「お前の噂を聞いたぞ。毎夜町に出て男を求め、毎回違う男と朝までふしだらな行為に明け暮れているそうだな? その上糸目を付けず服や装飾品を買い漁り、多大な借金を背負っているとか……。そんな醜悪な女が俺の妻だとは非常に不愉快極まりない! 今後俺に
話し掛けるな! 俺に一切関与するな! 同じ空気を吸ってるだけでとんでもなく不快だ……!!」
【王命】で決められた婚姻をし、ハイド・ランジニカ伯爵とオリービア・フレイグラント子爵令嬢の初夜は、彼のその暴言で始まった。
そして、それに返したオリービアの一言は、
「あらあら、まぁ」
の六文字だった。
屋敷に住まわせている、ハイドの愛人と噂されるユーカリや、その取巻きの使用人達の嫌がらせも何のその、オリービアは微笑みを絶やさず自分の道を突き進んでいく。
ユーカリだけを信じ心酔していたハイドだったが、オリービアが屋敷に来てから徐々に変化が表れ始めて……
※作者独自の世界観満載です。違和感を感じたら、「あぁ、こういう世界なんだな」と思って頂けたら有難いです……。
※他サイトにもほぼ同時に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 17:10:00
88197文字
会話率:59%
ベラトリクス侯爵家のセイフィーラと、ライオロック王国の第一王子であるユークリットは婚約者同士だ。二人は周りが羨むほどの相思相愛な仲で、通っている学園で日々仲睦まじく過ごしていた。
ある日、セイフィーラは落馬をし、その衝撃で《前世》の記憶を
取り戻す。ここはゲームの中の世界で、自分は“悪役令嬢”だということを。
転入生のヒロインにユークリットが一目惚れをしてしまい、セイフィーラは二人の仲に嫉妬してヒロインを虐め、最後は『婚約破棄』をされ修道院に送られる運命であることを――
そのことをユークリットに告げると、「絶対にその彼女に目移りなんてしない。俺がこの世で愛しているのは君だけなんだ」と真剣に言ってくれたのだが……。
その日の朝礼後、ゲームの展開通り、ヒロインのリルカが転入してくる。
――そして、セイフィーラは見てしまった。
目を見開き、頬を紅潮させながらリルカを見つめているユークリットの顔を――
※作者独自の世界設定です。ゆるめなので、突っ込みは心の中でお手柔らかに願います……。
※たまに第三者視点が入ります。(タイトルに記載)
※他サイト様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 11:10:00
117541文字
会話率:41%
本日、サオシューア侯爵子息のグラッド様と結婚した私……リファレラは、『初夜』の現在、彼のスライディング土下座を受けております。
「済まない、僕は君を愛することは出来ない!!」
話を聞くと、婚姻式の数日前に『初恋の人』と付き合い始めたとか
。えぇ、これはもう完璧な“浮気”ですわね。
更に旦那様は、妻の私に「彼女との相談に乗ってくれないか」とお願いしてきて……。
旦那様……相談のお相手、思いっ切り間違っていませんか?
