夫の浮気現場を目撃した主人公。彼女は、動揺のあまりとある化粧品売り場に駆け込んだ。売り場の美容部員は、経済DVにより身なりを整えることもできない彼女にお試しメイクを施す。
気乗りしないまま化粧をされた主人公だが、美容部員とのやり取りから、
かつての自分を思い出し始める。そして、自分の幸せのために戦うことを決意するのだった。
ところが夫はなかなか離婚に応じようとしない。疲れはてた彼女は、美容部員から渡されたとあるアロマキャンドルを取り出してみた。疲労回復効果があるというアロマキャンドルに火をともすと、目の前に広がったのは怪談「牡丹灯籠」の世界だった。
彼女は牡丹灯籠を下げ、夫の元へ歩きだす。きっぱりと別れを告げるために。
虐げられていた女性が自分を取り戻し、幸せに向かって歩きだすまでのお話。
貴様二太郎さまのイラストをお借りしています。
この作品は、アルファポリス、エブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 14:18:37
7709文字
会話率:37%
貴族の家に生まれたレスト・ウィーラーは、異世界への転生者である。
彼は転生時、この世に一人しか持たない『物質変換』スキルを貰った。
これは「金(かね)」を「紙(かみ)」に変える事が出来るだけでなく、ありとあらゆる物をほぼ自由に変換することが
出来るという超絶神スキルであった!!
問題は悪用も自由に出来るという点……。
「小石(こいし)」を「兵士(へいし)」に変える事も、「人(ひと)」を「紐(ひも)」に変える事だって出来るこのスキル。下手に使えば大事件になりかねない!!
加えて彼の身には不幸が起きた。父母や家の人間が殺され、家宝も盗まれ、貴族として生きていく事も難しくなったのだ。
生前から流されるまま生きていた彼としては、もうこれ以上あれこれ変な事に巻き込まれたくない、自由に平穏に生きていきたい、そういう思いが大きくなっていった……。
彼は一計を案じた。自分を死んだ事にして、何処かでひっそりとスローライフする事にしたのである。
最初こそ上手く行った。無事パーティから追放され、野垂れ死んだ事にされそうになった。だがスキル使用の瞬間を同じ貴族で守銭奴のカーネリア・ゼーニッヒに見つかってしまう。
彼女は最初こそ金儲けにそのスキルを使わないかと誘ってきたが、やがて彼がウィーラー家の人間である事に気付くと、彼女もまたレストと同じく父母と秘宝を失った人間だと明かした。そして彼に言った。
「私も最初は妥協の道を進もうとしていました。ですが、改めて思うと腹が立ってきたのです。「なんでここまでされて、自分が折れないといけないんだ」と。」
その言葉はレストにも突き刺さった。転生前からずっと自分が折れる事で生きてきた。
新しい人生でも同じ事をするのか?
レストにはそれは耐えられなかった。
彼は考えを改める。平穏を求めるのは後でいい。まず自分をこんな状況に陥れた犯人を探し出し、罪を償わせるのだ、と。
彼はスキルを使う事を決意する。
真実を解き明かし、生前得られる事の出来なかった「自由」を得るために!!
※本作はカクヨム様(https://kakuyomu.jp/works/16816452218994447243)でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 19:23:14
219026文字
会話率:49%
「私が来たのは、ある疑惑の<鑑定>をお願いしたいからだ。」
装甲の隙間から見える美しい肉体。筋肉が付いているわけではない。肉付きがよく、ギルドのランプの光に照らされて扇情的にすら見える。
それと釣り合わない、背中に背負った巨
大な両手剣。そして隠そうともしない、全身から放たれる突き刺すような闘気。下手な魔物がそれを浴びれば泡を拭いて卒倒するか逃げ出すであろう。
そんな女戦士、リリア・ブレイクは、<鑑定士>エイジ・タイガの店に来てそう言った。
エイジ・タイガは<鑑定>スキルを極めた<鑑定士>である。
彼は鑑定士として冒険に出るべく、冒険者ギルドへの登録を試みるが、とある理由により登録を蹴られギルドから追い出されてしまう。
「鑑定士なんていらない」と言われた彼は一念発起、自分の店を開き、鑑定士としての道を歩み出した。
そんな彼に投げかけられた、鑑定士とは一見無縁な依頼。だが彼はそれを了承し、<鑑定>スキルを発動させる。
真実を解き明かし、世界に蔓延る嘘を暴くために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 19:47:01
9919文字
会話率:45%
――これは便器とハートを磨いた男の物語。
僕は御手洗 曹司(みたらい そうじ)。
デブ、臭い、キモイで苛められている僕はクラスメイトや教師に嵌められ、夏休み中ずっと女子トイレを掃除する羽目に。
そこで出逢ったハナコさんに救われた僕は……。
最終更新:2021-06-02 18:31:43
5834文字
会話率:35%
何らかの形で異世界に転生した真面目風女子高生、千春。彼女が転生したのはゴブリンでした。はい、あのゴブリンです。スレイヤーが居たりするあのゴブリンさんです。あっいえ、成り上がりとかではなく、ただのユニーク個体です。イメージはスライムの人です。
人じゃないけど。
恋愛?有るわけ無いじゃん。
主人公はハイになったりローになったり忙しいですが危ないモノはやってないです。口調もおかしくなるかも。
一応ざまあ/ざまぁみたいなのはあります。苦手な方はブラウザバック推奨。
不定期投稿です。まぁ、一週間に一度くらいで投稿すると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 21:03:33
66591文字
会話率:36%
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時
、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
最強のお姫様に拾われた最強の賢者が無双する!?
