世界中で火球が観測され始めたある日、ハワイに設けられている小惑星地球衝突最終警報システムが、未知の彗星の飛来を検知した。直径が推定30キロ。最接近までは約30日。
突然現われたその未知の彗星は従来の彗星の10倍以上の速度で近づいていた。
時
速200万km。音速の1600倍、光速換算でも500分の1の超速度で飛来する彗星は、果たして地球にインパクトするのか――
自然災害の中編ホラーパニックで、全てフィクションです。
科学的検証については、前作以上に甘く見ていただければ……(汗)
観測されたことのないダメージ計算が上手まとまらず……ギリギリ、4月にスタートできました。毎週、火曜、金曜でアップしていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 18:08:28
70229文字
会話率:33%
16歳の高校生である俺はある日、心霊スポットの1つとして有名な山へと友達と一緒にに挑んだ。
しかしそこにはトンでもない悪霊が住み着いていて、取り憑かれた俺は音速の速さで発狂死してしまい、気付けば天辺ハゲの神様の下に。
そこで異世界への転
生を告げられるのだが、なんと、この転生に元凶である悪霊少女がついてくるだと!? どうも俺が死ぬのが速すぎたために悪霊少女が離脱する間もなく一緒に引っ張られて来たのが原因だとか。
そのせいで俺と運命共同体になってしまい、俺が死んだら悪霊少女も消えると聞かされたもんだから、延命するために互いに協力して生きることに。
最初は不安だったが戦闘が起こるたびに悪霊少女のチートなスキルが次々と判明していく!?
こうして思いがけずにチートな相棒を得た俺は、異世界の悪人や魔物を犠牲にしつつ異世界生活を満喫していくと決めた。
相棒がね、拷問やら虐殺やらが大好きなもんでね。もうね、出会った悪人は諦めてくれ。
そんなこんなで今日も悪霊少女は糧を求めて異世界を彷徨うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 00:13:51
344034文字
会話率:68%
「貴様のような無能がいる場所ここにはない! 出ていけ!」
魔法の名家であるマーガライト家に生まれながらも、魔法が使えず実家を追い出されたカリム・マーガライト。
彼は家を追いだされた後、魔獣のいる森に単身放置された。
しかし実は、カリムは
魔法が使えない代わりに己の魔力を身体能力の向上に使われる体質の「超人」という存在だった。
内臓も強化されたため本来はとても消化できないはずの魔獣さえも消化できるようになったカリム。魔獣を食べることで魔力が得られ、その魔力が身体能力向上へと使われ、さらに強力な魔獣を食べるというサイクルにより数年後には手が付けられないほどの強さを持つようになる。
身体能力が上昇したカリムは、さらなる強さを求めて冒険者になる。
だがカリムは知らない。自身がこの世で最も強い存在になっていることに。
無自覚に最強になったカリムは、その強さによって国を救って英雄となる。
これは、実家を追放された特殊な体質の少年が怪物並みの身体能力で無双しながらも成り上がる物語。
「え? 音速で動くのって異常なことなの?」
「ドラゴン? 一発殴れば殺せるでしょ?」
「戻ってこいと言われても追い出したのそっちだよね」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 21:00:00
55500文字
会話率:29%
ミニ四駆を仮想空間で走行させるシステム「バーチャル・サーキット・ストリーマー《バーサス》」が開発され、ネットワークを介して世界中のミニ四チューナーが超音速のバトルを繰り広げる世界。
涼川あゆみを中心とした「すーぱーあゆみんミニ四チーム」は
、
「ミニ四駆選手権 カナガワ地区大会」を制し、全国決勝大会へのキップを手に入れた。
そこで待ち受けていたのは、さらにスケールアップしたライバルたちとのアツい戦い、
そして封印された7年前のレーシング・アクシデント。
前年度王者「チーム・ガディスピード」のリーダー、瀬名アイリーンとの因縁。
迷いを振り切るため、超音速のマシンが駆け抜ける!
「バーチャル・サーキット・ストリーマー、《バーサス》起動!!」
ハイスピードで駆け抜ける、少女たちのレーシング・ロマン、さらなる高みへ!!
「ミニ四駆」は株式会社タミヤの登録商標です。
※この作品は企画公式サイト 1chance.jp からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 16:23:56
124948文字
会話率:59%
第3世代ミニ四ガールズ、爆誕!
