生まれの茨城では負けしらず。今日もリーゼントをキメて相棒のバイクにまたがり、さあ通学だ。
俺の名前は前川綺羅斗。背中に『無敗』を背負う特攻服が俺の学生服でもある。俺はいつも通り学校へ行こうとバイクを走らせていたら、不思議な光に飲まれて玉座っ
てやつの前に連れてこられた。
その玉座に座るのは女魔王エンステラ=エレトリア……のはずらしいのだが、見た目だけならまだランドセルが似合う年頃だ。
以前人間の討伐隊と戦った際「浄化の魔法」とやらを使われ身も心も見た目通りのガキに変わっちまったらしい。そこで俺に「魔王として悪人らしく教育してほしい」と側近の連中に頼まれてしまう。
……クールじゃねえか。魔王を育てる? いいぜ俺は最強最悪の不良、前川綺羅斗様だ! この世の悪を最高の出来に仕上げてやるぜ!
原案:アザとー
執筆:柴見流一郎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-05 17:39:18
11043文字
会話率:52%
『酒の席で口を滑らせたせいで、勇者がレベル1のままでやって来た』
吾輩は、魔王である。
今日も今日とて治政に大忙しの魔族の王だ。
今日も一日、玉座にどっかと根を下ろし、山盛りの書類とにらめっこの予定だったのだが、久し振りに勇者到着の連絡が
入ってしまった。
こうなるともう今日の予定はオールキャンセル。
今回の勇者がどれほどの者かわからないが、出来るだけ定時で上がれるように全力を尽くそう。
そう思っていたのだが、今回、我が城に乗り込んできた勇者は何だかいつもと様子が違ったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 10:00:00
110193文字
会話率:61%
私が偶然命を救った美しい男の正体は、悠久の時を生きる吸血鬼だった――。
ある夜、暗い路地で傷つき血を流していた男を銀のナイフから庇って〝私〟は死んだ―筈だった。
しかし目覚めてみれば吸血鬼に生まれ変わっていて――?
就職難に苦しめられてい
た平々凡々な大学生から一夜にして吸血鬼の〝姫君〟になってしまった彼女を待ち受けるのは、美しくも癖のある同胞たちとの生活、人の世との別れ、そして空の玉座を巡る血みどろの戦い。
力こそが尊ばれ、血と暴力と異形の者たちで溢れる世界で人間らしさを失わずに生きようと抗う――これは朽ち果ての夜に花ひらいた〝木蓮〟の物語。
▼現代日本とゴシックの香り漂う朽ち果ての国が舞台の物語。流血・残酷な表現・逆ハーレム要素を含み、また気まぐれにアダルティな雰囲気を醸し出しますのでご注意下さい。
▼朽ち果ての王と宵闇烏は魔法のiらんどにて完結済の第1部を改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-02 16:44:26
167338文字
会話率:52%
気が付くと彼はダンジョンの玉座の間にいた。そして彼は一冊の本を見つけ、導かれるままダンジョンを増築、人間の駆逐、世界征服――――をせず、安全に生きる方法を模索し始めた。
皆様の応援のおかげでMFブックスにて書籍化され、完結しました。
ただいま誤字脱字の修正中です。☆の印があるものは修正したものとなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-12 12:00:00
656830文字
会話率:31%
遥か北、氷獄と呼ばれる大地の全てが氷で覆われた極寒の地。
その地には氷獄の魔王と呼ばれ、敵味方問わず恐れられる者が居た。
冷徹で、冷血で、冷淡で、冷酷――他人に対して一切の情け容赦がなく、過去、現在に至るまで数多く存在した魔王の中で最も力が
強く、最も恐れられた者。
氷で覆われた大地にそびえ立つ氷で出来た居城、床も壁も天井も、玉座までもが氷で作られた謁見の間に、そんな史上最凶と恐れられる魔王――
「なぁ、謁見の間を床暖にしないか?」
「雰囲気ぶち壊しになるのでお止めください」
――だった者が居た。
氷獄を管理する寒がりの魔王。