•アルファポリス様、カクヨム様にも同時投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 17:28:26
65092文字
会話率:71%
ユリアは、突然大衆の面前で婚約者である王子から婚約破棄を言い渡され、魔王領の魔王の花嫁として差し出されることになり、そのショックで、二十九歳で過労死した立花千花としての前世を思い出す。
でも、いざ魔王領へ入ると、婚姻は強要しないとの魔王の言
葉とともに、離宮を与えられ、そこで自由に過ごせと告げられる。
『あれ?前世で憧れていた、スローライフを送るチャンス?』
そんな、千花時代のポジティブシンキングでスローライフを始めるユリア。
でも、彼女は、前世の記憶を取り戻したことで、ありえないほどの聖女の力と、それ以上のチートな能力を見せつける。
前世の知識で忙しすぎる魔王の業務の内政改善にも関わってみたり、前世の食知識で魔族領の食生活を変えちゃったり、うっかりもふもふケットシーを聖獣レベルに能力アップさせちゃったり。
魔族のメイド達や魔王の四天王に愛され、やがて、魔王自身とも想いを交わすようになり、めでたく婚約成立!
ところが、それを知った人間の国王と枢機卿が「聖女を返せ」と言って、勇者を召喚してしまう。
……だけど、喚んだ勇者は一筋縄では行かない、シニカルな男。早速喚んだ国王達を疑い出す。しかも、彼は日本で仕事も彼女もリア充だったから帰る気満々。
一筋縄ではいかない追放劇。
魔王と聖女(×2)と王子と勇者は、どうなる?
❇︎王子と新聖女にざまあはないよ。ざまあも、残酷なものは予定しておりません❇︎
(旧タイトル「捨てられ聖女は魔王城でスローライフを送る〜戻れと言われても、みんなに愛されているのでお断りです〜」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 12:49:11
100064文字
会話率:34%
好きだったアニメの世界へ転生をしたのにすっごいブス!
伯爵令嬢で聖女認定されたのに、推したちに会いにいけない!それどころか結婚だってできないでしょ!
……え?ここ美醜逆転世界なんですか?
ありがとう!神様!って思ってたらなんですか。
美醜逆
転基準でイケメンの元推したち。
私の最推しを追放しようとするなんて!
いらないって言うなら私が貰います!!
