宮本武蔵の子孫、宮本零(みやもとれい)は友人に殺され、異世界転生してしまう。
だが、魔法貴族のもとに生まれた零こと、クリフォードには魔法の才能が無く、最強種族、鬼の生息する森、チェワンドの森に捨てられてしまう―――。
しかし、謎の狐に
助けられ、ある異能に目覚めた零は、復讐のために世界中に散らばる8大迷宮の攻略を目指す。転生者の仲間と大迷宮の攻略をしていくうちに次々と判明していく世界の真実。そして、勇者として召喚されたかつての友人。これは、異世界で剣豪となった少年のファンタジー復讐物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 16:19:54
49275文字
会話率:27%
ただただ怖い。失うのが、取り残されるのが、怖い。『彼』を残して逝くのが、怖い──
かつこの惑星には『海』と呼ばれる水たまりがあった。
かつてこの惑星を『地球』と呼んでいた時代があった。
かつてこの惑星には『人類』と呼ばれる生物が生
息していた。
わずかな面影を残した『人類』の放課後に──少女が一人、居眠りから目を覚ます。
少女は、目覚めた世界をただ──恐れた。
※本小説は電子書籍小説『ゼロマキナ』の公式IFルート小説です。
※本作はゼロマキナを読まずとも単品でお楽しみ頂けます。
※本作は一次創作のIF√であり、二次創作ではありません(詳しくは前書きを)
ゼロマキナのシーエ・エレメチアに本家や脳仕掛けの楽園、感染少女のシーエ人格を入れたらどうなるのという実験的内容となっております。
001話頭痛のシーンで思考が入れ替わり、004話あたりでガッツリ本編とは乖離……物語を動かすための装置の役割も果たしているエレメチアの人格、それが変わってしまったら、果たして物語は始まるのだろうか?
本家シーエならではのある選択と、そこから導かれる結末をお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 23:36:43
350994文字
会話率:48%
あるダンジョンに生息する一体のスケルトンは、ある時1万回目の死を迎えます。
一万回目の死を迎えたスケルトンは、いつまで経っても再生しない自身の体と薄れゆく意識に、死を覚悟しそのまま絶命するが――――
何の運命か。
スケルトンだったはずの彼
は、人間として生まれ変わるのです。
※カクヨム・アルファポリスにて、先行投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 17:04:31
2636文字
会話率:5%
恋人の雄二が非業の死を遂げた美緒は自殺を決意する。何度も自殺未遂を繰り返すそんな美緒に、ある男が声を掛けた。「あんたの望みを叶えてやろう。あんたの命と引き換えに......」疑心暗鬼に囚われながらも、美緒はしっかりとした口調で答えた。「雄二
さんを殺した犯人をこの世から消し去って下さい。その後、私のこの命、あなた達に差し出します」と......
スクープカメラマンたる雄二は、本土の遥か南に位置する孤島『極神島』の秘密を暴きに行き、そして何者かによって殺害された。『EMA探偵事務所』代表の柊恵摩エマは、そんな美緒の依頼を受け、単身『極神島』への潜入を敢行する。その時エマはまだ知らなかった......この島が犯罪で塗り固められた難攻不落の城であった事を......
若干24才、誰もが羨む程の美貌を兼ね備えたエマは、持ち前の美貌とキャッチーな性格から、島民と上手く馴染む事に成功する。島で唯一の食堂『料亭潮風』で住み込みのバイトとなり、常に民とフレンドリー接するエマは、いつしか島民の中で人気者となっていった。しかしそんな優しく、そして親切な島民には、想像を絶するような裏の顔があったのである。
長閑な街並みに君臨する異様な近代的建物『セントジェーン病院』。
街の至る所に点在する生々しき『剥製』の数々。
謎大き『西の森』に生息する毒蛇『オオキバ』。
極神教の総本山たるベールに包まれた『剛健神社』。
地底深くに張り巡らされた迷路とも言える『洞窟群』。
そして......
