騎士の家系に生まれたリュシー。実家の没落により、生きるために皇宮のメイドとなる。
そんなリュシーが命じられたのは、廃屋同然の離宮でひっそりと暮らすセレスティアン皇子の世話係。
母を亡くして後ろ盾もなく、皇帝に冷遇されている幼い皇子に心を寄せ
たリュシーは、皇子が少しでも快適に暮らしていけるよう奮闘し、その姿に皇子はしだいに心開いていく。
そんな皇子との穏やかな日々に幸せを感じていたリュシーだが、ある日、毒を盛られて命を落とした……はずが、目を開けると、公爵令嬢として公爵家のベッドに横たわっていた。けれどその令嬢は、リュシーの死に因縁のある公爵の一人娘だった……。
望まぬ形で二度目の生を受けたリュシーと、その死に復讐を誓った皇子が本当に望んでいた幸せを手に入れるまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 20:50:00
167982文字
会話率:34%
前世の記憶を持ったまま生まれ変わったルベラは今世を幸せに過ごしていたが……ある日、この世界の人々の価値観と自分の価値観には相違があることに気がついた。
それは、よりにもよって美的(美醜)感覚が極端に異なっているということだった。
前世では美形や美人に一喜一憂するほど顔が良い人たちが好きだったルベラは次第に渇望し、あることをさかいに願望を叶える決意を固める。
そして、皇帝である父親や周りから勧められる人と婚約するのを回避するために自分で捜し始めたルベラは、ついに顔が良すぎる美青年に出会うことができたのだが……。
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美醜逆転。美的感覚が違う異世界に転生した主人公が価値観の違いに立ち向かう、恋愛奮闘記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 23:39:31
16378文字
会話率:40%
アスタはある日仲間のドゥークからパーティのフェンリルの牙からのクビを宣告される。そして馬車に無理やり押し込められ辺境の地へと追いやられてしまう。だが、目の前に女神が現れ全ての能力、そして裏能力コード、つまりチートを使う事を解禁する全能の書
を渡した。これらを使いアスタは誓う。復讐の為に自身が神に近しい存在となり、全世界から崇め奉る様にして、ドゥークとラクスを絶望の淵に叩き落とすと。そして2人を殺し、マルクトを救出すると!(カクヨムでも投稿しております!宜しくお願い致します!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 11:50:14
21909文字
会話率:62%
白薔薇の騎士団長ブライアンを応援するサクラとして雇われたリリスはお小遣いのため今日も黄色い声援を送る。ブライアンはリリスの兄で、兄は好敵手である黒薔薇の騎士団長オニキスに声援で負けたくないのだ。しょうもないと思いながら、お小遣いのため今日も
ノルマを熟し、趣味のスケッチをしながら過ごす。
(オニキス様かっこいいなー)
本当は黒薔薇の騎士団長に声援を送りたい。だけどお小遣いが大事なので目に焼き付けて、スケッチだけして過ごしていたリリスだが…「君は、俺を見ていただろう」「ぴぃ…!?」ばれてる――――!!
★楠 結衣さん主催「騎士団長ヒーロー企画」参加作品。
※短編で投稿していたものの、連載になります。七人兄妹エピソード。嫁取り合戦。薔薇は一体誰の手に!! など追加していきたい…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 06:00:00
188909文字
会話率:31%
白薔薇の騎士団長ブライアンを応援するサクラとして雇われたリリスはお小遣いのため今日も黄色い声援を送る。ブライアンはリリスの兄で、兄は好敵手である黒薔薇の騎士団長オニキスに声援で負けたくないのだ。しょうもないと思いながら、お小遣いのため今日も
ノルマを熟し、趣味のスケッチをしながら過ごす。
(オニキス様かっこいいなー)
本当は黒薔薇の騎士団長に声援を送りたい。だけどお小遣いが大事なので目に焼き付けて、スケッチだけして過ごしていたリリスだが…「君は、俺を見ていただろう」「ぴぃ…!?」ばれてる――――!!
