幼い頃魔法少女に救われ、魔法少女に憧れた女の子は、やがて自ら魔法少女となる。
星石と呼ばれる貴石に選ばれ、少女たちは魔法の力を手にする。そしてかけがえのない仲間と共に自由を駆け抜ける。
異世界からもたらされたという星石の力。次元の扉の
向こうからやって来る侵入者たち。魔法少女の力を欲する国家、組織。絡み合う思惑。
居場所を見つけた少女たちの魂は、決して後ろを振り向かない。
仲間と手を取り、魔法の力を胸に、どれほど過酷な道が待ち受けていようとも前へと突き進む。その先にこそ、彼女たちの求めるものがある。
物言わぬ星石はそんな少女たちの願いを叶えるため、いつもその胸にあって応えてくれる。無機質で無愛想な相棒。少女は時折、その胸の貴石を健気に思うことがある。
魔法少女としての日常に幸せを感じる時、少女は少しだけ、少しだけ、なんだか星石にしてやられたと思うこともあるのだけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 19:05:55
758350文字
会話率:24%
若くして将来の不安や、日々の人間関係に悩まされている
22歳フリーター、御伽ユウは仕事帰りに入った古本屋で
突如病弱ながらも長命種であるエルフとして生きるミコナタと出会う。
異世界からこちらの世界に迷い込んでしまったため
魔法の力に上手く支
えられず弱っていく彼女を周りの人間、
または普通の人間ではない者たちと支えつつ自分自身も支えられ
人として、エルフとして成長していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 00:02:29
49834文字
会話率:63%
聖女として召喚されたはずなのに、放り込まれたのは二ホンという国だった。
主人公夏川レイは現代二ホンで魔法の力を隠して事務員として小さな会社で働いている。
「平穏無事に生きられればそれでいい」そんな夏川レイの生活にも小さな波風は立つ。
高魔力
持ちで魔法使い、夏川レイの平凡そうで平凡ではない生活をお届けします。
※気分転換のお楽しみで書いているので不定期更新です。壮大なストーリーも涙のエンディングもありません。お茶のおともにでも気楽にお楽しみください。
作者が「うん、気が済んだ」と思った時が完結です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 20:34:15
218773文字
会話率:54%
病で人生を終える直前、マイは異世界へと送り出された。送り出してくれた祖母の餞別は魔法の知識と魔力。
マイは王都の行き止まりにカフェを開き、「健康に生きていられるだけで大成功よ」と思いながら暮らしている。
筆頭文官のヘンリーは、マイが作
る料理に魅せられてカフェ『隠れ家』に連日通ってくる。
異世界で「与えられたこの命を無駄にしない」と思いながらたくましく生きるマイと、秘密を抱え苦悩を抱えているがゆえに平穏な日々を望む真面目な文官のヘンリー。
マイとヘンリーの交流を軸に、マイが美味しい料理と魔法の力で誰かを幸せにする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 09:47:13
452722文字
会話率:55%
異世界の若き先鋭たちが集まるアリスティア魔法学園
伝説の魔術師に憧れる一人の少女-フェリエッタ―は、遠い田舎から夢を追い求めて魔法学園へと入学した。だが、そこで知ったのは貴族階級生まれの同級生たちとの圧倒的な実力の差だった。
落ちこぼれと
呼ばれていた彼女だったが、あることをきっかけに、なんと現代日本へとやって来てしまう。そして、一人の少女-黒薙唯月-と出会うこととなる。
とある組織のエージェントだと名乗る黒薙とバディを組むことになったフェリエッタ。彼女は、自らの中に眠る魔法の力を使いながら、現代日本で次々と起きる事件を解決していくことになるのだった。
カクヨムに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 18:10:00
120042文字
会話率:44%
火をつける魔法や水を凍らせる魔法等、様々な魔法が存在する異世界。その世界のとある山のふもとの小さな村に生まれた少年、ニックは転生者であった。彼は生活を快適にするため、魔法を使ったり周囲の人間を巻き込んだりしながら色々な物を作る。当面の目標は
毎日満腹になるまでご飯を食べる事だ。(主人公が使う魔法は対象の情報を得る【鑑定】魔法と物の形を変える【変形】魔法だけです。そもそも他のキャラも先述の二種類以外の魔法をあまり使いません。また、エルフやドワーフ等のファンタジーな種族は出てきません。それでも楽しめる方だけご覧ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 19:00:00
