デビュタントが行われる王宮のパーティー会場で、赤いジュースを髪に浴びてしまった令嬢は、夜の庭園で拭う。ベージュ色の髪を夜空の月光色に変えて。
王宮の方に、こちらを見る同じ月光色の長髪の男性が見えて、慌てたが手遅れ。彼が来てしまった。同じ美し
い月光の髪色を持つ男性を見上げて、拭い終わった髪をベージュ色に戻すと彼は息を呑んだ。カーテシーをして、無言を貫いた。
「(実の父親と会うなんて、赤ん坊の時以来か)」と冷静に思う令嬢。
彼は実の父親であり、この国の皇帝陛下なのだ。
しかし、事情が複雑。自分に興味を示す皇帝に、せめて皇妃と話せと言っておく。
事故で生まれた令嬢。引き取った母親の家族には冷遇されているが、魔法と頭の良さを活かして生き延びてきた。
唯一心を許せる身内は、一つ上の従兄のみ。そんな従兄が、学園の稽古場で暴君と悪名高い公爵令息に痛めつけられているところを目撃。飛び込んで、応戦。
「暴れ馬が。手綱で絞め殺してやろうか」「っ!」
皇帝の隠し子である転生者の令嬢と、ツンデレ暴君の公爵令息の話!
(アルファポリスにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 06:35:12
41796文字
会話率:37%
招かれた者の前にだけ現れる、こぢんまりとした洋館ティーサロン「フォスフォレッスセンス」。
温かみのあるアンティークなしつらえの店内は、まるで貴族の秘密のサロン室のよう。
青い瞳の老執事と、黒い長髪を艷やかに翻す若執事が、少し疲れてしまったあ
なたを優しくおもてなしします。
極上のスイーツと香り豊かなお茶を、当店自慢の百合の小庭をご覧になりながらお楽しみください。
※一話完結、不定期連載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 23:10:57
51054文字
会話率:26%
もう一度高校1年生をする事になってしまった成瀬礼斗。
去年と同じ学年、同じ教室、同じ景色にも関わらず、内情は周りは全員元後輩の同級生、その状況から幾分かの不安感を抱いていると突然、隣の席から声をかけられる。
見覚えのある白藍色のハーフア
ップの長髪。
宝石のように澄んだ瞳。
──俺の目の前にいたのは年齢がひとつ下の幼馴染、蘭すずなだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 16:59:28
32612文字
会話率:40%
「これからは
どうすれば良いの………?」
薄紅色の長髪に金茶色の瞳を持つ少女は
涙を浮かべながら、海を眺めておりました。
少女の名は、カトリーネ・フォン・リベラ・
レオシュリーク・ステフリーシュ。18歳。
レオシュリーク王国の第三王女
として生まれ、
残念ながら、子どもに恵まれなかった老夫婦の
ステフリーシュ辺境伯の当主夫妻に養女として
引き取られ、ひっそりと暮らして来た彼女は、
途方に暮れていました。
お父様である国王陛下からの、久しぶりの
お手紙は、見知らぬ男性を婿養子に迎えたいと
事務的なものでした。
〈忘れられた王女〉カトリーネの出会いとはー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 11:40:28
75611文字
会話率:30%
このフォーレストン王国の美醜は、独特だ。
髪の色彩が、白に近ければ近いほど美しいと
好かれ、黒色に近ければ近いほど家族ですら
微妙な顔をされる。
そのため、王族みんな金髪か銀髪の者が多く
大変慕われている。恐らく、王族に対する
尊敬の念
が行き過ぎた結果だと思う。
と、私は思う。こんなこと、はっきりとは
言えないのですけれどね。
私は、セレネスティネ・フォン・ミレッゼ・
アウレーリア・リーフィー。18歳。
フォーレストンの東部の領地を治めている
リーフィー伯爵の長女として生まれました。
5歳下の可愛らしい弟がいます。
白に近い金の長髪に紫の瞳をしていることで
〈白菫(はくきん)姫〉と呼ばれています。
そんな私に、不思議な出会いがー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 21:38:50
15482文字
会話率:26%
大国・シェインジェル王国。
初代国王の第三王子が婿入りされた
王族のひとつ、エンツォール辺境伯家。
エンツォール辺境伯夫妻の元に、美しい
艶やかな黒い長髪にサファイアのような
瞳を持つご息女が誕生いたしました。
〈蒼玉の宝石姫〉ラウレ
ンティア・フォン・
シーテレータ・エンツォール
そう呼ばれている彼女こそ、
このエンツォール辺境伯家の一人娘です。
彼女の道筋とはー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:12:50
14114文字
会話率:26%
乙女ゲーム『花乙女の箱庭シリーズ』の世界へと転生してしまった私は、悪役令嬢ブームを集約したような悲劇を迎える、リリー・アスセーナに転生してしまった。
このままじゃ、最悪死亡ルートまっしぐら!?
