男爵令嬢マリア=マティーニは、リキュール伯爵と1年限りの契約結婚をした。
リキュール伯爵家は、聖女の血を引き、強い治癒魔法の使い手を排出してきた、国を代表する名家である。
しかし、戦に病に事故により、その残り人数、なんと二人。
内訳は、
妻に浮気&出奔されて女性が苦手になったリキュール伯爵と、その娘6歳。
リキュール伯爵家の人数を増やしたい王家によるハニートラップでノイローゼになってしまったリキュール伯爵。
そんな彼を助けるため、男爵令嬢のマリアは一肌脱いだのだ。
(たった一年のことだしね!)
そうしてリキュール伯爵家で過ごす日々の中、女性嫌いだったはずのリキュール伯爵の心境に変化が生まれてくる。
娘のリーディアも、大好きな契約ママを逃がさないために、何かを画策しているようで……?
そんな二人の気も知らず、(後少しで契約解除なんて寂しいなー!)なんて考えているマリア。
そして、幸せ家族3人の館に、黒い影が忍び寄る……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 18:15:44
445927文字
会話率:45%
全体の半数ほどの人々が、魔力を生まれながらにして持つ世界。
国民の九割以上が魔力保有者となる、魔術国。
国民のおよそ半数が魔力を持ち生まれてくる、中立国。
魔力を持つ人間の誕生が稀である、魔術教育除外国。
薬草栽培がさかんな中立国・
コルギー王国のオーン山(通称・薬草山)。
過去の貢献により国から薬草山の管理をまかされ、代々が山内で暮らしていたコルドバーン家。
二百年以上、生活する一家の姿が周辺の村や町で確認されていなかったため、家督は途絶えたのだろうとおもわれていた。
しかし、コルドバーン家は住居を山のふもとから山頂付近へとうつし、山から出て買いものにいくことすらも忘れ、薬草の研究に熱中していただけだった。
長く誰も住んでいないとされていた薬草山で、十二歳のふたりの子供が発見される。
この発見から、世界の発見や再発見につながっていったり、つながらなかったりする、お噺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 07:10:19
864410文字
会話率:45%
熱狂的な”ウルス正教”信者で護教の騎士チェーザリアは、”聖ウルス教”信者のミゲルレッドと政略結婚する。
セパントス騎士団国とベルンフォーン騎士団国は、同じウルス教とはいえ宗派を別にし、干戈を交えて80年に及ぶ。
大陸最強と名高いチェーザリア
の武勇以外、何もないコベルセロナ家。
一方、途方もない財力を持ち、国王に当たる騎士団総長を世襲するミゲルレッドのヴェスカステル家。
おまけに同じ騎士でありながらミゲルレッドは、信仰心の欠片もなかった。
国も家柄も宗派も考え方も異なる二人は、ただ両国の同盟を成立させるために結ばれる。
だがチェーザリアが輿入れするベルンフォーンは、何もかもセパントスと違い過ぎた。
鬱蒼とした森の中に横たわる騎士王国を治めるヴェスカステル家には、秘密があったのである。
やがて二人の間に子供も生まれてミゲルレッドは、実家の歴史を明かすことに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 03:33:43
395698文字
会話率:25%
タイトルがながすぎ、との声もおありでしょうが、仕方がないのです。えっ?なにが?
