雨を奪われた大陸世界アスメジア。
銀の髪の娘リィラは、コクトーの辺境の地で、父と言葉を話す黒い獣レスと暮らしていた。川から離れた辺境暮らしは、父の水盗人としての責めであった。その父を追い立てたコクトー領主が代替わりし、リィラを花嫁にと望んで
きた。断れば、さらなる水盗人との咎を受ける。
渋々ながら、花嫁支度をしたリィラの前に現れたのは、唯一雨を降らせることのできる者「紫の主(ヴィオプリス)」シルヴァの影だった。
雨をもたらせば、新領主との結婚は免れられる。雨が欲しければ迎えに来いと言ったシルヴァの言葉に、リィラはレスとともに旅立つ―――。
これは、銀の娘リィラと出会った紫の主シルヴァが、雨を大地に還すまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-14 00:00:00
90046文字
会話率:38%
或る人が夢見た、不思議な街の話。そこには人が居て、文学があって、戦争があって、笑顔があった。しかし、自由な世界とは裏腹に「自由を奪われた者達」が居た。それは夢か現か、少なくとも或る人の中では深く心に刻まれた、「廓」の物語でありました。
最終更新:2013-07-07 21:59:50
23129文字
会話率:44%
突如世界に現れ始めた破壊するだけの【外敵(アウターズ)】。それと同時期に出現する異能者。人類から日常を守る正義と、人類から日常を奪われた悪。【外敵】が出現して三十年が経ち、世界は敵に抗うために組織を作る。
正義、悪。それぞれが色々な思い
を抱える異能者バトルファンタジー……の皮を被ったなにか別の物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-01 01:00:25
23715文字
会話率:37%
俺こと最宮誠はキスをすると人格が入れ替わってしまうという体質を昔から持っていた。そんな俺はある日、親に借金を押し付けられ借金取りから逃げることになってしまった。だが、そこに運悪く女子と道角でぶつかってしまい、転んだ弾みでキスをしてしまった。
そこから俺の人生は百八十度変わってしまった。これは狼を身に宿し、自由を奪われた少女とその少女を命を賭けて守ると決めた少年の狼な関係の物語。できればお気に入り登録をしてくれるとやる気出ます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-23 23:16:47
125292文字
会話率:43%
猫好き女子大生佐々木さんが出会った美猫アオイくん。彼はある日こう言った。「ねえ、僕のお嫁さんにならない?」佐々木さんはどこぞの居酒屋のようにこう言った。「よろこんで!」「じゃあ行ってらっしゃい」「え?」ひらりとふられたしっぽを最後に、落とさ
れたのは異世界。しかもなぜか猫の姿になっていた。ここで猫として生活することが花嫁修業!?拾われたり、売られたり、奪われたり。「猫はもっと丁重に扱えー!!」にゃんこになった佐々木さんの、明日はどっちだ・・・!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-13 13:27:34
11750文字
会話率:57%
自分の親友を吸血鬼に奪われた少年は復讐を誓った――――――のだが……!?
最終更新:2013-06-02 03:47:18
4294文字
会話率:59%
夢に入り込み、依頼者の記憶を見つける「ユメオイビト」と夢の中で道具を具現化するユメオイビトの相棒である「具現家」その職業は人々の暮らしを豊かにしていった。それと同時にユメオイビトの地位も上がり、次第にユメオイビトが社会に影響を与え始める。
ユメオイの最盛期のある日。ユメオイのシステム「フリーダム」の回線がオーバーヒートをおこす。ユメオイを行なっていたユメオイビト、依頼人、具現家の多くが現実世界に戻ってくることはなかった。少数の腕利きは、帰還に成功をしたが、記憶の一部が失われていた。これがユメオイ史上最悪の事故、“虚無の夜”である。
“虚無の夜”以降、ユメオイは禁じられ、ユメオイビトはその地位を奪われていった。
あれから十年。かつてユメオイビトとして名を馳せていた東堂は佐藤潮音に現在は禁止されているユメオイを頼まれる。しかし、パートナーとして選ばれたのは人の言葉を理解できないゴリラだった。
一方、街のいたるところで、頭部が突然爆発する『頭部爆発症候群』を発症する人々がいる。田中修司刑事は、病を人為的なものであるとみなし調査を行なっていた。発症する人々は皆一様に、夢で白黒の夜叉を見たというのである。
ゴリラのベンとの協力により、依頼者の謎を解くことに成功した東堂は潮音の中から依頼とは関係のないピースを得ることになる。そのピースは東堂が“虚無の夜”によって失われていたパートナーの記憶を一部取り戻すことになった。
依頼者の夢を追うことによって徐々に明らかになる“虚無の夜”で奪われた記憶。十史は自分のパートナーであるヨルベ真香の存在を突き止め、真香が“虚無の夜”を巻き起こした張本人であること、そして夢の世界に取り残され、人々の夢の中で強力な力を手にしていることを知る。頭部破裂症候群はヨルベによって引き起こされていたのである。人々の脳の限界を超えて具現を行うことができるため、やがて虚無の夜をもう一度引き起こす原因となる。そしてそれは、佐藤潮音の思惑である息子の記憶を取り戻すことに利用されるのであった。かつてのパートナーの暴走を止めるため、多くの人々の命を助けるため、十史とベンはユメオイを行うのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-31 13:42:34
10751文字
