常にプチ不幸に見舞われる明目派心野陽門(あめはしのはると)。ある日目覚めたら異世界に召喚されていた。彼を召喚した人たちは、「現在国の危機、アナタの力で国を救ってもらいたい」と説明。儀式を行い力を手に入れ披露することに。そこで放ったスキルは「
トリノフン」。こいつは使えない、どれだけ金を使ったと思っているんだと怒りが収まらない王は、ハルトに死刑を宣告、牢屋に閉じ込めてしまう。それからすぐに女騎士に助け出され、城から脱出。逃げている途中「プチ不幸」を強化できることがわかり、それを使いなんとか生き延びることが出来たハルト。自由を手に入れ、安住の地を求めさまようことになるが。微妙に運がない彼がプチ不幸あるある話をしながら世界の問題をこっそり解決していくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 23:43:43
19598文字
会話率:32%
サメ映画の視聴が趣味である俺は、異世界に召喚された。
そこで世界平和のために勇者となるはずが、戦う力のない役立たずだと判明する。
俺が持っているのは、なぜか発動しない【召喚魔術】と謎の能力値"SAME"のみ。
他の異世
界人みたいなチート能力は持っておらず、どうしようもなく弱い。
結果、育成価値がないと判断されて、魔獣の餌に選ばれてしまう。
魔獣に殺される寸前、俺は現実逃避をする。
「これがサメ映画なら、目の前の怪物を喰い殺してくれるのに」
その時、魔獣の足下に魔法陣が生まれる。
魔法陣から飛び出したのは、映画に出てくるあのサメだった。
不意打ちで魔獣を捕食したサメは、まるでペットのように懐いてくる。
そこで俺は自分の真の能力を理解した。
異世界召喚で得た【召喚魔術】はサメに特化したものである、と。
紙一重でピンチを切り抜けた俺は、追放されたばかりの王城へ戻る。
そこでは優秀な異世界人に対し、勇者育成のプロジェクトが実施されていた。
俺を切り捨てた連中が、世界平和のために、善人面をして努力している。
この身に受けた残酷な仕打ちを思い出しながら俺は呟く。
「――クソッタレが。今度はこっちの番だ」
王城の頭上に巨大な魔法陣が展開される。
そこからせり出すようにして、巨大なサメが現れようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 07:15:53
116016文字
会話率:12%
レベルの上限値とスキルで強さが決まる世界。
貧民街に暮らす青年ルイスはレベル6な上、スキルも役立たずな【死体漁り】のみだった。
最弱クラスのステータスであるルイスは、逆転の日々を夢見ながら辛い生活を送る。
そんなある日、彼の【死体漁り】が
進化した。
進化した能力は死体のスキルを奪えるようになり、ほぼ無制限に強くなれる仕様となる。
さっそくルイスは貧民街で死体を探し始めた。
彼は次々とスキルを手に入れて、レベル6とは思えないステータスとなっていく。
今まで嫌がらせをしてきた人間への報復もこなしつつ、ついには冒険者となる。
ルイスの目的は、憧れである英雄となること。
欠陥奴隷と呼ばれていた時には、決して叶わない妄想だった。
しかし、現在の彼は違う。
進化したスキルで成り上がることができる。
最底辺だった青年は、英雄への道を歩み始めるのであった。
※
カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 07:15:25
102600文字
会話率:13%
"ジム・ランパート"は『逃げ足』のスキルを持つ"迷宮測量士≪ダンジョンマッパー≫"である。
彼は様々な事件を解決し、"黄金の迷宮事件"を経て、英雄と呼ばれるようになった36歳のオッ
サンだ。
平和になりつつある世界で、"凄腕迷宮測量士"とその仲間たちは、一体どのように過ごしているのだろうか?
これは、ある冒険が終わった後の、ちょっとした続きの物語である。
※不定期更新です
※これは拙作『ハズレスキルから始める迷宮測量士』の外伝作になります。
※本編終了後の物語ですので、基本的にネタバレ満載です。
※まだお読みでない方は、是非読んでいただけると幸いです。
本編→ https://ncode.syosetu.com/n1830fl/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 18:06:29
10760文字
会話率:40%
迷宮《ダンジョン》が転移してくる世界、"パンドラ"。
その世界を生きる"ジム・ランパート"はハズレスキル『逃げ足』を持ったおっさんである。
しかしそんな境遇をものともせず見事に使いこなし、チート級の迷
宮測量士《ダンジョンマッパー》として大活躍していた!
