極道がダンジョンを仕切り、様々な恩恵を社会へもたらすと共に、大きな影響力を持つ時代……。
豊田組の構成員夏目銀次は、どれだけ魔物を倒そうと、背に浮かぶヤクザの証――仙墨(せんぼく)が変化することもなく、下っ端に甘んじていた。
だが、
ある日、そんな彼の前で組長の孫娘豊田舞がさらわれそうになってしまう。
彼女を守ろうとするも瀕死となり、力を求めた銀次に応えて、背中の仙墨は鯉から龍へと進化。
圧倒的な力を銀次に与えるのだった。
以来、銀次はヤクザ社会での出世街道をまい進していく……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 18:48:32
50751文字
会話率:22%
ノルベルトは困惑していた。目の前には自分の婚約者であるエミーリア、そして彼女の浮気相手であるヴィリーという男性が婚約破棄を求めていたからだ。二人に後で話し合いたい、と言っても相手は聞く耳を持たない。放置もできずどうすべきか、と悩んでいたと
ころ、そこに現れたのは商談相手である第二王子殿下と王女殿下だ。
彼らの登場に驚きつつも興奮していた浮気相手のヴィリーは、ノルベルトがどれだけ彼女を虐げているかを話し始めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 22:17:28
21731文字
会話率:36%
坂倉銀二は酒に出会って新たな自分(大胆な自分)を見つけることで、若くして酒なしでは生きていられない体になった。
幸い、どれだけ飲もうと中毒に陥ったり体調を崩したりすることはなく、せいぜい千鳥足になったり、呂律が回らなくなったり、眠くなっ
たり、頭の回転が悪くなったりする程度で、気分が良くなって前向きになり、大胆になることもできたりと、デメリットは少なかった。
酔っていれば言いたいことも言える、女の子とも話せる。
強面のおっさん相手でも、物怖じしなくなる。
ようは酒がないとダメな男であるが、酒があれば強い自分でいられた。
だから、銀二は酒を手放せなかった。
そんな銀二は、その日も足りなくなった酒を買い足しに行き、「今日も呑むど~」と酔っ払って酒屋を出たところで、飲酒運転の車に撥ね飛ばされて昇天してしまう。
銀二は例によって転生することになるが、女神から一つだけ特別な力を与えると言われ、水を酒に変える力を求めた。
お酒があればどこだっていい。
正直死んだ時の記憶も酔っていて曖昧である。
ただ、まだ生きていられるのなら、自分は酒を飲んで、のんびりその日を暮らせればいいと思った。
しかし、そんな銀二が送られた異世界には酒――つまりアルコール飲料という物が存在しなかった。
銀二はその世界で唯一酒を造り出すことが出来る存在となり、酒が持つ真の恐ろしさを知ることになるが、酒がない世界ゆえにできることも多々あることに気づいていく。
この物語は、酒好きと酒をイメージだけでファンタジー世界にシェイクされて語られる、カクテルコメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 14:06:17
119542文字
会話率:52%
たくさんの人を殺してきたモンスター。そして、そのモンスターを生みだすダンジョン。さらに、この国には、ダンジョンを産み出す母なる迷宮まで存在していた。
母なる迷宮の機能を失わせるには、強大な迷宮主を倒す必要がある。
しかし、国はあろうこ
とか母なる迷宮を監視、保護の対象とする宣言を出した。理由は、ダンジョンからは莫大な利益が生まれるから。摩訶不思議な鉱石や植物、そして貴重なモンスタードロップ。
そんな政策の犠牲となってきたのは、いつだって弱い立場の人間だ。
モンスターによって大切な人を奪われた主人公——トラスは、全ての母なる迷宮を破壊するための旅に出る。相棒は聖犬フォコ。
戦闘力に恵まれなかったトラスは、自らの【透明にする魔法】やフォコの【聖なる火の魔法】を駆使して、ダンジョンを破壊していく。
そんな彼らのもとにやってきたのは、亜人の血をひく自称聖女たち。
金髪ツインテールドワーフ、水色髪シスター風魔族、茶髪軽装狐系獣人、緑髪女騎士エルフ。派手な見た目の美少女たち。
国営のギルドから目をつけられたくないトラスは、四姉妹たちのパーティ勧誘から逃れられるのだろうか。
迷宮破壊系アンチダンジョンファンタジー。
*カクヨム 同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 17:48:14
128242文字
会話率:48%
不良高校生の『朝倉リューマ』は修学旅行中に、クラスごと事故に合って死亡――気づいたときには異世界の農家の息子『ヴェルト・ジーハ』に転生して成長していた。
前世の記憶が邪魔して今の人生を空虚に感じていたある日、親に頼まれ、ヴェルトは幼なじみ
のフォルナと、街に最近できた珍しい料理を出す店へ向かうことになったのだが……そこで人生を変える出会いと再会を果たし、自分のやりたいことを見つける。
俺が転生したってことは、他にも転生した奴がこの世界にいるかもしれねえ。俺が想いを抱いたあの子も……こりゃあ、会いに行くしかねえだろう! たとえどれだけ長いことかかっても、世界の果てだろうと、俺はお前に、お前たちに会いに行く!!