足を踏み入れただけで『死』が訪れると言われる『死の岬』などなど。
この島に存在するそんな全てのキーワードが、エマを待ち受ける『罠』であり、そしてまた『地獄への道』であった事など、島に着いたばかりのエマは知るよしも無かった。何度も傷つけられ、何度も殺されそうになりながらも、0%の死地を確実に潜り抜けていくエマの姿は、正に『傷だらけGOD』!
涙あり、笑いあり、怒りあり、人情あり、愛あり、そして別れあり......そんな全ての感情が、完結までの40万文字にはぎっしりと詰め込まれています。エマそしてその仲間達が繰り出す壮絶なるサバイバルミステリーを是非ご堪能下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 00:00:00
363836文字
会話率:34%
ある日主人公の三嶋 玲は通学中に不意の事故を起こす。
激痛を覚悟し眼を閉じるが一向に痛みはこない。
彼が次に眼を開けると、そこには植物の一つも生えていない荒廃した地面と青い空。
ここがどこなのかわからないまま、歩き続ける。
食料も尽き果
て、水もない。
追い詰められながらも歩き続けていると、ついに森を発見する。
だがそこには明らかに地球上に存在しないであろう生物が生息していて…
突如送られた異世界。いつか家に帰るためにさまざまな困難を乗り越え奔走する。そんな物語です。
物語はゆっくりと動くので、気長に読んでくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 00:03:05
9609文字
会話率:11%
あらすじ
ぶつかるのは勇者の死を嘆く二人の女が居た。
一人は幼なじみの賢者。
一人は許嫁の王女。
勇者が死んだ。
それは魔王に対する抵抗手段を失ったということだ。
今やそこらかしこに闊歩して見せる野獣。
出で立ちは家畜や野生の動物と同じだ
が、大きさが尋常ではない。
この野獣だが、最初は誰も危険を正しく認知しては居なかった。
というのも、野獣は動物と同じくくりで扱われていたのだ。
動物の突然変異種ーー
そう広く認知されていた。
だが、ただの動物であると思われていたがために危険は無いと放置されていたのが問題だった。
その突然変異種が広く分布するきっかけとなり、生息圏は遂に人と重なった。
そうなったとき、初めて人は野獣の危険性を理解したのだ。
そして、現れる事となる。
人の突然変異種にして、最大の脅威となる野獣ーー
それは魔王と名乗った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 01:23:36
4862文字
会話率:19%
『ドラゴン』それは人類が誕生するはるか以前からこの大陸に存在し、生態系の王者として君臨し続けてきた偉大な種である。
しかし、進化によって知恵を身につけた人類は道具を使う事を覚え、やがてドラゴンを脅かす存在となっていく。
罠と毒薬の使
用によって人類が初めてドラゴンを仕留めたのは、およそ五百年前の事だった。その時からドラゴンは地上の支配者の座を追われ、他の動物たちと同様人間に狩られ、その体を利用される存在となってしまったのである。
骨や牙は武器の材料に、鱗は鎧や盾に、干した肉は最高の栄養食となり、血は秘薬の、内臓は魔法薬の原料として。それぞれ最高級の素材として珍重された結果、ドラゴンは次第にその数を減らしていった。
それが決定的となったのは、今から三十年ほど前に起きた大陸を二分する大国、ガレノス王国とベリル帝国の間で戦われた戦争である。
三年に渡ったこの大戦で、武器・防具・食料・薬・魔法と、およそ戦争に必要とされるあらゆる物品の最高級素材であったドラゴンは、大陸全土で大規模に乱獲された。
かつて大陸全土に四種類生息していたドラゴンは、大戦が終わった時にはガレノス王国の辺境、大陸一の険しさを誇るスタンレー山脈最高峰であるミロン山周辺に、僅かな数のスノードラゴンを残すのみとなってしまっていたのである。
かって大陸の王者として君臨していたドラゴンは、今や王立保護区として設定された限られた地域で、人間によって人間から護られながら、細々と種を保つ存在になってしまっていた。
これはそんなドラゴンを護ろうと全力で奮闘するヒロインと。その部下として配属されてしまった、全力で寝ていたい主人公の物語……。
ライトノベルの公募落選作をなろう向けに整形・修正して投稿する作品になります。
公募作品である都合上、規定との兼ね合いで13万字程度で完結となりますので、ご承知置きください。
目指せ隔日投稿。
主人公とメインヒロイン。どちらが真の主人公かは、読んでくださった皆様の印象にお任せしたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 12:00:00
132581文字
会話率:36%
「森の魔物討伐」という依頼を受けたロウは、依頼の難易度ランクが低いことから、ギルドのメンバーに1人で行ってくると言って森に向かった。予想通りスライムなどを易々と退治していくロウだったが、ふと森の奥に目をやると、この森には生息しているはずがな
い魔物の姿を見かけ不審に思い、後をつけてみることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 00:33:55
1116文字
会話率:44%
異世界人対策なら異世界転移バスターへお任せください!
