新人文学賞受賞作『ワンルーム』を読んで、私は涙を流した。作家のペンネームは恒河沙網。その受賞のことばを読んで、私は震撼した。
最終更新:2022-06-06 18:00:00
1517文字
会話率:20%
私、網谷(あみたに)駿輔(しゅんすけ)。
誕生日も迎えて18歳になった広島市出身の男子高校生。
私が通っているのは、野球部の強豪校広陵高校。
野球部の所属の投手でドラフト1位も決まっている。
勿論… 球団は地元広島カープ。背番号は18
(エース番号)
家の隣に住んでいる女教師。
彼女の名前は… 佐藤(さとう)夏葉(なつは) 28歳。
彼女は生徒から鬼教師と言われている。
とある日の木曜日の夜に…
私駿輔は自宅で夏葉に告白(プロポーズ)をするのである。
私と先生との恋愛時間についての物語だ。
30分だったり1時間だったり… 時間はバラバラだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 23:00:00
39141文字
会話率:36%
「どうして漫画の読書感想文を書くのはいけないのか」と言う小学生が居る。▼別にいけないわけではない。ただ難しいのだ。絵が中心の本を言葉でどうこう言うのは難しい。▼注:この作品は「酒井徹の網絡日誌」にも掲載しています。 https://ima
degawa.exblog.jp/32655153/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 22:17:35
609文字
会話率:0%
「ある一線」までウクライナ側が持ちこたえれば、さすがのロシア国内でも厭戦気分が出てくるだろう。だが、その時に上がる声は、今、反戦を訴えているロシア国内の人々の声とはかなり違うものになる。「長引く戦争の負担からくる厭戦気分」により反戦に傾く
ロシア人は、こういう『身勝手な』ことを言い出すはずだ。「なぜウクライナのためにロシアの若者が血を流してあげなければならないのか」と……。▼注:この作品は「酒井徹の網絡日誌」にも掲載しています。 https://imadegawa.exblog.jp/32626226/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 14:12:57
592文字
会話率:0%
戦死者の数と厭戦気分は必ずしも比例するわけではない。「戦死者が増えれば厭戦気分が高まる」というのは恐らく「ある一線」を越えてからのことだろう。
戦死者が増えれば国内では遺族会の会員が増えていく。その数が「ある一線」を越えるまでは戦死者の
増加はかえって「戦争をやめさせない」力学を強めることも有りうる。
一たび始めた戦争を終わらせる難しさはここに在る。始めてしまうと中々終わらせられないのが戦争なのである。
注:この作品は「酒井徹の網絡日誌」にも掲載しています。 https://imadegawa.exblog.jp/32625888/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 02:37:45
333文字
会話率:0%
世界一の大泥棒・怪盗W。どんなお宝も盗み出し、どんな包囲網からも逃げ切る彼だが、ただ一人、村野歌織からだけは逃げ切ることが出来ない。
最終更新:2022-04-18 19:21:12
3915文字
会話率:31%
最新のウクライナ、ロシア情勢を対談形式で取りまとめた作品です。ロシア軍侵攻から今までの情勢は、これまでの投稿内容がその真偽を示しているので、ご確認くだされば幸いです。そして、今回も来週に予定されているフィンランドのNATO加盟など、反ロシア
包囲網が広がる中で、日本も隣国ロシアとの関係をどう模索するのか参考にしていただける作品だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 15:30:09
4712文字
会話率:83%
「彼女の半径2メートル以内に存在していたい」
そう言って周囲をドン引きさせたこともある情報屋見習いのジンジャーは、
とある件を気に幼馴染のアイシャを全力で口説くことを決心した
善悪の区別が曖昧な俺は正義感あふれる彼女が好きで好きでたまらな
い。
溺愛…いや、いっそ妄執と言っていいレベルのジンジャーの執着を全く意に介さないアイシャ。
「好きだと告白しても響かないんじゃ、まったく意味がない」
「金貨を数枚貧乏人の家の花壇にまいておけば、彼女はきっとあわを食って俺を頼ってくるだろう」
情報屋の情報網をフルに使ったジンジャーの絡め手はどうすれば鉄壁のアイシャのハートに届くのか。
殺伐とした世界観がうっすら見える『とある国』の呑気で平和なラブストーリー。
この恋の駆け引きの勝敗はどっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 19:00:00
9454文字
会話率:45%
猫が好きな第四王子は、そろそろ結婚を考える年になっていた。
ある休日、いなくなった愛猫を探していると、好みのタイプの女の子とぶつかって……
その女の子を嫁にもらうため、あれやこれやと仕掛ける王子。
女の子は、その網にかかるのだろうか?