81543文字
会話率:64%
どこにでもいる普通のサラリーマンである鏡平。
「そういえば俺、魔術師だったわ」
彼はある日、とあるきっかけから異世界で魔術師をしていた前世の記憶を思い出す。
けれど魔法の力など、現代日本では使う場所がない。
途方に暮れかけ、物は試しと転移魔
法を使ってみると……普通に元の世界に戻れた。
だが自分の持つ力の危険性を知られると、どちらの世界でも目をつけられかねない。
それなら何事もほどよくやっていこうと、平改めタイラーは異世界で気ままに冒険者生活をすることに決めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 18:00:00
230333文字
会話率:24%
エドゥアール辺境伯家の庶子であるロンドは、成人と同時に父から服毒自殺を命じられる。
魔法の才能を何より重視するエドゥアール家において、四属性魔法全てに適性のなかったロンドに生きる資格はなかったからだ。
己の無力を嘆きながら毒を呷った彼は、そ
こで自分に系統外魔法である毒魔法の才能があることを知る。
毒魔法は強力だが、覚えたての今は使える魔法も弱いものばかり。
周囲には衛兵と、自分を疎む兄姉達。
生き残るためには――さあ、どうする……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 18:00:00
186277文字
会話率:22%
主人公の四条白はある日突然起きた悲惨な事件を境に唯一の魔法を会得する。果たしてその魔法が主人公にもたらすのは何なのだろうか。
学校生活や様々な事件に巻き込まれることで、この正体不明の魔法の力が紐解けると同時にこの世界の仕組みや闇が徐々に解き
明かされていく-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 08:10:23
2787文字
会話率:37%
地域の変わり者の青年、一文字虎太郎がスーパーの万引き犯を捕らえたところ、腹を刺されてしまう! 搬送されたものの、虎太郎の腹に刺さったナイフは内臓を壊していた。そのうえ過剰な失血もある。腹を58箇所も刺されていたのだから、誰が見ても生存は絶望
的である。「こんなにさされちゃって」「メチャクチャ刺されてる」「刺されすぎだろ……」という医者たちの言葉を最後に、意識を失う。しかし、虎太郎は死に絶えてはいなかった。なんと、死ぬ寸前、その肉体は異世界に転移しており、魔法の力で怪我を完治させていたのだ。それどころか、不思議な力も宿っている。虎太郎は異世界に転生したのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 18:42:03
16411文字
会話率:58%
異界の扉が魔法の力で開かれ、地球に異世界人たちがやってきた。
異世界人の中でも凶暴な種族であるアディスたちは日本の沖縄に降り立つと、戦争を起こして沖縄を占領した。
異世界人には通常兵器が効かなかった。異世界人の中でも地球人に友
好的な種族、ルミナたちは日本人がアディスと戦うためにルナ(魔力)の込められた武器を輸出してくれる。
自衛隊は九州の鹿児島と宮崎に防衛を敷いた。ルミナから買った武器を頼りに沖縄を取り返そうともくろむのだが、アディスたちは強く、現状は守るのが精一杯といった状況であった。
東京にマナトという一人の少年がいた。彼にとって、沖縄や九州で起こっている戦争は、場所が遠いということもあり現実味が薄かった。
マナトは、クラスメイトの二人の女子にいじめを受けていた。それをどうにかすることの方が、彼にとっては戦争よりよほどの難題であった。
ある日、沖縄から東京に向けて、アディスが転移ルーンを使い、モンスターを送り混んでくる。ついに首都攻撃が始まったのだ。
しかし、そこで力に目覚める人々がいた。VRMMORPGであるスティルアライヴOnlineのプレイヤーたちである。プレイヤーたちはゲームと同じ力を現実にも行使できるようになる。マナトもプレイヤーの一人であった。マナトは力を使い、モンスターと戦い倒し、自衛隊を助けるようになる。
やがて、マナトは英雄と呼ばれるようになるまで成長する。これは彼の武勇の物語である。
アディスたちの目的は何なのか? どうしてスティルアライヴOnlineのプレイヤーたちだけが力に目覚めたのか? 戦っていく中で、謎が解明されていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 17:13:06
36172文字
会話率:53%
性格は最弱だけれど回復魔法は最強!
