ヴィヴィエッタ・ムジカは馬鹿である。
これは、言わずと知れた社交界の常識だ。
王子の婚約者だと言うのに、おつむが伽藍堂というその残念さはみんなが知っている。
そして、それを誰も否定しない。
当のヴィヴィエッタでさえも。
最終更新:2023-08-27 21:00:00
5099文字
会話率:25%
リズリット・マーブヒルは伯爵家の令嬢で、兄と姉が居る。
兄も姉も優れた頭脳に、容姿を持っているがリズリットは優れた容姿も賢い頭脳も何も持っていない。
この国では、殆どの人間が妖精からの祝福を得ていると言うのに、リズリットは十七になるこの年
まで精霊から祝福を得た事もない。
周囲からは嘲笑われ、「出涸らし令嬢」と罵られ、嘲笑の対象として日々を過ごして来たリズリットは深い悲しみを抱えていた。
だが、夜会に参加したある日を切っ掛けに、リズリットの周囲で様々な事が変わり始める。
[アルファポリスにも掲載しております]
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ストーカー行為は犯罪です。
この物語は、ストーカー行為を推奨したり、擁護する意図は一切ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 19:00:00
149713文字
会話率:39%
日本の普通の高校に通う鬼龍院珠姫は明日が卒業式だと言うのに異世界から来た狼に食われそうになっていた。
なぜ狼に殺されそうになっているか?それは
20年前地球は異世界と繋がってしまいスライムやら、でかい狼だわ異世界の生物が大量に地球に侵攻
してきたからだ。
最初にアフリカで発見されたスライムの画像をどこの国も作りものだと馬鹿にしていた。だが自分の国で次々に発見される未だ見たことのない生物に驚愕し世間に隠しておくことは不可能になった。
毎年増える異世界の生物による被害。
だが人間は適応能力に優れている。
異世界の生物にも銃が効くと立証されてからは徐々に被害が減っていき異世界の生物が減っていくにつれ覚醒者と呼ばれる人間が増えた。
覚醒者とは異世界の生物を一匹でも殺した人間で異世界の生物を殺せば殺すほど身体能力が上がったり一人一つの能力の強さを向上させられた。
だが異世界の生物の侵攻は急速に早くなった。
20年前は日本で1年に発見される異世界の生物は10体ほどだったのにもかかわらず10年前ではもう3000体ほどだ。
徐々に追いつかなくなる異世界の生物への対処。
それにより日本だけでなく世界中である発表がされた。
満18歳以上の人間は最低20年間、異世界の生物と戦うため軍に入らなければならないという発表がされた。
この発表は10年前にされ日本国内は荒れに荒れた。
だが総理大臣の「戦わねば滅びるだけだ。」その言葉で日本にも従軍の責任が課せられた。
そして今の俺は17歳、明日の高校の卒業式で皆一斉に年をとり18歳。
従軍なんて絶対に嫌だ。
俺は友達4人と逃げ出すが友達の一人はすでに異世界の生き物に殺されていて友達に化けていた。
それがこの今俺を食おうとしている狼だ。
死ぬと確信したがまた違う異世界の生き物に俺達は4人は異世界に飛ばされ物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 00:00:00
28279文字
会話率:42%
主人公「モル」は北の辺境で農家を統べる子爵家の令嬢。
農家で重宝される水の魔法も土の魔法を使うことは出来ない無能な令嬢だった。
毎日を怠惰に過ごしていたモルの元に王都から一人の男が現れる。
「王位争いが済んだ済んだばかりだと言うの
に王がとんでもない爆弾を持っていたのです」
王は男色家だったのだ。
「モル様あなたの魅了の目で王妃になりませんか」
モルは魔法を使うことは出来なかったが、モルには強い魔力を持った瞳がある。
その瞳を見た者は絶対にモルの事を好きになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 18:00:00
4150文字
会話率:35%
25歳のOL、火村悟里は、迷える霊や人に危害を加える妖を祓う、プロの祓い屋。 しかし本人は誇りを持って仕事に勤しんでいると言うのに、周りにはなかなか理解してもらえず、彼氏とも破局。 だけどイラついて飲み屋でやけ酒を飲んでいると、一人の男性と
出会う。 その出会いが後に起こる、大きな事件の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 20:00:23
121968文字
会話率:38%
ふと、夜空を見上げることはあるだろうか?
街の明かりで煌びやかに瞬く星々は見えない。だと言うのに、少年は人が寄り付かない公園のベンチに腰掛け上を見上げる。
周囲とは少し違う少年。宵闇の夜空にて自身の存在を示す満ちた月を見上げる彼に、鈴の音の
ような心地よい声が届けられた。
夢か、幻か、はたまた……これはひとつの出会いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 07:00:00
1896文字
会話率:31%
やっと卒業だと言うのに婚約破棄だとかそう言うのはもっと人の目のないところでお三方だけでやってくださいませ。
そしてよろしければ私を巻き来ないようにご注意くださいませ。
一応自衛はさせていただきますが悪しからず?