他サイトにも投稿しています。
『一人ネタから小説企画』
お題提供:時空まほろさん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 19:24:24
3988文字
会話率:50%
温厚な長老の目に怒りが満ち、最近アルビノに宗教団体がとんでもない買値をつけたと話した。
「It's not uncommon to have reconnaissance units from other countries」
(他国の
偵察隊は珍しくない)
視覚を確保する網状のベールがついた全身刺繡のかたまりが突然しゃべった。
美しい黄金の髪がランプの光を反射して、陰影を泳ぎ、ピンクゴールド、ヘーゼル、深みあるショコラブラウンと、光の加減により一区切りでは言い表せない美しさが辺りに満ちる。
”…な!”
艶のある黄金の羽を整え、立ち尽くす児童は均整のとれた美顔に切れ長な目じり、真っすぐに整然と正面をみつめる。すらりと伸びた手に浮き出た青い血管が肌の色を感じさせない。砂ぼこりで薄汚れた小屋に不釣り合いな光沢が教団兵のやつれ黒ずんだ顔を照らす。
赤毛の鉱脈を辿りルビーを掘り出すために、彼は美しい前髪に隠れた瞳を確認した。
「〇@ダッガ、バルファサイ$xァー!」
アラムは叫び、地面に額をこすりつけた。
透き通る美白の幼女がもつ神秘的な紅玉《こうぎょく》の虹彩、彼女こそ彼らが探し求めていたアルビノである。
◇アルビノのエマが島にやってくる前のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 19:28:39
46990文字
会話率:26%
夏休みの自由研究のため、僕ことジロ吉は、同じクラスメイトである谷川と一緒に、ツチノコを探すことになった。
虫取り網に虫かごにスコップ。このお粗末な3点セットを手に、学校の裏山で、僕と谷川はくまなくツチノコを探した。
……がしかし、僕たちの期
待とは裏腹に、ツチノコは一向に見つかる気配がなかった。
なかなかツチノコが見つからないことに、僕はしびれを切らし、途中で下山してしまう。
そうして谷川を1人残し、勝手に山を降りていると、突然山の上空から雷が落ちてきた。
その雷は、山の木に直撃し、一瞬で黒こげに……。
どうにか直撃だけは免れたところで、僕は顔を上げ、その場から立ち上がった。
……するとその矢先のこと。
突如僕の目の前に、SFモノのドラマでよく見られる時空の扉――白銀のブラックホール――が、現れたのである。
興味本位でその”時空の扉”をくぐってみると、何とその先は、異世界ファンタジーの世界が広がっていた。
ファンタジーRPGゲーに登場する様々な種族たちに加え、そこに太古の恐竜が入り混じる、まさに”プライミーバルファンタジー”な世界だったのだ。
これはそんな”プライミーバルファンタジー”な世界で、異世界のツチノコを現代に持ち帰り、自由研究の標本にするまでのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 23:31:05
27504文字
会話率:27%
【40000PV超・第三話執筆中!】
「あっくん強い! 快勝!」「言うほど楽な相手じゃなかったよ……」
人間は大きく分けて二種類だ。異能を使える者と、そうでないもの――そして異能を持つ者たちは更に二つに分けられる。社会に馴染めるか、
否か。
異能は持たざる者にとって受け入れがたく、生まれた瞬間に社会のシステムから弾き出されてしまう者が一定数いる。それらが法の網の目を潜り、あるいは踏みにじり――社会の癌として存在する現代。
その社会の癌の俺は、雇い主で家主である天龍寺夏姫の元でなんでも屋のスタッフとして働きつつ、副業で裏社会の違法賭博格闘に出場し小遣いを稼いでいた。そんなある日、試合直後の俺と勝利を称える夏姫の元に一本の電話が入る。
「あっくん、お仕事。本業の方」「今日はもう無理。明日にして……」
フルスロットル現代異能クライムアクション。楽しんでいただければ幸いです。
※カクヨム様でも公開してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 20:00:00
593211文字
会話率:59%
普通高校生である李少鋒は意外にとある指輪を拾った。
それをきっかけで、ので、世界の裏を見てしまう。
「プレイヤー」と呼ばれる人々は武術を鍛え、真気を磨き、魔力を育成し、武力と学識を駆使し、「クトゥルフゲーム」を攻略する──敗者は命を失
い、勝者は莫大な富、名声と外星文明のかけらを手に入れることができる。
退屈な生活が急に激変した。
理科の先生が魔法使いだった、高嶺の花の同級生はランカーだった。彼らのように身分を隠す人が少なくない......
