持っていた転生者はその安牌ぶりに歓喜するが、待っていたのは転生一日目の婚約破棄であった。
怒るカサンドラ。思わず王太子の局部を引き千切り、去勢してしまう。
こうして異世界で実質指名手配を受けることとなったカサンドラ。──前世の野望を叶えることは出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 23:35:28
54246文字
会話率:30%
永遠の命を求めてエドワード博士が開設したヴァンパイア研究所。そこでは吸血鬼の遺伝子が混じった子供たちが昼夜逆転の生活を送っていた。
そこで暮らしていたサンドラはある日、友人のマイケルを誘い旅に出た。自らにかけられた呪いを解くために……。
最終更新:2024-11-02 23:31:49
2452文字
会話率:52%
アレクサンドラ公爵令嬢は男より背が高く、男より腕っぷしが強いし、男より格好いい。そんな彼女は幼いころ第一王子ハリーに嫉妬されて婚約破棄をされたけど、気にせず王立学園で『男の』騎士様として憧れの存在になっていた。
アレク様と慕われる彼女はある
日、ふわふわで蜂蜜色の長い髪を待つ、精霊に愛された美少女に出会う。
「麗しきレディ、名はなんと?」
「僕はハリー。君が噂の騎士様?」
あれ。なんか聞いたことある。
そう、彼女は女装したハリー王子だったのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 13:08:41
8403文字
会話率:45%
(ふふん♪ これでやっとイチゴのタルトと、新作の二種類の葡萄のトライフル、濃厚プリンが食べられるわ♪)
「もうお前の顔を見るのもウンザリだ、今日限りで貴様とは婚約破棄する!」
(え?)
とあるパーティー会場での起こった婚約破棄。政略結婚だ
ったのでアニータはサクッと婚約破棄を受け入れようとするが──。
「不吉な黒い髪に、眼鏡と田舎くさい貴様は、視界に入るだけで不快だったのだ。貴様が『王国に繁栄を齎すから』と父上からの命令がなければ、婚約者になどするものか。俺は学院でサンドラ・ロヴェット嬢と出会って本物の恋が何か知った! 」
(この艶やかかつサラサラな黒髪、そしてこの眼鏡のフレームや形、軽さなど改良に改良を重ねた私の大事な眼鏡になんて不遜な態度! 私自身はどこにでもいるような平凡な顔だけれど、この髪と眼鏡を馬鹿にする奴は許さん!)
婚約破棄後に爆弾投下。
「我が辺境伯──いえトリス商会から提供しているのは、ランドルフ様の大好物である、卵かけご飯の材料となっているコカトリスの鶏生卵と米、醤油ですわ」
「は?」
これは鶏のいない異世界転生した少女が、あの手この手を使って再現した「卵かけご飯」のお話?
R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 08:16:43
9654文字
会話率:56%
15世紀、芸術と科学の都フィレンツェ。
冷徹な天才錬金術師アレッサンドラと、心優しき従者ジョバンニ。
身分も才能も、すべてが違う二人。
しかし、運命は彼らを引き寄せる。
錬金術と料理の技が織りなす奇跡。
メディチ家の陰謀、教会の
圧力、そしてペストの脅威。
数々の試練が二人を襲う中、芽生える禁断の愛。
「私の錬金術に、あなたの心が必要なの」
「お嬢様、僕はあなたの隣でこそ輝ける」
彼らの出会いが、フィレンツェを変える。
科学と芸術、理性と感情。
相反するものが融合するとき、真の叡智が生まれる。
身分を超え、時代を超え、二人が紡ぐ
ルネサンス最大の奇跡が、今始まる──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 08:00:00
20673文字
会話率:38%
アンリはサンドラの幼いころからの許嫁。
アンリは美形だけどぼんやりしてるから、ちゃんと見ていなくちゃ危なっかしくて仕方がない。
だけど、結婚を3か月後に控えた今になってアンリが初恋なんて。
ぼんやりにもほどがある!
