高い高い、塔の上。わたしとおーさまのお話。
わたしは籠の中のちいさな小鳥。
狩りの帰り手ぶらではあんまりだと拾われた来た「わたし」は、恩返しのため塔の上で毎日囀るの。
おーさまって、つらいんだって。わたしの歌で、すこしでも元気になれるとい
いな。
わたしがパンをかじっていると、おいしそうだなってわたしの耳をかじる意地悪なおーさま。
お腹減ってるならわたしのパンをあげるよ? だからわたしの耳はかじっちゃだめなの。
膝枕で子守唄。よく眠れるように、うたってあげる。
塔に来ない日も、おーさまに聞こえるように歌うよ。
聞こえるわけがないだろうばか、っておーさまが笑った。
じゃあ、もっとがんばるね!
がんばったら、おーさまに目立つことをするなっておこられた。
なんで塔の上に住まわせていると思っているんだって。
わたしの胸に顔をうずめて、おーさまは悲しそうに笑う。
「どこにもいかないでくれ」って、子供みたいに。甘えて。
……わたしをここに閉じ込めたのはおーさまなのにね。
わたしは、どこにもいかないよ?
おーさまは、よその国とけんかしてるんだって。
わたしは難しい話はよくわからないけど、みんな仲良くするのがいいよね。
おーさま。おーさま?
……もう、会えないの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-08 22:42:01
4390文字
会話率:7%
ながあいはしがあります。
どうすれば、めのまえのおいしそうな、ごちそうがたべられるのでしょうか。
つまりは、じぶんだけよければいいは、よくないのです。
あいみたがい。
最終更新:2017-05-25 17:36:15
243文字
会話率:0%
糖分の取りすぎで医者から甘いものを食べることを禁止された明石光代。それでも、ストレスが溜まると、
どうしても甘いものを買ってしまう。この状況をなんとかして!と神社の神様にお願いしたら、
家に精霊が現れて、光代の前でおいしそうにケーキを見せび
らかせながら食べるのである。
状況悪化!どうする光代!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-24 21:16:23
3269文字
会話率:50%
高校2年生の愛美(まなみ)は弟の友達で幼なじみの優也が好き★
きっかけは趣味でもあるお菓子作り。たまたま作ったお菓子をおいしそうに食べてくれたからそれが嬉しくて、不覚にも小学生にときめいてしまった!
高校生が小学生を好きになるなんてありえな
いでしょ!?と思っていたのに…事態は思わぬ展開へ…。
「小学生を好きになったら犯罪ですか!?」と怯える高校生女と「年の差とか小学生とか高校生とか関係ないし」と強気で俺様な小学生男子のよくありそうな恋愛話です☆
活動報告にて登場人物をまとめました。増えたら更新していきます。
※念のために年齢制限をつけましたが、そこまで過激な内容にはならないと思います。あくまで保険ってことでつけました。
※1/8更新の話から書き方を変更しました。それまでの話も改善していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-13 11:37:22
93756文字
会話率:36%
現代は,半分が黄色い曲がり角とおなじだ.架空の名探偵シャーロック・ホームズの格言に「それがいかに奇妙であっても,不可能を消去して最後に残ったものが真実だ」―― おおよそこういう意味のものがあり,そうならば,誤りを排除しつくした果てに残ったも
のを ひとは担いきらなければならず,事実ひとびとは,反輳《はんそう》と単複への切実な問いを,世界に自問として組みこみおえてしまっていた.始点とシルクハットで劈《つんざ》く多さを,混線により決まった〈目的地が宛て先に被さらず,私へのプレゼントになる〉こととして見ている.体系は墜ちた.隅で止まっているアド・バルーンの規格は,(立体性を柔らかく分与するときに混じっていた服飾規則で,感情的であったとの記録がある) イゼコピア瓶を守った 4 時間の夏の一貫性である.
