「おーほっほっほ!」
甲高い笑い声が響き渡る。
それを聞いた生徒の皆々様は思った。
「あ、またアレクサンドラ様かぁ……」と。
「ドレスの裾が汚れていてよ!淑女たるもの、身嗜みには気をつけなさいといつも言っているでしょう?!
全く……
、うちの侍女が洗ってくれるから、ついていらっしゃい!」
どう足掻いてもツンデレ風にしか喋れない(本人は「冷たい言い方をしてしまった」と毎回嘆いている)公爵令嬢と、それを生温かい目で見守る周りの方々、そしてそんな令嬢を溺愛している婚約者です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 00:34:50
8798文字
会話率:40%
最強騎士団を統率するハミルトン公爵家の末っ子令嬢のマチルダは見た目はとても淑やかで控え目な美少女であったが、実は怪力の持ち主であった。怪力を隠し世間知らずの箱入り娘として育ったマチルダは自国のお城の王子とお見合いをするも、ふとしたことで怪
力がばれてしまう。怪力の噂が広がり、今後の縁談に支障が出てしまったハミルトン公爵はマチルダの力を有効に使える最弱国であるボルド国の第一王子マンフリードに縁談話を持ちかけるのだが……。
脳筋天然おバカワンコ系ヒロインと真面目な苦労性の突っ込み役王子のラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 23:12:56
106441文字
会話率:37%
私、リーゼロッテは女神様に魂を拾われて、異世界に転生したーーー猫(神獣)として。お約束のチートな能力を引っ提げて、私の新たな人生…いや、猫生が始まる。…ところで、スタート地点がこれまたお約束の森の中なのだけど、これは偶々なのかしら?まあと
りあえず、自分のペースで人里を目指しましょうか。■よくある異世界転生の話。■山無し谷無し、ドキドキハラハラしないのんびりまったりな物語。基本的に主人公は安全なので、過度な悪役やざまぁは無し。なお恋愛要素は入れない予定。■「残酷な描写あり」「R-15」は保険です。■不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 06:00:00
40886文字
会話率:29%
【あらすじ】
伯爵令嬢オレリアは、幼少期の頃に政略的な意味合いで婚約者となった第二王子のエセルフリスと、それなりに良好な関係を築いていた。しかし16歳の頃、王立アカデミーに元平民の子爵令嬢フェシリーナが入学して来た事で、その関係は一変する。
彼女は無邪気で自由奔放な部分で第二王子エセルフリスだけでなく、その側近候補や多く令息達の心を一瞬で鷲掴みにしてしまった。対してオレリアは、異性と節度ある距離感を保てないフェシリーナを頻繁に咎めた事により、嫌がらせをしていると周囲に誤解されてしまう。その結果、学園最後の卒業パーティーで、婚約者のエセルフリスを筆頭にその側近候補の令息達から嫌がらせについて責め立てられ、ついには婚約者の口から婚約破棄をの仄めかす言葉が出始める。その状況を受け入れようと覚悟を決めていたオレリアだが……。何故か言い出した婚約者の様子がおかしな事に?
★テンプレ設定をモリモリでぶっ込んでますが、ざまぁは無し!(←ここ強調!)