主人公ユウトは学校になじめず部屋に引きこもりオンラインRPG漬けの毎日を送っていたが、ある日、長年好きだった幼馴染のリナが自分の高校の先輩と付き合っていることを知ってしまう。
絶望のあまり自殺を図るユ
ウト――
だがその寸前、謎の美少女である同級生セリカに呼び止められ、不思議な提案をされるのだった。
「ゲームの世界似た異世界に転移して、人生をやり直してみない?」と。
そしてユウトはゲームと同等のチート級の白魔法の力を身に付け、剣と魔法が支配する異世界へ転移する。
しかしそこで彼を待ち受けていたのは、幼馴染に名前も顔もそっくりな貴族の娘リナと、血に染まる異世界の戦場だった。
※話が進むにつれR15相当のエロ、グロが増えていきます。苦手な方はご注意下さい。
※再投稿にあたって改題しています。
※スラスラ読め、ドキドキできる面白いお話を目指しています。
※話数は多いですが、一話あたりの文字数は少なめで読みやすくなっています。
※タイトル通り主人公は基本へたれで、ストレス展開もありますが、どんどん成長していきます。
※幼馴染との話が中心ですが単純な幼馴染ざまぁな話ではありません。
※カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
※誤字脱字報告ありがとうございます。
以上、長くなりましたが、どうぞよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 14:30:25
477082文字
会話率:36%
乙女ゲーム「蒼の瞳に星が輝く刻」の世界のヒロインに転生したイリー・マッケンロー。彼女の最推しは、悪役令嬢のフローティア・レヴァラレン公爵令嬢だった。
イリーの選択ひとつで、フローティアは残酷な破滅を迎えることになる。フローティアを敬愛するイ
リーは、なんとしてもそれを防がなければならなかった。
イリーにとって、フローティアは悪役令嬢などではない。例え世界に刻まれた運命が存在していようとも、自分が『ヒロイン』になるつもりはなかった。
フローティアとの出会いは、エルスティード王国王立魔導学園の入学式。イリーは平民でありながら魔法の力を持つため入学することになる。初邂逅の瞬間、イリーは興奮のあまり初手を誤った。入学早々、フローティアをドン引きさせたイリーだが、例えいびられようとも屈するわけにはいかない。リッツも多少は引いているが、イリーの理解者として協力することになる。
フローティアの婚約者であるアルヴァルド王太子、宮廷騎士見習いのジークローア、宮廷魔法使い見習いのリグレット、アルヴァルドの弟エンリケ、イリーの義兄マルク。タイプの違う美形たちがイリーに迫り来るも、イリーに靡くつもりは一切ない。イリーが気に掛けているのはフローティアただひとりである。
イリー・マッケンローは元来の設定である「平民出身でありながら魔法の力を持つ」に加え、転生者としてチート能力を身に付けていた。それは本来、物語中盤で発覚することであるが、イリーは前世の記憶を取り戻すと同時に覚醒した。イリーがフローティアを救うために遺憾なく発揮しようと目論む「聖女の力」である。ゲームにおいてその力は悪役令嬢を破滅に導く要因のひとつであるが、ゲーム通りの運命は辿らせないと決意しているイリーにとって使い方を間違えることのできない力である。
イリーは、フローティアは悪役令嬢ではないと証明したい。欲を言えばフローティアが愛されるようにしたい。そうとは知らないフローティアはイリーに対してつんけんするが、イリーにとってはフローティアのお小言も愛である。打っても響かないイリーにフローティアはたじろぐばかりであるが、それで引き下がるような根性なしの令嬢ではない。
悪役令嬢の破滅ルートを絶対にぶち壊したい変わり者ヒロインとそれに翻弄される悪役令嬢の奇妙な関係が世界に刻まれた運命を変える。
*カクヨムにて完結済み(2023年3月)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 12:00:00