キーワード:
最終更新:2024-10-19 16:35:12
287文字
会話率:0%
もう、
終わらせなければならない。
私への想いなど、誰のものでも、
受け取るわけには、いかない。
今尚、死して残した獣の皮かぶり
闘わなければならない身には、
好きとかいう言葉が
健全たる言葉を侵す私には不要の
青天の霹靂だったりするから
、困る。
──────────────────────
どうけⅠ(憧憬)
満月の光を浴びて、
こころ洗われたい道化、
野獣を王と仰ぎ、
その妻たる「美女」に
子供の頃から憧れる純真無垢な瞳。
─────────────────────
せいじょⅠ(拒絶)
あなたの目は、雄弁すぎるわ。
私の心を脅やかすわ。
満月の光を浴びて、
鏡に映る顔は、疲れはてている。
─────────────────────
道化(あそび)をしようと生まれてきたけど
恋は人をバカにするし愛で人って光堕ちするよね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 00:39:02
4451文字
会話率:3%
ひとは、恋するために生まれてきたんだと、夢をみる。
キーワード:
最終更新:2021-11-15 21:41:27
451文字
会話率:0%
ウェルは前世の日本の記憶をもって生まれてきた。でも金髪男前の父親は見たことある。なぜなら前世は転移者でこの世界にいたことがあるから。よっ久しぶり、天才魔術師ワーニーは元気かいって尋ねたいけど言えない。赤ん坊だもの。ウェルの冒険がはじるよ。
最終更新:2024-10-19 15:27:32
327233文字
会話率:23%
王の妾腹の子として異世界転生した俺。王妃によって殺されるところだったが、王妃が産んだ男子と瓜二つだったため影武者となることで命を存えた。
そして、ある日、ここがシンデレラの世界だったことを知る。
婚約者が内定している王子は、夜会で愛人を見
繕うと言い出した。
これはシンデレラの危機! 彼女を助けるため、俺は生まれて初めて王城を飛び出したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 12:46:11
8253文字
会話率:31%
伯爵家の長男テオドルは、生まれてこのかた離れ暮らし。父と後妻、腹違いの弟たちとの家族らしい交流は無い。ある日、王都から帰って来た父に、自分の婚約が決まったと告げられる。相手は格上、侯爵家のご令嬢。伯爵家を継ぐのは弟なのに、なぜ?
最終更新:2022-09-11 17:00:00
11090文字
会話率:43%
一人暮らしの瀬戸原 木葉の下に現れた女の子。忍びの家系である久野市 忍はある使命のため、木葉と一緒に暮らすことに。同年代の女子との生活に戸惑う木葉だが……?
木葉を「主様」と慕う忍は、しかし現代生活に慣れておらず、結局木葉が忍の世話をするこ
とに?
日常やトラブルを乗り越え、お互いに生活していく中で、二人の中でその関係性に変化が生まれていく。
「胸がぽかぽかする……この気持ちは、いったいなんでしょう」
これは使命感? それとも……
現代世界に現れた古き忍びくノ一は、果たして己の使命をまっとうできるのか!?
木葉の周囲の人々とも徐々に関わりを持っていく……ドタバタ生活が始まる!
アルファポリス、ノベルピア、カクヨムでも連載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 12:13:34
190867文字
会話率:38%
暗い子供時代が原因で子供を望まない私と、夫の知らぬところで生まれていた元恋人との子供との3人での暮らしが始まる。
最終更新:2024-10-19 10:00:00
2567文字
会話率:0%
ここは、人類は〝生まれてから死ぬまでお姉さんの姿でいるお姉さん国の国民〟か、〝生涯ショタのままのショタ国の国民か〟に分かれている世界。
お姉さんとショタは、それぞれ十五歳と十歳になると、神によって選ばれた〝パートナー〟と、ペアを組まされる
。
そして、一年間の間、毎日、その相手と一緒に行動することを義務付けられる。
その間は、<ファイッ!>という声がどこからか聞こえる度に、〝相手をキュンとさせる、またはドキドキさせる言動〟をしなければならない。
それに対して、相手がときめいたら<ピンポーン!>、ときめかなければ<ブー!>という音と共に、判定が下る。
三回まで挑戦出来るが、三回連続で失敗すると、自分も相手も消えてしまう(どちらか一方が一回挑戦したら、それで一回分カウントされる。つまり、お姉さんが連続で三回挑戦したり、逆にショタが連続挑戦しても良いし、一回ずつ交代して合計で三回、としても良い)。
尚、どちらかのみが〝キュン、またはドキドキ〟すれば良い。
最終的に、この百年間のトータルで、より相手国国民をときめかせた国は生き残り、この〝呪い〟もなくなり、相手国によってより〝キュン、またはドキドキ〟させられてしまった国は、消滅する。
そして。
今年が丁度その百年目だ。
そんな中。
「こんな事はもう止めて欲しい」と、神に直談判に行く二人の姿があった。
彼女たち――お姉さん国王女とショタ国王子は、神が住まうという塔へと向かう。
