姉さまはお歌がとてもお上手でした。またお歌を聞かせてほしい。けれども姉さまは三年前に嫁がれました。しかもここのところお手紙が途絶えがちです。どうかなされたのと書き送りしても、お返事もありません。わたしは思い切って訪ねてみることにしたのです。
※企画『ELEMENT 2018春号』(葵生りん様主催)参加作品です。お題は「さえずり」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-16 21:00:00
3791文字
会話率:41%
自身のブログでも公開しています。
最終更新:2018-04-08 16:21:19
273文字
会話率:0%
大国の争いが小国クツナに飛び火した。
「さあ、始めよう! 惑いの森を進め! 姫を拐った国が勝国であるぞ!」
惑いの森をいち早く進み、姫を拐った国が勝国となる。そんな馬鹿げた競い合いを小国クツナは受け入れるしかなかった。
クツナの姫サラ
は、惑いの森を抜けた塔にたった独りで残る。塔は『籠の塔』。王は南国一の歌声を持つサラを小鳥に見立て、
「籠の中には、南国一のさえずりが入っています。欲しい者には差し上げましょう。大陸一の嗜好品です。最強な王子方、是非見せてください、惑わぬ姿を。あの籠の塔を登る勇気を」
と宣言した。
王が築いた塔は、石造りの土台の上に竹を編んだ大きな部屋が載っている。鳥籠のようなその部屋に、王の娘サラ姫が入った。そうして王は、小鳥を奪い合うため競う大国を皮肉ったのだ。
競い合いの末サラは北方暴君の国に拐われていく。だが、物語はここから始まるのだ。惑いの森をいち早く抜けた青の王子と、塔をいち早く登った赤の王子がサラを助けに奔走する。サラは青い空を目指して挑む。暴君の檻に入れられたさえずりは、誰が手に救い出されるのか。物語は語られる……
さえずりは天の歌声と称され、奇跡の物語と語られるまでに。
全42話執筆済
誤字脱字をチェックしながら毎日更新予定です。
エブリスタにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-21 09:02:24
166985文字
会話率:46%
文鳥のぶんちゃん、綺麗な声でさえずり、いつも家族を和ませてくれる。
そのぶんちゃんが……亡くなった。
最終更新:2016-07-04 19:49:52
495文字
会話率:30%
短すぎてあらすじがかけない。
最終更新:2016-06-30 08:47:36
258文字
会話率:0%
「乙女ゲームだか何だか知らないけれど、私は私の仕事をさせてもらうからね。」
アレティノ公国第2王子婚約者、ルクレチア・ダ・コスタは、悪役令嬢という輝かしい大役を任されたらしい――そして、彼女は確かに悪役令嬢に相応しかった。
純情系ライ
バル?平和系悪役令嬢?何それ美味しいの?使えるものはすべて使う、成果を得るために!…そんな野心家系ビッチ?な彼女の、怠惰なさえずり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-28 22:32:59
63488文字
会話率:42%
歌うことが好き
そんな彼女が恋をした
子供から大人に向かう途中の青い日々の物語
最終更新:2015-09-29 11:39:34
6038文字
会話率:33%
鳥のさえずりとともに始まる俺の朝、俺が朝一番に始める事は、
鳥のさえずりを聞きながらのせんずりだ。
今朝のオカズは同僚のユミちゃん。
彼女で抜く朝はとても調子がいい。
さあ、今日も俺のスペシャルな1日が始まる!
男の名は、村井村男、名前の
通りいつもムラムラしている、そう永遠に。
この小説は童貞男の村男の生涯を綴ったお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-13 22:46:57
445文字
会話率:39%
澄んだ青空に少女の嬉しそうな鼻歌が響き渡る。
その鼻歌を聞いた小鳥がさえずり、少女との可愛らしいハーモニーを奏でた。
紅く色づいた葉がはらはらと少女の頭を撫でて地面へと沈み、道を鮮やかに染め上げていく。
少女はその色づいた道を、今にも小躍り
し始めそうな足取りで歩いて行った―――。
甘党な少女神崎奏は、道を急いで駆けていた和泉蒼介と派手にぶつかった。
そのせいで奏のたい焼きは地面に落ち、和泉は遅刻するはめになる。
後で弁償すると言い残して去る和泉だが、奏はそれに納得がいかず和泉の後をついていく。すると奏が辿り着いたのは、とある殺人現場だった―――。
クールだが真顔でボケてくる和泉の上司、蒔杏子、ちょっと不運で振り回されっぱなしの刑事、和泉蒼介、甘党な謎の女子高校生、神崎奏による、推理小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-02 00:01:02
23579文字
会話率:47%
始まりは終わりとなり終わりは始まりへと向かう。
僕は人を引き寄せ人を不幸にする。
そういう定めなのだから。
囀 圭以(さえずりけい)の罪償いが始まる。
最終更新:2014-11-25 18:15:07
476文字
会話率:27%
買い物の帰り、雨に降られてしまった。雨宿りで立ち寄った古い洋館で、かすかに聞こえるカナリアのさえずり。
最終更新:2014-09-22 00:06:17
1375文字
会話率:18%
『魔女とエルフと動く動物ケーキ』
森の中に一軒の家が建っていました。家の周囲には色とりどりの花が咲き乱れ、木造りの可愛らしい家の煙突から立ち上る甘い香りの煙に誘われて動物たちが集まり歌をさえずります。ここは魔女リコリスの森。明るい陽の光差
す白い魔女の森です。
黒づくめの見るからに怪しい不審人物、ユズリハ・コクオウ。彼は目的の為、リコリスの家を訪れた。彼の目的とは何か。リコリスは平穏無事でいられるのか!?
