世界誰一人として被ることがないと言われている血の色。そして血の異能力――血能。
或る人は、体外で血を凝固させダイアモンドよりも頑丈な武器を作り、
或る人は、体内で血を濾過させ多種多様な効果を持った液体を作り、
或る人は、血管内で血を沸騰さ
せ身体能力を向上させる。
そんな様々な異能力を誰もが持つ世界、言わば血が物を言う世界で、主人公 七野 自由は、その当たり前にも持つべき血の色を、そして血能を持たなかった。その所為で周囲からは、能なし、色無し、個性無しと蔑まれ、虐げられていた。
そんな自由はいつからか世界に疑問を持ち始め、それはやがて決意へと変わっていた。
血がごく稀に暴走を起こし、血能が暴発することがある。その|暴走者《アンコントローラー》の血を正常に戻す、つまり中和する職業であり、人々の憧れの職業である中和者になることで世界を否定し、塗り替えてやると。
誰もが持っている血の色を、そして血能を持たずして生まれてしまった主人公の世界を塗り替える物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 01:00:00
30382文字
会話率:36%
なんとなく悲しい朝を重ねて、夢をずるずる追いかけながら、なんとか、なんとか生きてみようか。
最終更新:2019-10-24 13:55:02
4581文字
会話率:24%
吸血鬼をはじめとする亜人と人間が共存し、休戦協定を結んではいるが、水面下で魔族と戦いを繰り広げている現代。この俺、光沢鉄郎は、ある日、自分が人間ではなく、記憶を改竄された吸血鬼で、六大鬼族のひとつ、風間家の跡取りだったことを思いだす。
俺の記憶を改竄したのは何者なのか? 俺の婚約者を名乗る、六大鬼族の娘、桜塚沙織とともに、俺は夜の行動を開始した。
ほかにも、ストーカーまがいの同級生をあしらったり、外国からきた能力者のダイアナと一悶着あったりと、いろいろ騒動もあったが、俺の記憶を奪った奴がなんとか特定できた。同じく六大鬼族、海石榴家の跡取り、精一郎である。俺の家である風間家と沙織の家である桜塚家が結託するのを恐れ、俺の記憶を改竄して人間界に放りだしたのである。
俺たちは海石榴家と会い、精一郎を捕まえたが、実はそれにすらも裏があった。精一郎に手を貸し、俺の記憶を奪ったのは吸血鬼ではなく、魔族だったのである。
その魔族――ゾムドという名前だった――が俺に言う。人間と吸血鬼がどういうものかわかったでしょう。戻ってきてくださいと。
俺は魔族と人間の混血だったのだ。俺が、風間家の跡取りである吸血鬼だということ自体が虚構だったのである。いや、それこそが、吸血鬼の原点だったのかもしれない。だが、俺は魔族ではなく、吸血鬼として生きることを選んだ。ゾムドが悲しげな顔をする。
「魔竜王ドラクール様がお待ちなのに。なぜです?」
「俺がドラ息子だからだろう」
俺はゾムドに背をむけた。翌日、沙織とともに俺は学校へ行く。人間を装った吸血鬼としての生活のはじまりだった。
この話は最後まで書きあがってます。全35話。エタりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 21:00:00
76310文字
会話率:65%
元竜騎兵が綴る異世界従軍日誌!ほぼ設定備忘録!
申し訳ない。
作者が考えた異世界の設定などを備忘録として、綴っていくものです。
竜騎兵っていうのは、ここでは銃を扱う兵士としての意味で使っているのでドラゴンは出てきません。多分。
最終更新:2019-09-16 18:03:31
1532文字
会話率:5%
従軍魔術師が、自身の経験や知識を綴ったモノです。
最終更新:2019-08-24 19:27:56
2841文字
会話率:0%
虚しい日々をギターを弾きながら過ごす翔。彼は自傷したことをおやにばれ、青少年センターに通うようになる。そこで、彼はセンターが運営する保護所で暮らすようになった菫と出会う。傷だらけの二人は、お互い救われながら路上ライブに挑戦することになるが.
