ベネトナシュ伯爵家の養女、レイラは、養父母が事故死したのち、伯爵におさまったオラル・ベネトナシュに疎まれ、使用人からも蔑まれ、過酷な労働をさせられていた。
感情を失いつつあったレイラは、高熱の日に、街に出かけた帰り道、ゼナンと名乗る男に出会
う。
ゼナンは、カペイラ侯爵家の子息で、レイラの幼馴染だった。
侯爵家で手厚い治療を受け、徐々に回復していくレイラ。必要以上に甘やかされながらも、伯爵家に戻る日に怯えているレイラに、ゼナンは婚姻を結ぶことを提案する……
この作品は『サマーシンデレラ企画』企画参加作品です。
※基本は感情をなくしかけるほど虐げられた令嬢が、幼馴染にドロドロに甘やかされる話です。
©秋月忍(2013/8/17)
毎日20時更新予定(目標)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 20:00:56
28348文字
会話率:36%
◇R15は念の為つけています◇
白髪の少女ルチアは、実の親に捨てられたが平民の養父母に育てられ、幸せに暮らしていた。
だが十五歳のある日、突然やってきた神官たちに聖女として連れて行かれ、以降国土に湧き出る瘴気を浄化する為祈りを捧げる日々を
過ごすことに。
聖力を削られる祈祷に身体を蝕まれていくルチアが婚約者の王太子アルベルトに助けを求めると、やってきたのは新たなる聖女、ロザンナ。しかしロザンナが来ても状況はちっとも改善しなかった。
限界を感じながらも浄化を続けていたルチアだったが、新聖女降臨一周年記念式典の会場で突然アルベルトに婚約破棄と国外追放を言い渡される。アルベルトに寄り添っていたのは、聖女ロザンナだった。
あっさりと王太子側に寝返り暗殺を指示された護衛騎士マルコを警戒しつつ、国境を目指す二人。なんとかマルコを説得しこのまま逃げ切れると思ったルチアだったが、なんと崖から突き落とされ大怪我を負ってしまう。
崖の下で回復を試みるも、魔獣に襲われ段々と生きる気力を失っていくルチア。そんなルチアの前に現れたのは、獣の耳が生えた魔族の証である赤い目をした黒髪の魔人の男だった。
魔人はルチアに「殺されたいか」と尋ね、このまま魔獣に殺されるならと「殺して」と頼んだルチアだったが――。
本来は敵同士である、聖女ルチアと嘘吐き魔人ネリクの恋の物語です。(ファンタジー感やや強めとなります)
ネトコン11向けに執筆開始しましたので、7月末までに完結目標で投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 12:13:37
157911文字
会話率:37%
乙女ゲームの世界に転生したコーネリアは、いつからか自分が攻略対象の一人であるルーク・タンザナイトの義姉というモブだという事に気づいた。
やがて現れたヒロインが、ルークとの仲を深めていく所を陰ながら応援していたのだが……何故だが暗殺されてしま
う。
最後に見えたのは、ヒロインの歪んだような笑み。
どうして、と。思いながら意識を失い、目を覚ませば養父母の葬儀の翌日で、二週目の人生が始まっていた。
『悪役令嬢でもないのに、なんで殺されたの!?』
今度こそは殺されない! そんな意気込みで一週目とは違い婚約破棄してみたら、何故か攻略対象たちから次々と告白される事に。
意図せず、知っている未来とはどんどん掛け離れていき……
『私はただのモブなのに!』
今度こそ殺されず、幸せになりたい!と奮闘する物語
※R15、残虐な描写ありは保険です。
主人公の生まれに関し差別的な表現があります。
流血等の表現があります。
ゲーム内の攻略対象は、第一皇子、騎士団長、侯爵家子息、幼馴染、暗殺者の五人。全員が出てくるまでには時間がかかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 10:00:00
131748文字
会話率:33%
【第一章まで完結】
「ローザ・ブラックデル! 貴様のような性悪令嬢は、不要だ!」
という、婚約者の怒鳴り声を聞いた瞬間、ローザは、とんでもない前世の記憶を思い出して、混乱に陥った。
(前世が邪神って、どういうことよ…)
理不
尽な縁談を押し付けようとする強欲な養父母を捨てて、使用人たちと一緒に隣国に逃れたローザは、あろうことか、前世で自分を殺したらしい皇子と再会することになるのだけど…
拙作「捨てる王子あれば、拾う皇子あり?」の続編となります.