ミニ四駆を仮想空間で走行させるシステム「バーチャル・サーキット・ストリーマー《バーサス》」が開発され、ネットワークを介して世界中のミニ四チューナーが超音速のバトルを繰り広げる世界。
ジュニアクラス日本一を
決める大会「ミニ四駆選手権」への出場を目指し、
トゥインクル学園中等部2年生の「涼川あゆみ」はミニ四駆部設立を決意した。
しかし生徒会長「恩田奏」は設立に一つの条件を課す。
エリア最強チューナー「赤井秀美」とのレースに勝利すること。
「バーチャル・サーキット・ストリーマー、《バーサス》起動!!」
ハイスピードで駆け抜ける、少女たちのレーシング・ロマン、ここに開幕!!
ミニ四駆は株式会社タミヤの登録商標です。
※この作品は企画公式サイト 1chance.jp からの転載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 20:08:55
88987文字
会話率:52%
平民から突然公爵家の一員、アイリスの妹となったアリミナは異常な程の魅力を持つ少女だった。
若い令息達、それも婚約者がいるものまで彼女を一目見た瞬間恋に落ちる。
そして、とうとう恐ろしい事態が起こってしまう。
……アリミナがアイリス
の婚約者である第2王子に目をつけたのだ。
※アルファポリス様との重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 17:00:00
75438文字
会話率:26%
世界を深く観察することで正しい筋肉の動かし方を知った女子高生、切間瞳は学校から逃げ出してひたすら走る。彼女の目の前に現れる謎の白球に、異常な存在である彼女を追いかける警察隊。音速を越える現実逃避の果てに彼女の出会うものとは……。
最終更新:2021-11-09 15:06:53
21040文字
会話率:24%
とある小さな村に、ファイアボールを撃ち続ける少年がいた。
初級魔術で、最も簡単と言われるファイアボールは、小さな子供さえも撃てると言われていた。そのため、ファイアボールしか唱えられない彼は、当然のように馬鹿にされていた。
大概の人間は、
それで、ファイアボールを撃つのをやめるだろう。
だが、彼はやめなかった。
馬鹿にされ続けても、彼は、ひたすらファイアボールを撃ち続けた。
朝食、昼食、夕食、合わせて45分に、睡眠3時間……合わせて3時間45分、最低限の肉体保持に必要な時間以外は、全て、火球《ファイアボール》に費やした。
そんな彼のファイアボールは、音速を超えて、ついには生き神様とまで呼ばれる存在になる。
しかし、彼も寿命には勝てない。生涯、ファイアボールを撃ち続けた彼は、ひとり、死に絶えようとしていたが……
「コレは……まさか……若返ってるのか……?」
山の中で見つけた謎の転生器によって、若返り、少年時代の肉体を得ることが出来た。
若返った彼は、
「とりあえず、ファイアボールでも撃つか」
また、ファイアボールを撃ち続けた。
彼は、100万回の転生を繰り返し、感謝のファイアボール1垓回を撃ち終え……いつしか、彼は、最強へと至っていた。
永き時を経て、ファイアボール以外の魔術に興味を持った彼は、山を下りて有名な魔術学院に入学する。
ファイアボールしか使えない彼は、学院の入学試験で、最低ランクのEランクをつけられてしまうが――
「なんだ、今のは、上級魔術《アドヴァンス》かっ!?」
「今のは、上級魔術《アドヴァンス》じゃない……火球《ファイアボール》だ」
彼のファイアボールは、既に、人外の域にまで至っていた。
生涯をファイアボールに捧げ続けた男が、普通レベルの魔術師が集う魔術学院でなにを為すのか。
とりあえず、彼は、今日もファイアボールを撃っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 18:00:00
105851文字
会話率:52%
「アナタの街へ、今日もお届けっ!!」
ぱんっ! 少女の身体が時速100㎞まで一気に加速される。
20XX年、地球上の石油が突然消失し、大ピンチに陥った人類。
そんな世界を救ったのは、自動車よりも電車よりも速く走る少年少女達だった。
敷島
遥(しきしま はるか)は、日本一の飛脚(メッセンジャー)を目指すちょっとおバカでお人好し、走ることが何より好きな15歳の女子高生。
幼馴染のヘンタイ理系少女と一緒に入った高校の飛脚部はとんでもない弱小で……ライバルとなるシロネコムサシな巨大お嬢様学園と競い合いながら、日本一への道を驀進していく。
日本中を走り回る中で開花していく遥の隠された才能……それは世界の在り方さえ変えてしまう事に?
