日々の違和感を繋いでいったら前世の記憶を思い出した。ここは物語の中の世界らしい。
このままだと僕は、物語の主人公である英雄と数多いるヒロインの一人である聖女の出会いを彩る引き立て役として無残な最期を遂げてしまう。嫌過ぎる。
回避する方法を考
えつく前に思いがけず退場できる機会を得て、僕はそれに飛びついた。そうしたら……うん、どうしてこうなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 00:00:00
18723文字
会話率:31%
僕はこの数年間、ある恐怖体験を続け様に味わっている。それはある一人の少女との『奇妙な出会い』だ。少女は事ある毎に離れた場所に現れ、僕を見つめていた。果たして何が目的なのか? それを訊ねた僕に、少女は見ていると言い、姿を消す。そしてある日、
僕はその真実を知る。それは、その少女が過去に電車に曳き殺され、その身体を無残な姿にされたという事だった。少女は僕が同じ目に遭わないように今まで僕を見守っていてくれたのだと気づき、最後の別れを告げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-01 14:00:00
1630文字
会話率:29%
『人造使徒(インフィニティ)計画』
それは人間が愚かにも神に近付こうと試みをはかった残虐な実験の総称。
その計画の唯一の生き残りである少年、ジン。
彼はその計画から抜け出せたことに心から喜びを感じ、今の日常に浸っていた。
だが、無残にも彼の
日常は砕かれることになる。
他でもない、異世界という奇妙な連中によって……。
これは日常を愛し、取り戻そうとしていた少年の、英雄譚(サクセスストーリー)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-28 20:38:24
91640文字
会話率:36%
○○山の巨大熊、通称ビッグベアーは、山の麓にある杉沢村を統治する不知火一家を襲撃していた。ビッグベアーは毎月六日になると、不知火一族を襲うのであった。
事の起こりは三〇年前。不知火一族の元当主、暴君であった不知火彦治が、とある小熊を蹂躙
したことが原因にある。小熊を無残にも殺された母親熊の怨念が、ビッグベアーという巨熊を作り出す要因になったのだ。
地獄からの死者の如く、ビッグベアーは人間である不知火家の使用人になる不知火久雄に乗り移り、内面から不知火家を消滅しようと試みた。
久雄という人間は、三〇年前に○○山に捨てられた孤児であり、実は、彦治の血を引く人間でもあった。それを知ってか知らぬか、彦治は久雄を拾い、育てることになった。久雄が不知火家を消滅させる、ビッグベアーであることも知らずに……。
久雄は十五歳の時、既に不知火家の一族の半数を殺していた。そんな血も涙もない久雄であったが、不知火家の少女、優華に恋をすることになる。実は、優華はビッグベアーに殺された一族の恨みを晴らそうと、秘密裏に調査を行い、久雄がビッグベアーであること見抜いていた。そして、自分に向けられた恋心を利用して、ビッグベアーを撃退しようと考えていたのである。
その事を知らぬ久雄は優華の策略に落ち、首に一生消えない傷を負い、さらに想い人である優華を殺害してしまう。自分に課せられた宿命に反抗することが出来なかったのだ。
更に数年が経つと、知屋城という記者がビッグベアーの取材にやってきて、村の狩猟会に所属する赤道銀二とコンビを組み、調査に乗り出した。銀二はその昔、許婚である不知火小夜子をビッグベアーに殺されており、恨みを持っていた人物である。
二人は久雄がビッグベアーであることを見抜くが、知屋城だけには、別の目的があった。実は彼もまた、久雄と同じように、彦治の気まぐれによって生まれた孤児であったのである。それ故に、ビッグベアーを利用して、自分を捨てた不知火家に復讐を果たそうとした。
無事、責務を果たそうとした知屋城であったが、暴走するビッグベアーに殺されそうになる。寸前のところで、銀二が命を張って知屋城を救うことに成功し、さらにビッグベアーを倒すことになった。ビッグベアー伝説は終結し、生き残った知屋城は、伝説を胸に生きていくことを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 12:44:09
119211文字
会話率:38%
ゲームとアニメが大好きなちょっぴりオタクな青年、久比無宗介はトラックにはねられた衝撃で首が飛び、死んでしまう。無残な最期を迎えた宗介であったが、気が付けば全身鎧の姿で異世界の森にいた。
そして、ふと湖を覗きこむと宗介は気付いた。
「はあっ!