学校の向かい側の古いマンションは「展望塔」というチームの工房であり、一中商圏は外星種族のレンの蜘蛛を崇拝する教団「紫網」の地盤であり、南投草屯は地方門派の「秦家刀」が管轄し、台北駅近くは「殲滅軍」の政府軍が占拠している。
兵器を売る「武器屋」と禁書古書を売る「古書屋」が都会のジャングルに隠れている。
指輪をはめた李少鋒は決意しなければならない──
これからは彼らの一員として、プレイヤーとして生きていくか?それとも指を切り、普通の人生に帰すか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 14:43:15
632286文字
会話率:24%
始まりは2012年。備後尾道を本拠地とするサッカークラブに一人の男が入団した。彼の名は荒川秀吉。ボールひとつを道連れに世界中で戦ってきた幻のストライカーが日本への帰還を果たしたのだ。そこから色々あって2015年からは1部リーグに昇格し、新た
なる戦いが始まる。
かつては1ヶ月に1回のペースでまったり投稿していましたが今は不定期更新となっています。更新出来ると思ったら積極的に更新していきます。それなりに長く続けてきただけあって話数はかなり多いですが基本的には短編が連なっている形式なので読みたいところから読めるようになっています。登場人物に関してはその年ごとに名鑑という形であらかた網羅されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 21:30:51
1236016文字
会話率:44%
十年前、聖教会の予言で定められた五大勇者が魔王を討伐したとされる世界。
王都の新聞社『網の目』のゴシップ記者デックスは、勇者カーライルの中傷記事について説明を求められ、同期のマルセルに社へ連行される。
上司の社会部デスクと、マルセル属
する政経部のデスク、ヘイズは言う。記事は大反響だが一面記事とのバッティングはまずい。
デックスは罰として苦情処理を命じられるが、そこで奇妙な投書を発見する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 13:30:50
125456文字
会話率:50%
医学生のセイは夏休みを機に祖父の牧場に8年ぶりに帰省する。その牧場は引退した馬を終生まで面倒を見る。
ある日競走馬マトリの引退式が行われる最中、牧場主であるセイの祖父が亡くなる。セイはマオと2人きりで牧場に残される。セイはマオに誘われて魂の
灯を見に行くが...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 01:53:19
836文字
会話率:56%
少女を庇い、異世界に転生してしまった青年【輪道 廻】は、日本では手にできなかった『非日常』を謳歌するため、配下と共に憧れの異世界を彼なりに楽しむもうとする。
魔王になったり、学園生活を送ったり、召喚勇者と戦ったりするテンプレだらけの王道
ファンタジー!