..折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 23:01:12
10045文字
会話率:44%
アリスの日記。
☆この小説はMAGNET MACROLINKでも公開しています。
最終更新:2019-07-27 01:54:12
1174文字
会話率:77%
土志田勇は相模原市郊外の川尻の生まれで広い土地を持ちキノコやタケノコ
、山菜を採り、大きな畑をもち、近くの人にも畑を貸して、食糧難の時代にも
食べるものに困らず、また近くの川であゆ、やまめなどをとり、比較的
裕福に育った。米山種子は八王子郊
外で、両親は大手化粧品会社の社員で
共働きの家庭で、一人っ子として1953年3月11日に生まれた。
米山種子は近くの信用金庫に就職したが、計算が合わない日は、遅くまで
何度も検算して帰が遅くなる母母の大手化粧品会社でセールスレディを
始めた。母の仕事ぶりを見ていて、愛想が良くて、可愛い顔でも注文を
しっかり取れ、セールス実績を上げていった。
一方の土志田は、卒業後、日本電信電話公社に採用され、八王子の種子
の家から近い電電公社の事務所に通い始めた。仕事が早く終わったときは、
種子の家に寄って、夕食をご馳走になったりして、種子の両親も土志田の
性格を知り、仲良くなった。土志田恒夫は、既に、日本株をして、小金を
貯めていた。それを見て、土志田勇が父の恒夫に日本株で儲けたいと言うと
、着実に儲けるには、日本の代表的な株の売買が良いだろうと言い、
ソニー、トヨタ株を奨めた。勇は、その通り、ソニーとトヨタの株価を注視
し、安いと思うと買い始めた。土志田勇と種子は結婚して、2子を授かった。
その後、腎臓の弱かった、種子の父、米山建男が人工透析を始めた。その後、
土志田恒夫の優しさで、2家族仲良くなり、米山建男の死後も、面倒を見た。
その後、旅行したりして、人生を楽しんだ。この後は・・・、是非ご覧下さい。
なお、この作品はアルファポリスに、重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 10:33:18
36503文字
会話率:1%
ここは願いが叶う世界 人々の思いが形作られた世界 現実世界に最も近く最も遠い世界 アヴァロンエデン、通称異端郷
ここには様々な化け物、良い化け物の悪い化け物もいる
悪い化け物は俗に「シルエット」と呼ばれこの世界にはびこっていた
良い化け
物、「シェイド」はこの世界で異種族関係なく暮らしていた、人間以外ね
そんな不思議で平和で全く平和ではないこの世界に人間が迷い込むとその人間の願いが『能力』という形となって具現化、願いが叶うようになる
はたして、迷い込んだ人間はこの世界に何を願うのだろうか? そしてどんな風に世界を見るのだろうか
・・・・さて、このあらすじで読む人が増えたらいいな
あわよくば評価やブックマークしてくれる人も!(本音ダダ漏れ)
あ、 コ、コホン!
さぁさぁ、皆さまお立合い!
人々が、人間が、誰かが何を願い、何を手にして、自由に何を思うかに考えてみた物語 『日記のような感覚のお話(ダイアリーテイル)』!
日常的で、変則的で、私事的で未来予知不可なお話を、どうぞどうぞ楽しんで欲しいな!
ミャオン♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-13 22:46:05
325352文字
会話率:66%
在るところに、現実に近い、だが現実とは程遠い世界 アヴァロン・エデン(異端郷)と呼ばれる世界が在りました そこは願いが叶う世界 そんなところに一人の少年が迷い込む・・・・
よし、こんな物でいいかな? それともまだ物足りない?
うーん・・・
より良いあらすじってどうすればいいのかな・・・
まぁ、最初はこんな良いや!
ちぐはぐで不思議で異様なテイル(お話)!!
