――ここは冥土。天国と地獄の間。
そんな場所で閻魔様の裁判を受けている最中、桃花はあろうことか閻魔様のご飯を食べてしまう!
けれど怒られるどころか、なぜか閻魔様に気に入られた上に、彼の宮殿で暮らすことになって……?
記憶のない少女
が自分を思い出しつつ、ご飯が食べられないワーカーホリックな閻魔様や家来の小鬼たちを餌付けしていく、ほのぼのグルメラブストーリーです。
※九つのテーマのお料理ごとに、のんびり更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 20:08:16
118786文字
会話率:52%
平安末期、人と妖《あやかし》との間に生まれた混血の少年・冴月《ひづき》。
八百年来、謂われのない恨みや理不尽な扱いに晒され続け、令和の世を無為に生きていた。
そんなある日、過去、自棄になった末に所属していた暴力団組織・溝際《みぞぎわ》
組の末端組員・仙葉《せんば》の訪問を受ける。
彼は、組が開発した新型麻薬を売るのを手伝って欲しいと頼んで来た。
断る冴月に構わず、仙葉はその怪しい薬を置いていってしまう。
その薬からかすかに放たれる妖気に気付き、不審を感じた冴月は、やむを得ず仙葉のあとを追った。
他方、ある特殊能力ゆえに両親に疎まれ、母方の祖父母の下で育った少女・和華《のどか》は、保護者だった祖父母亡きあと、祖父母の残した神社兼自宅以外の遺産をすべて実父に取り上げられ、高校卒業後の進路に悩んでいた。
高校最後の夏休み。そろそろ寮へ戻る支度をしようと思っていたある日、実父がある薬箱を手に来訪。中身を和華の所属する全寮制高校の寮内で売るように指示。
うまくやってくれれば大学への進学費用は出す、と唆されるが、都合のいいときばかりいい顔をする父のやり口が気に入らない。
更に、薬の説明を読んで、明らかな麻薬に類する薬だと判断した和華は、薬そのものから放たれる嫌な空気に、早々に警察へ持ち込む決断をする。
しかし、その道中で突如、一つ目の妖に襲われて……!?
妖気を放つ、謎の薬を介して交錯する、少年と少女の運命は――。
令和に暗躍する妖ミステリ綺譚、開幕。
※この物語はフィクションです。
実在する地名などが登場するかも知れませんが、一切関わりはありません。
※エブリスタにも同時掲載中です。
©️神蔵 眞吹2022-.
禁止私自转载、加工 禁止私自轉載、加工
この小説の著作権は神蔵(旧・和倉)眞吹に帰属いたします。許可なく無断転載、使用、販売する事を禁止します。
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97789文字
会話率:48%
ズバニールとアリサは公爵家の美しき双子である。
二人の成人を祝う誕生パーティでズバニールは婚約者メイロッテではない女性男爵令嬢パレシャを侍らせ登場し、メイロッテに婚約破棄を言い渡した。さらにはアリサがパレシャにしていた行動をメイロッテの命令
だと言い出すしまつだ。後から登場したアリサは怒りを滲ませた。
ズバニールとメイロッテの婚約は幼き頃からのものである。ある日、ズバニールの婚約者となるメイロッテが屋敷に来た。メイロッテを見たアリサは前世の記憶を思い出した。メイロッテはアリサの憧れのスーパーヒロインそのものだったのだ。
そんな三人が学園へ入学すると男爵令嬢パレシャがズバニールに絡んできた。それを注意するためにアリサがパレシャの元へ行くとパレシャはアリサを味方だと宣い無理なお願いをしてきたりアリサに無理矢理付き纏ったりしてきた。どうやらパレシャも前世の記憶があり、パレシャにとって乙女ゲームの中に転生してパレシャがヒロインらしい。そんなものは意に介さないアリサであったがアリサを通じて他の学生に接触し迷惑をかけていくパレシャにアリサは怒りを覚え注意をしていくようになる。パレシャにとってそれはまさに悪役令嬢であり、本来の悪役令嬢メイロッテではないがそれをメイロッテの命令とすることで話の辻褄を合わせようとするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 10:19:51