異世界人の発見・駆除をするなら今!!
雨上がりの晴れた日に転移陣を見たら、すぐ近くに異世界人が生息している可能性があります!
もしかしたら異世界人が蔓延してるかも・・・少しでも不安な
方はまずは無料で検査します。
※施工は有料となりますので、十分ご検討ください。
休日・祝日も迅速対応いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 10:49:33
32459文字
会話率:24%
「どこだここ……」――棚を開けたら無人島に漂着してしていた陽助は、同じ場所に流れ着いていた少女ノーチェを助けるも、彼女は海賊のような恰好をしていたうえに悪魔のような翼と尻尾が生えていた。
事態を把握できないままでいる陽助にトドメを刺すか
のように彼女は冷静に言葉をくれた。
「あんた転移者っすね? ようこそ別世界へ。けど運がねえっすね。ここ多分無人島っすよ。大陸は遥か先。海を越えた場所じゃないと勇者にも賢者にもなれねえっす」
火起こし――水の確保! 昆虫を食べる! 便利な魔法もなければろくな道具もないなか、モンスターが生息し大空で飛竜が飛び回る無人島でのサバイバルが幕を開けることとなってしまい……。むず痒い恋情の極限下ボーイミーツガールの末に生き残ることができるのか。
写真は自分で撮影してるので著作権に問題はないです。――笑えない雨のなかで の回の挿絵をいただきました! 神絵なのでぜひ観てください。可愛い。
PS.評価は最新話から一番下をスクロールすることでボタン1つで行えます。して損はないのでぜひよろしくお願いします。ブクマ100は超えたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
617P超えました!!! とても嬉しい!!
感想待っています!
同作者の執筆中小説↓ポストアポカリプス系でヒロインと機械が二人で行動する感じです
https://ncode.syosetu.com/n0628gc/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 09:29:56
150948文字
会話率:42%
※毎日1時更新予定。たまにskip
※一言等、返信できるものはみんなが返信してくれるかも?
微塵も役に立たない人物紹介
みやこ「アクアパッツアァ!」
年齢:アクアパッツアァ!
身長:アクアパッツアァ!
体重:アクアパッツアァ!
むね
:アクアパッツァツァ!
性格:アクアパッツアァ!
趣味:ビーフゥゥゥゥゥストロォォォォォガノフッ!
あまみ「牛乳って牛の体液じゃん、白いじゃん。体液で白いってそれはもう、ねぇ」
年齢:14歳
身長:147cm
体重:抱きかかえられるくらい
むね:揉めるくらい
性格:ドS気味だけどシチュエーションによってはM転換可
好きな男性:ガノ〇ドロフ(時のオカリナ)
嫌いな男性:ガノン〇ルフっていうやつ
おきの「例えば君がホトドキスー、ウズイス嬢ーになったときは」
年齢:黙ってはねをもぎながら
身長:きっしょい鳥肌作ろうね
体重:宴会中のー ただ働き この地球をー 守ってる
ほね:暇ー 鼻毛に 名前を つけるほど
性格:「あい、みりー、ふうーちゃん」 抜き、並べる
挨拶:"তুমি কি স্বাধীন?"