? く、首がどこにもねえぞ!?」
首がどこにもなかったのだ。
首が手元にない状態のデュラハンとして生を受けた宗介は、拾った兜を首の代用として装着し、デュークと名乗る。王都の冒険者となって生活し、この世界を知っていき自分の首を探すのだが……。
フレンドリーファイアをする魔法使いや、自称聖女のせいで今日も周りは騒がしい。
「まあ、日頃自分のことを聖女、聖女とのたまう残念なお前には浄化なんて無理な話だがな!」
「上等です! そんなに言うなら見せてあげますよ聖女の力! ちょうど私の目の前に邪悪な存在がいることですし、跡形もなく消し飛ばすことで証明してみせますよ!」
レッドライジングブックスから第1巻発売中!
三章準備中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 12:44:40
243170文字
会話率:29%
これはバッドエンドが確定した小説と瓜二つの異世界に飛ばされた、
ある板前の物語。
4人の勇者の内の一人として異世界に召還されるが、本来
呼ばれるべき人物と入れ替わる形で呼ばれ、しかも一番最初に
無残に死ぬ役所。
そして、入れ替わった為か、チ
ート的な能力を持つ他の勇者と
違い、何の能力も持って居ない。
しかし、このままでは一番最初に死ぬのは自分で有る為、何とか
バッドエンドに進む展開を変えようと、かつて読んだ事がある
小説の記憶と板前としての腕前を武器に奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-18 23:34:42
60924文字
会話率:44%
どこかにあるかもしれない高齢化の進みまくった島にあるカップルの観光客が訪れた。
島民はみんな顔見知りで排他的な雰囲気も漂う島に浮いた二人の観光客を、皆が遠巻きに見守っていた。
そんななか、一人の男が無残な姿で発見された。
最終更新:2017-04-27 17:22:20
8412文字
会話率:97%
男は少女を身請けした。なせそうしたか明確な理由も見つからないまま少女と共に暮らす日々。その中で男は少しづつ忘れかけていた感情を思い出す。そして互いの悲愴な過去を知った時、男と少女は心を通わせこれからの平穏な日々を願った。だがその願いは無残に
も踏みにじられる。少女が背負わされたものは男が思っていたより重くそして複雑だった。しかし男は諦めなかった。男は険しく困難な道を選択する、奪われた平穏を取り戻すために、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-20 13:42:38
889文字
会話率:0%
“ルリの花はどんな願いもたった一つだけ叶えてくれる”
不治の病の兄を持つ少女・リッカは、願いを叶える花の伝承を信じていた。兄のために花を摘みに出掛けた先で、偶然遭遇してしまった王族の気まぐれにより、奴隷にされたリッカ。黒い瞳のせいで忌み
嫌われ、身も心も酷使された挙げ句、兄に再会する事なく、リッカは無残に殺される。
────これは、一人の少女の死から始まる復讐の連鎖。
歪んだ愛情と憎悪、思惑が錯綜する中、復讐が成し遂げられるまで。
※ハッピーエンドではありません。
※視点変更していきます。
無断転載厳禁! 作者:銘水折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 07:00:00
67877文字
会話率:32%
黒栖海斗(クロス・カイト)は異世界に召喚された勇者だった。しかし、魔王を倒したあとは世界に裏切られ、大切だった仲間たちも無残に殺されてしまう。
100年後の世界――クロスを再び召喚する姫がいた。
「今度は魔王となり、たくさん人間を殺し
てください。手始めに、この国を差し上げますから滅ぼしてみませんか?」
最強の力を宿したまま再臨した勇者クロス。今度は魔王となり、世界を壊す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-25 04:05:26
195865文字
会話率:33%
初投稿になります。
どうぞよろしくお願いします。
剣と魔法のファンタジーになってます。