……そんなことより乙女としては、食べ過ぎで膨らんだウエストの方が重大事なわけで……。
これは、現代によみがえった”飛脚少女”達が、切磋琢磨しながら日本一を目指す熱血?スポーツコメディです。
※他サイトにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 16:21:04
29854文字
会話率:36%
時は現代、ネットにはびこる、憎悪や嫉妬、嫌悪、炎上の正体、悪意のすべては、獣の仕業だった。
技士と呼ばれるものたちが、超催眠の術で、戦いに挑む。
技士の敵は、獣を生み出し続ける邪徒。
邪徒は、インフルエンサーとして、人々に愛される存在に擬態
し、人々を獣へと堕とす。
そんな邪徒らの頂点こそ、最強インフルエンサー孔雀院鳳凰(くじゃくいんほうおう)である。
孔雀院は超催眠をしのぐ音速催眠を極め、それに対抗できるのは、同じ音速催眠のみ。
そして、それができるのは、若き技士、津軽閔莝(つがるみんざ)、ただひとり。
孔雀院の奥底にある悪意。その目的は?
閔莝は音速催眠を超えられるか。
華やかな光のなかの闇、闇からの光。
これは、光と闇が交錯する、現実と幻影のはざまの戦いの物語。
音速の先に何が見えるーーー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 01:36:21
56475文字
会話率:25%
とある冒険者パーティの斥候として懸命に働いていたソーラは、貴重な「光」の魔法使いでありながら、リーダーから「光ることしかできない」と罵られていた。「ランタン」と侮蔑されていたソーラは、ついにリーダーの強引な言いがかりによってパーティから追
放されてしまうこととなる。
そんな矢先、冒険者になったソーラを追いかけて、幼馴染のミウが帝都へと突然やってくる。一緒に冒険者をやろうとミウが声をかけるが、ギルドで悪評が広まってしまって新しいパーティは見つけられそうにない。冒険者の規則で新しいパーティを作ることもできない。
そんな二人に与えられた選択肢、それはとてもハードな業務だという「役所勤めの冒険者になる」というものだった。
「でも私、光ることしかできないし……」
「何言ってるの。ねぇねは私より強いから」
ソーラは「光るだけ」と誤解されていただけで、さらなる力を秘める最強の斥候であったことをミウ以外は知る由もなかったのだ。
「レーザービームって何!? 音速で斬るって何!? ありえないから! 常識的に考えて!!」
「光」の魔法使いソーラ。「音」の魔法使いミウ。二人のチートキャラが帝都にその名を轟かせる。
※「カクヨム」様でも同時掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 16:00:00
111970文字
会話率:51%
その日は突然やってきた。
空を行き交う人工物のすべてが地上に降り注いだその日、人工物を作り出した人類は恐怖のどん底に叩き落された。
大質量の大型旅客機は隕石のごとく建物をなぎ倒し、地面をえぐり、大量の燃料をまき散らしながら炎上した。
小型
のヘリコプターは高速回転するプロペラであらゆるものを切り裂きながら墜落した。
音速を超えて移動中だった戦闘機は突如として交信できなくなり、重さ数千キログラムの機体は弾丸より速いスピードで砕け散った。
降り注ぐ人工物の犠牲者になるかどうかは年齢も性別も身分も権力も関係がなく、さながら空から降り注ぐ自然災害のようだった。墜落する機影が見えた時には既に遅く、数秒後には地表へ到達する。人間が数秒間に移動できる距離には限界があり、長さ60メートルの巨体からすれば微々たる変化でしかない。この事実はあっという間に広まり、浸透し、すべての人類が恐怖した。
この不可解な災害を人類は”空落ちの日”と名付け、その不可解な原因を”空喰いという化け物が空を喰った”という荒唐無稽な理由でごまかした。恐怖心にさいなまれていた人類は、このごまかしに飛びつき自らを無理やり納得させた。見上げればいつでもそこにある空を恐怖するよりも見えない化け物を恐怖する方がわずかでも安心することができたからだった。
空落ちの日からは空喰いを恐れるあまりに国も人民も法律も空を飛び回ることを禁止することに賛成し、空喰いという化け物によって人類から空が失われた。
これはそんな世界を不器用に生きる高校生の物語。
