反則の魔女キールはかつて圧倒的な魔力によって数多の戦場で王国を勝利に導いてきた。
キールの固有魔法である「反則魔法」は、どのような魔術でも一度だけ使うことができるというもの。
例えば、「見ただけで人間を殺す魔法」や「全ての攻撃を防ぐ防御魔法
」など。しかし、同じような内容の魔法は以後使えなくなる。
その固有魔法を買われ、王国の「国将」として軍の指揮を執っていた。国将は国の中でも実力のある一握りの者にしか与えられない称号で、独断で軍を動かすことができる。
しかし、その魔法を知った国王は、キールに国将として軍を率いるのではなく、魔法学校の教師として国に尽くすことを命令する。
国王は、キールの「反則魔法」の中の未使用魔法「死者を蘇らせる魔法」に目をつけ、自分や王子達のためにその魔法を使うことをキールに命じた。
その魔法を迂闊に戦場で使わせないために、キールを戦線から外したのだ。
戦線から外されたキールは、魔法学校の教師として生きていくが、戦場にいた頃と比べて、どこか満ち足りない日々を送っていた。
そんなある日、国王の息子がキールの担当するクラスに入学してくる。しかし、横柄な態度をとりキールの怒りに触れ、病院送りにされてしまう。
そして、それを知って怒った国王がキールを罪人として処刑するために、他の国将達を招集した。
命を狙われたが逃げずに、国将との闘いを望むキール。
国将全員から命を狙われたら、いくら反則の魔女といえど殺されてしまう。
キールを救うため、魔法学校の同僚であるリアンはキールとともに国を去るため、一緒に逃げることを提案するが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 20:00:00
183438文字
会話率:35%
十七歳の秋津英(あきつはなぶさ)は花房家の暫定当主となっている。
花房家の当主になるには、前当主から禍津日神(まがつひのかみ)を受け取る儀式がある。
しかし、花房家の禍津日神の火結(ほむすび)は本来の当主となるべき花房崇継(はなぶさ
たかつぐ)を選ばずに英の身に落ちてきたのだ。そのために英は花房家当主と成り上がり、花房家が受け持つ裏の顔の家業を受け継がねばならなくなった。
黄泉平坂から生の世界に紛れ込んだ悪鬼や、式神を私利私欲のためにしか使わない術者との戦いだ。
親族一同、正当な跡継ぎに当主になって欲しいと英の死を望むその中で、英は今日も一人で走る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 08:20:16
323532文字
会話率:38%
社交界デビューをしたてのアビーには三日前から婚約者がいる。
誰もが結婚したいと望む、アシュベリー男爵様だ。
しかし、その男爵様には噂の恋人もいる。
アビーと男爵はとあるパーティにおいて二人きりでいるところを見咎められ、婚約をしなければいけな
い事態になった。
そしてアビーは婚約破棄を望んでいる。
アシュベリーを愛しているからこそ、彼女は彼の不幸となるのが辛いのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 12:35:14
15653文字
会話率:30%
自分の復活のために自分に恋をして貰わなければいけないのに、サイコパスみな高校一年生の女の子に伴侶の印を与えてしまった魔法使い。
はたして彼は彼女に愛してもらえるのか、というか、人の心が無い彼女に付き合っていけるのか、というお話。
↓
詳しい
あらすじ(長いので読み捨てちゃって!!)