そこは、生きて帰って来た者が誰もいない場所なのだが、二人が足を踏み入れたその塔――通称〝ラブコメ塔〟――は、少々様子がおかしくて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 18:04:41
13236文字
会話率:42%
「タオイア・グレスマ・エイジスフィ! この僕アルベルト・ゼ―ル・リングヒルは、今この時を持ってお前との婚約を破棄する!!」
『無能のタオイア』と人々から称される公爵令嬢タオイア。彼女は生まれ育った国、リングヒル皇国では異質な存在だった。皆
が共通して金髪碧眼に白い肌なのに、タオイアだけが黒髪黒目だったのだ。それだけではない。その無能さも異質だった。皆が多少のスキルや魔力を持って生まれるのに、彼女だけはレベル上限1、所持スキル0、魔力0、なんていう状態で生まれてきてしまったのだ。しかも、彼女がどれだけ努力しても一切成長が出来ないというおまけつき。
何故貴女だけが? それは私のセリフです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 23:11:05
14921文字
会話率:40%
かつて創造神は言った。「光あれ」と。
そして光が生まれた。と同時に影ができた。創造神の失態である。
光は善神に影は悪神へと変化していった。両者は互いに憎み合うようになり宇宙は混沌に陥った。
創造神は言った。「なんか思てたんと違うな。せや
!君らが仲良くするための場所作ったる」と。
そのようになった。これが後に地球と呼ばれるガイアである。
しかし、生まれたばかりのガイアは赤く燃え上がるだけの死の星だった。
創造神がふんっ、と力を込めると火は大地に潜り地上では緑が生い茂り生命溢れる青の楽園となった。
創造神は言った。「ここは楽園やさかいケンカは絶対に御法度や。んじゃ、ワシ疲れたからしばらく寝るわ」と。
創造神はお休みになられた。
それから暫くの間は平穏が保たれていた。
ある時、悪神が言った。「なんか最近つまんねぇな、よし蛇使って人間たぶらかしたる」と。
そのようになった。
堕落した人間は楽園から追放され、善と悪の戦争の火蓋が切って落とされたのだ。
結果、楽園は失われた。
時が経ち創造神は目覚められた。
創造神は唸った。「なんなんこれ、何してるんや君ら……え、悪神が先に手出したん?しゃあない、悪神懲らしめたろか」と。
そのようになった。
結果、物質世界で一方的な不利を強いられていた善神サイドが持ち返し悪神サイドが追い詰められていった。
………
………………そして、世界に平和は訪れなかった。
人の世はいつだって激動の時代を迎えてはその都度、力ある者によって切り拓かれてきた。
時に英雄が、覇王が、賢者が生まれては歴史に爪痕を残し時代を、天を動かし消えていった。
そして飢餓、疫病、戦争を克服しつつある現代。
ある少女がいた。
その身に大いなる天命を宿しこの世に生を受けた者である。
幼い頃から母と二人で暮らし決して裕福ではなくとも幸せに暮らしていた。しかし母は他界し少女は一人取り残されてしまった。
なぜ人は生きるのか、幸せとはなんなのか、死とは救いたりえるのか。
これはある少女が出会いと別れを通じ世界の理を暴く断章を紡いでいく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 22:51:43
2206文字
会話率:22%
空位となった王立騎士団のトップの座。その座に選ばれしは、騎士とも戦いとも縁のない、王都の人々に『天使』と慕われる18歳の修道女だった――――
騎士たちが騒然とする中、のほほんとやってきた修道女。彼らの反感をよそに彼女は我が道を突き進む。生ま
れてこのかた神への献身一筋な娘に、剣の道一本の男集団をまとめ上げることができるのか。何の因果か騎士たちの頂点に立つはめになった修道女の、紅一点ファンタジー。
★現在、各話の大幅修正に伴い、話の前後に矛盾等が生じることから、これまでの更新分のいくつかを下げさせていただいています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 19:44:52
63538文字
会話率:44%
貧乏子爵令嬢が、親から売られるように次期侯爵の後妻として嫁がされた。
しかし両家の親達は知らなかった。二人が顔合わせのときに、この婚姻は三人の子供を育てるためのもので、白い結婚しようという契約を結んでいたことを。
妻にとっては理不尽と
しか言えない契約だったが、前世で息子から「生まれてきたくなかった」と言われた記憶のあった妻は、子供を産まずに済むことにホッとしていた。それに転生前の夫を今も思っていたので、白い結婚は望むところだった。
領地に引きこもって前妻との思い出の中で暮らす夫に代わって、妻は子育てと家政と社交に励んだ。
彼女は夫のことをただの名目上の夫だと思っていたので彼に何も望んではいかなったが、三人の子供達に全く関心を持たないことには腹立たしく思っていた。その中でも特に、理不尽な理由で末娘を蔑ろにすることには怒りまで覚えていた。
そしてある日、娘に暴言を吐いた夫に謝罪するように妻が要求すると、夫は激昂して彼女に暴力をふるった。このときから、彼女を実の母親だと慕っていた子供達は、父親を敵と見なすようになった。