各々にとって唯一の魔法を行使しなければならない段階で,世界は立ちつくす.守るべき赤々と燃えつづける一画にせよ,反輳《はんそう》と単複 …….隣人が通りすがりに寄こした紙には,上部に「計画派クロリカが電装したアイス・クリームについて - 涙篇」とゴシック体で銘打たれており,あとは,パラペットと見覚えの無い縞模様を流れるまっ黒な (それでいておいしそうに艷やかな) 林檎を,その黒色の色素でデッサンするための空白になっている.白い影を散りたたせ,今にも羽ばたきそうな気配を湛えている街へ,ひとびとが歩いてゆく.逆に,街から歩いて出てくるひとびとに関しては,彼らの横顔の 傾斜の無い青空を売っている様が,改札印のモチーフになったこともあるが,古い屋上を漂泊している掃き跡にせよ,街ぐるみで夕焼けを一致させてからの話だ.
そうした煮つまった中,ほかには無い思念にとり憑かれている男がいた ―― 第 9 リオロメタ下級工場に勤めるギーゼラである.物音ひとつしない真夜中,彼は,いつのまにか寝落ちするその瞬間まで,キッと耳を欹《そばだ》て複数の無音を一心に聴き込む.「答えだ …… それだけが問題だ」この暗く木霊《こだま》する呟きに押しだされ,ギーゼラの答えを求める遠征が始まった.ある種パラノイックな行動原理に基づく彼の動きは,いったいなにに結実するのか.この極限世界を鮮烈に切りさくような答えを果たして手に入れられるのか.ギーゼラの逃れようの無い破滅への道のりとその後を描《えが》いた,抽象的冒険譚.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-09 22:10:26
33124文字
会話率:83%
隣のテーブルの食べ物がおいしそうで仕方がない話。
最終更新:2016-08-06 00:00:00
409文字
会話率:20%
絶対的な力を持つ魔族の王、魔王。倒されても何度でも転生し人間達に恐怖を与えていた魔王は、ついに人間の王と和平を結ぶ決断をする。
世界が平和に傾き始めたある夜、魔王の側近にして魔狼族の最高位『フェンリル』の称号を持つポルタは、突如として現
れた魔女に敗れ、和平を前にして命を落とす。魔王と契約をしていたおかげで、目が覚めるも、狼だったはずの体は『少女』のものになっていた。
狼から突然人間になった彼女が、体の動かし方から感覚の違い、失った力などの戸惑いを感じながら生きて行く。
ただ、かわいい少女に生まれ変わっても、根本的な思考は狼でおまけにちょっとプライドが高い。そんな彼女はいろんな物(自分含む)がいろんな意味で『おいしそう』に見えてしまう。
様々な人外が暮らす広い世界で、不安になったり楽しくなったり、怒ったり笑ったり、心を感じて生きていくお話です。
作者ついったー:進展とか更新情報をぶちぶち呟いてます@hinamisokoubou
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-27 22:24:04
338973文字
会話率:43%
Twitter上企画、世津路 章(こんぽた。)様主催「SS企画《俺のグルメFESTIVAL》」オカザキ参加作品を掲載していきます。一話300字縛り。(空白除く)
お題は「これが! 俺の! グルメだ!!」を詰め込んだ、“おいしそう!”な飲食風
景、だそうです。さて企画終了まで、どこまで書けるか。あなたの空腹を誘えるか、空想飯テロガチンコ勝負!
※企画は2015年秋に終了しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-25 13:09:08
3142文字
会話率:49%
おいしそう?