144046文字
会話率:63%
魔法が存在する世界――。
そこには様々な魔法使いたちがいる。
この世の為、人の為、己の信念の為に、善にその力を使う者。
個の利益の為、支配の為、ただの快楽の為に、悪にその力を使う者。
善と悪、相反する魔法の力が交錯する中、20年前に壮絶な
戦いが起きた。
「聖影戦争(せいえいせんそう)」――。
光と闇、正義と邪悪がぶつかり合い、世界を巻き込んだ戦争。
善なる魔法使いたちは平和を守るために戦い、悪しき魔法使いたちは支配を目論んで暴れ回った。
そして、この戦争に勝利したのは 「聖魔法教会」 だった。
聖魔法教会は秩序と平和を掲げ、世界を統治する権威となった。
彼らは善の象徴として称えられる一方で、その影には粛清と支配の力が隠されていた。
闇に通じる者、そして教会の秩序を乱す者――
それらを密かに排除するための 「汚れ仕事」 が存在していた。
その仕事を任されているのが、「志那薫(しな かおる)」。
26歳のの魔法使いで、黒い服に身を包み、銃を手にして魔法使いを狩る殺し屋。
彼は聖魔法教会に雇われながらも、完全に服従することなく、依頼をこなしていた。
薫にはかつてある魔法使い達にすべてを奪われた過去があった。
教会に利用されながらも、薫は自らの復讐を果たすために戦い続ける。
20年前の聖影戦争と自分の過去――
すべてを繋ぐ運命の糸が、今動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 22:01:54
888文字
会話率:32%
春から星宮学園に通う中学一年生の姫乃桃音
学校から帰っていたら悪魔に襲われた?!
そんな時、小さな妖精が現れて魔法の力をくれるとか!
魔法少女に変身して悪魔を倒し、一緒に戦う仲間を集め
世界を悪魔から守る、、、
そんな桃音の母、姫乃綾子が主
人公のお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 21:00:00
501文字
会話率:43%
2020/08/07
前々から書き直そうか、でも書き直すの面倒くさ…大変だとスルーしていたことを今直す時なのだろうと感じたため初っ端から腰を据えて直していきます。
最新話の更新はしばらく気分次第の更新になります。最新話を楽しみにしている人が
いるかどうかはさておきお知らせまで。
詳細は活動報告に書いたので気が向いた人は読んでみてください。
~~
「勇者御一行」として、旅をする勇者一行の旅物語。
表向きは確かに勇者らしく爽やかで偉ぶらない上品な人なんだけど、本当は性格も悪いし金にも汚いし女にも汚いし自分勝手だしそこらの悪党より頭の回転が早いから余計に性質が悪い勇者、サード(性悪)
裏表の激しい勇者があまり好きではなく、よく勇者と言い争い、勇者の裏の顔が皆にバレればいいのにと密かに願っている、見た目は金髪碧眼の美しい見た目で魔法の力が強い女魔導士エリー(人ではないらしい?)
元々商人になりたかったのに無理やり武道家にされ、心は商人で非戦闘員と言い張って全く前線に立って戦わないが、計算力と商才はピカイチの肩書きは武道家のアレン。
そんな三人はいく先々でクエストの依頼や国の思惑や事件などに巻き込まれていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 13:38:03
2903154文字
会話率:41%
父親と幼馴染のアイコたちと仲睦まじく暮らしていた村娘・ノエルだったが、突然襲ってきた犯罪集団”黒教”に父親を殺されてしまう。
父親の死の直後、悪魔と契約したノエルは魔法の力で復讐を果たしたが、奥に黒幕がいることを知る。
失意の中、ノエル
は黒幕探しの旅に出た。幼馴染のアイコと、契約悪魔のうつろと共に。旅の中で出会った仲間たちとギルドを立ち上げ、楽しく暮らしながらノエル達は黒幕を追う。
だが、ノエルの最も欲するものは、仲間たちとの平穏な日常だった。
それを脅かすなら、英雄でも神でもぶっ倒せ!