※本作品は『空喰い』の過去エピソードです。本作のみでもお楽しみいただけるよう構成しておりますが、合わせて読むとより作品を楽しめるのではないかと思いますので是非よろしくお願いいたします。
https://ncode.syosetu.com/n0403fe/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 20:07:12
68745文字
会話率:40%
最近ミリタリーにはまった俺は美少女神様のハルカのミスで、現実世界で死亡からのテンプレで転生された。
時代は列強国(The Great Powers)とその衛星国が新天地の開発と確保、そして覇権を握ろうとする正に帝国主義の時代。
このままでは
俺はすぐに見つかって捕獲、奴隷にされてしまう
。だから俺はハルカから貰ったスキル、「人員召喚」と「兵器補正」、そしてハルカ自身にも手伝ってもらい、帝国主義を終わらせることになる。
しかしこのチートはいくつかの条件がある。
・音速を超える兵器の開発、運用の禁止(一部除外)
・核兵器(原子炉はおk)の使用、開発の禁止
・日本陸軍(一部を除く)の使用禁止
これらを守りつつ俺は自由と、そして日本の栄光を取り戻す!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 22:59:17
4643文字
会話率:43%
地球温暖化や大型台風、森林火災……自然災害は地球が滅ぶわけではなく、生命が滅ぶ。ただ、“それだけ”の、お話。
最終更新:2020-09-08 08:53:13
586文字
会話率:100%
2020年突如として現れたナチス第4帝国はヨーロッパを占領、これに対し国連は国連軍を結成し世界でナチスに立ち向かった
そして終戦の数日前、行方不明となり死亡判定を受けたなった若き少年がいた
だがその少年は死んでいなかった
これは「魔法」で
戦う少女達と平和を愛した少年の物語である
ハーメルン様でも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 00:00:00
3047文字
会話率:41%
1986年に突如として出現した異能を持つ人類「アトマー」達が存在する世界。
多くの者が自身の力を過信し暴徒と化す中、
治安を守るためアトマーだけによって創設された自警団「GIO」。
「GIO」に所属する二人組。赤いビームを操る能力『虚紅』
を持つ、「クロイツ」と音速を超える速さを誇るン能力『瞬光』を持つ、コードネーム「ゼノン」。彼らが犯罪アトマーに立ち向かっていく!!・・・・・、SFアクションです。
ちなみに、この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は、実在のものとは関係ありません。「あれっ?聞いたことある」と思っても、気のせいです。
・・・・多分。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 22:47:44
51271文字
会話率:31%
「オレのパンチが音速超えた」
そんな事あるか?いや無いだろ。
そう思っていた俺が現実をぶち壊されそうになる、強いて言うならファンタジー気味な短編です。
キーワード:
最終更新:2020-03-15 20:00:00
2293文字
会話率:6%
愛は死に、希望は消えさり、無垢(むく)なる命は霧散する。
弱肉強食、狂瀾怒濤(きょうらんどとう)。
いかなる地獄も凌駕する、血で血を洗う暗黒の戦乱時代『昭和』。
1989年。 1月9日。
そんな『昭和』最後となるこの日。
神奈川県S市にて、一人の少年が壮絶に自殺した。
重力を操る暴走族。 ヘリすら切り捨てる自衛官。 音速を超える公安。
昭和ならではの猛者どもが応酬する戦場で、華麗に爆死した彼の名は皆口(みなぐち) 祐介(ゆうすけ)。
その頭脳、IQにして3000以上。
その体、古今無双の完全無欠。
ついた 二つ名、歩く第三次世界大戦。
切り捨て御免(ごめん)の斬剣乱舞も、飛び交う無数の銃撃すらも、まるで相手にしない彼が 自ら死を選んだ理由。
それは、異世界を連結し、自らの根城としている 人類史上最大の極悪人。
式罵(しきば)・一徳之神(いっとくのかみ)・吉宗(よしむね)を討伐する為である!
容姿端麗、最強無敵、昭和生まれの最終兵器。
そんな彼が、ファンタジー、VR、魔想現実などの異世界が連なる超巨大ダンジョンにて無双の限りを尽くし、勧善懲悪、英雄譚の前日譚!!