※過去に某出版社さまで書籍化した作品ですが、この度契約解除に伴いWEBに再度投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 20:00:00
2553717文字
会話率:52%
先の戦争で惨敗したことにより、敵国の皇帝のもとへ嫁ぐことになった皇女エリザベス。
本来であれば、悲しむべき出来事だが……何故か、当人は大喜び!
「これでようやく────死ねるわ!」
暴君と呼ばれる敵国の皇帝に殺されることを夢見て、エリザ
ベスは嫁いだ。
でも、どれだけ悪女を演じても殺される気配は全くなく……?
それどころか、物凄く大切にされている。
────えっ?何でこんなに優しいの?貴方、暴君でしょう?
実際、他の人には横暴な態度を取っているため、エリザベスはひたすら困惑。
「俺はただ、エリザベスを幸せにしたいだけだ。そのためなら、何でもやる。だから────思う存分、俺を頼れ。利用しろ。縋り付け」
とにかくエリザベスを甘やかしたくて堪らない皇帝は、死にたがりの彼女へ新たな人生の選択肢を与える。
これは────“死ななければならなかった”悪女が、尽くしたがりの暴君の手によって己の運命を覆す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 19:36:05
21085文字
会話率:32%
Sランクの冒険者で構成されたパーティー【サンブライト】の魔法使いルカは古代魔族の遺跡で一冊の魔道書を発見する。
それはかつて魔族が人間に化けて悪さをする時に使っていたという人化魔法の魔道書だった。
人間が人化魔法を覚えたところで何の意
味があるのか分からないとリーダーは魔道書を焼き捨てるように命令するが、ルカがどれだけ魔法の呪文を詠唱しても出るはずの炎が出てこない。
それはルカが魔道書に掛けられていた呪いによって人化以外の魔法を使えなくなっていたからである。
魔法が使えなくなった魔法使いは必要ないとパーティーから追放されたルカは已む無くソロでギルドの依頼をこなそうとする最中に気付いてしまった。
この人化魔法は自分以外も人化できるという事実に。
ルカはドラゴンや魔物等あらゆる物を人間に変化させて仲間として取り込み一大勢力を築いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 07:00:00
102579文字
会話率:40%
「もしかして最近、涼が言ってた魔物に通じてる人間がいるかもしれないって、お前のことか!」
(え、おにぎり一個あげただけで魔物側認定されるの!?)
「(おにぎりをあげた)理由は簡単だよ。俺の(命の)ためだ」
「自分のため……って、あんた魔
物がどれだけの人間の命を奪ってきたのか知ってるの!?」
「知ってるよ(ニュースで見たし)でも(おにぎりをあげたのだって)俺の(命の)ためなのだから仕方がないだろ?」
「自分のために魔物たちに命を奪わせているのか……?」
(エッ何のこと!?)