人の負の感情が蓄積すれば、やがて悪魔の門を開き、別世界から魔物が押し寄せ人々は無残にも殺されるだろう。
これはこの世界で代々語り継がれてきた
ただ
の神話である。
主人公アレン・ライオネットは魔法学校の卒業の日を迎えていた。
卒業後は兵士になる事が決まっていた為、これからは今までと違う生活になる。
アレンはそう思いながら布団に入り、いつの間にか朝を迎えた。
だが、その朝はアレンが想像した「今までと違う生活」とは、また違った生活となる日であった。
※アルファポリス様で二重投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 21:27:15
79434文字
会話率:42%
第一次世界戦争末期、聖戦士ヴァルキュリアスのエイダは、ヴァルキュリアスの教えに従い戦争の早期決着を図るため、師である大賢者ベン・ドルントンと共にデネシィー島の戦争に参加をする。
魔法という人智を超えた能力を操るエイダが参戦したことによっ
て、誰もがデネシィー島における戦いは早期に決着すると予想していた。
ところが、その予想は無残にも覆される。
デネシィー島の戦いで残った兵士はベン・ドルントンも含めてごくわずかであり、最強のヴァルキュリアスと称されたエイダもその戦場から戻ることはなかった。
ただ、いたる所で噴気が出るような死の島だったデネシィー島は、その後美しい緑につつまれた島となりその呼称をエイダ島と変える。
ベンは一人、小さなロッジの庭にある椅子に腰を下ろすと、自分の腕の中で静かに眠る赤ん坊にそっとある物語を語り始めた。
その赤ん坊は、物語を聞きながらその小さな手でベンの親指をギュッと握ると、目を開けて宙にむかって微笑むのである。
赤ん坊の首には涙の模様をしたネックレスがかけられており、その周りには金色に輝く何かが見える。
赤ん坊はそれを見て微笑んでいるように見えた。
一人の男が空間を歪めてテラの大地に降り立つ。
その男の瞳は静かに輝いている。そして小さく呟くのである。
「キミのために私は道化を演じよう」
絡むはずのない者たちの運命が、ある意志のもと一つの結論へと導かれていく。
それが正しいのか、あるいは間違っているのか、その答えは誰にもわからない。
ただ、この物語を語るうえで、その強い“意志”が世界を動かす大きな力であったことはまぎれもない事実である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 00:37:47
13966文字
会話率:67%
両親が多額の借金を抱えて死亡し、無残にも天涯孤独となった少年。今までは両親の保険金で自堕落な生活を送っていた。が、とうとう貯金が底を尽くーーー
そんな少年が偶然ダンジョンを発見する。ボケたり突っ込んだりしながら学園生活を謳歌しつつ、借金を
返済するため、生活費を稼ぐため、少年は現代日本の道具やダンジョンで手に入れたアイテムを駆使して巨大で過酷なダンジョンへと挑む!.......だがそのダンジョンにはとある秘密があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-05 06:00:00
41563文字
会話率:42%
突然起きた核戦争に巻き込まれた纈と武臣。コールドスリープでなんとか一命を取り留めた武臣が目覚めた時には、既に100年もの時間が過ぎていた。その上、顔には見るも無残な酷い傷を負っていた。
最終更新:2017-02-05 02:10:16
623文字
会話率:42%
プロになれないアマチュア漫画家「キヨ」(独身♀)と、その親友であり現役プロ漫画家の「紫《ゆかり》」(独身♀)が居酒屋で対峙する。
屈辱の妄想はアルコールによって拡散肥大し、劣等感と虚栄心に支えられたプライドが二人の友情を無残に引き裂くよ
うなこともなく、時間はゆるゆると過ぎ去っていく。そんなお話。
※この作品は漫画「メートル」の小説版です。原作者から個人的に許可を頂き執筆しました。
http://hunkotu.hatenablog.com/entry/2017/01/11/090000
※漫画版と比べ、部分的に改編や脚色が加えられております、ご注意ください。
原作も是非是非オススメです、御一読ください。
note版 漫画「メートル」#1