世界観は、拙作「災禍の令嬢ヴィヴィアンは、普通に無難に暮らしたい」「惨歌の蛮姫サラ・ブラックネルブは、普通に歌って暮らしたい」と共通していますが、住んでいる国は違います。
アルファポリス様でも掲載しています。
【登場人物】
ローザ・ブラックデル…前世持ちの令嬢。元邪神。
マーサ……侍女。ローザの乳母でもあった。
リビー……若い侍女。
ネイト……若い従者。
アルダス……侍従長。
ゲイソン……料理長。
アレクシス皇子……隣国の第三皇子。
ゲブリル・リバーズ……ローザの元婚約者。
ルーシェ……ゲブリルの恋人。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 18:14:30
52655文字
会話率:74%
ある王国における貴族(「聖家」と呼ばれる)の一つ、テルセ家の若き当主である主人公は、王国の最高研究機関「王立学院」に在籍し、学院の修了に向けて論考の執筆を進めていた。論考のテーマは、王国史における重要事件〈ポーテ・ジュールの反乱〉である。こ
れは、王国において最も有力な聖家であったプリア家が失墜し、現王の権威を増すきっかけとなった歴史的な事件であり、そして養父母が巻き込まれ亡くなった事件でもあった。事件の関係者から聞き取り調査を行ううち、王国の問題が浮き彫りとなっていく。
※集英社オレンジ文庫ノベル大賞に応募した作品です折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-06-07 18:00:00
95321文字
会話率:33%
辺境の村で愛する養父母達と共に幸せな時を重ねていた少女、リシュナ。
手にした温もりはやがて戦火の酷爪に引き裂かれ、……彼女は愛する者達を失った。
自身の抱える辛い過去と、さらなる悲劇に見舞われたリシュナは、やがて、――死を望んだ。
深い森の
中へと踏み入り、孤独の闇に抱かれながら死の眠りへと身を委ねたのだが……。
そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、――心に傷を抱えた贖罪の吸血鬼。
リシュナを保護し、家族になろうと消えゆくその命を繋ぎ止めた青年レゼルクォーツ。
死を求めていた少女とお節介な吸血鬼が手を繋ぎ合い、『家族』となる。
――これは、そんな訳あり少女リシュナと、その『お兄様』となる吸血鬼達との物語。
基本的にベタ甘なお兄様こと、レゼルクォーツが、
「お兄様、あまりベタベタしないでください。……警備隊に通報しますよ」
「兄と妹のスキンシップをしてるだけだろう!! 冷たすぎるぞ、リシュナ!!」
「四六時中妹に構いたがるお兄様は募集していません。以上」
「リシュナぁああっ!!」(滝涙)
新しい家族となったクールで可愛い訳ありな妹に、容赦ない対応を受けまくるテンションが含まれます。(笑)
※カクヨム・マグネットにも、同じものを投稿しております。
2016・06・21
お子様吸血鬼達の一人称を、平仮名表記に変更。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 19:00:00
619903文字
会話率:42%
恐ろしい魔獣の跋扈する荒野が広がり、人の住む土地を侵食している、そんな世界。
とある国の辺境の町には、魔獣と戦う兵団が基地を構えていた。
基地の厨房で働きながら一人で暮らす少女・シヴィは、かつて養父母の食堂で出会った年若い兵士・イストに、淡
い恋心を秘めていた。
不器用に、けれど懸命に。辺境の小さな町で生きる二人を結ぶのは、感謝の言葉を紡ぐ優しい声。
*全6話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 20:25:30
27841文字
会話率:34%
ハーティ・ワターは魔法学院に通う女学生である。育ててくれた養父母に報いるため学友楽しく時に切磋琢磨して学業に励もうというのがこないだまでの目標だったのかだが、
「ハーティ・ワター!私と一緒に国科に入ってダンジョンに潜ってレベルを上げないか。
君なら最強になれるぞ」
この男、フィアム・スピースのせいである。
国科と呼ばれる国専属の役人軍人を育てるエリートコースに属しながらダンジョンに潜るこいつは周りの人たちから一目を置かれている。
「ごめんなさい無理です!」
それを断る私は浮いている。
わたしには夢がある。
わたしの正体はダンジョンベビーだ。しかし、ダンジョンに進化せず人としての一生を終えたいのだ。
そのためにはぜったいこの男の申し出は断らないと。
「一緒にダンジョン」
「ぜったい嫌」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 06:00:00
