夕暮れ時に窓辺で読書をする彼女を、僕は何時から知っているのだろう……次第に解き明かされる隣の窓辺に佇む彼女の姿と、僕自身。
最終更新:2009-09-03 22:19:45
5737文字
会話率:12%
僕は日常生活の中で、様々な風景に出会う。それは寒々としたものだったり、胸が温まるものだったり、怒りに満ちたものだったりする。それら、ひとつひとうを集めて、僕と言う総体があるのだ。だが、その僕自身である総体も常に移動し変転する。だから世界の風
景も相対的なものだ・・・・・・僕はそう思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-20 17:30:47
29759文字
会話率:4%
友人の日比野と秋葉原を散歩することが日課の僕。しかし、僕自身は決して自分はオタクではないと信じている。ある時ひょんな事から彼の妹(とってもかわいい)と知り合い、更にその子から、彼女となる女性を紹介されるのだが...。「私、男になりたいの」な
んて言われたら、君ならどうする?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-21 01:29:53
40573文字
会話率:43%
僕の回りには奇人変人が集まってくるらしい。学校中から嫌われている姉妹、嫌味ったらしい先輩、教室を占拠する幼馴染み、そしてなにより僕自身。これが僕らの日常で、これが僕らの普通の話。僕らがどんなに間違っていたって、それでも世界は空(くるり)と回
るんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-12 09:17:35
55691文字
会話率:24%
ideaにより万物の方程式すべてを垣間見ることが出来る僕にとって、情報は他人だけではなく世界が与えているということに気がついた。否、情報とは二次創作物。真実の情報とは世界がすでに持っているもの。僕に逃げ場はなくなった。世界は常に情報を排出す
る。世界は僕に常に干渉する。世界は僕を蔑にする。世界(オリジナル)が僕(ニセモノ)を蔑ろにする。僕は、真実という圧倒的な存在を知った。これは僕に対する世界が与えた強烈な罰だった。これで僕は、とうとう見たくないものを直視することになってしまった。僕は―――、僕は―――、僕は―――、僕は、僕で、僕が、僕を、僕自身が、世界を見せつける、敵だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-28 17:33:21
60922文字
会話率:53%
僕のお父さんはある日ガンになった。病名は原発不明癌だった。絶対に治らない病気の中で僕自身の気持ちを家族との過ごした日々からどんなものだったのか。これからがんばっていくための誓いを立てた。
最終更新:2007-12-30 23:37:56
3711文字
会話率:0%
「僕」には、探し物があった。「僕自身」でも忘れていたことが。
最終更新:2007-05-18 19:17:36
608文字
会話率:8%
自らにまつわるいんちき話、正体なく酔っ払った周りの人間に翻弄されながら、僕自身もふしだらな夜を送ることに。実話を交えたある晩の喜劇。
最終更新:2007-04-30 02:56:12
9706文字
会話率:41%
目が覚めると、僕は何もかもを忘れていた。何かがずれている不思議の国で、ミミズに導かれながら、僕は失った僕自身の欠片を探す旅に出る。途中、タコとイカの戦争や、教えたがりの誘惑、情欲の街の試練とか、様々なものに巻き込まれながら、少しずつ、僕は僕
を取り戻していく。全ての欠片が揃った時、僕はーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-10-21 01:13:54
8316文字
会話率:57%