可愛い可愛いエルフさんと不審人物と魔女、はてさてこの組み合わせ、如何に?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-15 20:52:00
16629文字
会話率:51%
とおいとおい昔、まだ夜に星がなかったころ。
皆に好かれる黄金の鳥と嫌われもののカラスの、真実のお話し。
最終更新:2014-01-18 10:53:20
8724文字
会話率:14%
【 #架空職業 『職能戦線』】
ここは異能力を持った仕事屋達が蠢く首都・東京。情報屋、奪い屋、運び屋、監視屋、護り屋…彼らはその能力で時に敵、時に味方になりながら各々の職業の誇りを賭けて帝都の闇に闘っていた。今日、彼らの元に舞い込む依頼は天
使の歌声か、はたまた悪魔の呪詛か……⁉
【診断メーカー結果】
hiromaru712は護り屋です。性別は男、灰色の髪で、押しが強い性格です。武器は扇子。よく一緒に仕事をしているのは始末屋で、仲が悪いのは監視屋です。 http://t.co/rxrGwGTI
またお前か、監視屋。高い所から人を見下しやがって!( バサッ )
【護り屋ヒロマル】
扇に呪詞を書き法術を行使する「靈言扇舞法木船田流」の正統後継者。灰色の長髪。着流し雪駄で常に扇子を持つ。勝ち気でぶっきらぼうだが情に厚い古参の護り屋。
【アズサ】
ヒロマルの妹。堅実で経済観念にうるさい。銃器・軍事に詳しく、ヒロマルのマネージャーとして主に情報・アイテム面でヒロマルをサポートする。カエルグッズの収集家。
【ときお】
ヒロマルとは時に敵、時に味方となる監視屋。謎が多く、顔は仮面だとか、本当の顔が異次元に通じているとか、人間離れした噂が絶えない。「メマメ」と呼ばれる手足の生えた単眼の豆のような形態の人造妖精を大量に使役する。言葉や容貌、振る舞いの端々にどこか狂気を匂わせる。
【原】
猫耳・和装・刀持ちの情報屋。高度な情報収集能力と状況マネジメント能力でヒロマル達を煙に巻き、出し抜く。分身を操り、敵の心の傷を掘り返す「ツヴァイチャン・イルズィオン」(さえずりの幻影)はヒロマルを苦しめた。普段は読書好きの眼鏡の学生。
「診断メーカー : 架空職業」からインスパイアされたTwitter上の #架空職業 タグで投稿していた「護り屋ヒロマル」「運び屋眼鏡」の後日談です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-12 22:21:52
3266文字
会話率:93%
過去に書いた詩集です。自己満足です……
キーワード:
最終更新:2013-06-18 12:45:01
2870文字
会話率:6%
詩(と呼んでいいのかわからないけど、そのつもりで書いた文章)を投稿していきます。
詩集のため、あらすじはありません。
当然すべてオリジナルのつもりです。
また、過去に他サイトにて掲載したものもこちらに投稿していく予定です。
長さはまちまちで
すが、基本的にとても短いです。
時間を見繕ってなんとか更新していけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-25 20:00:00
2491文字
会話率:0%
ある日俺は、最高の天気で始業式を迎えた。雲ひとつない青空、心地よい風、かわいい小鳥のさえずり。最高の気象についつい伸びが出てしまう。しかし、伸びが終わる頃に暖かい感触が。そちらを見ると、絶世の美女が!そして、美女は、なんと悪魔だった?そんな
悪魔と俺は契約したらしい。そして、悪魔と悪魔の戦いに俺は巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-28 20:40:07
6326文字
会話率:51%
つぶやきとはあれのことです
楽しんでいただけたら幸いです
最終更新:2012-06-28 18:44:48
402文字
会話率:0%
青い空。小鳥のさえずり。温かな朝。2階の窓から玄関先をのぞくと、そこには必ずあなたがいる。そういえば時々近所のおばちゃんに絡まれてたよね。かっこいいから。絡まれてもいやな顔ひとつしなかったから。
低い雲。風の吹きつけ。寒い朝。2階の窓から玄
関先をのぞくと、そこにはもう、あなたの姿はない。もう会えないことはわかってるよ。ここにはいないから。会いたくてもあなたはきっといやな顔をするから。
だからね。聞いてくれる?私ここで精一杯頑張るから。仕事して夢叶えてあなたに会うまで女を磨いとくから。それまであなたはそこで待ってて。見守らなくていいよ。あなたの好きなことをしていてください。そこにゲームはあるのかな?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-25 21:18:46
42404文字
会話率:39%
大学に通う晃はバーのような趣のあるカフェでバイトをしていた。
ある日店長である黎さんに友人だと紹介された女性にだんだんと心惹かれる晃だったが、
その女性が好きなのは黎さんで…―――!?
最終更新:2011-08-26 15:00:00
10392文字
会話率:19%