しらいし「本当にこいつらの突っ込みやんの? え、なんで?」
年齢:気にしなくていい
身長:多分作中と関係ない
体重:シンデレラ体重って知ってるか?
むね:見てるの気づかれてないと思ってるだろうけど、わかるよ。だってチ〇コみてる女いたらわかるでしょ。
性格:メンヘラではない。断じてメンヘラではない
生息地:よくあるチャット系アプリとか掲示板
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 01:00:00
29730文字
会話率:85%
なろうの片隅に生息する、とある底辺作者。原則毎日投稿を続けるうちに、連載中の作品が300話を突破してしまいました。
なぜ、そんなことが可能となったのか……?!
うかつチキンの作者本人が、自己分析を試みる! ついでに突如感謝を語ったりす
る! 宿命的にしょーもないエッセイ!!
どうぞお時間ありますときに、広ーい広ーいお心でお付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 16:25:26
3034文字
会話率:0%
中央海と呼ばれる海洋を中心にして、円環を描くように五つの大陸と一つの島嶼国がある世界。中央海には龍と呼ばれる生物が中央海の中心付近に点在する島々に生息していた。
過去に人と因縁がある龍は中央海を航行する船舶や航空機を襲う。しかし、そんな
龍には種族を問わず全ての龍が年に一度、人が未だ到達したことのない最北の大陸『未踏域』へと移動する大移動と呼ばれる習性があった。
そして、一度の世界大戦を味わった直後の中央海の国々は、この未踏域への開拓を夢見て、大規模な作戦を実施する──。
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/1177354054896254879折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 18:00:00
130192文字
会話率:33%
本土には存在しない野生動物や様々な精霊が存在し、日本でありながら日本ではない土地と称される、日本最北の地・イエヌ道。
とくに 龍は日本ではイエヌにしか生息しておらず、その生き血を飲むと不老不死や驚異的な身体能力を手にすることができるとい
う伝説まで残されている。自然保護や獣害事件に対応する人材を育成するための高校に入学するために東京からやってきた栗橋八雲は、現在ではほとんど見られなくなった純血のイエヌ民族の末裔であるレラと出会い、同級生となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 15:30:57
91851文字
会話率:34%
エースの座を後輩に奪われた二番手投手、『佐野修悟』は、高校球児として最後の夏を終えると、通り魔事件に巻き込まれ最期の秋を迎えた。しかし、同時にそれは珍妙な能力、『バントでホームラン』を携え、神々の戦いに身を投じる始まりの秋だった。
最
弱の領法国家レトロ。そこに常人が住める場所はなく、数少ない生息者がいる教会には、作物も育たぬ異常気象に頭を悩ます民の姿があった。やまない豪雨に、終わらぬ雷鳴と、実質的にも表層的にも暗黒のただなかに存在する、日の当たらない少数民族レトロミン。個々人の能力は常軌を逸した強さにも関わらず、不本意にも教会で足止めされた民の窮地を救うべく現れた期待のルーキー佐野は、新たなレトロの救世主として、急転する人生のネクストバッターズサークルで静かに片膝をついた。
これは、バントでホームランを打てる少年が、命と真摯に向き合いながら成長する物語。レトロミンの生存競争が、今ここに開幕する。
「宣誓! できるだけスポーツマンシップに則り、この地で正々堂々と戦い抜くことを誓います!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 12:21:03
69109文字
会話率:29%
恋愛シミュレーションゲー好きのオタクな私はコミケの帰りにトラックに撥ねられた…。死んでからオタバレは嫌だぁぁ…薄い本を隠蔽してから死にたい……願いは叶えられずそのまま異世界に転生してました。