※基本は主人公の一人称ですが、三人称の文章にはタイトルの横に「◇」が付いています。
※全体的にコメディで設定がゆるめなので、ゆるい気持ちでお読み下さいませ。少しでもクスリとして頂けたら至高の幸せです。
※アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 19:48:08
40822文字
会話率:45%
「フローラ、すまない……。エミリーは戦地でずっと俺を支えてくれたんだ。俺はそんな彼女を愛してしまった......」
戦地から戻り、聖騎士として英雄になった夫エリオットから、帰還早々に妻であるフローラに突き付けられた離縁状。エリオットの傍ら
には、可憐な容姿の女性が立っている。
周囲の者達も一様に、エリオットと共に数多の死地をくぐり抜け聖女と呼ばれるようになった女性エミリーを称え、安全な王都に暮らし日々祈るばかりだったフローラを庇う者はごく僅かだった。
「……わかりました、旦那様」
反論も無く粛々と離縁を受け入れ、フローラは王都から姿を消した。
その日を境に、エリオットの周囲では異変が起こり始める。
――――――――――――――――――――
※他サイト(アルファポリス)で掲載中の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 02:50:00
217592文字
会話率:37%
近衛達治、二十九歳の独身男性。
会社で不当な扱いを受け、リストラに追い込まれた彼は故郷である片田舎に帰ってきた。ひとまず次の仕事が決まるまで、という気持ちで実家の手伝いをしようと考えていた達治だったが、従兄妹の涼子から近くにダンジョンが
できたことを聞かされる。
都心では珍しくなかった『ダンジョン配信者』という職業。
仕事に忙殺されていたために明るくはなかったが、さすがに概要だけは知っていた。幸いなことに配信機材も揃っていたので、達治は暇潰しにそのダンジョンで配信を行ってみることにする。
しかし、彼は未経験かつ無知ゆえに知らなかった。
そのダンジョンが俗にいう『超高難易度ダンジョン』である、ということを。
そんな場所に、鍬一本で乗り込む達治。
必死に止める視聴者たち。
これは、そんな配信初心者による無自覚勘違いファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 23:44:12
86628文字
会話率:38%
外れスキルと呼ばれるものは、多くある。
青年――アビス・ルシフルの『告知』もまた、そう呼ばれるうちの一つだった。成功率三割の未来予測に、信憑性などないからだ。
それを理由に、彼はパーティーを追放されて職を失う。
貧困街出身の彼を雇
うような物好きは、そうそういない。そのことに絶望していると、アビスの頭の中にはふと声が聞こえるのだった。
【『告知』スキルは『完全告知』に進化しました】――と。
それは数少ない上位スキルへの進化の瞬間だった。
これで、自分の人生は大きく変わる。
アビスはそう信じて、疑わなかった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 10:12:04
2693文字
会話率:43%
ここは異世界と回線が繋がり、相談事が舞い込むようになったとある企業の部署。
通称【異世界トラブル相談室】と呼ばれるこの場所には、異世界から様々なお悩みが寄せられていた。ある時は婚約破棄の事案、またある時は異世界転生による弊害、さらにまた
ある時は追放されたことによる諸問題など。
相談員たちはデータや経験則を基に、異世界の人々の話へ真摯に耳を傾けるのだった。
「私たちにできるのは、あくまで御提案だけです」
――ここは、異世界トラブル相談室。
そして、今日も今日とて新たな相談事が舞い込んでくるのだった。
※この小説は「https://ncode.syosetu.com/n5850ik/」を基にする連載版(続編?)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 13:00:00
3592文字
会話率:49%
少し弱気で読書好きな音芽は中学生三年のある日、自分の中に自分とは違う別の人格がいると知る。それまで暗かった日常が彼女のおかげで明るく楽しいものになる。いじめっ子にざまぁしたり、気になる人物と出会ったり、友達ができたり。やがて自分たちの恋心に
翻弄される事になる。
※2018年5月30日頃に作成していたと思われるあらすじを頼りに書き始めました。最近(4話くらい)登場人物の行動があらすじから逸れ出してハラハラしています。
※今のところ毎日更新予定ですが、書けない時やほかの自作小説に構っている間は数カ月以上休む事もあるかもしれません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 01:44:04
59373文字
会話率:41%
あるところにシャルロッテ・シルト侯爵令嬢という美しい娘がいた。
王都でも指折りの美しさを持つシャルロッテだが、肝心の求婚をするものはほぼいない。
理由はただ1つ。
それはシャルロッテが有名な「怪力令嬢」だから!