2237文字
会話率:10%
「俺」アルゲート・オコンネルの元にある日実の父親が現れてこう言う。「お前の母親は彼奴らのせいで気が触れて自殺したんだ」と。
アルゲートは母親の死後、父の姉夫婦の元に引き取られ、跡取りとして育てられる。だがそれは出来がさして良く無い従姉達を放
っておいての見栄えの良い息子が欲しいがためのものだった。
医師である父親譲りの頭と、人の顔色をうかがうことに長けたアルゲートはメイドの噂話の中から母の自殺の状況を知る。ただ何故なのか、はその時点では判らなかった。
全寮制の学校に行って後、友人もでき、その妹との間に思いが通じ合う様になり、卒業後に婚約。
その在学中に実の父が前記の言葉と、経緯を語る。
裏付けとしての母方の親戚に渡りをつけ、母の埋葬先に関しても知った彼は、養家に対しどうするのか。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 12:33:44
31617文字
会話率:45%
小さい頃、養父母に虐げられ捨てられた私は、一人の男と出会いスパイとして育てられました。しかしある時、彼は私の前から姿を消してしまったのです。
彼がいなくなってからも私はスパイとして任務をこなしていました。そんなある日、私は偶然にも自分を捨て
た養父母の屋敷へ潜入することとなるのです。
久しぶりに会った旦那様も奥様も相変わらずの小悪党っぷり。私が潜入したからには彼らの悪事を暴いて見せます。さて、覚悟はよろしいですか?
※最後はハッピーエンド※設定は緩めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 20:04:04
15963文字
会話率:33%
マリエルラビは、拾ってくれた養父母に育てられ医師になった。
ある日、疲労困憊して帰ってきたマリエルを呼び止めたのは、もう二度と会うこともないと思っていたかつての婚約者。聖女召喚の不始末の責任を取らされて幽閉されている筈の、帝国の王子だった。
「オスカードイルは、聖女を野生に帰したい」
「スタンキンホロウは、聖女を野生に帰した」のスピンオフ作品ですが、単話でも読めるようになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 12:00:00
15761文字
会話率:44%
『ロザリンド』……その昔、悪名を響かせた今は亡き実母。
ミリエンヌは養父母によって聡明な女性に育つが、亡き実母の影が常に付きまとう。
その昔、世紀の大恋愛として新聞を飾り、国中で一番有名だった実母。
しかし実情はお粗末なものだった。
その娘
として生まれたミリエンヌの逆境を跳ね返して幸せを掴む物語。
『間引き草……私を虐げた家族への復讐。踏まれても立ち上がる!』の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 22:00:00
159727文字
会話率:53%
エミは高校で25歳の独身生物学教師と初めての体験を済ませ、卒後は大学には進まず彼と結婚したいと思っているが、交際を秘密にしなければならないことに次第に強い不安と不満を覚えてネットの相談サイト「守破離」に事情をメールしてアドバイスを受けること
にした。
サイト管理者からのアドバイスというのは、題名のないごく短い史実に基づいた小説が添付されるだけだった。
エミの、自分の身近なところでの人間観察が始まり、サイト「守破離」の管理者にはエミのような人間からの相談メールが集まっていた…。
サイト管理者の本当の目的とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 09:44:05
42733文字
会話率:1%
赤ちゃんの時に母と死に別れたレイラ。トマスとシモーヌに引き取られたが使用人として扱われ、同い年のミラにもこき使われている。母の形見のペンダントだけが心の支えだ。
ある日、そのペンダントが行方不明の王女の証だという知らせが街に届く。
ト
マスとシモーヌは、レイラの代わりにミラを王女として王宮へ送ることを決め、レイラからペンダントを取り上げた。
※ 血などの表現が出てきます。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 14:11:01
4869文字
会話率:50%
僕の両親は、国によって消されてしまった。
僕一人だけが生き残った。
身を隠すために、僕は女の子として生活し始める。
僕の養父母の一人娘陽は、元気のよい優しい女の子。
その子に淡い恋心を抱きはじめるが、消して伝える訳には行かなかった。
お互い
と、僕を引き取ってくれた養父母の為に…。
僕は復讐すべきなのか?