そんなささやかな防衛をし
て何か問題ありましょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 18:00:00
8530文字
会話率:34%
虹の橋を渡った愛猫が、六匹の子猫になって今日戻ってきた。 けれども、どことなくの面影はあるものの、天寿を全うした〝大福〟ではなく、よく似た子猫たちで、なにか違うというふわっとした感覚と可愛さで天秤がしなる音が心の中でしたようだった。
部屋と言うのにはやや手狭な納戸の四方は棚が占拠していて、そこには銀色の筐体になにやら数字やボタンが並んでいる操作パネルらしきのが着いている機械や、水槽を逆さにして照明を付けたかのような機械の中に、ビーカーや試験管などが並び、日が長くなったと言え、春先の夕方は暗くなるのが早く、その部屋の煌々(こうこう)とした明かりと合わせ、なにやら世の中から完全に浮いているように感じた。LEDの純白に近いような照明で部屋中を照らし、その中の大ぶりなジャムの瓶みたいな容器の中に薄桃色っぽい色合いの液体が入れられ、そこに五〇〇円玉ぐらいの大きさの四角い透明な幕が浮かんでいる。 規則正しくヒクヒクと動き、なにやら切手とクラゲを足したような感じだが、これが〝大福の一部〟だと言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 19:13:11
12144文字
会話率:2%
ある日、何かの拍子で異世界に飛ばされ右も左も分からないと言うのに一つのギルドを任される。寂れており信用もなく、他のギルドもあるというのに、わざわざ盛り立ててほしいと言われた新しい『仕事』。断った所で行くところも帰る所も無いのであれば、望んで
はいないが居場所を守るために、新しい仕事を全うするために彼女は奔走する。
彼女は言った、全て合理的に、感情的にはならず淡々と。仕事とは、信頼と信用のバロメーターであると。やるべき事、やらざるべき事をしっかりと線引きした彼女の日常とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 06:10:35
16500文字
会話率:68%
準男爵の娘メリエス・ウルヴァレンは元軍人だからという理由で婚約を破棄された。軍人を辞めて、二度と軍に戻れないということまで承知で婚約したと言うのにもかかわらず捨てられた彼女の生活は困窮した。
そんな彼女に一通の手紙が届く。
差出人は―
―メデューサから生まれたと噂される大公、リックウェソン・ジェームズ。
リックウェソンはある女性を探していた。魔女によって、ある女性と1年間婚約していないと、国に大きな災いがやってくると予言されたのだ。そして、その婚約者となるべき女性こそがメリエスだったのだ。
「一年間、私が婚約者を務めます! 大丈夫です! 何度婚約破棄されようが、もはや同じですから!」
国を守るため、急遽メリエスは偽装婚約をすることになり―――。それが愛の始まりとは知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 08:04:11
11567文字
会話率:40%
「もういい! お前は追放だアンナマリナ。お前のようなぽんこつ聖女はこのマギカアカメディアにふさわしくない! とっとと荷物をまとめて出ていくといい!」
アンナマリナが祭壇の前で跪き神に祈りを捧げていたところに現れた金髪碧眼の貴公子。
この国
、グーテンベルク王国の王子でありここマギカアカメディアの生徒会で会長を務めるギディオン・M・グーテンベルクその人だった。
「はう、でも、ギディオンさま、わたくしアカメディアの寮を追い出されたら住むところがありませんわ」
「そんなことは知ったことか! そもそもお前は教会が聖女と認めたからこそ費用全額国家負担でこのアカメディアに通えているというだけの存在。しかしなんだ、この十年、一度も聖女らしい能力を発揮することもなくただただここに居るだけではないか!」
「え? 聖女らしい能力、ですか?」
ポカンとした表情で小首を傾げ、頬に右手を当てる彼女。
コケティッシュなその表情。十五歳になって居るはずだというのにまだ幼い顔立ちで。
ふわふわな金髪が背中まで広がり、その透き通るスカイブルーの瞳には、無垢な美少女、そんな代名詞が似合う。
#############
幼い頃野良猫と共に生きていたせいか、人の言葉を話すのが少々苦手な聖女アンナマリナ。
容姿は美少女なのだけれど、周囲からはぽんこつ、おバカだと思われていた。
そんな彼女は王子ギディオンから、
「なにもしていない」「ぽんこつ」「お飾り聖女」として追放されてしまう。
本当は彼女は「何もしない」ではなく、「なにもしないでも」聖女であったと言うのに。
これは、何もしていないと誤解され追放された野良猫聖女が、
好きな人、自分のほんとうの居場所を見つけしあわせになるものがたりデス!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 22:12:24
13139文字
会話率:27%
「クリスティーナ嬢、申し訳ないが今回の君との婚約の話は無かった事にさせて欲しい」
──あぁ。また、ダメだったわ。
伯爵令嬢、クリスティーナは今日も婚約の打診を申し込んでいた男性にお断りされてしまっていた。
何とこれで三人目!