そして二人の結婚から八年後、子供達は母親の幸せのために父親に対してざまぁを展開させたのだった。
妊娠、出産、お産による死というセンシティブな話が頻繁に出てくるシリアスな話なので、苦手な方はブラウザバックをしてください。
恋愛は後半に出てきてハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 19:10:00
24276文字
会話率:24%
十七歳のアニタは王宮で見習いメイドをしながら学園に通う苦学生。主に同じ年の王太子の世話を任されている。というのも、今は亡き母親が王太子の乳母をしていたために、身分の差があれど二人は幼なじみで友人だったからだ。
生まれてすぐに父を亡くしてい
たので、母の死後は王宮を追い出されても仕方がなかったのだが、気難しい王太子の相手ができるのは彼女しかいないということで、そのまま置いてもらったのだ。
つまり、王太子はアニタにとって恩人でもあったので、アニタはこれまで王太子一筋に励んできた。まるで|おかん《・・・》のように。
ところが、なんとその王太子。公女様という立派な婚約者がいるにも関わらす、男爵令嬢と恋に落ちてしまった。
公女様に捨てられたら大変だと、アニタは学園の先輩である超上級魔導師様に助けを求めに行く。
この天才魔導師様はとにかく気難しくて変わり者だが、超絶イケメンで、全てがハイスペックの持ち主。そのために面会しようにも希望者が殺到していて、そうそう会える人物ではない。
しかし、この恋愛騒動には何か陰謀があるのでは?と疑っていたアニタはそう簡単に諦めるわけにはいかなった……
アニタにとって運命の相手は王太子なのか、それとも天才魔導師なのか!
この恋を三年待てなかったのは誰だったのか。
苦労人でねぐら気味。それでもなぜか半端ない行動力で幸せを掴む少女のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 19:10:00
34023文字
会話率:20%
実家で冷遇されていた伯爵令嬢のミラージュジュは、三年間学生寮に住んでいた。しかし学園を卒業をすると再び伯爵家に戻らなくてはならない。
自立を目指して王宮で働くつもりだったが、危険人物に目を付けられてしまったので、泣く泣く断念したのだ。こ
れからどうしたものかと悩んでいた時、隣国から婚約者が帰国した。
そして、彼女は、学園の卒業の翌日、侯爵家を継いだレオナルドと結婚する事になり心底安心した。
夫は婚約してすぐに隣国に外交官として赴任してしまい、ずっと会えなかった。しかし、手紙のやり取りで心を通い合わせていたので、結婚出来るを楽しみにしていたのだ。
しかし、結婚式を挙げたその夜、自分には真の愛情で結ばれた女性がいるので、君とは白い結婚になると告げられる。しかも、その女性はすでに屋敷で暮らしているという。
夫が妻に望んでいる事は侯爵夫人としての社交と、いずれ生まれて来るでろう愛人との子を実子として育てる事だという。
そして悪魔のような要求をしておきながら、君の望みも一つ聞くよ、何を望むのか?と夫に尋ねられた妻は・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 19:00:00
364935文字
会話率:24%
202X年、突如日本各地で起きた、有名人連続心臓発作死亡事件。俳優やVtuberなどを生業にしている人がどんどん死亡していった事件である。だが警察は何も手が出せない状態でいた。その裏の裏の裏…現実とはまた別の世界が、生まれていた…その中で、
彼らは脱出しようとしていた…折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-12 14:42:07
3438文字
会話率:92%
騎士の家に魔法を持って生まれてきた主人公は冒険者になる。自分の力を知って仲間を持って成長していく。
最終更新:2024-10-09 22:16:52
106949文字
会話率:49%
騎士の家に魔法を持って生まれてきた主人公は冒険者になる。自分の力を知って仲間を持って成長していく。
最終更新:2024-09-30 20:30:34
106949文字
会話率:62%
悪役令嬢が悪を為して悪を正す。
――体制に逆った私は悪? よろしい。ならば戦争よ。
生まれてこの方、アナスタシアはやりたい放題。好き勝手し放題。
いつしか人は彼女を悪役令嬢と呼んだ。
しかし、彼女はそれを恥じたことはない。
それこそが彼女
の誇りだから。
悪役令嬢と呼ばれた彼女は今日も今日とて悪を為す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 16:10:00
10505文字
会話率:43%
「お嬢様!生まれてきましたよ!!元気な双子のおひめさまたちです!!」
私、また生まれ変わってしまったみたいです。
「シア リンお母様ですよ。」
そう言って見せられた顔は猫耳のはえた美人な獣人さんだった。
前世も今世も私の名前はシアずっ
と双子の姉のリンと共に生まれてくる。
周りの人は基本生まれ変わっていることに気付かない。こんなにも同じような人間が存在するのに、、気づかれることがほぼない。
さて今回はどんな家だろう??