この話は言葉足らずのせいで少年漫画の主人公っぽい人たちに黒幕と勘違いされる。
そんな自業自得な男の話だ。
「俺は普通に生きてるだけなのに!!!!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 19:00:00
3026文字
会話率:38%
ゲーム知識を使い国を奪う。
ヒロイン達を闇堕ちさせ、魔王軍幹部へとスカウトする。
敵は容赦無く抹殺する。
偉そうな支配者達はざまぁして絶望を味合わせる。
それが、俺の選ばれた魔王軍「知将」の仕事。
どれだけ頑張っても会社で認められ
ず絶望していた俺。
唯一の救いは好きなオープンワールドをプレイすることだった。
ある日、女魔王が現れ俺をオープンワールドそっくりな世界へと転移させた。
女魔王は言う「貴様の知識が必要だ」と。
そして俺に力を与え、魔王軍知将へと転生させた。
俺は人生で初めて「必要だ」と言ってくれた女魔王の為、暗躍することを誓う。
これは俺達が最強魔王軍を作り、立ちはだかる支配者達を蹂躙し、異世界全土を征服するまでの物語。
※「異世界征服〜会社員。女魔王とオープンワールドに似た世界で最強魔王軍を作る〜」というタイトルでカクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 18:04:51
261235文字
会話率:51%
告白できる人ってすごいと思う。
どれだけの勇気が必要なんだろう。
ねぇ、私はいつ彼に想いを伝えたらいいのかな。
最終更新:2024-01-28 00:37:22
6124文字
会話率:49%
どれだけ短くなるまでえんぴつを使えるかの耐久レース、いよいよ最後の手紙になるでしょう。宛先は、お母さん。届けてくれるのは、魔法使いの夫。世界の均衡を保つために喚ばれた私は、帰れない。どこにいても、あなたの幸せを願う。
各話別視点の7話構成。
はじめの三部は短編として既出です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 20:00:00
9938文字
会話率:11%
どれだけ短くなるまで鉛筆を使えるかの耐久レース、いよいよ最後の手紙になるでしょう!
1000文字、読了に2分、「なろうラジオ大賞4」参加作品です。
最終更新:2022-12-07 06:00:00
1000文字
会話率:17%
恋を肉欲が凌駕し、肉欲を疲れが凌駕し、疲れを不安が凌駕する。そんな夜を続けている。
これはポエムではなくただ事実である。街中や大学で「あ、いいな。」と言う人を見つけて、その人とたまたま生活圏が近かったとして、そして何かきっかけがあって
たまに話すようになったとして、その恋が成就する可能性は限りなくゼロに近いと言える。
理系なので回りくどい言い方をしておいたが、まあゼロと言い切っていいだろう。だって俺は格好悪いもの。もっと言葉を選ばずに言うと、気持ちが悪い。誹謗中傷が問題になる昨今、この言葉を俺に言えるのは俺だけなのできちんと言っておくが、どれだけおめかししてもなんだかやっぱりきもいのだ。
だから、たまに抱く恋心は自分の中から出ることはない。そうすると家に帰って街で見た人よりも自分好みの容姿をしたセクシー女優に心というか本能が持っていかれる。これは情けなくも当然の出来事である。恋が肉欲に凌駕される。
そして、親のすねをかじる学生の身ではあるが、理系の大学院生ともなると講義に就活に研究に大忙しなので、セクシー女優を鑑賞する時間も減っていく。そんなことより空いた時間はぼーっとしたいという欲が勝つのだ。肉欲が疲れに凌駕される。
そうしてぼーっとしていて夜になると、急に不安に押しつぶされそうになる。「やばい、どうしよう。」「いや課題を済ませて企業に出すエントリーシートを書いて実験のデータをまとめて寝ろよ。」「でもどうしても今はやりたくない。」そんな意味のない自問自答がずーっと力尽きて寝るまで続く。疲れを不安が凌駕する。
だから俺は散歩に行く。家で悶々としているくらいなら不審者として職質される覚悟で夜を徘徊する方が健全であるはずだ。
これは、くそみそ大学院生がだれかに会うまで散歩をする物語だ。(もちろんフィクション)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 03:00:00
2171文字
会話率:5%
一日が二十四時間ではないと識っているのは、どれだけの人数だろう。
世界が黄昏刻に染まる時――その時間は始まる。
闇に潜み、襲い、喰らう存在が跳梁跋扈する世界。
そんな中を駆け巡り、刃を振るい、人知れず戦う存在――退禍師。
これは、
そんな人々を影から護る存在を目指す、退禍師の雛鳥たちの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 18:00:00
120171文字
会話率:33%
愛しい人を取り戻すには、いったいどれだけの時間を費やせば良いのだろう。
『彼女』の願いを叶えるために……。
『彼女』の想いを体現するために……。
俺は偽り生きてゆく。
※ただただ一途に人を愛する心情を描いておりますが、やや過激表現がござい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 17:54:36
16371文字
会話率:29%
海外・国内・温泉と、私の行きたい場所をひたすら羅列してみました。このうち今年の間にどれだけ行けるのか、そしてここに書いていない場所をどれだけ開拓できるか。旅行好きとしては頑張りたいところです。
最終更新:2024-01-09 19:00:00
5951文字
会話率:0%
君の好きなところはたくさん言えるんだよ
君が好きなところはどれだけ言えるんだろ?