106517文字
会話率:52%
二百年の間、謎の霧に包まれ陽も月も失った島国──青竜・白虎・朱雀・玄武という守護神も消えた『四ツ国』。
四ツ国の一つ『金冥』にある禁忌の宮に生まれ落ちた佩芳(はんほう)はある日、公女の暁華(ぎょうか)と出会う。数ヶ月間の短い交流ののち、しか
し佩芳は国から追放されてしまった。
……時は流れ十年。別の国の村で医者として生きていた佩芳は、再び暁華と相対する。
それは佩芳の平穏を覆す邂逅だった。
永劫の夜、跋扈する夢魔(むま)と呼ばれる異形、暁華が探し求める『霊胎姫(れいたいき)』。
それらの謎に佩芳は巻き込まれていく。
※毎週水曜日・土曜日の19時過ぎ更新
後ほど不定期更新になります
(最初の1日は3回更新)
※パソコンからの閲覧を推奨します
※なんちゃって中華です、ご了承下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 07:07:27
107064文字
会話率:48%
ガルス=アリオストは自己強化魔法を駆使した近接戦闘を得意とする新規精鋭の魔導士なのだが彼には問題があった。
まず彼は前世に日本人として生きた転生者であり、日本で過ごした記憶があるからか才があるにも関わらず近接戦闘への苦手意識があること、そし
て楽がしたいために自らの実力を隠し本来の実力とは不釣り合いなB級魔導士として通していた事だ。
しかしその事が友にバレA級の昇格試験をコネで強制的に受ける羽目になる。しかし何故かコネで受ける事はバレていて周囲から白い目で見られてしまい、更に試験の様子も何処かおかしく――
多くの野望と陰謀が渦巻く魔導士社会で転生者ガルス=アリオストは幸せを掴もうと生きていく、例え波乱に満ちた運命がガルスを襲うとしても――
カクヨムとノベルアップにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 06:00:00
102884文字
会話率:56%
「ダンジョンの中で死ぬと、生き返って外に放り出される」この世界に現れたダンジョンの不思議なルールの1つだが、そこに迷い込んだとある少年には、何故か適応されなかった。少年は行き倒れる度に別の風景で目を覚まし、一生ダンジョンの中で過ごすことにな
るのかと諦めかけた時もあったが、いつか故郷に帰ることができると信じて、出口を探し求めてきた。
自分の名前すらも忘れ去った日々だったが、二人の人間が行った怪しい儀式のおかげで、なんと日本へ帰ることに成功した! 少年を呼んだ二人組は、彼をダンジョンの探検隊に誘うものの、それを断り家族の元へ向かおうとする。この瞬間から、ダンジョン少年サジンの冒険は再び始まった。
家族と再会し、なぜ自分が閉じ込められたのかを突き止めるため。自分に構う変わった人々のしあわせを守るため。全ての目的を達成するために、彼はダンジョンで得た知恵と力を存分に振るい、唯一無二の探索者になるのだった。
小説投稿サイト「ノベルアップ+」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 22:32:58
164646文字
会話率:58%
辰巳 藍は23歳。 大学は卒業出来たものの、生まれつき虚弱体質の為何処にも就職出来なかった。不憫に思い祖母が宮司をしている白彦神社に、巫女として就職することとなる。
白彦神社は白竜を古代から祀り崇敬神社として、現代では衰退する地域の神社
の為氏神神社の役目も担う。
世間では珍しい女性の宮司だが、瀧野家では男子が産まれず代々女性が宮司を務めている。
祖母 千種が宮司だが次期宮司予定の伯母 翠に男子が授かり神職の資格をとり、後々後を継ぐこととなる。
祖母 伯母 従兄に構われて、学生時代は神社の繁忙期だけアルバイトをした経験上、巫女採用となる。
藍の周りは過保護を拗らせた、保護者たちが沢山いるが、虚弱さゆえに仕方がない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 23:00:00
321766文字
会話率:41%
