ある日のこと、お母さんは赤頭巾に言いました。
「赤ずきん、お婆さんがご病気になってしまったの。お婆さんは貴方をとっても可愛がってくださったのだから、お見舞いに行ってあげなさい。きっと、喜んでくださるから」
「はい、お母さん」
「それじゃあ
、このケーキと、ブドウ酒を持って行きなさい」
赤頭巾がお婆さんのところへ一人で行くのは初めてのことだったので、お母さんは心配でたまりません。
でもお母さんには用事があって、一緒にいけないのです。
「いい? 途中で道草をしてはいけないわよ。それから、オオカミに用心するのよ。オオカミはどんな悪い事をするかわからないから、話しかけられても知らん顔しないと駄目よ」
「はい、お母さん。大丈夫よ」
赤頭巾はお母さんを安心させるように元気よく、
「いってきます!」
と行って、出かけて行きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-01 02:46:35
3032文字
会話率:31%
私の名前は美見 淋子。
私は人間では無い。
既に死んでいるからだ。
高校生になれなかった私は就職を決意した。
しかし、現実はそう甘くなかった。
私には旧友が2人いた。
名前は、島 次郎と都律 Piiと言った。
彼らとは家族ぐるみの付き合いの
ある幼馴染みだった。
彼らとはいずれ戦火を交える事になる。
この2人と出会ったのは小学校の入学式の日、春風が気持ちいい日だった。
次郎君のお父さんは、郵便局のボスでお母さんはギャングの娘であった。
Pii君の家は世界有数の大財閥で彼はそこの御曹司だった。
これは彼らとの壮絶な戦いの物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 08:24:41
2348文字
会話率:25%
自分の名前が気に入らない超不幸体質な主人公は、母から進められた高校に行くことになる。
しかしそこは、毎週日曜日特殊能力で勝負をするトンデモ学園だった!
そこで主人公は部活を作り、個性豊かな生徒と巡り会っていく。
_私、この先生きていける
かな...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-09 10:21:06
1570文字
会話率:35%
少し前の事です。
花が好きな少女がいました。
彼女の名は花音です。
花音は、毎日花を見て育ちました。
そして、花のような優しく可愛らしい娘になりました。
花音は学校には行きませんでした。
森の奥にある、大きな家でただ花を見ていま
した。
花音に家族はいません。
お母さんは病気で、お父さんは殺されて死にました。
けれど花音は、頑張りました。
花音はあまり喋りませんでした。
たった一人の友達、未来と喋るだけで、あとは無口でした。
そんな花音はある日、大好きな自分の庭でスノードロップという花を見つけました。
(可愛い花ですね…)
と花音は思いました。
そして花に触れました。
すると視界が曲がり、世界が反転しました。
「きゃっ…」
花音は気持ち悪くて、庭に倒れ込んでしまいました。
それから何時間が過ぎたでしょう。
花音を呼ぶ声がします。
「花音?花音!!」
未来でした。
「未来…」
花音が言うと、未来は嬉しそうに笑いました。
未来は学校に通っています。
未来はとても優しくて美人です。
未来は花音の友達です。
だから、花音は未来を大切にします。
花音も未来の友達です。
だから、未来も花音を大切にします。
「未来…どうかしましたか?」
花音が尋ねると未来は、苦笑いしながら、 「私の友達…会ってみない?」 と言いました。
「はい?」
花音の顔が、緊張しはじめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-01 13:15:08
469文字
会話率:62%
『これで、お母さんは僕のものだ』
「自分がかいた物語のせかいで、神さまになった女のひとのおはなし」のウサギ視点。
ヤンデレ。
最終更新:2014-08-24 20:23:19
2593文字
会話率:5%
タッくんはママが大好き、ママもタッくんが大好き…。
旦那と離婚してタッくんを一人で育てる清美(きよみ)、誰が見てもどこにでも居る普通の親子に見えるだろう…。
しかし、この親子には秘密がある。誰にも言えない秘密が…。
タッくんは
こんなに可愛いくて、力持ちなんだもの何をしても許されるの。
お母さんはタッくんの味方…たとえ何をしても…。
タッくんもずっとお母さんの味方でいてくれるよね…。
貴方も親子の秘密を共有してみませんか…。
夏のホラー2014参加作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-05 02:00:00
4055文字
会話率:0%
お母さんは、「おかえりー」と、言わなかった。
最終更新:2014-07-22 23:06:27
281文字
会話率:0%
青本 有希、36歳、既婚、夫は大学の同級生、二児の母(4歳、1歳)、フルタイム勤務
ファンタジー世界で、なんだか微妙なウ○ト○マンみたいな事になりました。
働くお母さんは、世界を救えるのか?!
あ、副業って会社に報告必要なのかな…??