「あぅあ?」
そう声を発しお姉様と話し始めようとした時眠気に襲われた。何度経験しても本当に赤子の体は不便だなぁ。
そう思うと同時に眠気に襲われていったのである。
そうここから始まるのは数え切れないほどの生まれ変わりをし続ける双子の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 18:07:55
568文字
会話率:34%
魔族と人間族が相対するこの世界では、1000年以上前からお互いの侵略と協定を繰り返していた。しかし、ここ100年では魔族が世界の4/5を支配し、人間側は魔王どころか10人いる魔王軍幹部の1人すら落とせない状況が続いていた。150年前に魔王を
あと一歩まで追い詰めた勇者を輩出し、現在でも各国から対抗国家として一目置かれている国[サルタントス]では、国王の子として生まれてきた王子を勇者として、国王が亡くなったとき、もっとも戦火を挙げた勇者、もとい王子が次期国王となることが決まっている。現在までに成人し勇者となった王子は全部で10人となっている。現国王である[トートス国王]が病に倒れてから、勇者たちの魔王討伐は一層激化し、同時に勇者たちの訃報も次々に挙がっている。そんな中、[サルタントスの勇者が魔王軍の幹部を落とした]との朗報が各国に流れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 13:45:47
13194文字
会話率:55%
200年以上前、日本で超常現象を引き起こす力を持った子供が生まれて以降増えていった特殊能力(異能)を持った子供たち。現在2054年には日本人口の半分近くが異能力者となっており、治安維持を容易にするため一定基準を越えた異能力者は関東一帯の土地
を有する異能都市に住まうことを余儀なくされている。
そして異能都市で世代を経る毎に強力化していく能力に比例して増えていった特殊能力を用いた犯罪(異能犯罪)に対抗するため5年前に設立された異能対策組織(Extraordinary ability Countermeasure Organization)ECOに加入することとなった記憶喪失の少年夜桜遥仁(ヨザクラハルト)は自身の記憶と生活費のため奮闘していく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 01:09:14
3648文字
会話率:83%
気が付いたら修羅場だった。羽交い絞めにされていて、自分が夫の幼馴染を殺そうとしたとか、浮気をしたから持参金没収の上に出ていけ、と喚めいている夫らしい男に断罪されている。全く意味がわからない。アザレアって誰のことだ。よくある漫画のような異世界
転生していて前世の記憶が……という感じではない、自分はさっきまで日本の自分の家にいた。その記憶がはっきりしているのに、悪女、魔女と大勢に罵られている。
とりあえず、自由になる足で夫らしい男の股間を蹴り上げて、全力疾走で逃げ出した。右も左もわからない中、走り回ってひと気のない枯れた庭に駆け込んだ。
そこには死神のような青白い顔の男性がいて、自分を見ても悪女だと罵らない。つまり、敵じゃないということは味方になる可能性があるっていうことだ!
アザレアの体に入った「私」は男性に助けを求めた。その人が、呪われた王弟イドラ・マグダレアとも知らず。
妖精の粉を服用しなければ呪いに苛まれ命が削られていくイドラは、妖精のために庭の花を咲かせなければならない。しかし、妖精の花は「多くの人に愛された物語」がなければ咲かない。生まれて二十年以上、国中の物語を花に聞かせ続けた結果、もう与えられる物語は尽きてしまった。
そんなイドラが見つけた「異世界の娘」、イドラは自分の命のために悪女アザレアを抱きしめて、周囲に宣言する。
「彼女の浮気相手は俺だが?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 22:23:11
83679文字
会話率:40%