https://note.mu/hunkotu/n/n562d5d60778e?magazine_key=mf2f2f1dd6898
pixiv版 漫画「メートル」#1
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=56244461
原作者 『斉所』先生 個人サイト
http://sai-syo.wixsite.com/hunkotudou
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-08 14:19:00
6014文字
会話率:26%
突然の雨にコンビニへ駆け込んで買ったモノ、罪悪感と少しの興奮とともに拝借したままの誰かのモノ、雨の度に玄関に増えていくモノ、道端で無残に折れ破れてしまっているモノ。
ビニール傘は特徴がない、大事にされない、安いモノ。それでも必要としてくれる
人が、どこかに必ずいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-13 14:04:02
3085文字
会話率:51%
主人公、冴木優香は高校2年生。
彼女は幼い頃、両親の実家近くの川原で遊んでいて足を滑らし落ちた。
溺れそうになったところを兄が助けてくれたが、代わりに兄は
帰らぬ人となってしまった。
優香は「魚の人が、お兄ちゃんを連れて行った」と
泣きながら
訴えるが、誰も信じてはくれない。
以降数年、幼い優香は蛙や魚の形をした化け物に襲われる夢を
何度も見るが、それもしだいに年月と共に記憶から薄れていく。
10年の歳月が流れ、優香は16歳になった。
ひょんな事から知り合った風変わりな外人(ジョナサン)は、
優香に好意を寄せ一枚の油絵を差し出した。
それは平凡な風景画だった。
景色に見覚えは無いが、美しい自然に魅かれ優香はその絵を
持ち帰る。
その夜、優香は兄の夢を見る…だが目覚めると夢の記憶は無く、
さらに壁に貼られていた大切な写真が何者かによって無残に
剥ぎ取られていた。
それは優香が、兄と仲良く一緒に写っている幼い頃の大切な写真
だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-12 17:00:00
34716文字
会話率:51%
後輩とモンハンを買って遊ぶ約束をしていた俺は無残にも後輩に裏切られ一人モンハンで遊ぶ羽目になってしまう。ひどく傷ついた俺はカッタ-ナイフを片手に後輩への復讐を誓う…
最終更新:2016-12-11 18:22:42
4967文字
会話率:41%
他者より容姿が劣ってると言われながらも、自分は自分だと人生を歩んできた東雲杏理。けれど、そんな彼女のささやかな幸せが無残に壊される。
幸せな人生を送るためには、美しくなるしかない。そんなふうに考えた杏理は、親友や家族とも離れて、整形という
道を選ぶ。
度重なる試練の果てに、最高の美しさを追い求める杏理。そんな彼女の前に、自分を傷つけた人々が現れる。ひとりひとりに復讐し、過去の恨みを晴らすと同時に、杏理は新たな自分へと変わっていく。
そんな彼女が、最後に見つけたものは――。
※この小説は、作者の小説ブログ「朝の鳴沢」でも公開している、いわゆる重複投稿作品になります。
※この作品は、ツギクル様(小説投稿サイト)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 09:30:15
298834文字
会話率:36%
楢崎は、無残に殺された同僚の仇討ちを果たすために刑事を辞めると、不良米兵から押収した大型自動拳銃を手にして、錦糸町の雑居ビルへ向かった。
だが敵の正体がわからない。それでも同僚の敵討ちのために楢崎は皆殺しを決意する。
やがて死体だらけとなっ
た雑居ビルで知る驚きの事実とは――
※北野武監督の映画『その男、凶暴につき』のタイトルに似せてありますが、二次創作ではありませんし、オマージュでもありません。リスペクト、に近い感情だと思ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-27 13:53:10
5792文字
会話率:15%