どうぞ、楽しんで下さいまし——————————折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-07 21:57:42
64744文字
会話率:58%
「ほら、この物語のあらすじが始まったわ。たった今この文を見ている読者様が飽きないよう、足りない脳を最大限稼働してよ~く考えた末に説明するのよ、真正社畜一号」
「今の一文で説明へのモチベーションが虚無へと還っていったんだが、とりあえず俺への侮
辱に対する謝罪はないのかこのヤロー」
「ないわ」
「キッパリ堂々と言い切ったな」
「それがこの私、ブルーという絶対的存在なのよ」
「お前がメチャクチャな女だってことは今のやりとりで十分読者に伝わったと思うぜ」
「メチャクチャ美しくて清楚でダイアモンドのような宝石が似合う女ですって? 褒めてもさっき鼻をかんだティッシュくらいしかあげられないわよ」
「気持ちいいくらいの拡大解釈っぷりに戦慄したぜ。てかティッシュ普通に汚ねぇ」
「失礼な。私が鼻をかんだティッシュはフローラルの香りがするのだわ」
「それが本当だとしたらお前病院に行った方がいいんじゃないのか?」
「冗談よ。こんなジョークも理解出来ないほどオールドは知能指数が低いのかしら? 一回精神科へ行って知能指数検査を受けることをオススメするわ」
「……なんであらすじでこんなバカにされなきゃいけないんすかね、俺って」
「この物語において、そういう役割だからなのだわ」
「それはこの物語の主人公として断じて否定させてもらうね」
「弄られキャラな主人公だって普通にいるわよ」
「いや、俺は男の中の男。決して弄られることのない男らしい主人公なのだ」
「現実を見て妥協してほしいものだわ。あらすじでこんなに弄られている男のことを、男らしいと思う読者が何人いるのでしょうね?」
「……卑怯だ。こんなのは印象操作だ」
「とまあ余興はここまでにしておいて、この物語はそこで涙を流している主人公オールドと、美しき地球の女神であるブルーが、様々な異世界を旅する冒険譚なのよ。ジャンルは……そうね、なんちゃって哲学ファンタジーとでもしておくかしら」
「結局お前が説明すんのかい……」
「ちなみに、この物語のエピソードの中には『データ』という項目があるけれど、内容を読むのがめんどくさければスルーしても構わないわ。後、オールドのことはオールスルーでオッケーよ」
「ちくせう……もうなんとでも言えよ」
「ほら、あらすじが終わるわ。私達もそろそろ出発するわよ」
「へいへい。それじゃあ気持ち切り替えて、行ってきますか!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 14:39:10
169193文字
会話率:49%
現実とは別の世界であるバルティス、その中のナディアという国に住む歴史探訪が好きな女の子・ロリエは、自身が通う高校のすぐ近くにある、名前を知らない古びた建物をよく訪ねている。あるレポートの中間提出日、その建物に彼女の担任で、歴史学者でもある女
性・ウインリィを連れてきた時、バルティスの歴史や未来の歯車は、大きく揺れ動くことになる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-22 21:54:49
211313文字
会話率:49%
一番綺麗な宝石を「核」として生まれる「宝石精霊」。
僕らは「もの」なのか。
ただ、「もの」として扱われるべきなのか。
僕らを取り合う戦争。
僕らを改造する人間。
そして。
「僕ら」の存在を、作った「神様」。
――――僕らは、どう生
きればいいのか。
教えてよ、「神様」――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 08:27:10
49398文字
会話率:38%
アーディトル大陸にある国の一つ、ヴェルダイア王国
土地も良く、緑も多い、そしてここ80年は攻められたこともない、戦争経験者のほうが少ないような平和な国
そんな国に5年前から住み始めた青年と昔からこの国に住んでいる女の子が…
更新により
あらすじも追加していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 14:34:54
4746文字
会話率:27%
パソコンでネット画像を使って日記をつけていた高校生黒野昴は、幼馴染の神崎亮と同じ高校に入学した。昴は、コンピュータ研究部に入るのだった。同時期、新しいコンセプトで作成された全世界が参加するネットゲームが発表され、昴と亮は、いつものように一緒
にゲームを始めたのだが、警察から、昴と亮に対し、新たな使命が与えられた。何を信じていいかわからない高校生の二人に何ができるのか。覚えの無い自分のネット画像で作られた日記を頼りに自分の道を見つける。平穏に見える日常を過ごす高校生として、異常世界で戦う物語。果たして、日記は昴たちの運命を導いてくれるのか。そして、彼らの待っている真実は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-28 21:16:08
111018文字
会話率:54%
かつて、人類の希望という存在でありながら、戦争の兵器として人類に牙を剥いた勇者がいた。帝国勇者と呼ばれたその男は、やがて戦火の渦中に姿を消した。
それから六年。帝国の属国となった王国では、駐屯兵による横暴が繰り返されていた。彼らを食い止
めるために奮闘する姫騎士ダイアンはある日、ダタッツと名乗る青年と出会う。だが、彼の実態はかつて最強と恐れられた「帝国勇者」だった!