姑息な手を嫌う騎士道精神溢れる作戦参謀。
冷え性で半身浴が大好きな魔術顧問。
筋トレマニアの暑苦しい軍団長。
氷雪系なのに寒がりだったり、暖かい物が好きだったり、熱血漢だったりと何処か可笑しな氷獄の魔王軍の面々。
そこに打倒魔王を掲げる勇者や他の”獄”を管理する魔王、世界を管理する神も加わり、氷獄の魔王の周囲は常に騒がしい。
そんなある時、氷獄の魔王の元に小さな春がやってくる。
これは冷徹で、冷血で、冷淡で、冷酷な魔王の心の氷を溶かした春と、新たにやって来た小さな春に纏わるお話。
※こちらは連載中の作品の息抜きにと投稿している作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 18:00:00
15045文字
会話率:62%
異世界建国記という一世風靡したゲームがあった。
主人公もハマりにハマったクチではあったが当時は未成年であり親のクレカを使い込んだ事をきっかけに強制引退させられていた。
それから10年。
その続編がオンライン化したというニュースを聞き、主人公
は酔った勢いでアクセスした。
そしたら、なんとゲームの世界の拠点である城の玉座に座っていた!
千年ぶりの王の帰還を喜ぶキャラクター達。
しかし主人公は叫ぶ。
10年も前のゲームの事なんて覚えてないよ!!
正直キャラクターの名前も碌に覚えていない状態で『続編』と思しき世界で帰還方法を探りつつ建国します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 00:00:00
26570文字
会話率:38%
九つの種族が共存するこの世界には、全生命と今ある世界を代償に世界を作り替える禁忌の秘術〈世界創生〉が存在した。そんな世界を統制していたのは、各種族の頂点に位置する絶対的な皇である〈九皇帝〉達とそれを統括する〈総皇〉だった。
そんな時代、
突如として勃発した〈未決戦争〉が原因で4人の皇が〈玉座〉と共に姿を消した。〈世界創生〉の鍵である〈玉座〉を損失したことにより、二度と〈世界創生〉は行われないものと世界が思った。しかしその二年後、世界は新たな世界へと創生を始めたのだった。
〈世界創生〉を阻止する為に形成された反乱軍に所属していたシアン・ハルバードは世界の終わりを目の前に一人聖堂内で戦闘による傷を痛んでいた。その彼の目の前に現れたのは、自らを「魔皇」と名乗る謎の女だった。この出会いがたった一人の兵士を〈世界創生〉を阻止する最終決戦へと誘われえることとなる。
命かながら生き延びたシアンであったが、目覚めた世界は二度目の〈世界創生〉を巡る戦場だった。いつかの約束と雪辱を果たすべく、全てを賭けた皇達の戦いへと足を踏み入れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 20:06:07
25499文字
会話率:40%
大いなる神の亡き世界にてその子らによる玉座を争う代理戦争が始まって既に百年もの時間を犠牲にした。
世界の終焉、樹が腐るように一刻一刻と蝕んでくる虚無が煉獄をも呑み込みだしたのはつい先日の事、時間は無い。
この世界に凪をもたらす存在、魔
王。
終わりの見えないこの戦争の終わりを願う人々はその存在の登場を待っていた…
※赤花野 ピエ露からお読みくださる皆様へ
[書き口調話し口調が時代を映す香りとなり、描き手絵柄が変われども象徴が個を主題を題材を認識させる。口をほどにものを語る目を点で表し、命萌ゆる風景を心躍る情景を一節で書き表す。それらは信頼と知識があって成り立つもの、読み解く意思があって成り立つもの。心情無き情景に色は付かず、情景無き心情を見定める事は難しい。 しかし、本当にそうなのでしょうか? 描かれる色も輪郭も目の見える人間の創り出した概念、目にしたからと言えどもそれが本物ではないのです。何故ならば、全ての解釈が事象の一欠けらにしか過ぎないから、ならばこそ、その解釈の違いを楽しみたいなと私は思います。 この物語には味気無さがあり、霧のような靄のような霞とも言える表現が多々出てきます。