そんなある日、彼は迷宮で幼い少女を拾う所から、物語は幕を開ける……!
「パパだいすき!」
「おじさんって呼びなさい!」
……これはひょんなことから幼女(9)を拾ってしまったオッサン(36)が子育て?に奮闘しながら冒険するファンタジーである。
※第8回ネット小説大賞一次選考通過作!
2020/8/22 完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 18:06:04
391368文字
会話率:36%
『デバフ』
毒などのスリップダメージや目眩しなどのステータス異常をもたらすもの様々な種類のデバフが存在する。
二宮エイジ(ニノミヤ・エイジ)は友人の加川タケシ(カガワ・タケシ)にVRMMORPGのアルターオンラインというゲームに誘われる。
ゲームにあまり興味のなかったエイジだったが、タケシのあまりに強引な勧誘でそのゲームを始めることとなる。
このアルターオンラインというゲーム、オーソドックスな中世西洋を舞台にした剣と魔法のファンタジーMMORPGでこのゲームのウリはその自由度の高さ、モンスターを専門に狩りをする者やPK専門の者、商売をし財を成すもの様々な人間がこのアルターオンラインの中での生活を楽しんでいる。
そしてゲーム開始時にスキルが付与される。ここで付与されるスキルはランダムで、開始時に付与されるスキルは特殊スキルで開始時でしか入手することができず、巷ではスキルガチャなどと言われている。
エイジに付与されたスキルは感染(インフェクション)というスキル。このスキルは自身に着いたデバフを感染させるというもので、自分がデバフ状態にならないと使えず、感染させたからといって自身のデバフが解除されるわけでもなく、所謂ハズレスキルというものであった。
エイジはそれがハズレスキルということを知ってもやり直すような気も無くそのままゲームを続けることにした。
実はこのスキル低レベル帯ではお荷物スキルなのだが、高レベル帯で普通だとデバフが通らないモンスターなどにもデバフがかかるという神スキルだったのだ。
そして彼はいつしかアルターオンライン四天王の一人『デバフの王』と呼ばれるようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 22:17:09
19135文字
会話率:40%
「あれ、僕のスキルだけ何か戦闘向きっぽくない響きなんだけど?」
冒険者を目指し、無事アカデミーの卒業式を迎えたハルガード。そこで明かされた彼の固有スキルは【薬識】だった。【薬識】は、あらゆるアイテムの効能効果を認識できるS級スキルである
。
しかし、このスキル……戦闘には全く役立たない。
そのために、「卒業したら一緒に冒険へ出よう」と約束していた仲間たちから追放されてしまった。
それでも冒険者になることを諦めたくなかったハルガード。仕方なく彼は、ひとり冒険者を目指すことにした。ところが……彼の才能が、彼を冒険者にしてくれなかった。
「皆がやたらと冒険者以外の職業を勧めてくるんだけど……それでも、僕はヒーローのような冒険者になりたいんです!」
一方で、先に冒険へ出ていった元仲間は知らぬ間におぞましい陰謀に巻き込まれてしまっていた。
※アルファポリスにも掲載しています。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 07:04:59
113525文字
会話率:44%
転生時に貰えるアイテムを間違えて、どこにでも売っていそうなポーションを貰って、異世界転生。でも雑魚スキルとそのポーションは相性が良くて、ハズレスキルだった自己治癒スキルのレベルが上がってチートスキルに!強くなっちゃえば自己中に生きていいよ
ね!
