突然僕の部屋にやってきた少女、つまり僕の従兄妹はいつもと雰囲気が違っていた。
最終更新:2010-10-24 23:40:03
1616文字
会話率:29%
ぬかにクギなんか打てるの? だってさ、このぬか床の中に、錆びたクギが入っているよ。
――茄子のぬか漬けの色を良くするために入れた釘は、決して打ち付けるためにぬか床入れたのではないでありんす。ほら、「人間いたるところに青山あり」なんて言うじ
ゃございませんか。そんな事は分かっちゃいるけど、理想の場所へ行き着かないと死んでも死に切れないのかい?いっち肩の力を抜いて生きてみるのもようござんしょ。遊び心を忘れた旅路はつらいだけでござんすよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-17 11:00:00
12145文字
会話率:31%
≪神剣が統べる国≫と謳われたこの大陸最古の王国が滅びて7年。
王国復興を密かに願う青年とおもしろがって(?)ついていく少女。
|保険《インシュアランス》ギルドという組織に属している2人は、
やがて王国を滅ぼした帝国との争いに巻き込まれていく
。。。
美青年と美少女が繰り広げる、明るく楽しくそして凄惨な復讐劇。
その想いが届くかはまだわからない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-04 16:03:15
2373文字
会話率:31%
夏休み。
全寮制の学校より帰省した浅葉檸檬は、豪奢だが錆びれた洋館でひとり暮らしをしている銀髪の美少年と知り合う。言葉を捨て、本能のままに暮らす少年との時間に、現実の世界に疲れ切っていた檸檬は溺れていく。
だが、夏の終わりに現れた少年の兄に
、檸檬は二度と会わないとの約束をし、学校へ戻っていくが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-23 16:51:49
24075文字
会話率:19%
僕は数年前知り合った神崎怜に会うため、思い出のバーを訪れる。
不景気で錆びれた街のバーには、客もなくオーナーが一人でビリヤードをしている。
僕はそれを眺めながら、過去の怜との出来事を回想する。
僕は怜に愛されるために金を与えるが、病
弱な怜は僕を残酷に裏切って、去って行く。 オーナーから怜がホストクラブで働いている事を知らされ、僕はその店を訪れるが、過去を捨て去ろうと言う怜の前に冷たくあしらわれ、僕は暗い路地裏で地面を這いずり回りながら、投げ付けられた金を拾い集める事になる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-05 21:18:04
7027文字
会話率:49%
揺れる心は美しいと思う。
最終更新:2010-04-11 05:00:54
532文字
会話率:0%
これは、ずっと、ずっと、未来のお話。
舞台は廃墟になってしまった星。
なぜこの星は死んでしまったのだろう。
これを知っているのはただ一人、
この星の唯一の生存者
それは、何もかも忘れてしまった機械人形。
しかし、錆びれた人形
にも消そうに消せない記憶が一つだけあった。
人形は何を話すのか、なにを感じているのか、少しだけこの星を覗いてみよう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-20 18:41:41
2434文字
会話率:6%
重い鉄製の扉を開けるとわたし向かって吹いてくる穏やかな風。顔を上げれば、見渡せる夕焼け空。錆びたフェンス越しから見下ろせる校庭。そして、いつもと同じ先輩の背中。この屋上はわたしにとって大好きな場所だった。
最終更新:2009-05-03 13:47:05
946文字
会話率:33%
「私の身体から血の匂いがしたら、逃げて」――かつて死神の子と呼ばれた女はそういった。鼻を掠めるように消えた錆びの匂いは、春一番が運んできたものなのか。※特に残酷な描写はないとは思いますが、念のためR15指定にいたしました。
最終更新:2009-02-14 08:31:00
4970文字
会話率:39%
いつも煙るタバコのむせるような臭いに混じって、鉄が錆びたような臭いが僕の鼻をつく。僕の汗腺は全て開き切り、冷たい嫌な汗が滝のように背を伝っていた。僕は取り返しのつかないことをしてしまったらしい………
最終更新:2008-01-29 17:55:31
1663文字
会話率:7%
私の家の風呂は、一風変わっている。多分、こんな風呂、どこの家にもないだろう。といっても、別に浴槽が広いわけでも、深いわけでもない。地下から温泉を汲み上げて使用しているとか、名湯をわざわざ有馬からトラックで運んできてそれを使用しているとかいう
訳でもない。床が大理石とか、砂利がしきつめてあるとかいう訳でもない。見た目は、ごく普通の風呂だ。青いタイル張りの壁に、白い浴槽。小さな鏡と、いつも水が溜まっている石鹸置き。高い位置にある格子のついた窓には、錆びかけた銀色の枠。カワックもジェットバスも、それどころか湯沸かし器すら付いていない。けれど、私の家の風呂は特別だ。何故かって?それは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-08-31 15:46:48
7731文字
会話率:12%
主人公ユウを主点として綴られる普通の高校生が過ごす普通じゃない毎日とそれを囲む事件の物語。
最終更新:2005-08-30 21:06:42
4456文字
会話率:58%
故郷の村に、無事到着した二人。村に、飛び交う喧噪に、涙ぐむ氷魚だった。少しずつ、軋りながら、錆びついていた目覚めの歯車が、今、動き始める!?
最終更新:2005-02-17 19:51:44
2239文字
会話率:63%