※3部作予定です。現在第1部は完結まで執筆済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 14:16:20
22801文字
会話率:61%
過労とパワハラに追われ、死の淵で倒れた元料理人・翔太。目を覚ますと、そこは異世界だった。魔法と美食が織りなすこの世界で、翔太は料理の技術と心を癒すレシピを駆使し、温かい食事を通じて人々と絆を深めていく。新しい仲間、愛犬モモと共に、翔太は心躍
る冒険と幸せな食卓を作り上げる。魔法の力を使いこなし、過去を乗り越えた先に待つ、真の「幸せ」を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 12:10:00
35808文字
会話率:35%
物語は小さな山岳の町で始まる。少年スペスは祖父ベニシオと家政婦アルキ、執事であるペガサスのヘクターとともに平穏な日々を送っていた。祖父から聞かされる神話に心躍らせる日々。だが、その平和は突然の悲劇で打ち砕かれる。町を襲う災厄、そして神々の秘
密に触れた瞬間、スペスの運命は大きく変わる。
旅立ちを余儀なくされたスペスは、世界の広さと厳しさを知る。彼が持つ魔法の力は、制御できなければ災厄を呼ぶ危険なものであり、祖父やアルキの教えを胸に過酷な訓練を積むこととなる。仲間との出会いと別れ、魔法の制御に苦悩する日々、そして過去に隠された秘密が彼を試す。
旅の果てに待つのは、自身に課せられた「最悪の運命」。それは神々の均衡を揺るがすものであり、スペスはその真実と向き合い、運命を受け入れるか、それに抗う力を手にするか、究極の選択を迫られる。
少年は成長し、強さを手にしても、世界は決して甘くない。魔法とは、ただ使うだけの力ではなく、世界と己をつなぐ存在意義そのものだと知る。神々の運命、そして均衡が崩れる時、スペスが選ぶ未来とは──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 20:55:17
17589文字
会話率:47%
神の血を引く人類ミスタルシア人と、魔法の力を手にした怪物マナリア人の大戦争は、ついに大詰めを迎えていた。
最終決戦のためミスタルシア軍が出払っている首都マギス郷には、普段は脚光を浴びない戦士たちが護衛につく。
自分程度では敵わない…強大な敵
、必敗の運命を背負いながらも、各々使命を心に刻み、小さな刃を振るう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 13:18:58
2441文字
会話率:64%
リディア・レストは、レスト神官家の長女で、王太子殿下であるステファン・ベルナールの婚約者だった。
けれど王立学園の卒業式の日に婚約破棄をされて、ステファンは腹違いの妹であるフランソワと結婚するのだという。
もともと魔力がなくおちこぼれとして
神官家でも捨て置かれていたリディアは、出奔を決意。
王都に逃げ出して半年。使用人から食事を作ってもらえなかったので、自分で料理を作っていたリディアは、食堂を開いて生活していた。
毎日恨みつらみと憎しみと悲しみを料理にこめていたら、気づいたらリディアの食堂は、『美味しい上に妙に力がみなぎる料理』を提供する店として評判になっていた。
評判にならなくて良いし、できれば静かに暮らしたい。それなのに、騎士団長様は毎日雇いにやってくるし、宮廷魔道士様は助けを求めてくるし、公爵様やら、果ては、隣国の王子様まで噂を聞きつけてやってくる始末。
おちこぼれだったリディアに、別に求めてもいないモテ期が到来しようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 11:34:15
889842文字
会話率:38%
「ねぇ、お願いだから────さっと死んでよ」
憑依そうそう投げ掛けられた言葉に、主人公は一瞬呆気に取られるものの……
「はっ?お前が死ねよ」
と言い返し、相手を殴り飛ばす。
元々気の短い主人公は、周りに居た者達もまとめて窓から投げ捨て
た────魔法の力で。
「さて、まずは情報収集からだな」
誰に言うでもなくそう呟くと、主人公は憑依した者の記憶を覗き見た。
と同時に、全てを理解する。
「くくくっ……!そうか、そうか。この小娘は憑依の対価として、親の“復讐”とアルバート家の“存続”を望むか」
憑依した者の憎悪を読み取り、主人公は決心する。
「いいだろう。その願い、確かに聞き届けた」
これは本物のアルバート家のご令嬢に代わって、主人公がクズ共を粛清し、やがて────帝国の頂点に立つお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 19:24:09
295136文字
会話率:31%