異世界でも自分なりに充実した生活を送っていた私の
目の前に…とあるゲームの主人公が?あんた誰?いやあのさ、私をライバル令嬢だと名指しされても困るわ~このゲームは…私がクソゲー認定した、恋愛イベントはカッスカスで内容が無いようなクソゲーの中みたいだけど、正直イベントとかシナリオとか全然憶えてないんですけど?主人公の為にライバルガンバレ?無理無理、内容憶えてないのに何を頑張るのよ。
【不定期投稿です】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 17:44:15
50549文字
会話率:38%
ダンジョン――そこは異形達が生息する人智も及ばぬ領域。
ダンジョンを支配する特に強大な力を有する6体の怪物。
黒竜、巨狼、蛇、老木、骸骨、兜。
そんな面々が、なんの因果か人間の子供を拾い、ダンジョンの深層にて育てることに。
異形によるホーム
コメディ。
残酷な描写あり?ちょっとなに言ってるかわかりません……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 22:06:37
83658文字
会話率:47%
フィリピンのホボール島に生息する世界最小級のメガネザル「ターシャ」はデリケートな性格をしており強いストレスを感じると自殺を図るという変わった習性を持っている。
最終更新:2020-07-05 23:54:54
15773文字
会話率:29%
「ゴリ押し」の「ゴリ」とはハゼ科の川魚「ゴリ」が由来である。
川底の石の間にへばりつくように生息しているゴリを藁の束を川底につけ雑巾がけをするように前に進み網の中に追い立てる漁の様子からゴリ押しという言葉が生まれた。
最終更新:2020-04-04 00:09:51
2194文字
会話率:4%
世界の主である五大創造神が英知と神技の髄を集め
美食のためだけに造り上げた神々の食糧庫〝アルカディア〟
生命体の源である五大魔素が濃いその世界は
神々が美食を求めるあまり淘汰と進化を繰り返し
いつしか多種多様なモンスターたちが数
多く生息する理想郷になった。
そんな世界で、一番価値があり
英雄視される職業といえば――料理人。
神々の食糧庫〝アルカディア〟に生きる者たちは
五大創造神への信仰が厚く
神に至極の一皿を献上できることは至上の栄誉とされていた。
現代から数千年前――今でこそ〝古代〟と呼ばれた時代。
その繁殖力と高度な技術力、類まれなる知能で全世界に分布し
一時代を築いたヒューマンという種族がいた。
しかし幸か不幸か、彼らは増えすぎ、力を持ってしまった。
欲望高き彼らは、あろうことかアルカディアを
自分たちの世界だと主張しはじめ、森を開き、川を汚染し、この世界を蹂躙した。
そのあまりに行き過ぎた愚行に五大創造神たちは怒り
この世界で生命線ともいわれる魔法を行使できる権限を剥奪されてしまった。
それから数千年の時が経ち――。
かつての力を失い奴隷と化したヒューマンの少年は
《支配者》と謳われる伝説の料理人エルフと出会う。
これは魔法料理の世界で
魔法を使えない少年が料理人を目指す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 07:46:09
16693文字
会話率:17%
「神は獣に勝り、獣は人に勝り、人は神に勝る」
この言葉を原動力に動いている《サナテオ帝国》は五年前、
科学研究により隣辺の国を凌ぐ程の科学技術を手に入れた。
しかし、代償として国土の約三分の一が砂漠化してしまった。
生息していた動物は急速な環境変化に適応すべく、進化を遂げた。
が、その負荷に耐えきれず自我を失い《ヘイト》と呼ばれる凶暴獣になってしまう。
ヘイト討伐目的で構成された《新・サナテオ帝国軍》は日々、砂漠に出兵しては討伐を五年もの間繰り返し、左足が《機械式義足(メタリックアーマー)》である少女《カルナ》もその一員であった。
環境破壊が招いた悲劇に立ち向かう人間を描いた戦記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 17:31:22
3730文字
会話率:43%