勇者は収入が無いので大丈夫!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-20 23:17:43
1989文字
会話率:34%
私は神秘、変な名前だよね…そしてお母さんは、私に貴方は、歴史に残る人物神野夢子の代々続くお姫様だって怒りながら寝て起きるとそこは…
最終更新:2014-07-08 02:58:30
321文字
会話率:0%
朝目が覚めたら、金髪碧眼のイケメンくんが隣で眠っていました―――なんて聞くと、ときめきラブストーリーだと思っちゃいますが、全然そんなことはありません。「君は誰?」「何言ってるの? お母さん」ええーー!!私、君のこと産んだ覚えなんてないですよ
!お相手だっていませんし!? 「お母さんはお母さんでしょ」「違うってば!」平々凡々な私から君のようなイケメンくんが産まれるなんてありえない! 聞く耳を持ってくれないなら、何度だって言いましょうとも。「あなたのお母さんは、少なくとも私じゃありません」!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-15 23:00:00
5338文字
会話率:39%
自分勝手でわがままな少女マリー。お姉ちゃんになっても、わがままは直りません。ある日お母さんは神様にお願いします。「どうかマリーのわがままをお直しください」神様がマリーに与えた罰とは…。
最終更新:2014-04-05 05:43:10
2014文字
会話率:25%
僕のお爺ちゃんは異世界から来たらしい。
お父さんやお母さんは信じてないけどきっと本当だと思う。
そんなお爺ちゃんと孫との会話
からスタートですが、そこまでしか考えてませんw
最終更新:2014-02-19 03:09:05
10820文字
会話率:38%
小学六年生の東蛍太は、一学期終業式の学校の帰り道で、一匹の子犬と出会う。
飼いたいとは思うけど、勉強熱心なお母さんは猛反対。
蛍太は子犬を連れて、ついに家を飛び出した。
そして向かった場所は、噂で聞いた、タイムスリップ出来るらしい”青
い池“。
そこに誤って飛び込んでしまった蛍太と子犬は、幕末の時代へ。
そこで新選組と出会い、学んだ事とは……。
蛍太と子犬の、もう一つの夏休みが始まる。
※「野いちご」というサイトでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-16 18:55:21
24843文字
会話率:25%
母親の再婚から少女の物語は走り出す!
「おかあさんがしあわせならわたしもしあわせです」
幼い頃の願い、それはもう叶わない。
「お母さんは誰が何と言おうと世界一です!」
母大好きなマザコンヒロイン、誰か彼女の心を射止めのか!と言うか母親に
勝てるのかっ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-01 01:16:05
1440文字
会話率:39%
大人になった主人公が、施設に入っていた時のことを思い出しながらほのぼのとやっていきます。
最終更新:2013-09-20 01:22:35
2011文字
会話率:48%
――ねえ知ってる?
何でも願いの叶う四つ葉のクローバーがあるんだってさ!――
あるところに、ステラという女の子がいました。
ステラは森の中でお母さんと一緒に生活していましたが、お母さんはある日病気で倒れてしまいます。
一所懸命看病
してもお母さんの病気はよくなりません。
そんな時、ステラの元にある会話が聞こえてきました。
「深い深い迷いの森を抜けた所に、とっても綺麗なお花畑があるんですって!そこには何の願いでも叶う不思議な四つ葉のクローバーがあるんだってさ!」
それを聞いたステラは、お母さんの病気を治すために迷いの森へと足を踏み入れるのでした。
※本作は作者の都合上、第一話のみ英語と日本語で書かれています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-25 16:50:01
6325文字
会話率:32%
冬の寒さがいまだに残るこの日、私の家には沢山の人が集まっていた。
皆、同じような黒い服を着て、家の中は線香の香りが漂っていた。
そのくせ、外は突風が雨戸を大きく揺らしている。
そのため、線香の煙が簡単に外へと逃げていく。
「本日はご
愁傷様です」皆が口をそろえて、私の父に挨拶をしている。
私は何故皆悲しそうな顔をするのかわからなかった。
お母さんは私が幼いころからいつも話してくれていた。
空の彼方には神の国があるのだという。
だから、お母さんがいなくなっても神の国に行くだけだから、夕空(ゆら)が神の国に来ればまた会えるよ、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-17 19:40:11
7004文字
会話率:1%
お母さんのにおいは家庭それぞれ…皆のお母さんはどんなにおい?
キーワード:
最終更新:2013-03-05 07:09:10
472文字
会話率:25%
お皿を洗っているお母さんはいつだって笑顔だった。
それがなぜなのか、ずっと不思議だった。
母と娘の視点で語られる掌編。
最終更新:2013-03-01 17:34:31
1147文字
会話率:6%
僕のお母さんはたったのひとり。そして、こぶとり。
ただし、デベソではありません。
最終更新:2013-02-28 20:21:24
1941文字
会話率:3%