全ての解釈は人それぞれ、違いを楽しみ考察を楽しみ余韻に浸れるよう努めさせていただきます。この物語の為に書かれた背景を読むも読まぬも人それぞれです、お愉しみ頂けますよう心からの嗤顔で精進させていただきます。慣れないストレッチやマッサージは暴力的に感じてしまうものです、頭と心を柔らかくするマッサージだと思っていただければ幸いです。 追伸:『雑で暴力的な文章だ』、なんて言われると私は悲しき日々を送ります、(ΩДΩ)フェヒャァッハァッ、ってないちゃいます。]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 21:51:57
43499文字
会話率:44%
魔王が倒された後の魔王城は猫屋敷になっていた。
魔王城を管理する魔王の玉座は次代の魔王を待ちながら、そんな魔王城に住み着いた猫達の文句を言いつつ世話をする。
最終更新:2018-03-28 18:29:03
3293文字
会話率:7%
某国の第三王子エドワードは、もっとも玉座に近い男と言われていた。
何者かが、彼を毒殺しようとするまでは。
かろうじて命は取り留めたものの、下半身不随となり、絶望のどん底をさ迷うエドワード。そんな彼の前に、怪しい旅芸人「紙芝居師」が現れる。
なんでもその紙芝居は、人の心の闇に呼応して、映し出すものを変えるという。そしてエドワードが見たのは、自分に毒を盛った犯人──二人の兄王子の姿だった。
かくしてエドワードは、その正体が悪魔であった紙芝居師に、足を治してもらう。三日の間に復讐出来なければ、命を捧げるという契約で。
果たして、エドワードはその復讐を果たせるのか──。
強欲王子が命を賭けて、復讐を目論むダークファンタジー!
復讐紙芝居の、始まり、始まり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-05 22:34:17
11333文字
会話率:36%
超大陸オラステアには様々な国がある。その中でも赤道より北方の3カ国、グレートアルメラント王国、リヒテフント帝国、アスラムル宗主国は『3大国』と呼ばれ大陸での覇権を争っていた。
しかし、この大陸には古来より人間世界と隔絶した地域が存在する。
大陸の4分の1……大陸北方の大部分。
魔力濃度が異常に高く、様々な超常現象が起こるとされる強力な魔族が支配する土地、通称『魔界』が存在するのだ。
強力な魔族達の長(おさ)である魔王ルシフルエントが支配するその地域は人間の進入を拒み続ける未開の地であり、人間が一歩でも踏み入れると魔族に襲われると言われている。
グレートアルメラント王国は広大な国土と人口、そして養えるだけの大穀倉地帯を有し、3大国のなかでも裕福な国であるが、魔界とは境界線を有しており、その存在は潜在的な驚異となっていた。
グレートアルメラント王国、第31代 王であるフローレンス7世は、光の勇者『カール・リヒター・フォン・スベロンニア』と、友である魔導師『ココ・ラクエンド・フォン・フリュー』に魔王討伐と平定を命令した。
数々の死闘、激闘を乗り越え、半年前、魔王城であるギルムアハラントに潜入することに成功し、ついに玉座の間で魔王ルシフルエントと対面する。
しかし、待っていた魔王ルシフルエントは、なぜかカールの事が好きな女性ハーフ魔族だった。
「勇者よ。妾(わらわ)と夫婦になろうぞ」
突然の求婚にたじろぐ勇者カール。
そして、運命の歯車は大きく動き始める。
◇ ◇ ◇ ◇
異世界転移物語の20~21話の後日談を連載化してみました。
内政マシマシ、俺TUEEE、チート&ハーレム展開の典型的な物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-27 13:05:24
269597文字
会話率:45%
その空間はひとつの完成された世界だった。
漆黒はなく、また光点もない。
そこにはただ、何柱もの上位存在がいるだけだ。
「此度もまた至らなかった。」
「信仰が足りぬのでは?」
