この話、実は数年前につくった私と妹の合作です。童話っぽい作品に仕上がっています。舞台は中世のヨーロッパ、あるふたりの姉妹の優雅な日々を描いた物語です。……うそです。
最終更新:2008-10-07 22:56:32
1250文字
会話率:59%
十四世紀、ヨーロッパで広大な大地を前に百年戦争が繰り広げられていた。イングランド軍とフランス軍の求めるものは、シャルル四世の死によって空席となったフランス国王の王座である。戦闘が進むにつれてフランス軍は衰退し、イングランド軍が優勢になる。オ
ルレアンが落ち敗退必須のフランス軍は、次々と撤退し始める。しかし突然謎の少女が現れ、戦闘に出して欲しいと言う。その少女のおかげでフランス軍は士気を取り戻し、オルレアンを奪還する。シャルル七世はさらなる出陣を要請するが、少女はある条件を掲示する。シャルル七世はその条件を承諾し、少女は出陣するが…。終わりなき戦闘の末、少女が手に入れるものは…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-24 15:28:14
5697文字
会話率:55%
今から遡ること数百年前。中世ヨーロッパには、ある迷信とそれに関する悪しき風習があった。それは婚儀を迎えた花嫁の処女を、聖職者が奪うという初夜権というものだ。
最終更新:2008-07-18 20:11:17
14624文字
会話率:37%
ある幸せな家族に訪れた残酷な出来事。突然現れたドールと名乗る少女は、フローラをどこへ連れて行くのか…。そして、ドールが向かわせる結末とは…。
最終更新:2008-06-04 17:25:16
6872文字
会話率:35%
第二次大戦時、占領下のパリ。その夜、関豊はレジスタンス連絡員と接触する指令を受けた。現場へむかう関。そこへナチスの監視隊があらわれる。
最終更新:2008-03-08 22:37:41
10415文字
会話率:31%
ヨーロッパには陰の歴史がある。ジプシーはその呪われた歴史の中で、常に陰という重みを背負わされてきた。人の人生は儚い、だが血族の重みは個人の人生を凌駕する。足掻いてもどうしようもない、眼に見えない重圧と呪いの中で、生きることすらも危うき時代に
、生きていく歴史。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-11-30 05:58:30
6760文字
会話率:14%
偏屈で掴み所がなくて悪趣味な友人の戯言に、私は今日も翻弄される。
最終更新:2007-10-22 23:48:37
1313文字
会話率:59%
これは呪われしカインの血族の物語である。アダムとイブがエデンの園を追われて後、次なる生命として生み出されたのがカインとアベルであった。ヤハウェの愛が弟のアベルに傾いたことによって、カインは嫉妬に駆られ実の弟を殺してしまう。それを隠蔽した罪に
より、カインはエデンの園を追われた。『カインを殺す者には七倍の報いがある』という伝承を残して……。そうして時は流れ中世ヨーロッパ――闇と光りの狭間に紛れ、カインの血族は確かに存在した。忌み嫌われる呪われた一族として――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-06-28 00:53:14
4163文字
会話率:30%
瑠璃の空を求めて彼は進む。その表情は穏やかで優しい。辿り着いた先にあるもの。それは愛なのか、復讐なのか…
最終更新:2006-06-03 17:16:41
1881文字
会話率:16%