それとも、生き残れた事に感謝して、別の人生を生きるべきなのか?
今はまだ、解らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 10:00:00
11339文字
会話率:26%
様々な魔法をマスターする魔女アニンディタは、任務の最後に森に住むことを決意する数年後、
アニンディタは道路の真ん中で襲われた子供の世話をすることに決めました。
アニンディタはしばらくの間彼女の世話をして養父母に任せようとしましたが、
子供のかわいらしさが彼女を母親にしました。
アニンディタと彼女の娘の冒険物語に従ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 17:10:50
9472文字
会話率:47%
ホントに下ネタだらけです。~6話まで序章と言った感じです。。。ある日、とある辺境伯のお屋敷の斜塔を木っ端微塵にぶち壊し、記憶を失った少女が降って来ました。白く透き通る白磁器の肌、そして白銀の髪をした少女です。誰もが美しいと感じるような少女な
のですが、右腕がありません。それにも拘わらず左の手で字を書き、左の腕で剣技の鍛練を行い、左だけで何もかも行う少女リコリー。そんなある日、少女は歓喜しました。彼女の為の義手が届いたのです。黒く鈍い光沢のある鋼の義手です。それには巻き付く片刃の剣がまるでサイコガンの如く仕込まれていたのです。そんな少女リコリーは、ある製品を販売し、義手や生活費を養父母へ還元致します。そのリコリーのメタリック義手に惚れ込む王子ルーセル殿下。王子のしつこい求婚を払い退け、戻った記憶を頼りに隣国帝国へと乗り込んで、見事父や家族を殺害した敵を討ち取って憎い帝国を手中に治め、大陸全土へ支配の触手を延ばして行くのでした。随所に血が噴き出たり、稚拙な下ネタが荒れ狂う(R 15)そんな聖女の物語。どうぞ、観覧は自己責任でお願い致します。と言うリコリーは時と場合で呼称を変えて貫き通す可憐な少女なのでありました。。。尚、作中で散見される見知った台詞、言い回しなどは、私個人のオナn…自慰行為です。私室で人様に迷惑を掛けていないから良いだろうがっ!的、オマージュ?良い言葉です………あくまでオマージュですので、お叱り、お咎めは、無し。の方向で…………。あ、あとおこがましいのですが、ブックマークして下さい。お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 12:00:00
214221文字
会話率:53%
日本で慎ましく暮らしていた莉紗は突然見知らぬ森へと異世界転移する。食堂を営む養父母に拾われ、跡を継ぎ細々とやっていたある日。
新しく派遣されてきた騎士団の団長カーティスが店の前で座り込んでいた。顔色の悪い彼の話をよく聞くと…この世界の衛生観
念にしては珍しいほどの潔癖症。
その彼は潔癖すぎて食事をするのも一苦労のようで…
日本で培われた衛生観念を発揮し、莉紗は彼の満足するご飯を作ることが出来るのか?という物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 23:52:52
1666文字
会話率:16%
俺は恵まれなかった。
クソみたいな人生だったよ。子供の頃はな。
だがな、今は違うんだ!
巡り会った養父母は俺の人生を丸ごと変えてくれた。
親友にも巡り会えた。俺も頑張ったんだぜ!
学生の頃に起業した俺の会社は軌道に乗り始めて……。
や
っとだ、やっと!
俺は周りの皆に恩返しが出来る。
こんなに嬉しいことはない。なぁ?
そんな俺を『異世界召喚』だと?ふざけないでくれ。
待ってくれ待ってくれ、もっと適任者が居るだろう?
よせよ、三十路のおっさんをよ。
止めてくれ!本気なのかよ!!!
俺は知ることになる。
己の甘さと人生の甘美を。
現在世界と異世界が交差する。
異世界召喚ファンタジー
「召喚されて知る俺の人生の甘さ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 05:57:18
232833文字
会話率:62%
ボーイスカウトの隊長をしていた冴えないオッサンが死んじゃって転生してなんとかかんとか。
彼はしあわせになりたいだけなの。
アイゼン王国の東の辺境で養父母に愛され育つ自覚なき転生者エータの少年期の成長をゆるゆると綴っております。
最終更新:2020-02-23 21:41:40
160336文字
会話率:45%