★楠 結衣さん主催「騎士団長ヒーロー企画」参加作品。
黒髪短髪騎士団長に溺愛されて花束を贈られるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 20:18:11
7036文字
会話率:31%
ある日、サイラス宛に元同級生より手紙が届く。中には、婚約破棄の原因となった事件の驚くべき真相が書かれていた。
かつて侯爵令嬢アナスタシアは、誠実に婚約者サイラスを愛していた。だが、サイラスは男爵令嬢ユリアに心を移していた、
卒業パーティ
ーの夜、ユリアに無実の罪を着せられてしまったアナスタシア。怒ったサイラスに婚約破棄されてしまう。
ユリアの主張を疑いもせず受け入れ、アナスタシアを糾弾したサイラス。
後で真実を知ったからと言って、今さら現れて「結婚しよう」と言われても、それは無理。だって、あなたは……、
アナスタシアは失った名誉も、未来も、自分の手で取り戻す。一方サイラスは……。自業自得の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:02:19
21318文字
会話率:26%
「ベアトリス・ガルブレイス公爵令嬢との婚約を破棄する!」
「殿下、その言葉、七年お待ちしておりました」
第二皇子の婚約者であるベアトリスは、皇子の本気の恋を邪魔する悪女として日々蔑ろにされている。しかし皇子の護衛であるナイジェルだけは、い
つもベアトリスの味方をしてくれていた。
皇子との婚約が解消され自由を手に入れたベアトリスは、いつも救いの手を差し伸べてくれたナイジェルに恩返しを始める! ただ、長年悪女を演じてきたベアトリスの物事の判断基準は、一般の令嬢のそれとかなりズレている為になかなかナイジェルに恩返しを受け入れてもらえない。それでもどうしてもナイジェルに恩返しがしたい。このドッキンコドッキンコと高鳴る胸の鼓動を必死に抑え、ベアトリスは今日もナイジェルへの恩返しの為奮闘する!
規格外で少々常識外れの令嬢と、一途な騎士との溺愛ラブコメディ(!?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:14:24
72654文字
会話率:41%
おっさん呼ばわりされている主人公、エヴァン・ワイルドはあるパーティーに所属していたが、役立たずで力のないと言う理由でリーダーから追放されてしまう。
しかし彼はリーダー剣士よりも技術を持っている剣士だった。
彼は森の中を一人で彷徨い
歩いていると魔族と戦っている少女マリナを助けたことにより、一緒に旅をすることになる。
彼女は両親を殺された魔王に復讐をするため、旅をしていると言う。
マリナの目的を一緒に達成するため奮闘する主人公。一方で彼を追い出したパーティーは弱体化してしまい、主人公なしでは戦えないようになってしまう。
追放物を真似事で書いた小説です。語彙力ない文書術ですがよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 02:16:16
30050文字
会話率:54%
兄である王子のことを本気で愛していて婚約者にしていた妹のセリ。
妹は兄に興味がないと言われ婚約を破棄されてしまうが、しかし十年後、兄妹関係を捨てて婚約者になって欲しいと兄から手紙がくる。
何故なら兄は女運が悪ずきたのだ。そのため次
から次へと悪女が近づいてしまい兄のエリア王国は滅びようとしている状況だったのだ。
しかしもうセリは兄には興味がなかった。何故ならセリには本当に好きになった男がいて結婚もしていたからだ。
追記:この作品は柴野いずみ様主催の『ざまぁ企画』参加作品です。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 23:18:36
2853文字
会話率:69%
私と夫は政略結婚。
束縛癖があるくせに自分は三年も愛人をかこっている夫に愛情なんて持っていなかったけれど、離縁も面倒なので放置していた。
けれどある日私は夫の愛人が私を殺そうとしていることを知ってしまう。
べつに夫なんてどうでもいいけれど
。それはさすがに……ねえ?
まとめて懲らしめてあげましょうか?
※短編集としてあげていたものをコンテスト用に再投稿したものになります。よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 17:32:46
5052文字
会話率:55%
人はなぜ生まれ、生きるのだろう?誰しもがそんな問いを抱いたことはないだろうか?そしてその答えも千差万別である。しかし、明日死ぬと言われても後悔しない人はどれだけいるだろう?人生に満足したと言い切れる人がどれだけいるだろう?これは自分らしい人
生を送れなかった名もなき主人公の転生物語ーー。
※ 久しぶりに新作書く気になりました。過去作(追放賢者)のプロットを再編し直した関係でそちらの作品は全て削除しました。
本業や副業、個人開発の片手間で気が向いたときだけ書きますので更新ペースは相当遅くなります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 13:12:27
41117文字
会話率:59%
入学試験で不正をしたと疑われているイヴリン。本当は冤罪であるにもかかわらず、彼女のことを信用してくれる人が誰もいないせいで、イヴリンは学園中から嫌われていた。そんな彼女の元に王子がやって来る。
「ひょっとして私の不正の証拠を探しているの?