仙道アリマサ様主催の『仙道企画その6(ボカロ企画その3)』参加作品です。
最終更新:2024-01-06 20:31:33
772文字
会話率:0%
「魔法が......ない?」 成人を迎えた私は、『神への誓い』の場で、自分が使う魔法が決まるはずだった。しかし、結果をどれだけ見ても炎、氷、風、光、いずれの魔法にも該当しない。私は、自分が『持たざるもの(エスタ)』だと考え、悲しみに暮れる。
しかしその数日後、父の商館を歩いていると、虹色に輝く宝石を見つける。ほんの気まぐれで 「この宝石がたくさんあったらな......」 そう呟いた私の目の前には、まばゆい光とともに大量の宝石が! これから私に一体何が起こるんだ......?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 12:00:00
21877文字
会話率:69%
少年は誓った。少女がどれだけ悪だろうと愛した以上は守ってみせると。
†
人間族の国の都市を観光する少女「ピメリィ」は、ひょんな事から魔法学園の教師になってしまう。
個性的な生徒に振り回されながら過ごす――だけじゃない、ちょっと変わったフ
ァンタジー日常譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 23:53:37
36383文字
会話率:34%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 師走
弐陸捌参 伍 弐零弐参
花梨のケチャップ
三つ目心象素描実践研究ラボ
しいな ここみ樣主催の個人企画
【リライト企画】
(企画期間R5.
10.15〜12.31)
参加作品
お前らミートソーススパゲティーがどれだけ素晴らしいかわかってるか!? ミートソーススパゲティーは最高なんだよ。ミートソーススパゲティーはなあ、神様なんだよオラァァァーーー!! (8888) 8888
作者:氷室怜 先生樣作品の二次創作です。
この作品は「N6100HN」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 17:54:43
2224文字
会話率:39%
異世界転生、、、
この言葉が夢に溢れ、人々が憧れ想像する、そうなったのはいつだろうか?
チート、ハーレム、魔法、身分。
そんなことばかりが異世界転生という言葉と一緒に人々に広がっていく。
だが、、、この異世界転生という言葉には必ずつい
て回るものがある。
法がしっかりしていない。
命の価値が軽い。
身分によって苦しむ。
俺が異世界転生という夢を追う馬鹿だったらどれだけ良かっただろう。
俺は異世界転生のライトノベルを読むとこんな事をどうしても考えてしまう。
主人公になれるのは努力し諦めない一握りの人間。
一万人に一人、いや一億人に一人きっとそんなレベルだろう。
そして、適当に生きて適当に勉強して上でも下でもない中を常に取ってきた俺は異世界転生しても結局、主人公の隣りにいるモブA、いや村人Aだろう。
そう思っていた俺が死に異世界転生したのは、、、
案の定、俺が転生したのは王族でもなく貴族でもなく魔物でもなく村人だ。
適当に生きる俺だったが幼馴染に強制的に村から連れ出され今ここに俺と彼の物語が始まるらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 00:00:00
92304文字
会話率:37%
お前らミートソーススパゲティーがどれだけ素晴らしいかわかってるか!? ミートソーススパゲティーは最高なんだよ。ミートソーススパゲティーはなあ、神様なんだよオラァァァーーー!! (8888) 8888
検索用Nコード:N6100HN
作者:氷
室怜 先生
の二次創作です。
作者の氷室怜 先生より許可をいただいております。
※ しいな ここみ 先生主催の【リライト企画】参加作品です
田舎から大都会(※地方都市です)に出てきたおれは、はじめて洋食屋でスパゲティ☆ミートソースを食べて、いろいろ面食らう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 12:00:00
2951文字
会話率:10%