クラスで浮いている少女、城門(きど)キトリ。
登校途中でゴミの集積所に白いカラスが突っ込むところを発見する。
そのカラスは彼女が学校でいじめにあっているかのようにして、集団のカラスに追われて襲われて大怪我を負ったのである。
彼女はそのカラスを拾った。
そして、彼女が助けたカラスはただの烏ではなく、その肉体の中には、ディーンという名の魔法使いの魂が入っていた。
ディーンは心優しき乙女に、自分の魂の欠片を差し出した。
一度与えれば取り返すことも出来ない、彼の世界では伴侶の印として与え合うという大事な魂の欠片である。
自分を守ったがゆえに今度は彼女が彼を追うものに殺される、それに抵抗するための力が彼女には必要だと彼は考えたからだ。
「これで君は魔法使いになるだろう。その代わりに私の体の元に私を連れて行ってくれないか。私を復活させてくれた暁には、君の望むものをあげよう。」
キトリはカラスに微笑んだ。
「これで私は死体の山を作り上げられるんだね?」
ディーンは気が付いた。
自分が選択ミスをしてしまったという事に。
どうしたことだ、この娘には心が無い!
自分を復活させるには、自分に恋した伴侶の心が必要であると言うのに!と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 21:00:18
10644文字
会話率:29%
最低最悪の魔術によって空から太陽の光が失われてから数十年。
虚王ヴォ―ティゲルヌス・アンブロセウスにすべてを奪われた魔術師カナタは、人々が望む英雄になることを考えず、すべて自分自身のために虚王を撃つことを決意する。
唯一の旧友マーリンと、
魔術の魔の字も知らない町娘ヒナと各々の目的を胸に、虚王を撃つ冒険に出発する。(まだしてません)
ーーー全ては、曇天の彼方に在る陽光を拝むために。
展開、執筆激遅です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 00:00:00
98993文字
会話率:32%
国立良成高等学校に進学した神志那貴人は、来る生徒会長決定祭に向け準備をしていくことになる。
策略を繰り広げ、見事生徒会長になることができるのか
最終更新:2024-09-27 22:53:37
3254文字
会話率:35%
親友たちといつものように楽しく過ごす。それだけで後は何も望むどころか考えたこともない。
そんな日常だったが何かの間違いで死んでしまい、女神様によって転生したが一人の親友の希望でそこはエロゲの世界らしい。
「原作はお前たちに似た陽キャが
ヒロインを寝取る話だ」
「オレたちが余計なことしなけりゃ主人公とヒロインはハッピーエンドじゃね?」
「原作主人公嫌いだから奪ってほしい」
「えぇー……」
「お前がやれよ」
「家(女神様によって貰った豪邸)から出たくない」
これは超引き籠りな親友の頼みで原作を全く知らない俺がヒロインと交流を深め彼女たちをモノする。時々親友たちともバカ騒ぎしながら。そんなお話。
この小説はカクヨム様でも公開しています。
向こうが先に投稿始めているので話が追いつくまでは向こうの方が早いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 12:00:00
180434文字
会話率:52%
今回は、三度目の人生だと認識する、記憶持ちの第二王子、セルディス・マギロード。
前世で王族の血筋に連なる伯爵家の、落とし子としての不遇な幼少期から成りあがり、大魔法使いの魔導公爵へと至った彼は、三歳の頃にこの記憶を取り戻した後、密やかに決意
した。
今世では自らだけではなく、かつての大切な人たちの未来が息づくこの母国で、今を生きる人々のため、記憶にある知識と技術を用いて平穏な日常を護ろう、と。
代々強き魔法使いへと至る王家が君臨し守護する、三方を魔族の領域に囲まれたマギロード王国を舞台に、冷静沈着な第二王子セルディスが、かつての心強い仲間である風の上級精霊や、偉大なる大魔法使いの師と再会しつつ、平穏を目指す日常と非日常の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 22:00:00
100000文字
会話率:32%
交通事故で命を落とした高校生、小日向智悠。
わけのわからぬまま死後の世界を彷徨う彼を救ったのは、小さくて巨乳の女神様————『慈愛』を司る見習い女神、ハナ=エンジェライトだった。
自らの死を受け入れようとする智悠に、ハナは囁く。