────違う。
「座標に異変があったのでは?」
──
──違う。
「特異点に問題があったのでは?」
────違う。
「では、何が原因か。」
その果てに答えなどなく、幾度の時を越えた。
「此度は、この軸に打とう。前よりも深く。」
楔を打ち終えると一柱、また、一柱と玉座につく。
最後の一柱が玉座につくと、頁がめくれた。
楔は打った。
後は観測をするのみだ。
■■■・■■・■■は熾天の玉座で独り言つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-14 13:46:57
790文字
会話率:45%
『私』は悩んでいた。人々は争い、自分自身という存在をぞんざいにし、尊い命をなげうつ事に。
そこで私は情勢を詳しく知るべく世界を統べる王の元へと向かうが、そこに王の姿はなかった。
更なる悩みが出来てしまった私は、仕方なく次代の『王』となるに相
応しい人物を選別する羽目になってしまう。
今日も『私』は『王』となる人物の選定に頭を悩ませるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-07 00:23:12
1061文字
会話率:4%
このアスガルドという大地を魔王が支配して700年ー。幾度となく攻め込んできた勇者達を返り討ちにし、人々は魔王の存在を忘れ勇者はいなくなりついには隔離された城に籠る魔王の姿すら知っている者はもういなくなった。
強き者を待ち続けるも一向に来
ない退屈な日々を過ごしてはや150年。
魔王は決意する。
「俺は旅に出る…この世界を見て回ることに決めた。あとのことは任せたぞ!」
魔王は羽衣をたなびかせ玉座を離れる。
「お待ちください王よ!!
貴方様が居ない城をもし攻め込まれでもしたら誰が防ぐのですか?」
「俺が見るまでもないではないか。
この150年。勇者は俺の前に現れない、
それどころか50層ある階層の10層すら突破できない弱小者しかおらぬ。
退屈でならんのだ」
「ですが……」
「なにかあればすぐに戻る。
心配するな、もういく。
あとのことは任せたぞ」
そう言い残し魔王は城に配下を残し、城を後にする。
「まずは村に行ってみるか」
旅で色々な出会いや苦難が待つ。
今、最強の魔王の気まぐれな旅が始まるー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-14 07:00:00
433文字
会話率:32%
おどろおどろしい装飾が施された広大な魔王城の玉座にて対峙するもの達がいた。
最終更新:2018-01-01 00:00:00
1358文字
会話率:42%
影が薄めでおざなりにされがち。
髪色目の色のせいで異端というレッテルを貼られている。
その上運に恵まれない第二王女、リッカ。
それでも毎日、めげずに姉姫のストーキングに勤しむ幸せな日々。
しかしそれは突然瓦解して、自身の王たる素質が故
に一国の主として君臨する。
王子フェイスの幼馴染や、雰囲気で童貞を殺す友人、自称ツンデレメイド、女たらしの騎士団長、絶対攻略不可避な歴史オタク。
そんな愉快な仲間達と、どうにかこうにかやっていこうとする女王リッカ。
彼女の才覚は、最初から王であるべき人間だったかの様に花開く。
いつしか小さな少女は氷の女帝と謳われるまでに成長し、玉座の上でにたりと嗤う。
「本当に欲しいものは手に入らない」
誰かのいつかの言葉を反芻しながらも、その白い手を血に染め続ける。
それでもリッカは止まれない。
王という名の化け物である限り。
結構シリアス大体コメディ。
ラブは少なめ、ある意味婚約破棄物語。
華麗でなくとも開幕開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 16:59:28
50201文字
会話率:30%
ある世界のある時代。
世界は魔王バラサークの手により地獄と化していた。
平和を取り戻す為に立ち上がった四人の勇者は、遂に最終決戦の場—魔王の待つ玉座の間へと辿り着いた……筈だった?