岡田 湊太 26歳
大学時代から住んでいるこの街で、消防士として働いている。
昨日のメールに、恋人の古川 結衣からお願いと入った内容で、ヘルプバイトのコンビニに寄れたら寄って欲しいと可愛く書いてあった。
可愛く書いてなくても寄って一緒に、俺
の家に来ればいいのに
この短編は、「虚弱体質巫女ですが異世界を生き抜いてみせます」の作品に、少し被せました。
(26話 辰巳家)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 00:00:00
5542文字
会話率:31%
私は記憶の無い幽霊です。
名前は、保護してくださった……綺麗な瞳をお持ちの国綱(くつな)さんからつけてくださいました。翠羽(みはね)と申します。
視える存在は限られていますが、お家から出るとたくさんの存在と出会います。人間、妖怪、獣人、
異星人、エルフ……などなど。
記憶の無い私でも、出会うたびにわくわくとしてしまいます。私はどうやら、記憶が無いだけでなく……身体が実在しているようです。力と言うものもあるようなのです。
そして、何でも屋をお仕事にしている国綱さんは……『私』を見つけてくださいますと約束してくださいました。綺麗な……ご自身に寄生されていると言う『蘇芳』と言う力を使って。
相反する力を持つ者同士の、身体を取り戻すための目標を遂行しつつも。
『私』が【私】を知るための時間が動こうとしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 17:00:14
134051文字
会話率:27%
水害の多い村で人柱に立った九つの少女、千夜は、三人の人魚に導かれて、海の底にある「わだつみの都」に迎えられる。都を代々おさめてきたのは龍王の子孫である姫巫女であり、千夜はその唯一の末裔だった。人魚や魚や貝、あらゆる水の生き物が住む、豊かな美
しい都。無邪気な少女、千夜の新しい日常がはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 17:10:58
36150文字
会話率:53%
塔が守護する王国にて。
天と地の災いを鎮めたとして国王陛下から褒賞を賜ることになり、なんでも望みのものを与える(但し、常識の範囲内で)と言われたので、塔の守人ミナレットは有能な執事が欲しいと言ってみた。一笑に付されるかと思いきや、即座に了承
され、国王陛下お墨付きの有能執事が派遣されることに。思わず望みが叶えられたミナレット。有能執事の到着を期待しながら指折数えて待っていた彼女の元に現れたのは、褒賞を与えた御方その人だった。
どうして、陛下ご本人がお出ましになったのですか?
身分差、年の差、体格差に加えて、価値観や生きる世界感さえも違う二人が絆し絆され余生を好きになっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 21:29:48
49200文字
会話率:25%
この物語の主人公は、社会の最底辺を生きるホームレスであり、そんな彼の名前も境涯も語る必要はないだろう。彼は近年、世界中を巻き込んだ伝染病に感染する。ホームレスである彼に病を治す術はない。公園の片隅で苦しみ続けた彼は、やがて自分の人生と神や
仏を呪い、悲憤のうちに発狂してやがては死に絶えることとなる。
永遠とも思える虚無の世界へと旅立った彼の魂だが、彼の意識は現実へと引き戻された。
彼が目を覚ますと、そこは彼の知らない世界が広がっていた。
これが幸か不幸なのかわからない。神による恩恵なのか、それとも罰なのかもわからない。
だが、彼は目覚めたのだ。生き返ったのだ。
彼の知らない世界、異世界で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 21:00:35
103935文字
会話率:35%
この世界はオトメゲェムとやらの世界らしい。
この国の第一王子ハインツは魔法学園に入学してきた平民のエルーシアと恋に落ち、彼女と共に様々な苦難を乗り越えて真実の愛を知る。