会話率:48%
ある日、町に出掛けた友之は奇妙な男に遭遇し、決闘を申し込まれる。わけがわからないながらも男と闘いを繰り広げるも、敗北。愛用の傘を男に奪われてしまう。大事な傘を取り戻すべく、友之は男の後を追うのだが・・・・・・。
最終更新:2013-05-12 16:05:08
10230文字
会話率:17%
米軍支配下のもとで、銃とブルドーザによって土地の六割近くまで奪われたことのある伊江島の実情を、描きます
最終更新:2013-05-09 11:13:21
8590文字
会話率:10%
領主を殺し寺院を焼き払う冷酷非道なる悪鬼ネビルには神様が付いている。神様は幼いネビルを見つけ、優しく共に居てくれた。「泣いてはいけないわ、ネビル……」と静かに諭して。その神様が奪われた日の事を、ネビルは生涯忘れない。神様を取り戻した日の事も
、生涯忘れない。――たった一人の為に人を殺め続ける悪鬼ネビルと、彼の唯一の神様である姉ヤシュレの、ようやっと安寧を得るまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-06 23:59:01
7895文字
会話率:43%
俺は『罪人』。名と家族を奪われた神父だ。
すべてを失った俺に残された目的はただ一つ。
予言書『罪人の書《クリミナル・サイン》』に従い、『暴食の魔王』を倒すこと。
予言に定められた運命の日。魔王のもとに向かった俺は幽霊少女に導かれ男の娘へと
生まれ変わった……って、ちょっとまてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
これは、神奈川県厚木市にある田舎『七森町』にて繰り広げられる馬鹿をして、笑い、そして時々、敵と戦う。
そんな、ありきたりで、クソッタレな魔族と魔術師達の物語。
俺もそんな日常に組み込まれ日々、暮らしている。
俺がこの生活を続ける理由? そんなの決まっている。
魔王は、この日常のどこかに潜んでいる。
それで動機は十分だ。
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シリアス半分、ドタバタ半分くらいでかければいいな、と思います。
序盤は、かなりシリアス展開です。
(元々、別IDで登録していましたがメアド紛失&パスワードわすれたので再登録。かなりアレンジをきかせてあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-06 18:38:44
34464文字
会話率:32%
20年前、東京の地下に埋まっていた『扉』が開かれた。
そこから化物が這い出し、人間の領域は奪われた。それと時を同じくして罪痕(オフェンダー)と呼ばれる異能を持った子供が生まれた。
人間は各地に拠点を築き上げ、彼ら罪痕の力を用いて生きな
がらえていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-02 22:55:03
7075文字
会話率:23%
大切なものを奪われたのはきっとみんな同じ。
最終更新:2013-04-29 10:53:48
1759文字
会話率:33%
義母に毒りんごを食べさせられ、死んでしまった白雪姫。王子のキスで奇跡的に目覚め、二人は結ばれる--筈だった。
しかし白雪姫はファーストキスを奪われたことに、王子は姫が目覚めたことに激怒し、口論となったのです。 童話では切り取られてしまった
話がここに。
無事にハッピーエンドとなれるのか!?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-04-26 16:16:01
2541文字
会話率:65%
絶望を与えられた分だけ絶望を与えろ。
非営利営業《裏裁判所》に所属する《神李倫》の仕事は
公で裁かれなかった罪人を裁くことだった。幸せを突如奪われた者へ手を差し伸べる。
どこかで理不尽に傷付けられ不幸になった人達に異様な執着を見せる倫。
「同害報復」を営業理念に倫は刀を振り続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-21 18:36:51
10167文字
会話率:37%
友人に誘われて訪れた離島で、僕が心奪われたものは美しい草花と美しい友人の妹……*他サイト投稿作品の改稿版です*
最終更新:2013-04-21 13:53:31
15228文字
会話率:23%
第二次大戦中の母と息子を描いた物語。息子を戦地に奪われた母親の苦悩は、それでも強く生きていくしかない現実を抱えている。幼い子供たちに支えられ、強い母親をまっとうする母親、春代。戦地に赴いた息子、次郎の母と子の心の絆を描いた作品。
最終更新:2013-04-19 12:20:20
97603文字
会話率:65%
超短編。
家族との時間を奪われた瞬間…。
【SNSの日記より転載】
キーワード:
最終更新:2013-04-13 23:59:53
387文字
会話率:0%
悪魔から家族を奪われた少年、咲良。
しかしそこから咲良の新しい人生が始まった。
最終更新:2013-04-13 17:51:15
2356文字
会話率:8%
突然すべてを奪われた男が、暗殺者にされ人生を翻弄される。
奪われた記憶、過去を取戻し帰るべき場所を目指し、男の戦いが始まる。
それを阻む、二つの組織、そしてDST(国土監視局)それらの裏側でもつれ合うさまざま思惑。
風と共に時は流れ、思いは
つなぎとめることができるのか・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-03 02:41:18
120982文字
会話率:25%