感情が昂ると体に極度の力
が入ってしまう彼女は、手に持つものを不本意ながら壊してしまう怪力体質だった。
そんなシャルロッテに興味を持ったのは、いつも冷静で完璧な美しさを誇る、「王国の麗星」と名高い王太子スワードだった。
シャルロッテはスワードに半強制的に王宮に住まわされ、彼と二人三脚で「か弱く」なる訓練を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 19:30:00
84250文字
会話率:35%
◆コミカライズ連載中! ◆書籍版は、ビーズログ文庫さんより小説1~10巻(11巻2021年1月15日発売予定)、ビーズログコミックさんよりコミック1~7巻が発売中です。
婚約破棄を言い渡され、国外追放されるはずだったティアラローズ。
「こ
こって、私がプレイしていた乙女ゲームだ!」そう思い出したのは、物語エンディングの前日だった――……。
断罪されるのを待つしかない? でも、そんなに酷いことをしていないのだけれど……。そうは思うけれど、エンディングは進む。
しかし、断罪イベント中に――ゲームではありえなかった出来事が起こる。隣国の王太子が、悪役令嬢であるティアラローズに求婚をしたのだ。
悪役令嬢の、王道溺愛ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 20:00:00
1109768文字
会話率:44%
罪の子として、精人の皇国で虐げられ続けた姫は……
ある日、前世の記憶が蘇り、ここが小説の世界だと気づきます。
おまけに自分が、小説の序盤で斬り殺され、大陸戦争の小さなきっかけとなった端役だということも……。
運命を変えようと必死に抵抗す
るも虚しく、魔物討伐の見返りとして、竜人族の支配する国に送られた姫は……
物語の通りに老王に斬り殺されることもなく
なぜか、竜王に溺愛されます。
やがて……”尽くしたい系”騎士に拐われて、
彼女が幼少の頃から、残虐の限りを尽くしてきた ”支配したい系”皇太子と
彼女を巡る三つ巴の争奪戦になったりと……大変な目に合うお話しです。
主人公目線だけではなく……
同じシーンの男性目線のストーリーを
ヤンデレ要素をたくさん込めて書くのが好きです。
ヤンデレ不足解消用に、自分都合に綴っているので、
読み苦しく、また誤字脱字などありましたら申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 16:22:49
182483文字
会話率:18%
侯爵令嬢のリリアーナは、紫薔薇の聖女である姉に比べて、ないない尽くしの令嬢だ。
両親からは外に出すことすら恥ずかしいと言われ、引きこもりの生活を送っていた。
16歳の誕生日に黒薔薇の聖女となったことで、彼女の世界は一変する。
歴代の黒薔薇
の聖女たちがとんでもない悪女だったために、リリアーナは強制的に辺境にある茨の城へ送られることに。
そんな彼女の同行者は、近衛騎士団第二小隊副隊長であるハリー・エドランド。
彼は毛虫の騎士と呼ばれる、醜い男だった。
仮面の下にある素顔を見ても、ふつうに接してくれるリリアーナに、ハリーは心奪われる。
「たとえ恋人になれなくても、彼女に仕えることができればそれで良い」
好意を自覚した瞬間から諦めていたハリーだが、リリアーナの隠された力が奇跡を起こして……。
これは、勘違いされて追放された聖女の、青薔薇の奇跡が起こす恋物語。
※この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 19:10:00
115453文字
会話率:25%
高校野球の地方大会決勝戦でパスボールをしてしまった椎名と、そのバッテリーを組む幼なじみの梨原。野球部での激しいいじめに遭い、退部を決意した矢先、二人は突如として異世界へと転移してしまう。
そこで彼らは、世界を救うという使命と共に、奇妙なチ
ート能力を授かる。野球しか頭にない梨原。困惑する椎名。この異世界で彼らは果たして世界を救うことができるのか?そして、彼らの野球は冒険にどう活かされるのか?