それだけは回避したいけれど、リアルで推しを
眺めたい!
近くにいても悪役令嬢にならないように立てた作戦は、男装して攻略キャラクターの友人キャラポジションを狙うこと!
ギャルゲーの友人キャラみたいに好感度を教えるキャラなら、攻略対象のそばに居てもおかしくないもんね!
完全無欠の金髪王子様キャラのシルヴァ、活発で気さくな赤髪のレックス、紺色の長髪を後ろで束ねた穏やかなネモ先生。
メイン攻略キャラの三人の推し達に出会い、ヒロインへの好感度調査の為に、彼らを追いかけるリリーだったが、いつの間にかリリーへの好感度が高くなっていたようで……。
※短編「悪役令嬢は男装して、乙女ゲームの友人キャラになりすます~攻略キャラの好感度がボク♂に向けられているんですが!~」の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 17:12:12
11915文字
会話率:40%
乙女ゲーム『花乙女の箱庭シリーズ』の世界へと転生してしまった私は、悪役令嬢ブームを集約したような悲劇を迎える、リリー・アスセーナに転生してしまった。
このままじゃ、最悪死亡ルートまっしぐら!?
それだけは回避しようと立てた作戦は、男装して攻
略キャラクターの友人キャラポジションを狙うこと!
優しくて少し意地悪な金髪の王子様シルヴァ、明るく元気で庶民的な赤髪のレックス、眼鏡に紺色の長髪を後ろで束ねた穏やかなネモ先生。
三人の推しに出会い、ヒロインへの好感度調査の為に、シルヴァを追いかけるリリーだったが、いつの間にか、リリーへの好感度が高くなっていたようで……。
格好良くて、少しだけ意地悪なシルヴァに、貴女もリリーと一緒に振り回される!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 10:11:38
13487文字
会話率:42%
春休み明けに高校2年生になる男子高校生「黒魔 黒須」(こくま くろす)は、ゲームセンター帰りに近道の路地裏を歩いていた所、突如自分を覆う人影が現れた。上を見あげようとしたが、女性1人分の重さが彼を下敷きにした。しばらくして目を開けると、そこ
には青い目をした長髪白髪美少女が自分の上に乗っかっていた。学園で実力を隠してた異能力者が彼女との出会いで人生を大きく変わってしまった。
これは異能力者の学生譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 00:00:00
415文字
会話率:0%
20XX年。
突如上空に発生したゲートから、巨大スライムが誕生した。東京の街は、瞬く間にそのスライムに消化され、消えていく。
スライムの周囲は、何故か電気が使えない。しかも質量による攻撃は飲み込まれてしまう。
なす術がない中、
金髪の長髪の少女キタダ博士は、ある対抗手段を思いつく。
「これなら対抗できる。人型兵器『バズドライバー』僕が趣味で作った巨大ロボだ」
このバズドライバーは、人の思いを力に変えて戦う。皆んなを守りたいという思いが強い兵士がパイロットに志願し、バズドライバーを操る。が、スライムに致命傷は与えれない。
「ダメだ! 思いの力が足りない」
「思いの力……。それって『思い込み』の力でも良いですか?」
こうして、バズドライバーのパイロットは全国から探されることになった。
思いのチカラ。『思い込み』のチカラ。
すなわち、『中2病』のチカラ。
全国の中学2年生から集められたパイロット達。
彼らはこの星を救えるのか?!
『中2病』をチカラに変え、戦え! バズドライバー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 22:09:23
9948文字
会話率:54%
ピンクの長髪を二つに結んだ、ワンピース姿の小さな少女。一見するとただの可愛らしい女の子だが、なんと彼女は、ドラゴンを一撃で屠るポテンシャルを秘めていた!