なら、召し上がれ。
最終更新:2016-04-22 22:25:18
223文字
会話率:0%
非常にショッキングな内容となっております。
精神耐性の低い方はお読みにならないでください。
尚、作者に対する苦情は一切合切、受け付けておりますのでどんどん書き込んでください。
最終更新:2015-12-07 18:00:00
1158文字
会話率:20%
ふわふわと浮かぶ綿菓子はとてもおいしそうで
最終更新:2015-07-30 17:00:00
465文字
会話率:0%
ミリィはお母さんのために森の中に入ります。探すのはおいしいジャムになる、実。ミリィはそして、見つけたのです。大きくて赤い、おいしそうな木の実を。でも、その実はミリィのせの上に……。
最終更新:2014-12-18 19:00:00
3613文字
会話率:33%
『テスト終わったらお菓子作るんだ』で、死亡フラグになるなんて…ギャーッ!トラックに跳ねられたと思ったら、気付いたら魔王と配下の密談現場に。えっ、魔王じゃなくて魔術師?へー、眉間のシワがひどいから人相悪く見えるのでは?甘いものでも食べてリラッ
クス…って、この世界にある甘いものって角砂糖のみっ!?ふざけんな、甘いもの喰わせろ!作らせろっ!お菓子大好きな女の子が、製菓材料持ってお菓子のない世界にトリップ。魔王様(あだ名)を餌付けしつつ、今日も暢気にお菓子を食べる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-29 14:26:30
224289文字
会話率:27%
「王子はベーコンレタスでいらっしゃいます」「それはおいしそうだね」前世の記憶を持つ従姉から、東西に分かれた自国の平和のための嫁ぎ先である旦那(予定)の王子様は、その記憶によればBLゲームの攻略対象で男色家だと告げられたアルサンドラ。夫に愛さ
れない結婚生活を涙ながらに嘆く……と思いきや、何を思ったかゲームの主人公と婚約者をくっつけようと奔走し始める。予想以上に堅物な旦那(予定)を相手にしつつ、学院生活を謳歌し、時々国の厄介に巻き込まれるお話。
※一身上の都合により、連載はかなり不定期です
※BL要素はほとんど出てこないと思われます
※場面転換の*に深い意味はありません笑
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-13 19:52:42
34223文字
会話率:34%
何にでもなれて何にもなれない。だから僕は、チェックのシャツで迷彩武装。
芸術と科学に携わる若人が入り混じる共同アパート、そこで起こる悲喜こもごもと、住人の挫折と祈りの物語。
地味な教育学部生の主人公。料理上手な物理学者の卵に、その後輩
の影ある美青年。謎のバイトをする友人、ピアニスト志望の弟に硝子職人の姉。繰り返される日々の中で、彼らは小さく祈っている。
いかにご飯をおいしそうに書くか。保存用に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-30 11:27:30
152714文字
会話率:32%
おいしそうな名前の女の子と、幼馴染の男の子の会話劇。
最終更新:2014-09-20 13:18:39
1392文字
会話率:73%
お金もなく、ここ数日、食べる物にも窮していた。そんなとき、和菓子屋の前を通りかかる。おいしそうな小豆の匂い、甘そうな和菓子の陳列。喉を鳴らして眺めていると、中からおばあさんが出てくる。
最終更新:2014-06-04 18:49:21
1450文字
会話率:22%
ぽっちゃり系女子の花子。そして、彼女を見つめる少し変わったイケメン男子。そんな二人のラブコメディー。ちなみに男主人公です。「らーmen」という小説の番外編ですが、本編を読んでいなくても大丈夫です。ふざけた内容ですが、どうぞ(笑)
最終更新:2014-04-05 17:46:49
5312文字
会話率:0%
禁煙って、難しいらしいよね〜。私は吸わないし、たばこは嫌いだから別にどうでもいいんだけどね。とはいえ、親友が吸い始めたら話は別。しかも辛そうに吸ってるじゃいない。理由を聞くと、最近怒りっぽくなってビミョーな関係になった彼氏が禁煙を始めたから
なんだって。なんだそりゃ、って突っ込むと、どうやら買いだめしてたたばこがもったいないからだとか。んも−。だからってあんたが吸うことないじゃない。って、あれ? しばらくしたらなんだかその親友、たばこをおいしそうに吸い始めたじゃない。いったいどうしたんだろう?(瀬川潮名義でブログなどに発表済みの旧作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-24 09:33:35
743文字
会話率:48%
目の前にあった一つの鍵穴。
おおきなダイアモンド、しゃべるチューリップ、おいしそうなパンケーキ・・・
無刺激の世界で、少女のつかんだ答えとは。
最終更新:2012-10-06 10:17:55
6155文字
会話率:14%