そんなぼんやりア
ンリのために奮闘するサンドラのお話。
(再掲載、改稿作品)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 13:00:39
116356文字
会話率:31%
僕の手で作ったVtuberは『元同級生』だった。
でも、その同級生は直ぐに消え––アイとしていつの間にか出てきた。
『アタシはバーチャルで生きてるんだから!』
そこから一気に話は進み……僕は今事務所設立メンバーになりました。
ほぼ同居人の
子に迫られつつ––沢山の過去の上書きをし、楽しい未来を作る。
そんなシリアスありなラブコメVtuber物語。
◇ ◇ 登場人物 ◇ ◇
草薙青(主人公)→大学二年生。過去に高校を再起不能にさせるまでの事件をリークするのだが……実はそれは“元”同級生の子と後輩を救うためだった。実は女装やコスプレをしていて【にじライブ】というギリギリアウトな同人サークルで物語を書いたりする。実はエロいが押しに弱い。
桜井春香(絵師)→大学一年生。施設育ちで親族はいない状態だったが、ある時に姉の存在を知り会いに行くが……。青のことが大好きで青と一緒に高校を壊した一人。【にじライブ】の絵担当で新規事務所の絵師兼ママ。青と結婚することが目標。人見知り。エロいが自覚がない。
緑哀、アイ(Vtuber)→元同級生でリアルではない存在。そこには多くの理由があるがバーチャルとなって明るく主人公達を弄っていく。春香の姉であるが理解しているかはわからない。下ネタ好き。この物語の中心にもいる。
黄瀬真(社長)→アイの先輩で新規V事務所を設立する。『オタクが楽しい未来』を創造するために尽力するが実は私利私欲のためでもある。案外有能で社長らしさを発揮するが酒を飲むとドMになる(泥酔ババアと呼ばれる)
黒瀬アレクサンドラ(副社長)→黄瀬とは長年の友人でクールなハーフ。見た目とは裏腹に幼女化することがあり、青と春香には何度も甘える。時にはカッコいいのだが『女装男子』が好きすぎてコスプレした青を見ると我を忘れる。案外春香の良きライバル。酒を飲むとドSになることがある。
白鷺湊(メイド、声優)→青と哀の同級生。弱小声優事務所に在籍していた際に青達に出会う。演技は好きで役に入ると我を忘れる。下ネタは嫌いでツッコミ役に回りやすい。髪色で「信号機」といわれたり、胸をみて「山なし」って言われるのを嫌う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 22:14:10
149182文字
会話率:51%
*この物語は『悪役令嬢はやる気がない』の続編となります。こちらも掲載しておりますので、先に読んでからこちらを読み進めて頂いた方が内容が分かりやすいかと思います。どうぞよろしくお願いします。
王子の婚約者だったカサンドラは、自分が悪役令嬢だ
と思い込んでいた。いずれは明るく楽しい、頭のネジが緩んだ朗らか令嬢が現れて、王子に婚約破棄を突きつけられるのだろうと思っていた。だからこそ、全くやる気がない状態でいたものの、結局カサンドラは王子と結婚することになった。しかも出来ちゃった婚。おかげで結婚式は延期になったけれど、お友達の二人も延期となっている。隣国モラヴィア侯国の第三王子の元へ輿入れするはずだったカロリーネは、ドラホスラフ王子との結婚に大きな障害が立ち塞がることになったのだ。誰が黒幕なのか?何でカロリーネの侍女としてカサンドラが隣国に入り込むことになったのか?激怒したアルノルト王子は動き出す。過激な王子はカサンドラを助け出すためなら手段は厭わぬ乱暴王子。アルマ公国からやって来たシャリーフ王子は果たして生き延びることは出来るのか? カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 18:00:00
369288文字
会話率:45%
王子の婚約者に決まったカサンドラは考えた。あら、私って悪役令嬢じゃないかしら?派手な髪色、派手な瞳、気の強そうな顔は傲慢そうにも見えるし、私、やっぱり悪役令嬢なんじゃないかしら?追放処分までは良いとしても、実家没落はいただけない。そもそも、
王子をめぐって意地悪だのイジメだのなんて面倒臭いじゃない!だけど、このキッツイ顔が冤罪を呼ぶのよ、そうよ、そうなのよ、この顔がある限り安心なんかしていられないわ。
王子妃なんか興味ない、なんなら結婚もしたくない。冤罪をかけられる前に、ありとあらゆる策に出る。悪役令嬢と呼ばれるのは良いとしても、実家に迷惑がかからないように手配する。
王子の気持ちって考えているんですかね?冤罪阻止・ヒロイン阻止のラブファンタジー。カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 17:00:00