「お前さまも、おいし〜いお料理にしてあげるです!」
そんな彼女は、尻尾を揺らし
マイペースに突き進む。そして今日もナイフ片手に、モンスターを“料理”する――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 13:30:43
6860文字
会話率:51%
公爵令嬢フェリシア・ウィングフィールドは、義妹に婚約者を奪われ婚約破棄を告げられる。
そうしてその瞬間、ループしてしまうのだ。1年前の、婚約が決まった瞬間へと。
初めは婚約者のことが好きだったし、義妹に奪われたことが悲しかった。
だからこそ、やり直す機会を与えられて喜びもした。
しかし、婚約者に前以上にアプローチするも上手くいかず。2人が仲良くなるのを徹底的に邪魔してみても意味がなく。いっそ義妹と仲良くなろうとしてもダメ。義妹と距離をとってもダメ。
ループを4回ほど繰り返したフェリシアは思った。
――もういいや、と。
5回目のやり直しでフェリシアは、「その婚約、破棄させていただきますね」と告げて、屋敷を飛び出した。
……のはいいものの、速攻賊に襲われる。そんなフェリシアを助けてくれたのは、銀の長髪が美しい魔術師・ユーリーだった。
――あれ、私どこかでこの魔術師と会ったことある?
これは、見覚えがあるけど思い出せない魔術師・ユーリーと、幸薄め伯爵令嬢フェリシアのラブストーリー。
※別名義の作品のストーリーを大幅に改変したものになります。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:01:50
14060文字
会話率:28%
――陸敬也さん、貴方は死んだのです。29でニートの僕……俺、陸敬也はいつものようにゲーム仲間と一緒にゲームをし、これまたいつものようにベッドに寝ていたはずだが、気づけば怖そうなおっさんに睨まれながら不思議な空間に居た。聞けば俺は死んでしま
いここは死後の世界だそうじゃないか。これはクズでダメな俺がやり直すために訪れたチャンスに違いない! なら来世こそ上手くいかせるために人生設計を……って、俺の来世が虫ってどういうこと? とりあえず異世界でやり直してこいというわけだが、その前に欲しい能力を願えという話だ。圧倒的な力? 強大な魔力? 有用なツール? いや、俺が願ったもの、それは――。
社会についていけなかったクズで自堕落になった男が再起に奮闘する、グロウンアップ異世界物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 15:20:00
91587文字
会話率:54%
彼と会ってそれからの話。
勧められるがままに書店を訪れて、お墨付きを探した。
手を伸ばしては引っ込めて……。
それを三回目、三回繰り返した時に、彼に会った。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
参考資料だから、無駄にはならない。
と言い訳してます。
喫茶店に行きたいです。金欠です。お正月は危険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 14:46:34
1226文字
会話率:48%
私には気に入りの純喫茶が幾つかあるが、そのうちの一つ。初めて訪れた時のこと。
真っ白な長髪を持つ、書生姿の彼に出会った。
彼はどうやら話し相手を探しているらしかった。
『此処の純喫茶ほど、ドグラ・マグラを体現したものはないと思うんだよ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
所々で姿を現すこの作家。
前に出て来たのは、幻想奇譚の水族館。
タチウオの話の回でした。
他にも出てきましたが覚えてません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 12:48:44
1136文字
会話率:50%
テニーチェ=ヘプタは暗黒の日に第七王宮魔道師団の長となった。白銀の長髪に白銀のマント、加えて白銀の仮面までも携えて。
しかし第七は白銀だらけの仮面テニーチェさえ霞んでしまうほどの個性的な人々であふれかえっていて……。
闇属性の魔道
使いテニーチェがいろんな事件に巻き込まれながら、やがて仮面を人前で外すことになる――かもしれないお話。
※できるだけがんばって持ちうる限りの力を使って毎日投稿します。……投稿されなかったら、あ、こいつサボったなと白い目で見てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 12:13:31
160961文字
会話率:31%
ショートヘアの少女、もしくは長髪の少年に見える殺し屋はある無職の男から面白そうな話をしてくれる約束をした。
ところが、仕事を終えて、男のもとに出向くと男は轢き逃げにあっていた。