そして最終的には年に一度の建国祭の舞踏会で自身の婚約者である悪役
令嬢アンネリーゼを断罪するのだとか。
王子の婚約者である公爵令嬢アンネリーゼが発したこの妄言がきっかけで、エルーシア・ヘルツは入学早々、どん底へと突き落とされた。
愛する婚約者の妄言を信じた馬鹿な王子(初対面)からは突然、公衆の面前で『お前を好きになることはない』とフラれ、彼の側近からは邪険に扱われ、アンネリーゼの取り巻きからは身の程知らずと執拗にいじめられる日々。
『………ふざけんなっ!!』
どうして何もしていない自分がこんな目に合わなければならないのか。いくら考えても判らない。
度重なる理不尽な仕打ちにとうとう我慢の限界を迎えたエルーシアは、味方ゼロのこの箱庭で悪役令嬢アンネリーゼに立ち向かうことを決意する---。
この物語は、前世の記憶を頼りにゲーム開始前に世界を攻略した悪役令嬢と、それに立ち向かう武闘派ヒロインの仁義なき戦いの記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 09:26:16
79973文字
会話率:54%
プロレスラー黒鉄 鋼助(くろがね こうすけ)は悩んでいた。社長をつとめるプロレス団体の経営が苦しいのだ。故郷の東北でプロレス団体を立ち上げて早十年。今日も試合会場では閑古鳥が鳴いている。一か八かの興行もまるでお客がやって来ない。なぜなら、い
まどきの若者はプロレスよりもダンジョン配信に夢中なのだった。
スキルや魔法で片付いてしまうダンジョン配信者の大味な闘いぶりよりも、プロレスの試合の方がずっと感動できるのに……一度でも、たった一度でも見てもらえればプロレスの魅力が伝わるはず……。頭を抱える黒鉄に、親友の忘れ形見である風祭 青空(かざまつり そら)から意外なアイデアがもたらされる。
「ダンジョンでプロレスやっちゃおうよ!!」
これは、プロレスに生き、プロレスにすべてをかけた男、黒鉄 鋼助がダンジョン配信のバズを通じて成り上がり、プロレス旋風を巻き起こす物語である。
※毎朝07:02の更新です。ストックに余裕があるときは1日複数話更新することもあります
※最初のバズの兆しは第7話からはじまります
※掲示版回はサブタイトルに★が付きます。初回は第9話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 20:01:19
391015文字
会話率:29%
ある日部屋でおとなしくしていた春花は、廊下を歩く足音が自分の部屋で止まると同時に静かに部屋のドアを開けることを知らない異母姉、礼子が不機嫌そうにやって来る。礼子は壊れた銀の髪飾りを春花の机に乱暴に置くと「明日までに直してちょうだい」と無理難
題を言われるが、その銀の髪飾りは春花の今は亡き母の形見だった。母に申し訳ない気持ちの中、直せず次の日には礼子が継母の明子を連れてきて……
銀の髪飾りによって巻き起こる春花の運命は!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 03:00:00
76930文字
会話率:52%
『うるさくてウザくて疲れるトモダチは何を想ったか』シリーズのアナザーストーリー。
有寿輝と奈月輝としおりを少し離れて見守りつつも、向き合った担任からの目線で彼らを見た物語である。
担任は、己の過去を伝えながらも、まだ大人になりきってな
い今からこそ出来ることを生徒たちに話して向き合う。
有寿輝のことも奈月輝たちに負けないぐらいに、ぶつかりながらも向き合い、そして突然の彼の死に後悔をする。
最期に話した時の彼からの解答が気になりながらも、現実へと進む。
その有寿輝らしい答えを胸に、担任は今日も生徒たちと向き合って、救っていくのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 20:07:48
18878文字
会話率:49%
満月が照らす深夜の学園
僕、植杉 護(うえすぎ まもる)は学校で一番の美少女に拳銃を突き付けられた。
「貴方、わたしの事を見たのね?」
そこから始まる学園ラブコメ・ガンアクション!