※0章は、異世界にはいきません。
異世界へ行く5人の昭和選抜メンバーの乱闘に終始する内容なので、読み飛ばしても大丈夫です!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 23:21:02
67754文字
会話率:24%
この時空の結節点である、表裏それぞれのマターとイリバースからなるトリガリア。ウィルオウィスプの囁きの下、五界に違われたマターの分節点のひとつ、ムーンサイド。宇宙史というものが記されるならば欠かせられざるべき両者の実在は、観測事実を旨とする
物理学により立証されることはない。
人類史においては、古くは各地で神話とされる口伝と、近現代ではそれに代わって各種の娯楽物とが、人の魂に影響し続ける両者の存在を浮かび視せている。
21世紀の半ば近くに、台北の気鋭のゲーム会社ゼータスペックと新宿のガジノ運営会社ワコウとが送り出したハイブリッド作「八女剣《やめのつるぎ》」もその一つ。環太平洋的に伝わる神話をモチーフとした本作はコアな格闘ゲーマーたちとそのファン層が、ライトな賭掛事(カジノ)を通じて集い合う場として、世界的な人気作となりつつあった。謎の後輩美少女エミリに誘われ縁を得たユキは、ホログラフィを巧みに駆使する八女剣のプレイヤーとして、頭角を表す。
その頃、多額のお金が動くネットワークゲームとなった八女剣の証憑解析を行っていたチームは、あからさまな不正とはいえない特異値(イレギュラー)をユキを始めとする少数のプレイヤーのログに見出す。統計的に矛盾なくイレギュラーを説明できるのは、未来予知だけ。
そうした特異値を宝石や貴金属等の実物取引(マーケット)にも見い出されていた。そして、米中の軍関係者は、予知と量子計算とを組み合わることで回避を試みるターゲットにも必中する超音速兵器を追い求めていた。
シンクロニシティというべきこれらの出来事は、時間軸を逆行する被覆波が観測されたとの報道後、事態は人々の想定を超える。被覆波は特異値(イレギュラー)を過去へと伝え共進化させる。それが宇宙レベルの事象改変を可能とする魔法体系となりうることをエミリが示し、人類史は不可逆の変容を遂げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 13:56:26
23125文字
会話率:23%
『冒険者』
それはなにかの『目的』や『名誉』、または『利益』、あるいはそれが何も意味や価値を持つものでなくても行う者達の名称である。
その彼らの言う冒険とは、新大陸の発見、未知の民族や文化の探検、政治的な事件、革命の目撃、魔法による音速の壁
への挑戦や、魔法機構車や気球での大旅行の敢行など、様々である。
――辞書・冒険者の紹介ページより抜粋――
辺境の地フィンバーグに住むアーサーは、冒険者を生業にしているが稼ぎがなく、貧困生活を強いられていた。
そんなある日、辺境の地であるフィンバーグに一隻の銀色に光り輝く飛空挺が着陸する。
そしてギルドに訪れた人物は青髪の美しい少女だった。
「ドラゴンキラーの冒険者がいると聞きました。一度会いたいのですが」
『ドラゴン』
それは全てのモンスターの頂点であり、そして全てのモンスターの原点とも言われている存在である。
少女がその災厄とも呼べる存在の名を口にした時、フィンバーグ最弱の冒険者と呼ばれていたアーサーの物語が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 13:28:34
35998文字
会話率:40%
そこは、もはや人間や魔王も争う事をやめ、あらゆる種族が平和に発展している時代の異世界
主人公「パンツィア・ヘルムス」は、転生者の少女である。
そこそこの幸運と元の世界での知識を活かして、いつか超音速飛行を可能とする航空機を開発したいと魔法
博士として魔法科学の発展に勤めていた矢先、
太古より定期的に現れる謎の異次元からやってくる巨大不明生物『邪巨神』が突如大量に現れる事態に直面する。
未だ充分な対抗兵器がなく、魔王も神も勝てない相手により世界が危機に陥る中、
パンツィアの養父『ケンズォ・ヘルムス』は、ある発明をパンツィアに託す。
それは、転生前の記憶を話した事をベースにこの世界の技術で作られた、
巨大なスーパーロボット、ブレイガーOだった!
※旧版ブレイガーOを改定し、より読みやすくした物になる予定の作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 19:10:09
43765文字
会話率:39%