全10話でタイトルまんまの展開。今回オチを最終話に極振りしている為、ネタバレ防止で感想欄は常に閉じてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 13:39:19
68087文字
会話率:35%
ーー12月25日
私は産まれて間もない我が子を捨てた。
それは闇属性だからか、はたまた最愛の妻が亡くなったからなのかは今考えても私には分からない・・・
目に映る全てのものが黒く見え、その中心に我が子の姿があった。
今頃何をし
て、どう生きてるだろう・・・きっと私は覚えてもいないよな。
ーそれでも良いから
ーもう一度出会えたのなら
お前を・・・愛させてくれ。
これは──とある白魔道士が捨てた我が子と再開し、過去の精算を行う物語。
※セリフの横に名前があるのはボイコネ賞への投稿規定だからです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 23:17:03
10717文字
会話率:37%
片思いだったローアンと婚約したグロリア。でもボタンのかけちがいでローアンから婚約を白紙にする申し出があった。
タイミングが合わずに別々の道を歩む事になった二人のお話。
ざまぁは無しです。
最終更新:2021-05-19 01:14:27
12413文字
会話率:14%
同じく1話完結ですが、前より少しだけ長めです。
かみさま「かしこまりなさいよ!」の後日談。
「ずっと思ってたんですけど。その変な喋り方、何なんですか?」
「あっコレ本当に心当たりがない反応なのじゃ」
「かみさまが何か凄い自信ありげだ
ったんで。負けたらどんな顔するのかなって」
「虫も殺さないような顔をして、とんだ鬼畜なのじゃ!?」
「いやいや、そんな失敬な。ちょっと友人のアドバイスに従ってみただけですよ。『ツンデレって屈服させるとメッチャ楽しいよ』って」
「とんでもない友人なのじゃ! ドSなのじゃ!」
「でも」
「でも?」
「かみさまの恥辱にまみれた顔を見るのは、思いのほか楽しかったです」
「結局お主もドSじゃろ!!」
とはいうものの、後日談というほど仰々しくはありません。
単にツンデレを屈服させたり喜ばせたりするお話。
淡々と二人の雑談が進んでいくだけなので、言葉遊びがお好きな方はどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 19:14:55
7082文字
会話率:88%
「まさかここまで来てキツネ子ルートのフラグをぶち折る気じゃないでしょうね?」
とある大型連休。主人公の宗十郎は登山の帰り道、立ち寄った麓の神社に参拝する。
そこで神を名乗るキツネっぽいコスプレをした少女が現れ……。
「俺、落ち着き具合
には定評があって。例えるなら俺の心の中は、そう──【凪】」
神を信じるのに、特に超常の力などは要求しない主人公。
「あの、お言葉ですけど。かみさまのネーミングセンスって虫ケラ並みですね」
「だから言いたくなかったのよ! それより虫ケラってなに!? 仮にも神相手に使う言葉じゃないでしょ! もっとこう──かしこまりなさいよ!」
「違う! 最初は良いけどツンデレじゃないし、それ褒め言葉でもない!」
変人な主人公にツッコみつつ、騒ぐ神様。
「かみさまといえど脱税はいけませんって。税務署の怖さを舐めすぎですよ」
「確かに税務署の怖さはガチね」
淡々としたペースで繰り広げられる雑談。
これはツンデレっぽいキツネの神様と、何事にも動じないわりに流されやすい青年の、異類婚姻譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 16:29:03
5444文字
会話率:86%
無事法務局へと就職したリーリエは、ある日学園で友人となったジョゼフィーヌから知らせを受けて彼女とお茶をする事に。そこからある頼み事をされるのだが。
最終更新:2021-01-19 11:52:48
10762文字
会話率:50%
「ユリア・アグリフィーナ公爵令嬢。 ――今日この時をもって、貴様との婚約を破棄する!」
ブリスタニア王国の公爵令嬢であるユリアは、王立魔法学園の卒業式典の最中、クラウディウス王子殿下より断罪され、婚約破棄を受けてしまう。
この話は
、卒業課題に無茶なシチュエーションを要求され、課題達成のために色々手を尽くす見習い女神と、彼女の周りのドタバタを記した日常劇。
一話あたり2000文字から3000文字程度、15話くらいの中編を予定しています。
※婚約破棄はあまりでてきません。
※ざまぁもありません。
※この小説は「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 08:00:00
44941文字
会話率:39%
俺こと土代 柱はクラス転移に巻き込まれてしまう。ほかのクラスメイトがどんどんチート能力を得る中、彼が得た能力は「リフォーム」。戦闘では全く役に立たない能力だった。柱は森に追放されるが、彼はその能力を駆使して快適な生活を送る。ざまぁは無しです
。幸せこそ最高の見返す方法だと考えているので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-11 01:50:15
11243文字
会話率:3%