ある筈なのに無い玉座。かわりに出来てた不思議な木の部屋。
その中にいた魔王は、見た事のない丸くて可愛いテーブルを前にして……「おお勇者達よ、よくぞ来た。まあここに来て、座れ」
「それは……一体、何だ?」「これはちゃぶ台である」
悪の権化を辞めちゃった魔王と、色々起きて困った勇者達の、まあまあ笑える物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-18 18:21:56
24634文字
会話率:42%
とある王宮の玉座の間にて、、、、
側近達に囲まれ、見るからに高そうな王冠や宝石や衣装で着飾り、サンタクロースのような口髭を生やした”男”が目の前に立つ若者へと向かって言い放つ。
「前例にない、12年もの間、、、大儀であった。
して、其方は
何を望むのだ?」
そう言われた若者は”仕様がないなぁ”とでも言うように首を振りながら言葉を返す。
「えぇーっと、偉そうにしているところ悪いんだけど、、、『|交換《エクスチェンジ》』で!」
そう言いながら右手の人差し指と親指をU字のように曲げて手首をクルッと捻った。
『すると、どうでしょう!
目の前の”男”が”王様”になっているではありませんか!!』
心の中で下らない事を呟きながら、笑顔で話を戻す。
「それでは王様、お願いしますね!」
「流石は我が国が誇る歴代最強の勇者じゃ。
|ワシ≪影武者≫と瓜二つじゃったのだがのぅ、、、」
そう言いながら感心したように口髭を撫でるサンタk、、、
いや、王様でしたね、分かってますとも、、、ホントーデスヨ?
「確かに外見は問題ないでしょう。
しかし内側、魂までは違いますから見分けるのは容易ですよ」
「ふむ、そうか、、、
大分、話が逸れてしまったのじゃが、、、
して、勇者よ!お主は何を望むのじゃ?」
「王よ、
私が望むのは異世界への転生だ!」
それを聞いた側近達がざわつき、口々に”無理だ”とか”出来る訳がない”などと言っている。
そして王様の表情も曇っている。
「すまぬ、勇者よ、、、それは出来ぬ望みじゃ、、、」
「分かりました。
それでは、この世界を滅ぼすとします」
「「「、、、!!?」」」
勇者は世界の全てを人質にして異世界へと転成するのであった。
『あれ、、、俺って”勇者”だよね?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 12:00:00
17853文字
会話率:24%
赤い月明かりが照らす魔王城の玉座で一人、魔王は紡ぐ。魔王が魔王になるまでの物語を。
最終更新:2017-11-04 17:41:42
388文字
会話率:0%
絶世の美貌と天性の才覚を誇る姫騎士アイーシャ。
しかし冷酷でプライドが高い悪役令嬢な彼女に心から優しくしてくれるのは若き王子クルジュだけだった。
当然、アイーシャは王子クルジュを愛していた。異常な、歪んだほどの愛を抱いていた。
そして
クルジュは末の王子であり、王位継承への道は遠かった。
そんな愛するクルジュにアイーシャは(一方的に)報いるため、彼を王にすることを決意した。
才覚の限りを尽くして愛する若き王子を玉座につけるのだ!
頑張れアイーシャ! 政敵も恋敵も蹴散らして想いを成就させろ!
行け行けアイーシャ! どんな手段も愛のためなら許されるぞ!
『ディリオン群雄伝~王国の興亡~』
http://ncode.syosetu.com/n0918ci/
と同一世界観。一緒に読むと良い事がある。かもしれない。
ハーメルン、http://seesaawiki.jp/delion/にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 12:38:03
32425文字
会話率:48%