それとも退学を言い渡しに来たのかしら? でも、そうはさせないわ!」
得意の魔法を駆使して、イヴリンは王子から逃げ回る、逃げ回る……。彼に「好きだ」と言われても疑心暗鬼に陥って、聞く耳を持たなかった。
けれど、ひょんなことから王子の告白は本心だと知ってしまい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 12:37:28
9869文字
会話率:37%
悪役令嬢×溺愛シリーズが好きで良く読んでいます
溺愛ものを書くのは恥ずかし過ぎて無理なのですが…
自分なら、どういう話になるのか気になり書いてみました
はじまりは“皇子”からの婚約破棄(ありきたりですね)
そして“前世”を思い出し、何やか
んやあってのハッピーエンド
物語であっても、私は誰も悪物にしたくない心理が働いてしまいます
悪役令嬢もの(ゲーム設定では悪役だけど…)が好きなのは、そういうとこかもしれないですね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 11:37:51
9101文字
会話率:13%
「私で童貞捨てたクセに」
この世にこれほど魅力的な言葉はあるだろうか。いや、ないのである。
最終更新:2025-04-30 20:20:16
2714文字
会話率:49%
アラサー地味子の白沢百合は生まれつき左胸に傷があるせいで恋愛とは距離を置いてきた。
フランス旅行で宿泊予約トラブルに巻き込まれるが、シャトーホテルのオーナーであるジャンに自宅へ招待される。
彼はユリに恋人になってほしいと言う。
一目
惚れだと言われても信じられないユリだったが、彼の真剣な気持ちを少しずつ受け入れ、愛を確かめ合う。
ありのままの自分を受け入れてくれたジャンからの求婚を受け入れる。
しかし、そこにジャンの婚約者だというミレイユが現れ、さらにその愛人であるアランがユリにちょっかいをだしてくる。
ジャンのシャトーホテルは赤字で、ミレイユの会社に融資を受けているが、それを引き上げられたら倒産してしまうことが明らかになる。
ユリはジャンのために身を引くことを決め、日本へ帰国の途につく。
ジャンがユリを追いかけ、二人はやり直す。
ミレイユも二人を応援していて、ジャンの本気度を試すつもりだったことが分かる。
三年後、黒字化に成功したホテルで、ユリとジャンは仲睦まじく暮らしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 22:20:33
102034文字
会話率:28%
ルビーの花屋に、隣国の氷の騎士ディランが現れた。
雪豹の獣人である彼は番の匂いを追いかけていたらしい。ところが花屋に着いたとたんに、手がかりを失ってしまったというのだ。
一時的に鼻が詰まった人間並みの嗅覚になったディランだが、番が見つか
るまでは帰らないと言い張る始末。ルビーは彼の世話をする羽目に。
ルビーと喧嘩をしつつ、人間についての理解を深めていくディラン。
その後嗅覚を取り戻したディランは番の正体に歓喜し、公衆の面前で結婚を申し込むが冷たく拒まれる。ルビーが求婚を断ったのには理由があって……。
愛されることが怖い臆病なヒロインと、彼女のためならすべてを捨てる一途ディランのだだ甘なヒーローの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 20:09:56
27615文字
会話率:66%
子爵令嬢サロメは、飲んだくれの父親、意地悪な継母、手癖の悪い異母妹とともにおんぼろ屋敷に住んでいた。
ある日彼女は、実家の借金を肩代わりしてもらう代わりに、訳ありの侯爵令息の婚約者になる。引っ越し初日、彼女は婚約者からお前を愛することはな
いと言われてしまった。
しかしめげない彼女は、病人のような婚約者の世話を甲斐甲斐しく行う。すると徐々に婚約者は元気を取り戻し始め、彼女との距離も縮まり始める。
ところがある日、異母妹がサロメの婚約者の子どもを妊娠したと屋敷に押しかけてきた上、彼女を追い出そうとしてきて……。
理想のお家を追い求めたヒロインと、献身的な彼女に惚れこんだ純情なヒーローの恋物語。
作者的にはハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 20:03:40
7999文字
会話率:48%
聖女ヒラリーが偽聖女として断罪され、聖女の地位を剥奪された。王太子に色目を使うと同時に、王太子妃の悪評を巷に流したからだという。
だが実際は、王太子こそが聖女に言い寄っていた。一向になびかない聖女に業を煮やした王太子が、彼女を嵌めたのであ
る。
王都から追放されたくなければ自分の妾になれと迫られるが、王太子が聖女に触れようとした瞬間、不思議な光が彼女を包み、美しい青年が突如現れる。
浮気だ、不貞だと騒ぎ立てる王太子に向かって、聖女は不思議そうに首を傾げる。そこで彼女が語ったこととは……。
悲劇のヒロインかと思いきや、愛する夫のために働いていたヒロインと、ヒロインを溺愛しているヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 20:05:44