「小日向
智悠さん——あなたには、まだやるべきことが残っているのではありませんか?」
やるべきこと——残してきたもの。
思い出した未練を胸に、生き返りを望む智悠。
そんな彼に慈愛の女神が差し出した、蘇生のためのミッションは、一年の歳月をかけて、多くの悩める人々を救うこと。
ミッションをクリアし、完全なる蘇生を果たすため、智悠は一年限定の仮初の命とともに現世へと舞い戻る。
巨乳で美人な先輩が支配する、人助けを生業とする部活動、通称『有志部』に転がり込んだ智悠は、ラブ(?)コメディーに溢れた二度目の人生をスタートさせる————。
※この作品は小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 21:35:47
305261文字
会話率:36%
「自分一人の犠牲で済むなら。それで、みんなが、世界が、丸く収まるなら。
私は、それでーー」
「……なぁんて言うとでも思ったがピッピロピ〜〜〜〜〜!!!!!」
「うるせぇ知るか吹き飛ばす!!!」
「今日日、悲劇のヒロインムーブは流行
んないんですよねぇ」
「クッソつまんない雑魚エンドは一昨日きやがれください」
2005年、舞橋市。科学の発展した平和な世界で、しかし世の中の人々は『理術』と呼ばれる不思議な力(ただし使い所がない)を誰もが使えた。
ある日、怪しい男子校生に襲撃され、4人の女子高生は無能なハズの理術を巡る争いに巻き込まれる。
「ほらよ。受け取れハニーたち!」
タラシ、あるいは月谷潤ことつっきー。
「何!? 触手!? 触手プレイ!?」
変態、あるいは畠中春ことはったん。
「私の愛する娘たちに仇なすタラシと変態は養分にします」
生物オタク、あるいは草間奈由ことなっちゃん。
「でっかいクモさんに対抗して、でっかいちょーちょさん!」
10歳児、あるいは白原杏季ことあっきー。
その他、長髪ナルシストや漆黒や鬼畜メガネが、水や雷や植物やプラナリアを召喚してしっちゃかめっちゃか乱舞する!
平和な日常に隠れた世界の秘密とは?
そして受験生の彼女たちの明日は大丈夫なのか!?
とりかえしのつかない青春は、仕組まれた高校生たちと共に舞い踊る――
異能×青春×群像劇。
おおむね大フィーバー、たまにシリアス、思春期こじらせ真っ只中な、高校生ズの乱れ舞うハイテンションファンタジー。
※こちら(https://ncode.syosetu.com/n9429cc/)のリライト版です。
※カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/1177354054881507313)にて同作品の改定前版掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 22:19:43
461941文字
会話率:42%
役立たず扱いされてパーティーから追放されながらも、魔王を倒した勇者。
彼が死後、転生するときに神さまに願ったのは『妹がほしい』だった。
エリオという青年に転生した彼は、願いが叶ってかわいい妹と小さな町で暮らしていた。
前世では叶わ
なかったスローライフを送っていく。
……はずが、伝説の剣を抜いてしまったことで、勇者の再来だと人々にもてはやされてしまう。
おまけに魔物相手に無双したため、ますます人々はエリオを勇者扱いする。
そして、かつて勇者を追放したパーティーの子孫までもが会いにきて……。
エリオはあくまでスローライフを望むのだが……。
エリオのことが大好きな妹や、おてんばな幼馴染に、さみしがりやのドラゴン娘。
かわいいヒロインたちとの日々をつづった物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 20:13:08
81384文字
会話率:39%
ある日、クラスメイトと共に異世界に召喚された高校生、間宮夜光。魔法がある異世界に心躍らせる夜光だったが、なんと彼だけは魔法が使えなかった。
何故なら彼は本来召喚されるはずではなく、ただ巻き込まれただけの部外者だったからだ。
これは召喚に巻き
込まれ、要らない者として扱われた少年の物語。
時に神聖歴千二百年、春の到来を待ち望む季節から物語は始まりを告げる。
カクヨムさんにも掲載を始めました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 14:45:51
991523文字
会話率:38%
もし自分の好きな映像が、望む形で見られるチャンネルがあったら……?