77823文字
会話率:39%
「……君は、婚約者だけでなく、恋人もいないのかい?」
少し前に妹のリュシエンヌの婚約者が決まった。その婚約者であるエティエール公爵家嫡男アドリアンが、私の顔をじっと見ながらそう言った。
ボゾルト侯爵家嫡男のグレゴワールは自他とも認め
る不細工である。それゆえに女性との縁が無かったが、そんな彼に、アドリアンの妹であり、絶世の美女にして才女である社交界の次なる宝石、アレクサンドラ・エティエールとの婚約話が舞い込んできた。
一体どんな裏があるのかと疑うグレゴワールだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 23:48:42
44922文字
会話率:51%
ヴィクトール・アントン・フォン・アインベルク侯爵子息は、社交界の花とも宝とも称される絶世の美女アレクサンドラ・マリア・フォン・エアフルト侯爵令嬢との婚約を解消した。その理由は、アレクサンドラ・マリアが真の想い人であるゲオルグ・フリードリヒ王
子殿下と改めて婚約するためであった。これはヴィクトールの婚約解消後の災難とその結末についての物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 07:05:07
17892文字
会話率:64%
ティアル王国は獣人の国。
第二王女のダイアナは、人間国・マネルーシ王国との交流夜会に出席した際、婚約破棄の場面に遭遇する。
破棄したのは、マネルーシ王国のアレクサンドラ王女、破棄されていたのは、グレン=オーウェル侯爵令息。
あまりにも自分本
位なアレクサンドラに不快感を示すダイアナだが、グレンに投げつけた言葉、
「野蛮な獣人国にでも婿入りすればいいわ!」
に本気でブチ切れ、首をつっこむことに。
一応友好国であるにもかかわらず、マネルーシはティアルを見下している。マネルーシは、異種族差別が激しいのだ。
ダイアナの登場に一瞬怯むアレクサンドラだが、強気の態度を崩さず、婚約者グレンにも酷い態度を取り続ける。
「それほどまで言うなら、私がいただきましょう!」
というわけで、グレンを連れて自国に帰ることになったダイアナ。
冷静になった後、とんでもない暴挙に出てしまったと気に病むダイアナだが、当のグレンはティアルで傷ついた心を癒していく。
一方、癇癪を起して婚約破棄してしまったアレクサンドラは、今更ながらグレンへの想いに気付いてしまい……。
しっかり者で情に厚い獣人王女と、心を傷つけられた人間侯爵令息の、もふもふ癒されストーリー。ざまぁもちょっぴり。
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エブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 18:00:00
33382文字
会話率:36%
とある旅人と、“迷いの森”に建つ高い塔の上に住む猫のお話。
御用で都へ向かう旅人は、森の手前で宿屋の主人から警告される――この先は“迷いの森”だから、迂回したほうがいい。
しかし好奇心旺盛な旅人は、主人とある約束をして森へ入る。そこにある
のはごくごく普通の森で、順調に歩んでいく旅人の前に高い塔が現れた。その塔には、天文学者の青年ライナルトとシルバーグレイの猫クリスティーネが住んでいた。
都路の休憩のつもりが旅人は天文学者と意気投合し、すっかり日が暮れてしまった。そのまま旅人は一夜の宿をもらう。
翌朝、天文学者と猫に見送られて、旅人は出発した。
都に着き御用を済ました旅人は、きた道を戻ろうとする。
再び森に入ろうとする旅人に、都の人はこんな噂を旅人にきかせる――あの森は、昔、政略結婚を嫌がった姫さまとその兄王子が隠れて住んでいる森で、森を荒らすと不幸が起こるから避けたほうがいい。
あの天文学者との再会を楽しみにしていた旅人は、そんな噂に気にかけることなく森に入っていくのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 19:30:00
82864文字
会話率:25%
リーゼロッテは11才、悪い魔法使いに呪いをかけられて、11才から年を取りません。
はじめは、そのうちに呪いは解けると楽観視していましたが、50年経っても解けません。
このままではいけないと、兄王子さまは、解術者を募集します。
しかし、噂を聞
いただけで誰もやってきません。
もう駄目だとあきらめたときです、ひとりの旅の青年が、リーゼロッテのもとへやってきたのですが……
*他サイトに、別バージョンを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 04:00:00
10694文字
会話率:19%