職業はロリコンになっちゃったけど、本当にロリコンだから可愛い子集めてハーレムつくっちゃいました。
魔王は魔王城見学ついでに倒しちゃった。自分のやりたいようにやる、自己中な主人公のお話。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 00:09:27
225270文字
会話率:37%
これは、世界一になることを夢みる才能のない少年が、仲間と共に底辺から駆け上がる物語。
生まれてから十八年間も一緒に過ごした四人で組んだ幼馴染パーティー。他の三人は強力なスキルを授かる中、ルークは『相手を神経質にする』という使えないものだっ
た。
足手まといになるとルークはパーティーを追放され、街を離れて小さな村で飲んだ暮れていたある日、同じくハズレスキルで追放された三人の少女と出逢う。
そして、ルークが提案した。
「この四人でパーティーを組んでみない?」
こんな何気ない一言から始まった。
いずれ来たる世界の危機、その中心で戦う『神経質』な少年が率いるパーティーが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 16:26:48
9983文字
会話率:61%
主人公神崎 創瑠は、家族旅行中にエスカレーターから落ちて死んでしまった。しかし、気がつくと転生の神ファームによって異世界へと、転生させられてしまいました。
平民になって学園に行って入学する。そして、ハズレスキル結界を使い周りを巻き込み
ながら世界最強になる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 16:00:00
921文字
会話率:52%
――これは、レベル1まで弱体化した元魔王が超絶地味スキルを駆使してあらゆる障害を粉砕し、再び世界の頂点へと上り詰める物語である――。
ある日、魔王は七日七晩に渡る勇者との激闘の末に破れ、致命傷を負った。
そこに現れたのは、美少女と見
紛うばかりの可愛らしい姿の少年だった。
駆け出し召喚士の少年セシルは、魔王に話を持ちかける。
「あなたの命は救けられないけど、あなたの魂を救けてあげる。
その代わり、僕の使い魔(ともだち)になってよ」
禁術《リインカーネーション》により一度死に、蘇った魔王。
しかし魔族としての力の大部分を失い、人間と同等以下、それもレベル1まで弱体化。
かろうじて残ったスキルは超絶地味スキルと名高い【魔力操作】と【魔力感知】のみ。
人間として生きようにもあまりに弱く、かつての同胞には同族と認識すらされない。
再び世界の頂点に立つべく、魔王は歩み始める。
勇者を育てる『学園』に身を投じ、何故か自らが勇者となるべく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 00:05:50
69631文字
会話率:36%
スキルを一つしか持たずに生まれ、しかもハズレスキルの『ドレスコレクション』なるスキルをもって生まれた私はネグレクトされている。家族に期待なんてしない。でも、ある一言で私の中の何かが焼き切れた。もういいさ、他人なんかに期待なんてしない!
これは他人に期待しない少女が家族を棄てて自分の為に生きていく物語。「でも、他人を蹴落とすのは勘弁かも」そんな主人公はたまに他人を振り回しつつも自分の幸せを模索する。そんな何処にでもあるような物語。
この作品はどこにも重複投稿をしてはおりません。無断転載など禁止です。
設定などはフワッとしております。さらっと読み流してください。
不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 18:00:00
178265文字
会話率:27%
平凡な青年・カナタが召喚されたのは魔物が跋扈する剣と魔法の世界。
カナタと同様に召喚された若者たちがみな、
ステータスプレートや経験値というゲーム的なシステムを疑おうとしないなか、
カナタだけは違っていた。このあたかも都合よく創られた世界に
対して疑念を抱いていたのだ。
さらに召喚時、カナタには【代償執行】なるスキルが授けられるも、
それは受けたダメージを糧にみずからのステータスを向上させるというハズレスキルだった。
「仕方ありませんな……それではリセマラといきましょう」
役立たずとして、生還者ゼロの領域『無間牢獄』へと堕とされたカナタは誓う。
『世界』への復讐を、そして『世界』の破壊を。
★だいたい10話以降からストーリーが動き始めるので、それまで読んでいただければうれしいです。
★ヒロインの登場は19話からとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 13:52:19
86170文字
会話率:41%
ゲームの実況動画の配信番組が聞こえる夢を見た俺は、
気が付くと見知らぬ場所で黒いリザードマンになっていた。
四十?歳、ディスカウントショップの雇われ店長(ブラックマスター)が
ブラック労働(サビ残)の末に異世界に?
それでもやっぱり、ブラッ
ク環境(暗いダンジョン)の
下っ端(激弱コモンモンスター)とかお断りしたい。
俺が召喚された理由が10連ガチャのハズレに紛れ込んでたとか笑えなさすぎる。
そんなゲームじゃないんだからと言いたくても、ここはゲームのような世界でマスターは
神(笑)のゲーム動画配信者でした。
下っ端過ぎて神(笑)とはお会いした事もございません。
神(笑)もこちらを認識してさえおりません。
でも神(笑)の配信動画(ゲームの実況)は聞こえるんだって。
電波じゃないよ、チートだよ。やったねwww
動画(チート)で配信してるはずなのに、
音声だけしか聞こえないとか、壊れてんじゃないのかこのポンコツ!
こんな環境で生きていくのなんて冗談じゃない、俺は家に帰るぞ!
多分…家族も待ってるはずさ。
神(笑)のムチャ振り、丸投げ、放置に耐えて戦え元社畜戦士(黒いリザードマン)!