ダガバジと夢のテレビの話。
従兄弟から譲られたテレビは、全く不要なものだった。ネットさえあれば、好きな人や物だけを見ていることができるのに……と、思っていたのだが、見れる
筈のないずっと見たかった映像が流れるチャンネルに行きついてしまった。
ダガバジの推し活の行方は──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 11:20:00
2416文字
会話率:11%
高校1年の積木洋《つみきよう》はあらゆる場面で異性に囲まれ、全員に好意を持たれる、天性の詰み体質だ。
平穏な生活を望む一方、異性に振り回される日々が加速する中、彼の初恋や過去、最強の詰み要素である異性達が現れる。
そんな緩めなハイスクールラ
ブコメのお話も、いよいよ最終局面。
詰み体質の結末がどうなるのか、ハッピーエンドはあるのか、全てが明らかになる。
※前作『積木君は詰んでいる』『積木君は詰んでいる2』の続編になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 10:13:23
115683文字
会話率:60%
「あたち、スパハニになりゅ!」
姉のアデルが王太子の婚約者に選ばれた事によって、侯爵家次女のアリスが婿どりをすることとなった。しかしお家乗っ取りを恐れたアリス(3歳)は、スパダリと結婚する事を望む姉を無視して、自分がスーパーハニーなって、
頭は悪いがいい人と結婚する事を宣言する。
姉の真似っこが大好きなおしゃまな女の子アリスの成長物語。
そして、ポテンシャルの低いポンコツ主人公のせいで、かわいそうな婚約者がスパダリへと成長していく物語、でもある。
アリスは無事に侯爵家を継げるのか――——!?
※9月頃より連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 07:00:00
136428文字
会話率:24%
家族から疎まれて孤独だったシャルルは、父親を殺したと言う無実の罪を着せられた。しかし監獄の中で清廉潔白の人間しか書き上げられない【法の書】と完成させ、無実と認められた。そして付き人のアンリと極刑調査員のサンソンと共に父親殺しの真相を探る。
最終更新:2024-09-21 05:23:36
70881文字
会話率:50%
魔王討伐の報償に勇者が望むものとは!
自他共に認める合法ロリの姫様と、ロリコン?勇者のすれ違いのお話。
最終更新:2024-09-21 00:57:05
4006文字
会話率:25%
ある日、やり込んでいた乙女ゲームの世界に転生していたことに気付いた主人公。
サブカルチャー全般にどっぷり浸かっていた主人公は己の置かれた状況を理解し、受け入れ、ある決意をする。
「乙女ゲーム転生なら、悪役令嬢に転生かと思いきや、まさかの
ヒロインか……このゲームのヒロイン……それに今の現状から判断して…… うん、決めた。ゲームにはなかった結末…けど、辿り着いて見せる…私の望む未来に…!」
主人公の決意……望む未来とは?