本編よりあとがき部分のキャラ紹介の方が書いてて楽しい(笑)
なろうのみで掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 20:10:15
34218文字
会話率:43%
王が趣味の城内の見回りをしていると、地下牢に見知らぬ娘が裸で放置されていた。慰み者になる寸前でなんとか阻止し、事態を重く捉えた王は、その事実糾明のために裁判を開いた。娘はいわゆる悪役令嬢で、裁判を通じて、第二王子を糾弾していく話。 恋愛要
素少なめです。ざまぁ強めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 10:15:00
7016文字
会話率:48%
元男爵家嫡男でホームレスが、いつもの日課をしているゴミ山を探索していると、ふといいカオリに鼻を奪われた。その正体を探すと、裸の公約令嬢が倒れていた。話を聞いていくと彼女は悪役令嬢だった。令嬢への恩を返すために立ち上がる。その時、二人の心の変
化が……。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 09:14:32
5152文字
会話率:24%
SSランクパーティーに所属している、古株のメンバーのグエン。
彼は一番の年長でありながら、仲間には蔑まれパシリをさせられていた。
自分でステータスを割り振る権利はなく、
パシリ特化を極めるため、常に「敏捷」に振ることを強要されて
いた。
そんなある日のこと、
SSSランクに昇格したいメンバーたちは実力に見合わないクエストを受け、パーティは魔物の前に壊滅した。
そして、自分だけ助かりたい仲間たちは、グエンを刺し、血肉を囮にして逃げ出した。
重傷を負ったグエン。
敏捷特化のグエンに魔物に対抗できるはずもなく、死を覚悟した──。
だが、グエンは最後の望みをかけて残ったステータスポイントを敏捷に叩き込んだ。
なかば、ヤケクソ気味に敏捷を9999に到達させた、その時! 上限を超えたステータス画面がバグを起こし点滅し初めたッッ──。
次の瞬間、グエンは「光」となった…………。
これは、
イジメられ、馬鹿にされてきたパシリのグエンが、不遇な扱いから覚醒し、『光』となって最強に成り上がる物語。
※日間総合3位(9月11日)
※週間総合4位(9月12日)
※月間総合9位(9月19日)
※日間ハイファン1位(9月11日)
※週間ハイファン1位(9月11日)
※月間ハイファン4位(9月26日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 21:36:16
224791文字
会話率:34%
Sランクパーティーに所属し、活躍していた【サモナー】のルビン。
しかし、ある日仲間に言われて【テイマー】にジョブチェンジしたことで、彼の生活は大きく変化することになる。
……全ては、女神のミスにより【タイマー】と呼ぶ謎の職業につけら
れてしまったことによって。
【テイマー】どころか、かつての【サモナー】としての能力を失ったルビンを待っていたのは、かつての仲間に蔑まれる日々。
そして、とうとうルビンはダンジョンの奥地で仲間に見捨てられてしまう。
しかし、その時は誰も知らない。
無能だと思われていたルビンの職業【タイマー】こそ、比類なき希少職だったことを。
───これは全てを失う不運の中、覚醒した最強の時使いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 17:18:04
224833文字
会話率:38%
「お前はクビだ、この穀潰しの職人気取りが」十五歳になると自らの能力を数値化するステータスが目覚める世界。勇者パーティーの武器や防具、マジックアイテムを作るのが仕事だった道具職人の村人・レグスキンは勇者に散々こき使われた挙句、くだらない理由の
為に勇者パーティーを追放されてしまう。横暴な勇者から解放されたレグスキンは生活費を稼ぐ為に仕事をしている最中、勇者が強いのではなく、自分が作る武器や防具が優秀だっただけな真実に気づく。遠隔操作で勇者の装備をガラクタ同然にしたレグスキンは、自分が本当にやりたい事を求めて安住の地を探す。一方自分達の実力を勘違いしたまま魔王に挑んでいた勇者パーティーだったが、戦闘中に全ての装備の性能がガタ落ちして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 12:23:43
9869文字
会話率:29%
私、紫藤舞花の前世は男である。
けれど、それを隠し、大和撫子の見本のように私は生きてきた。
ある日、学園に早乙女桃華という名前の女子生徒がくると、八虹学園の男どもは皆んな虜になり、私が副会長として所属する、生徒会の面々も仕事を放棄するよ
うになった。
それは、いただけない。って事で、校内でサバゲーをやることにしました。
ーー舞花御嬢様はVRMMOで培った技術を応用して、サバゲーで無双する!
本編3部分で完結予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 14:26:32
14781文字
会話率:31%
婚約破棄をされた私の主人、スカーレット様。美しく、聡明で……
とにかく、素晴らしいお方なんです!
ある日、スカーレット様がキレて、生まれつきの大量の魔力で、国を浮かせて傾けさせてしまいました。
そんな、スカーレット様が国を物理的に傾け
て、傾国の美女(物理)になるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 14:00:00
9482文字
会話率:14%
婚約者は私を忘れて、毎日、シャルロッテ嬢の元へ通っている。そして、シャルロッテ嬢は学園中の男を虜にしている。
この状況、まるでこないだ読んだ小説みたいなの!
だったら、私はヒロインの恋路を邪魔してやりますわ!
最終更新:2019-01-23 14:41:25
3019文字
会話率:28%