野球とファンタジーが融合した、笑いあり感動ありの異世界冒険活劇が今、幕を開ける?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 20:00:15
9856文字
会話率:39%
聖女として生まれたはずだった田舎貴族の少女ルゥ。
ルゥは大貴族の子息と婚約していたが、彼女が一族の象徴である大樹を枯らした不吉な『偽聖女』であることを知られ、婚約を破棄されてしまう。
人々から嫌われているルゥの味方をするのはただ一人、銀髪の
青年レオンだけだった。大国の王子であることを隠したレオンは執事としてルゥに仕え、彼女を一途に慕っていた。
ある吹雪の夜、レオンが高熱を出して倒れる。
彼を助けたいという想いがルゥの中に眠る『聖女』の力を目覚めさせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 13:43:11
107035文字
会話率:39%
役立たず扱いされてパーティーから追放されながらも、魔王を倒した勇者。
彼が死後、転生するときに神さまに願ったのは『妹がほしい』だった。
エリオという青年に転生した彼は、願いが叶ってかわいい妹と小さな町で暮らしていた。
前世では叶わ
なかったスローライフを送っていく。
……はずが、伝説の剣を抜いてしまったことで、勇者の再来だと人々にもてはやされてしまう。
おまけに魔物相手に無双したため、ますます人々はエリオを勇者扱いする。
そして、かつて勇者を追放したパーティーの子孫までもが会いにきて……。
エリオはあくまでスローライフを望むのだが……。
エリオのことが大好きな妹や、おてんばな幼馴染に、さみしがりやのドラゴン娘。
かわいいヒロインたちとの日々をつづった物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 20:13:08
81384文字
会話率:39%
わたしは、心からの幸せを噛み締めていた。あの時までは……。政略結婚ではあるけれど、わたしはとっても優しくて気が利くラルフ王子に心を奪われていた。だけど、盛り上がっている学園祭真っ只中で、その時は訪れた。ラルフ王子に声をかけられ、校舎裏へ来て
欲しいとアプローチを受けたのだ。もしかして政略結婚なんかの影響じゃない本気の告白かななんて、胸を躍らせたわたし。だけどそこにいたのはラルフ王子に腕を絡ませた妹のリアラだった。ラルフ王子はどうやらリアラの色仕掛けに嵌ってしまったらしい。案の定ラルフ王子から、婚約破棄を突きつけられたわたしは、泣き崩れる事になる。でも絶対この報いは受けてもらう……報復を心に誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 12:13:16
5000文字
会話率:18%
王国貴族学園魔術教師ケルトは、頭を抱えていた。
彼は、王国宮廷魔術師であり、今は一線を退いてはいるが、そのまま王国管理下の貴族学園臨時教師の仕事を兼任していた。じっと見つめる先は、初等部4回生の課題の答案だった。
課題は『自分のアピール
ポイントについて、簡潔に書いて下さい』
臨時教師だからと言って、今の仕事は生きがいであるし生徒たちとの交流は楽しい。
無下には出来ない。一人一人丁寧に添削し、自分なりの評価コメントなども個々に入れていた。
ただでさえ時間はかかるのだが、満足感は格別だった。
――だが、一人の生徒の答案の前で、彼は必死に悩むことになったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 19:19:54
5663文字
会話率:18%
ルゼ王国の文官カイゼルは頭を抱えていた。昨夜の王太子殿下の誕生パーティーで、事件が起きたのだ。陛下が外交中で不在の今、どうか穏便にイベントは済ませておきたい。そう思っていた最中、王太子殿下が、伯爵令嬢のフィアンセ『マリー』に対して”婚約破棄
”を告げたのだ。こんな事があっては後処理が大変なのに……。頭を痛めた中でも仕事はこなさなければならない。今日は国立貴族学園初等部三回生の学期末試験となる論文の採点がある。ボランティアのようだがこれも大事な仕事だ。気が抜けない。その中である生徒の論文に目をつけた。そこには無視できない内容が書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 18:47:55
3711文字
会話率:8%
E.S.P.(超能力)VS異世界(魔法)
サイキック高校生がファンタジー世界で成り上がり大冒険!?