柊 愛理紗(ひいらぎ ありさ)は、公安組織の
極秘学生エージェント。
今日も、密かに世界の平和を守る。
普通の高校生な僕は彼女に惹かれ、普通じゃない高校生生活を開始した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 18:15:43
329508文字
会話率:41%
沖ノ鳥島よりはるか東の公海上、海図には何もないその場所にぽつりと一つの島が浮いていた。海上数十メートルを浮かんでいる巨大な浮島である飛鳥島、大瀑布のごとく海面に飛沫を起こすその島は魔術師の聖地であり学舎である遠海魔術院があった。
魔術
院で風紀委員として働く青年、茨城 千乱はいつも通り、決闘の立会人をしていた。魔術師同士の真剣な技量の競い合い、しかしその神聖な秩序は無情にも破られる。
栄誉と名声の祭典を汚した者はいずこか。彼の者に裁きを与えよ。
これは魔術師の学徒達の淡い青の時代、幼く、非情になりきれない彼らの青春と情熱の物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 00:38:42
204429文字
会話率:39%
記憶を無くした少女は、彼女を拾ったという肖像画家ルオに脅、提案されて彼の家で住み込みで働く事になり、イーディアスという名前を与えられる。
ルオは界隈では名の知れた肖像画家であり、彼の家には絶えず依頼人が訪れる。三日間依頼人を家に泊まらせて
肖像画を描くというスタイルを取るルオ。様々な事情を抱えた依頼人達と触れ合う内にイーディアスにも変化が訪れる。
カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 21:38:18
42208文字
会話率:54%
「推し」とは愛する者である。
それはこの『青二高校』の高校三年生、時森拓真の頭の中の辞書に記載されているものである。
彼はとある歌い手を推す一人の高校生である。
その推しは尊く美しくあった。
そのため、時森拓真はその推しを応援するためにラ
イブに行ってはペンライトを振っていた。
だがある日とあるステージで推しの顔を見る事に。
その顔はしょっちゅう自分の教室内で見るクラスメイトの顔だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 11:00:00
99751文字
会話率:39%
「絶対に私は屋敷の、私にとっての家族を守ってみせる」
泣き虫で自堕落な生活をこよなく愛していた伯爵令嬢に転生したレジーナは、父の死と共に当主後継者争い、王家との婚約破棄、他国との領地問題に巻き込まれて殺されそうになる。死にそうになる中、土
地神である魔族と再契約を結んだ。
伯爵当主の証を得たレジーナは、完全無欠の悪女の仮面を被ることで困難に立ち向かう。
執事クラウスは「大切な主人のため」と面白半分で三カ国に囲まれている国に対して、「エル・ファベル王国から独立を宣言する」という書状を送り、状況を大きく動かす。
(はぁあああああああ!? 独立宣言!?)とレジーナは頭をかかえる。
最初こそレジーナは再契約を結んだ魔族であり執事のクラウスに翻弄され、頼ることが多かったが、徐々に自身の才覚を発揮して様々な問題を華麗に片付ける。彼女の手腕に守護騎士ロルフ、執事クラウスに始まり、ラインハルト第三王子や魔王の心を掴んでいき・・・・・・。
拗らせヤンデレ魔族執事クラウス×泣き虫自堕落令嬢レジーナ×わんこ系機械人形の護衛騎士ロルフのラブコメファンタジー、頭脳戦、ざまあ展開あり!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 20:14:45
81690文字
会話率:44%
日本人だった頃の記憶のあるレティシアは、魔法使いに憧れていた。その夢を叶えるため、お飾りだった妻の座を捨てて逃亡を図ったのだが、戦場帰りの夫に捕まってしまう。
「離縁してほしい――なんて、どうして急にそんなことを言い出したんだい?」
(
誰このイケメン!? ん? 離縁……、もしかして……)
「レティシア、私を捨てるつもりかい?」
(なああああああああああああ! 円満離婚プランがああああ!)
想定外の夫の姿に、ストーカー気質かつトンデモない事実などが明らかになり外堀を全て埋められている。
レティシアは自分の夢を叶えるために、奮闘するのだが――。
泣きそうな顔で首を横に振る夫が可愛く思えてきてしまう。
「離縁は……したくないです。離縁は……しない」
(頑なな意志を感じる。しかも二度言った!)
勘違いとすれ違い、ギャグありのドタバタラブコメです!お楽しみ頂ければ幸いです٩(ˊᗜˋ*)و
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 12:10:06
11428文字
会話率:47%
裏切り者だと思っていた宰相閣下が実は忠臣だったことを死ぬ間際に知り、死に戻りしたエカテリーナは裏切り者とレッテルを貼られた事件に遭遇し、宰相ディミトリを救おうと奮闘するのだが思った以上に時間がない!
※R15は保険です。
最終更新:2023-06-05 19:10:43
13305文字
会話率:44%