フラグをいくつ回収できるか挑戦だ!
まぁ全部ブラックですけどね。
注意:この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 06:00:00
199470文字
会話率:21%
世界にスキルを持つものが現れて50年。スキルを持つ者が国を代表し戦う戦国時代となった。
久東凛(32歳)はスキルを手に入れたかった。しかし、神は彼にスキルを与えなかった。頭だけは良かったが、スキルのない久東がその天才的頭脳を活かす場面は無
く、河原で怠惰な日々を過ごすようになる。
そんなある日1人の少女、如月ヒナタが現れる。ヒナタは虐められており、河原で一人泣いていた。
話を聞くとヒナタのスキル「コピー」がハズレスキルらしく友達からバカにされるのだそう。
久東は地道にスキル「コピー」について研究調査を進め、コピースキルが【スキルをコピーできる能力】だと解明してしまい……
久東はヒナタと共にこの世界を駆け上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 14:20:38
99751文字
会話率:55%
主人公アレクは生まれながらにしてスキル4つ持ちという極めて珍しい存在だったが、冒険者学園に入学するも、一つスキルを得ることが出来ず、劣等生のレッテルを貼られてしまう。
そんなある日、クラスメイトと荷物持ちとしてダンジョン攻略に挑むも、モンス
ターパレードの囮にされ一人絶望する。
なんとか逃げるも、そこは奈落と呼ばれる場所で非常に危険な場所だった。
そこで一人の賢者と出会い、自分の可能性に気づかされる。
奈落で磨いた自身のスキルはもはやハズレなどではなく無敵のものになっており、それは勇者すら、魔王すら到底敵わないものだった!?
強くなりすぎた彼は自分に恐怖の目がいかないよう自重しながら無双する。
※不定期更新
※カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 17:00:00
13075文字
会話率:46%
不遇スキル【融合】を持つ南條琥珀(なんじょうこはく)は最弱だと考えられていた。
事実最弱だった。
他者からは「万年初心者枠」だと罵られる日々。
どうにかして見返してやりたいが、唯一のスキルである【融合】は使い方が分からないまま。
しか
し、ある日、1階層でゴブリンを相手にしていると、3階層に生息しているはずのブラックウルフが階を跨いでやってきていた。
手も足もでずに琥珀は半殺しにされてしまう。
そんな時、偶然にも役立たずスキルである【融合】の使い道を知ることになる。
これは、「万年初心者枠」だと罵られてきた24歳男がトップランカーを目指す物語である。
タイトルをどうしようか絶賛迷い中!!何かしっくりくるタイトルはないのだろうか(スキル名)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 23:35:44
24698文字
会話率:24%
目が覚めるとそこは廃墟が目の前にある森の中。
僕の目の前には、ローブを着た魔術師風な女の子が立っていた。
その子は、透けており、こちらに向けて怒っている様子だった。
それよりも問題は、
僕が女の子になっていることだ。
体と理由
を探すため、彼女との奇妙な旅が始まった。
~~~
第一部では、主人公(神樹響)は、自分の体を持たないまま、異世界に転生します。他人の体を借りながら、二人で、苦難に立ち向かい前に進んでいきます。その都度、他者の協力を得て、仲間と合流し、自分の体や大陸の謎をを解きながら、旅を進めていきます。
第二部は、これまで一緒だった仲間から離れ、自分を見つめなおし、仲間とは?自分の強さとは?と身体ともに成長するお話となっております。
第三部は、さらなる成長、最終部に続く敵との転機となります。そして、最大の武器を取得し自分の向かう道が何かを考えるお話となります。
残念ながら、主人公が、チートをすることはありませんが、仲間は比較的に強いです。
話のいろんなところに、伏線を張って回収しておりますので、
ここで回収してるんだなって思ってもらえると、
楽しめるかと思っております。
誤字、脱字、表現不足など、お見苦しい部分が多々あると思います。
ご指摘いただければ、ありがたいです。
―――――――――ネタバレ注意――――――
一部では、美乳ハーフエルフさん、エルフさん、ケモナーさん、ロリ巨乳シスター、妹勇者さん、不幸少女、双子姉妹、キャリアレディ、スイカップ、マーメイド親子さんが出ましたが、二部では、スライム乳さん、ヒロインのライバル、ドワーフ娘さん、ロリっこ、巨乳エルフさん、お姉さま冒険者、ラミアが出ました。三部では、ノーム娘さんとエルフさんが出ました。最終部は、悪魔さんです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 07:03:02
664467文字
会話率:32%
僕はレンガ職人。それも職歴2年半のベテランだ。
レンガ・レンガ・レンガ!