現代の地球、昔からこの世界の時代には超常の摩訶不思議な存在が確認されては表舞台に残らず消えていた。
時に占星術で王に助言をし命を助け、陰陽術
で|古都《みやこ》を鬼から守護するも、そのどれもが奇跡等では無くとも現代技術での解明は不可能とされて来た。
しかしその根底が覆れ近年に超能力だと判明する。
人間の誰もが持つ|未知《脳》の部分を活性化させた者だけが扱える特殊能力に各国は挙って自国の防衛観点や優位に立とうと競争するように超能力者を保護・育成する動きをみせる。
そしてそれは日本も同じだった。
超能力(エスパー)が職業の1つとなり普及され始めた頃、超能力高校生達の前に異界の門が現れ開かれた時、|異世界《せかい》の人類と未来の命運を握る戦いが幕を上げてしまう。
未来を見出だせずに流されるままに何となく生きていた竹神楽優依は超能力に目覚めた事を切っ掛けに運命が勝手に動きだしてしまう。
そして代々超能力家系のエリートとしての長男の期待と重圧に気付かぬ振りをして優等生として振る舞い誤魔化し生きようとする安堂英雄は異世界での自分の存在理由を見失い渾沌し立ち尽くす。
それぞれの少年達は異世界の劣悪な敵意や殺意、澱んだ欲望と対立に振り回されて巻き込まれるも夢とは何なのか・善意と悪意に生きる意味を希望を探す旅で守るための力と戦いで人々を救うために身を投じて行く中で2人のヒーローは正義と信念を巡る熾烈な戦いに身を置き、出会いやがて刃を交える事になる……。
※※サイトnoteにて開催されていたコンテストに作者本人が応募した作品になります。決して無断転載や盗作ではこざいません。両サイトで注意事項や連絡確認済みです。
https://note.com/4869_joker555/n/nc064a437bb93?sub_rt=share_pw
↑企画版及びプロトタイプなので連載の際には内容に差違や少なからずのネタバレが含まれてしまいます事前にご了承下さい※※
裏のテーマ・キャッチコピー、|流行《はや》りのネット・なろう系の定番テンプレートは起こるけど真っ向から打破・突破して|流行《りゅうこう》をブッ壊せ!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 07:00:00
116175文字
会話率:27%
救国の乙女として召喚されたけど、陰謀で敵国に着いてしまった。しかもわたしを呼んだ国にはわたしの偽物がいるらしい。しかも彼女がわたしから乗っ取りしたのは、救国の乙女の立場だけじゃなかった。
※この作品はアルファポリスにも投稿しています
最終更新:2024-10-06 20:48:47
256069文字
会話率:44%
ムシオデ・カズサは前世、重厚で壮大なSFからポップでライトな青春ラブコメまで、繊細な少女漫画から野蛮なヤンキー漫画まで、ギャググルメ戦争推理etc...全てのジャンルを支配する伝説的なチート漫画家だった。
しかし彼女の才能が果てオワコン化す
ることを恐れた厄介ファンによって殺されてしまい、中世ファンタジー風の異世界に転生する。
カズサは初め漫画家の経験を生かし宮廷画家をしていたが、期待外れだと王様に追放されてしまう。しかしカズサは自身の有するチートスキル<オノマトペ具現化>を使い、冒険者としての快適なライフを送り始める。
戻ってきてと言われてももう遅いんだからね!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 23:48:39
90760文字
会話率:41%
転生者にして公爵令嬢であるウルスラ・ローゼンハインは、元婚約者の第二王子に斬首された瞬間、過去に回帰した。
あまりにも理不尽な死は、けれども己の貴種としての努力が齎したもので…...