帝国の悪徳貴族を必殺の剣技で打ち倒し、褒美も求めず立ち去ろうとするダタッツ。その背を追うダイアンは、恋心と怒りを胸に、ダタッツを王国騎士へと取り立てた。
彼への執着は果たして――恋なのか。憎しみなのか。
(「Arcadia」「カクヨム」「ツギクル」「暁〜小説投稿サイト〜」「ハーメルン」「エブリスタ」でも掲載する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 02:27:28
249141文字
会話率:38%
本当に大切なものを見誤ってはいけない。という短い教訓話。
最終更新:2019-02-22 13:56:16
339文字
会話率:56%
音楽家のエルンスト爺さんが死んで一月。
街には静かな雪が降っていた。
その静寂のなか、街で一番の語り部ミス・クレインは語る。
波乱に満ちた彼の半生。
そしてそれを助けた一人のわら色の髪の少女の話を。
時代は動乱。激動の世。
下街でそ
の日暮らしの生活を送っていた浮浪者の少女ダイアスは、特殊な運命を背負った貴族の青年エリオスの命を救う。
彼は政略結婚の花婿として敵国へ人質に送られる立場にあった。
破天荒な下街の町娘と、ちょっと気弱な青年貴族(音楽家志望)の話です。
※本編の60年後から話が始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-21 00:12:10
20501文字
会話率:21%
「君と一緒に、この世界を見て回りたいんだ」───ゲーム初心者の「私」は、最愛の人に誘われ半ば強引に新作VRMMOゲーム「アナザーアース・クロニクル」を一緒にプレイする約束をさせられる。しかし正式サービス直前に彼は交通事故で帰らぬ人となってし
まう。それから約1年後。ようやくショックから立ち直りつつあった「私」は部屋の隅で埃をかぶっていたVRゲーム用の専用機器を見つけ、彼との最後になってしまった約束を思い出す。彼が私と一緒に見たかった世界がどんなものか見るために、私は「アナザーアース・クロニクル」を始めてみる決心をする───これは、後に「竜姫」と呼ばれることになる「私」ことキャラクター名「ノエル」がVRMMO「アナザーアース・クロニクル」をプレイ中に体験したこと感じたことを日記っぽくまとめた物語。不定期更新になります(なるべく2日に1回の更新を心がけてはいます)。12/12 2章終了しました。12/14 3章更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 00:00:00
406345文字
会話率:25%
そこにある、二本の傘のダイアローグ
最終更新:2019-02-15 20:11:24
1244文字
会話率:97%
卓球_____。
わずか直径40ミリのボールを台の上で打ち合う競技、球技、スポーツのことだ。
そして、その小さな台の上にはどんな物語があるだろうか。台の前に立つ者全員には、その物語を語る権利を与えられている。
これは、卓球という競技
を通じて奏でる少年の物語。
「……さあ語ろう、僕の物語を…………」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 17:00:00
6232文字
会話率:45%
大橋 明(オオハシ アキラ)の両親は、どんなことより勉学優先。部活の入部禁止、友達不要、ゲームや遊戯はもってのほか。時間かあれば勉強勉強と、そんな日々に俺は明け暮れていた。ある日見つけた古びた卓球店。そこは老母の経営する小さな店だった。そこ
での卓球の出来事は、後の俺の人生を大きく変えていく。
ストレス発散目的で行っていただけの"遊戯"は、"競技"へと______。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 12:00:00
6232文字
会話率:45%
オレの名前はカズト。
どうやら、異世界に転移してしまったようだ。
ーーーーあらすじは以上だ。
そう、タイトルにもなってるだろ?
重厚な世界観・綿密に張られた伏線・その他諸々のめんどくさいこと……。
そういうの、全部捨て去ってさ。
とりあ
えず、異世界生活を楽しもうぜ!
そう、オレと一緒に!
★★★
作者の体調が良ければ、2日で1話……つまり2の倍数の日にちで更新されます。
更新が止まっていたら、便秘を疑って下さい。
初投稿作品です。
ブクマや……そう! 特に感想!
感想がつくと作者はたいへん喜びます。
ぜひ、エサを与えてください(にっこり)
★★★
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 23:55:41
24002文字
会話率:30%