揃いも
揃って口にするお断り理由が、
眼鏡、眼鏡、眼鏡……
ど近眼のクリスティーナには、この顔がよく分からなくなるほどの分厚い眼鏡が手放せないと言うのに。
これがダメなのだと言う。
そもそも最初の婚約者にも眼鏡が理由で逃げられた。
──こんな眼鏡令嬢でも良いと言ってくれる人はいないかしら?
新たな婚約者探しに難航し、半ば諦めかけていた頃、
クリスティーナは、王宮主催の舞踏会に参加する。
当日、不慮の事故で眼鏡を壊してしまい、仕方なくボンヤリした視界で過ごした舞踏会の後、
何故かクリスティーナは第三王子、アーネスト殿下に呼び出され求婚されてしまい……
──何で!? どうしてこうなったの!?
✿アルファポリス様にも掲載・完結済 全十五話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 15:00:00
49501文字
会話率:43%
【各方面に怒られそうな作品を書いてしまいました。許してください。作者は平成も令和もなんとなくで生きてきたオタクです】
令和の世だと言うのに闇オクに出品されてしまった仙崎真尋を10億円で落札したのは、同じクラスの悪役令嬢だった。闇オクをきっか
けに距離を縮める二人だが、真尋のことをスーパー攻め様が狙っていて……!?
推しを守り抜きたい令和の悪役令嬢と、推しを自分のモノにしたい平成のスーパー攻め様の戦いが今、始まる……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 04:07:13
6890文字
会話率:55%
とある不幸な事故により命を落とした主人公。
だと言うのに転生して更に不幸な見た目にっ!
それでも主人公はポジティブに前へ進んで行くっ!
そんな主人公の物語…。
最終更新:2023-01-28 14:06:28
364540文字
会話率:47%
剣技の良し悪しによって全てが決まるとされる世界に最強剣士として存在する主人公、シーボ・イオナ。しかし彼の正体を知るものは数少なく公の場にも姿を現さない。そのため、国民の中では本当に存在するのか疑心暗鬼になる民もいるほど。それもそのはず、なぜ
ならイオナはレベル3の剣士として学園で正体を隠さないといけないことになっているから。隠すのはいいがレベル3という学園内で才能のないレベルに設定されたことでイジメられてしまい憂鬱な生活を送ることに。そんなイオナは王国最強剣士団である神傑剣士と呼ばれる王国5000万人の序列上位12名の1人であり第7座に座する天才。そんな彼のことを他の11名は口を揃えてこういう『あいつには勝てない』と。基本は強さ順に第1座から座する神傑剣士だからこそ11名が口を揃えて勝てないと言うのに第7座に座する彼を国民は不思議に思っていた。ついにそれほどまでに実力がありながらも正体不明、そして第1座を目指さないため国民は次第にこう言うようになった『序列無視の最強剣士』と。
カクヨムにも投稿中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 17:19:13
567371文字
会話率:51%
私は今日も追放されました。これで450回目。言葉は大抵「使えない」だの「雑魚」だのという同じようなパターンばかり。連携も何もできていないしまともな攻撃すらで来ていないのはそちらの方だと言うのに。
今日も追放される日々を送る...
最終更新:2022-11-26 22:51:19
1652文字
会話率:80%
人間が持つステータスがすべてが平均。
更には感情が欠落している事から欠陥品として生きてきた。
魔力もなし。
武術も剣術も平均。
勉学や運動も得意でもなく、もちろん顔も良いわけではない。
前世の記憶がある状態での異世界転生をした
と言うのに特別なスキルがあるわけでもない。
しかし
彼には自分自身も知らない特別な能力を持っていた。
魔法も使えない。
スキルも使えない。
ステータスすべてが凡人の彼が、スキルや魔法もある世界を生きていく物語!
この凡人、スキルもないのに最強なのです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 01:30:35
8097文字
会話率:36%
どこにでも居るフツーの女子高生、弥生は産まれたときから隣に住む幼馴染くんに片思いしていた。しかし恋愛に臆病な弥生は告白して関係性が崩れるのを恐れており、幼馴染くんから告白して欲しいのだ。しかし何年経っても幼馴染くんから告白してくる気配は無い
。こちらは告白されれば一発でオッケーだと言うのに…
そこで弥生は告白させる為にとある作戦を思い付いた。
「そうだ、ヤンデレになろう!」
にわか知識ヤンデレ(笑)の弥生は幼馴染くんに告白させる事は出来るのだろうか?
※この話では弥生以外の個人名は出ません。ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 22:00:13
41667文字
会話率:60%
俺の肛門を見た海外の人たちはどんな事をSNSに書き込むのか……そんな妄想をしました!
夏ももう終わりだと言うのに。
最終更新:2022-08-29 22:08:07
607文字
会話率:0%
家を追い出されてしまった。
井上初子。
18歳。
手持ちの金なし。
行くところなし。
中々のピンチだ。
このピンチを招いたのも自業自得というもので、
妹の番様が来ていると言うのに、妹とケンカをしてしまったのだ。
から始まる話。
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必読でお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 07:24:45
13540文字
会話率:15%