乙女ゲームに転生した主人公が自らの願いの為に猛進するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 21:00:00
72596文字
会話率:58%
ある日、何の前振りもなく異世界へと召喚されたごく普通の少年、大空日々也。しかも、それは召喚獣としてだった。
元の世界へと戻る方法を探りつつ不本意ながらも異世界で過ごす内、自分が『他人の魔法を吸収し、再利用する』という魔法を扱えるようになって
いることに気づいた彼は望むと望まざるとに係わらず、様々な事件に巻き込まれていく。
何故こんな魔法を使えるようになったのか。どうして異世界に召喚されたのか。
どこか元の世界にも似た異世界で紡がれる、一人の少年の物語。
※カクヨムにて先行公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 19:00:00
269462文字
会話率:45%
『能力』
それは誰もが一度は考えたことの有るような人智を超えた異色なもの。
――――銃撃、治癒、剣撃、読心、転移、睡眠、最小化、勇者、念動力、浮遊、透明、斥力、重力場、伝心、強化、怪力、俊敏、聖女、千里眼、発炎、威圧、電撃、天候、温度、裁判
、守護、予感、過敏、発光、解答、召喚、祝福、探索、暗視、不眠、不老、分離、合成、隕石、反発、脱出、投影、複製、偽造、清浄、陽炎、遮断、言葉、闇夜、一閃、審判、停止、永遠、果断、怪傑、変身、金剛、紅蓮、降臨、再生、黄金、時空、神威、深淵、静謐……………………
様々な能力が思いつくと思うが、僕のちっぽけな望みはこの中のただひとつ。
―――高校からの帰り道、誘拐された少年は目が覚めるとある部屋で座らされていた。プロジェクターが光を放ち、ひとりの男性を映し出す。不気味にそしてどこかけだるげに彼は言う。
「僕が求めることは唯一つ、魔王を倒してくれ。そのために君にあらゆる【試練】をクリアしてもらう。」
「そこで、君の一番望む能力をあげよう。」
これは、人に優しくするとその人が死ぬ『呪い』を持っている少年が人の中身を見失わないように愛を求めるただの物語。
能力を与えられた少年は一体何を見て何に会い何を「知る」のか。
「僕はもう……失敗を選ばないっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 13:51:18
4589文字
会話率:46%
王都から遠く離れた田舎にある男爵家の跡取り娘であるセシル。彼女は今生きているより前の記憶、『前世の記憶』をいうものが三人あった。
どれもこれも幸せとはいえず、若くして亡くなった女性の記憶だ。
その記憶のせいでセシルの目標は「今世は長生
きする」という現実的なもの一択である。
十七歳になった彼女は、王家主催のガーデンパーティーに出席する。出会いの場、としても一面も持つそのパーティーはセシルにとってはオシャレをして美味しいお茶とお菓子を堪能する場でしかなかった。
三人分ある前世の記憶と現在の状況から考えてた結果、跡取り娘である彼女が望む結婚相手は、貴族令息ではなく農家か畜産家の三男か四男であったから。
「王族だの高位貴族だのイケメンだの、そんなのはまっぴらごめん。婿としてお呼びでないわ」
しかし、そんな彼女に「僕と結婚してください」と初対面で結婚を申し込んで来た貴族令息がいた……
◆誤字脱字、表記の揺れ等は何度見返しても無くならないため、見つけた場合は脳内で正しく変換してください。よろしくお願いします。
◆世界観・設定はふんわりしており、妄想100%で出来あがっております。史実とは全く関係ございません。この世界ではそういうもの、とご理解ください。
◆短いお話を書く練習として書いたものですので、あれこれ端折っております。習作としてお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 10:08:39
18686文字
会話率:29%
「青春を謳歌していないものに研究者は務まらないわ」
偉大な科学者である母の一声で、既に飛び級でハーバード大学を出ている18歳の少年、蒼井ソラは日本の高校へ編入することになった。
これまで研究一筋で生きて来た彼が日本の学校に求めるもの
はただ一つ。それは青春ラブコメを満喫すること。
しかし、甘い青春ラブコメを望むソラのもとに現れるのは、何故か訳アリ美少女ばかりだった。
「ソラくん、キミ、爆弾つくれる?」
学校爆破を企てる生徒会長、木下有栖。
「祈里の純潔を奪った責任を取ってください!」
引きこもりから、クラスぼっちに昇格した留年生、古谷祈里。
「あはは、いいね。スリル満点」
同級生、教師、双方に疎まれるツインテ不良ギャル、小川双葉。
いつの間にやら学校爆破計画の共犯となっていたソラは、日本の萌えアニメでは映されなかった学校の膿みを木っ端微塵に爆破すべく、有栖たちと行動を共にする。
着実に進行する爆破計画と甘い恋。それぞれの思惑が複雑に絡み合いながら、予想だにしない結末を迎える。
※カクヨムにも「俺の青春ラブコメには何故か爆発がともなう」というタイトルで掲載しています。(完結済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 21:34:53
114839文字
会話率:35%