今、彼の物語が幕を上げる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 17:43:09
121816文字
会話率:44%
『凍結都市』
「この雪は、いったい、いつまで続くの? このままだと、東京が雪で埋まってしまう!」
二〇××年、一月。昨年の末から日本各地で降り出した雪は、全国に雪害をもたらしていた。なかでも首都、東京の被害は深刻だった。
東京は、もと
もと雪への対策が充分ではない。
この自然災害に際して、気象庁本庁、広報課の職員である尾坂恵子は、もと気象庁職員の二方耕一と協力して、関東地方に被害をもたらした豪雪への対処に奔走することになる。
首都圏において、まず最初に雪のダメージを受けたのは、鉄道だった。鉄道の運営会社は雪に対し、鉄道員を動員して人力で線路の除雪を続けたが、二週間程で対応できなくなる。
続いて、首都圏の高速道路がダウンする。高速道路の運営会社は、高速道路上に積もる雪を除雪しきれなくなり、最初は短い区間から、最後には全面封鎖してしまう。
交通網が機能しなくなり、物流が停滞したことで、関東の各都市で、物資不足が始まる。(地方の都市は、そこまでひどくなかった)
この危機的な状況に、恵子は、いますぐに被害をくいとめるなにか有効な対策をとるべきだ、と考えなしに行動しようとする。
だが、しかし……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 20:34:49
86169文字
会話率:10%
生徒同士で連絡を取り合う連絡網の風習が残る学校。
連絡網にしばしば、誰が最初の一人か分からない連絡が回ることがあるという。
独り歩きする情報が生徒達を惑わし突き動かす。
出所不明の情報が回り続ける連絡網に、一人の女子生徒が巻き込まれていく
。
連絡網という情報伝達の危うさを扱うホラーストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-17 04:58:04
5589文字
会話率:12%
その女子学生は一人暮らし。学校に友達はいない。
話し相手といえば、アパートのベランダにたまに現れる野良猫だけ。
ある日、その女子学生は孤独に耐えかねて、
ベランダに現れた野良猫を捕まえて部屋に閉じ込めてしまった。
絶対に部屋から逃さないよ
うにと、窓に金網まではめる徹底ぶり。
しかしどういうわけか、その野良猫がベランダにいるところを目撃するのだった。
連れ戻すために外へ出るがしかし見失ってしまう。
失意で帰宅すると家の中では、逃げ出したはずのその野良猫が待っていた。
どうやって部屋を出入りしてるのか、皆目見当がつかない。
そんな時にその女子学生は幽霊猫の噂を耳にする。
車に轢かれて死んだ猫が、幽霊猫となって蘇る。
幽霊猫には、背中に血糊をぶちまけたような模様があるという。
奇しくもそれは、その女子学生が部屋に閉じ込めている野良猫と同じなのだった。
部屋に閉じ込められた野良猫は、幽霊猫の能力で金網をすり抜けたのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 04:02:42
12793文字
会話率:9%
田舎にやってきた小学生の男の子は、地元の子供たちと森で虫取りをする。
しかし、地元の子供たちは虫取り網に嫌悪感を示し、使おうとしない。
その男の子はやがて、その理由を知ることになる。
最終更新:2020-01-27 02:09:23
2997文字
会話率:24%
(???×頭痛持ち大学生)
頭痛を和らげようとしていた大学生。
それを見つけた男は、その様子を食い入るように見つめる。
涙が零れ落ちたのを合図に、男はおもむろに手を伸ばし―
BL風味程度ですが、穏やかな話が見たい時など、見ていただけると嬉
しいです。
この作品は「pixiv」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 14:10:22
2241文字
会話率:12%
『見栄え良く格好良く、どんな局面からでも勝利をもたらしてくれる…そんな魔術を皆が求めるだろう。だが、実際役立つのはもっと狭い範囲の…限定的で、小さな魔術だよ』
元『冒険者』。元『秘境探索者』。元『魔術学院の教員』。元『王立魔導機関研究者
』。そして、元『滅し屋』。
様々な職を転々としてきたその男、シェイプ=エイル=リルヘイム。そんな彼も、今では半隠居状態で薬師兼萬屋店主。
のんびりとした薬草類の採取作業に、時々纏めて薬品の精製。そんな繰り返しの毎日の中、過去の伝手から一つの仕事が舞い込む。
『歪曲魔道通信網(W.W.W)』…王都トドメキアの情報伝達の要に、突如散発的異常が発生した。
その調査を、指名で依頼したいという。詳しく聞くほど胡散臭いその内容に顔を顰めるも、かつての恩師の指名とあっては断れず…
これは、彼の波乱に満ちた人生の中で比較的平穏であった数年間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 13:00:00
80193文字
会話率:27%
卒業パーティでの婚約破棄。直後のプロポーズ。そしてハッピーエンド。テンプレを網羅した騒動の三十年後。
王太后となったエリシエルは懺悔室でシスターに告解する。本当はあの時何が起きていたのか、知っていたのよ、と。
最終更新:2021-12-16 14:50:02
8999文字
会話率:7%