レンガを積むだけの人生になってしまったのは僕のユニークスキルが『予報』だったから。
成人する15歳になるとスキル神殿で授かるユニークスキル。それが「剣術」や「魔法」な
ら冒険者になれる。
しかし、『予報』スキルを授かった僕の人生は無茶苦茶になった。勝手にスキル発動するから余計なことを言い、人間関係がトラブルだらけ。だから仕事が続かない。とんでもない外れスキルだった。
レンガ・レンガ・レンガ!
そんな僕にできる仕事はレンガ積み屋だ。毎日500個のレンガを積み大銅貨5枚。日雇い最下層の仕事だからバカにされることも多いけど地道に生きてきた。
ところが、外れスキルの『予報』が意外と使い道があった。なりゆきで予報屋を始めたらまさかの大繁盛。
だけど、レンガ屋は相変わらず続けている。
レンガ・レンガ・レンガ!
いつしか、レンガスキルがランクアップ。
煉瓦・煉瓦・煉瓦!
タイトル回収の『予報』スキル進化はずっと先、いつになったら『言ったら実現』になるのか。
ネバーエンディングレンガストーリーになりつつも、『予感』と『テンプレ』スキルを持つメンバーを加えて、予報屋パーティの冒険が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 06:23:31
234635文字
会話率:47%
「そうか、異世界転生か」
冒険者ルーカスは、死にかけたことをきっかけに、前世ではしがないアラフォーサラリーマンだったことを思い出す。
だが記憶を思い出した今のルーカスも前世と同い年、つまりもう既におっさんだった。
もっと若い時に思い出せて
いれば今頃一流冒険者に成れていたかもしれないのに……!
そして、記憶と共に長年待ち望んだ『スキル』にも覚醒するルーカス。
『スキル』は、この世界で誰もが1つは持つ特別な力で、これを持つことこそ一流冒険者になる必須条件。
――だが喜んだのもつかの間、ルーカスが得たスキルはなんと『人形使い』。子供をあやすぐらいしか使い道がないようなハズレスキルだった。
「俺に冒険者やめて大道芸人になれってか!?」
落ちこむルーカス。だが、とあるきっかけでその隠された活用法に気づき──
ぬいぐるみで異世界を無双する!? 異世界に転生したおっさん冒険者、ユニークスキルで成り上がる!……のか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-25 12:00:00
232223文字
会話率:51%
能力『おっさん召喚』
おっさんを召喚するだけのそのヘボそうな、ハズレスキルみたいな名前の能力。
しかし、騙されてはいけない!
その能力こそ名称詐欺と名高い『ラスボス系能力』の一つなのだから
最終更新:2019-07-14 18:00:00
999文字
会話率:28%
※書籍化決定しました。
幼なじみ姉妹、義理の妹、近所のお姉さん。魅力的な女の子たちに囲まれ、小さい頃は結婚の約束なんかもした。俺こと凡人のアークは、そんな環境で育った平民だ。
しかし、そんな恵まれた環境でも、絶望はやってくる。
ようや
く巡って来た《スキル降臨の儀式》で、俺のスキルは《輝く盾》という弱っちい盾を作り出すハズレスキル。
しかし、幼なじみ姉妹と義妹は伝説の《勇者パーティー》が使っていたスキルに覚醒してしまう。
そこに現れたのは、異世界よりやって来た《勇者ユウヤ》というイケメン勇者。
俺の見ていないところで、幼なじみ姉妹と義妹に手取り足取りスキルの使い方を教え、久し振りに再会した時にはすでに心は勇者の物になっていた。
さらに勇者の命令で俺はパーティーの荷物持ち兼世話係兼イザという時の盾に。さらに近所のお姉さんも同行して《魔王》退治の旅に出ることに。
あんなに好かれていた幼なじみ姉妹からはウザがられ、義妹には兄妹ではないと突き放され、近所のお姉さんには便利な道具扱い。
そして、ついには勇者たちの宿での情事を目撃しドン底に落ちてしまう。
少女達は全員、勇者の嫁になると公言し、1人取り残される憐れな俺。
だけど奴隷の少女ユノと出会い、俺の運命は変わっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 06:00:00
163424文字
会話率:44%