8001文字
会話率:59%
本日4月28日は異世界金融記念日。
だからエッセイを書きました。私の華麗な逃げっぷりをご覧ください。
無職転生フォーエバー。
最終更新:2025-04-28 12:33:49
5013文字
会話率:4%
やめろと言われても
夢を見ずにはいられない
夜の魔法は止まらない
最終更新:2023-11-30 18:00:00
217文字
会話率:0%
今日もエッセイ界を賑わす話題がある。
今日も書きたいエッセイがある。
だから僕らは書く。
明日に向かって書き続ける。
最終更新:2022-08-06 01:03:34
1825文字
会話率:14%
華やかな舞踏会で突如王太子から婚約を破棄された公爵令嬢エレオノーラ・フォン・ハーフェンシュタイン。彼女の独特な言動や奇妙な趣味が原因だと言われても天然に受け止める彼女の日常は、婚約破棄後も変わらず穏やかに続いていた。
しかし、街中では
突如として奇妙な出来事が起き始める。「顔色の悪い人々」がよろめきながら歩き、人々が慌ただしく逃げ回る。
彼女の周囲では血相を変えた親友のオリヴィアや、疲労困憊した護衛騎士団長ガーウィンが必死に何かを伝えようとするが、エレオノーラは首を傾げるばかりだった。
混沌と恐怖に包まれた世界で、唯一平和な心を保つエレオノーラの目を通して描かれる短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 12:10:00
6517文字
会話率:47%
多分、詩。
もしかして、詩。
キーワード:
最終更新:2025-04-18 23:06:54
332文字
会話率:0%
【短編で大好評につき連載化!】
勇者パーティで付与魔法師だったアルス・フォルレーゼはパーティから追放されてしまう。
アルスは目立ちたがりではなかったが、付与魔法を使うことで最もパーティで貢献していた。そのことを話そうとしてもパーティメンバー
は聞く耳を持たなかった。
実はアルスの付与魔法は単に強化魔法を施すことができるだけでなく、弱体化魔法も使える。さらにバフ&デバフを応用することで攻撃魔法や剣術すらも超一流だったのだが、勇者パーティは知らなかった。
勇者パーティを離れたアルスは冒険者となり、新たに最強パーティを作る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 14:56:39
213672文字
会話率:43%
魔法適性0——つまり、魔法の適性が皆無であると判明したアルス・オルフェルスは実家を追放されてしまう。
しかし、追放された直後、アルスは自分が2000年前に転生した世界最強の魔術師であることを思い出す。
魔法は魔術の一部でしかない。魔術は魔法
よりも速く、強く、安定する完全上位互換の技術。
魔法が使えないことなど気にする必要はないことに気づいたアルスは、前世でやり残したことを果たすため冒険に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 12:41:04
8354文字
会話率:23%
生き物好きの少年葉賀野誠也(15歳)は学校の授業中に異世界に召喚されてしまった。ラノベを読まず、ゲームもせず、ただひたすら生物観察をしていた彼は大混乱。
だが彼は冷静になる。王様から魔王を討伐しろと言われても聞かずに彼は自分のスキルを眺
めていた。そこにはこう記されていた。
オリジナルスキル《オトモダチ》と。 《オトモダチ》の使い方がわかった彼は王宮を逃げ出す。そして異世界の動物達(地球産)とオトモダチになることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 20:36:43
47591文字
会話率:52%
『今更遅いと言われても、わたしは諦めると決めたから』
シグレは十五年ほど前に、クラスメイトたちと共に異世界へと転移してきた。
だが、その転移に理由らしい理由はなく、創造神の代理人を名乗る神ミラリバスのきまぐれにすぎなかったのだ。
ギフトなる超能力を与えられたシグレたちは、ギフトを利用しながらも地球に帰る為に生きていく。
ただやがて帰還を諦める者が、一人また一人と増えていき……多くのクラスメイトたちが帰還よりもこの世界で生きていくことを選択していく。
そんな中で『不老』のギフトを与えられたシグレは、帰還を諦めきれずにいた。
世界中を旅しながら、冒険者としての名を馳せ、『絶対冷嬢』や『黒閃姫』、『蹴り姫』などの二つ名まで付けられたりして有名になってきた頃――クラスメイトでもある大親友と再会する。
一度は再会を拒否して逃げ出すも、改めて再会を果たし、言葉を交わしあったことで、シグレの在り方を修羅から阿修羅へ、観念を諦観へと変えていった。
やがてシグレは、諦めと覚悟をチカラに変えてミラリバスの元へとたどり着く――
理由無き転移に巻き込まれ異世界で生活することになった者たちの、これは――『諦めと覚悟』を巡る幻想譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 19:59:02
107750文字
会話率:34%