だから、三度目の生は自由気ままに生きることにした
。とりあえずは、魔術の研究でもしてみようかと思う。まさにファンタジーの具現たる、ロマン。気になるよね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 22:00:00
2981文字
会話率:18%
13歳の少女レベッカは物心ついた時から、自分の父だと名乗るリーゲルから虐げられていた。その途中、リーゲルはセレスティンという女性と結ばれることとなり、その時のセレスティンの連れ子がマイアであった。それ以降、レベッカは父リーゲル、母セレスティ
ン、義妹マイアの3人からそれまで以上に虐げられる生活を送らなければならなくなった…。
そんなある日の事、些細なきっかけから機嫌を損ねたリーゲルはレベッカに対し、今すぐ家から出ていくよう言い放った。レベッカはその言葉に従い、弱弱しい体を引きずって家を出ていくほかなかった…。
しかしその後、リーゲルたちのもとに信じられない知らせがもたらされることとなる。これまで自分たちが虐げていたレベッカは、時の皇帝であるグローリアの隠し子だったのだと…。その知らせを聞いて顔を青くする3人だったが、もうすべてが手遅れなのだった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 14:01:30
183777文字
会話率:47%
もういい年でありながら、毎日自堕落な生活を送るツカサ。…というのも彼は、人生のここぞという場面で全く知恵が働かず、後になってから良いアディアが浮かんでくるというその残念な体質から、これまでやることなすことが全くかみ合ってこなかった。毎日のよ
うに知能スキルが得たいと望んで過ごしていた彼に、突如として信じられない事が起きるのだった…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 10:00:00
14578文字
会話率:54%
魔王を務めているカイロス=グレムは人間との和平を望んでいたが、それを部下たち全員は全く受け入れようとはしなかった。それ故に、幾度となく繰り返された会議で、グレムの提案は『魔王』であるというのに、尽く却下された。それに呆れてしまったグレムは、
部下たちの目の前で「魔王を辞める」という発言をし、旅に出ることにした……。
その胸中には、部下に「人間と和平など現実味がない」などと返されたため、それなら自分が人間の種族をまとめあげ、現実味がないなどと言えなくしてやる!という思いを秘めながら…
その旅の途中で、ふと、グレムは互いを信頼できるような仲間が欲しいと思った。そこで、『完全に信頼できる』奴隷を買うという選択をするがそこでとんでもない美少女奴隷と出会ってしまい、彼女とともに冒険をすることになる…。
誰よりも優しい"元"魔王が描く魔法ありの異世界ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 14:17:33
1075685文字
会話率:47%
魔法貴族の名門に生まれながら、魔法の才に恵まれなかった少女シャルロット。落ちこぼれの烙印を押され、絶望の淵に立たされた彼女の前に現れたのは、父の恩師エトヴィンだった。
「――シャルロット。……魔法は綺麗なものとは限らない」
彼の言葉は少
女に届くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 06:20:00
3673文字
会話率:34%
ミドル王国には、勇者の子がいた。少女である。
赤子の時から塔に軟禁されている。
彼女は召喚された
日本人とこの世界の女魔道士との間の混血であった。
ある日、この国に勇者出陣の要請がきた。
思い出したように、王はその少女を呼び出したが・
・・何か様子がおかしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 20:04:02
2949文字
会話率:47%
異世界転移した小田夢見は、光の巫女として、部族の指導者になった。
指導者には、特権がある。
配偶者を自由に選べることと・・・・
最終更新:2024-07-31 19:21:40
2100文字
会話率:47%
最近、領主、盗賊が皆殺しに合う事件が多発している。
悪魔が出没しているとの噂だ。
そんな心配をよそに、家門を引き連れ、森で、狩りをしている伯爵がいた。
最後の狩りの標的は、人だ。
騙して、連れてきた少女に魔狼を放ち。息子に度胸をつけさ
せようとしたが、異変が起きた。
そこから、物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 10:42:50
25506文字
会話率:55%
錬金術師のアーリアは、毎日王立の研究所で忙しく働いていた。
上司に無理な仕事を押し付けられ、同僚達には無視されている。
だが、いわゆるブラック企業に勤めていた前世を思い出し、アーリアは決心する。
逃げよう。
そして、自由になるのだ!
この小説は「エブリスタ」さんにも掲載しています。
「アルファポリス」さんでは『ざまぁ短編集。』の中に掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 18:50:10
4621文字
会話率:19%