※この作品はどれから読んでも大丈夫な独立短編シリーズ、『こ
んとらくと・きりんぐ』に含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 22:14:11
5420文字
会話率:59%
「息子は強盗などする子じゃない」
強盗殺人の罪で処刑された息子の仇を取ってほしいという依頼を受けたショートヘアの少女、または長髪の少年に見える殺し屋。
依頼を完遂すべく訪れたのは演劇が盛んな田舎町だった。
調べていくうちに、死ん
だ息子は役者であり、凶悪犯の役柄を演じることになっていて、役にはまり込んでいた……。
※この作品はどれから読んでも大丈夫な独立短編シリーズ、『こんとらくと・きりんぐ』に含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 19:37:30
24812文字
会話率:41%
妻を殺した男が死体を埋める。
十分掘った穴の上から声がして、見上げると、そこにはショートヘアの少女、もしくは長髪の少年に見える殺し屋が顔を覗かせていた。
※この作品はどれから読んでも大丈夫な独立短編シリーズ、『こんとらくと・きりんぐ』に
含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 08:34:59
4624文字
会話率:50%
子爵令嬢ロザリンドは特殊な才能を持っていた。
ロザリンドが作った羽根ペンで書く文字は現実になる、というものだ。
ロザリンドはその才能を使い、子爵領地の特産品である羽根ペンを作る職人をしていたのだがーーある日、唐突に平穏な日々が終わりを
告げた。
突如現れた凶悪な魔鳥によって両親が死に、兄は瀕死の重傷を負い、領地が壊滅的な被害を受けたからだ。
ロザリンドは領地の窮地を救うべく、剣を手に立ち向かう。
魔鳥と退治して今まさに喉元を食い破られようとしたその時。
「……あぁ、これは酷いな」
長髪を翻し、一人の青年が鮮やかに剣を振るって魔鳥を屠っていく。
その青年は、三年前に行方知れずとなって国を騒がせた王弟アレクシス・ヴァルモーデンその人だった。
アレクシスのおかげで窮地は脱したが、領地はすでに崩壊寸前。このままだと没落まっしぐら。
残っているのは魔鳥の死骸のみである。
ならば、この大量の魔鳥をお金に変えて見せましょう!
ロザリンドは手はじめに、魔鳥の羽根を使って羽根ペンを作ることを思いつく。
するとロザリンドの作った羽根ペンは、思いもよらない力を発揮しーー。
これは壊滅しかけの領地を救うべく奮闘する子爵令嬢ロザリンドと、内に途方もない秘密を抱える王弟アレクシスが、ともに過酷な現実に立ち向かい奮闘していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 12:14:18
148090文字
会話率:46%
まだ小学生の少女が遺体で発見された。
空き家の軒下で寂しい雨の降る中、少女はアジサイの花に埋め尽くされて段ボールの中で眠っていた。
死因は絞殺、遺体は全裸の状態、ただし強姦された形跡はない。
小児性愛者の仕業かと思われたが、彼女の家
庭環境は少し複雑であることが判明する。
彼女の父親は血がつながっていないのだ。
さらには彼女の母親、その夫の元妻、過去に逮捕歴のある小児性愛者、小学校の校門前で子供たちを物色する長髪の男……怪しい人物には事欠かない。
池袋北署は捜査を続けるが、犯人はなかなかの知能犯であるらしく、足取りはつかめない。
そのような中、自称名探偵・丸出為夫が完全にあてずっぽな推理で、犯人を特定。
池袋北署の刑事・海老名忠義は、それを聞いて完全にやる気をなくすが……
それよりも部下の高木友之助の怪しげな行動の方が気にかかる。
事件はどのような展開をたどるのか?
丸出の推理が今回ばかりは当たるのか?
ぜひ、ご一読を!
※この作品はエブリスタにも投稿されました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 01:00:00
39151文字
会話率:47%
配信者兼イラストレーターの俺はある日、一冊の謎の本を拾った。
そしたら剣と魔法の異世界へ転生した。
世界の理を記す本を片手に俺は聖女と共に村を救う為世界を駆け巡り、何より俺が生きるために戦い続ける…。
最終更新:2023-11-30 20:02:59
113557文字
会話率:34%
彼はとても美しい。
青い絹糸のような長髪、宝石のように青い瞳。――でも、首から下がない。美しい首だけの存在だ。
彼は機械人形だ。俺の「ひいじいちゃんのひいじいちゃん」の造った、美しい語り部のからくりだ。
彼は語る。「ひいじいちゃんのひい
じいちゃん」が若い頃、二人して旅して集めた昔話を。彼は語る。失った体を懐かしむせいか、どこか陰のある瞳をして……。
※「現代(異世界)」のエピソードで「昔話」を挟み込んだ、サンドイッチ方式の掌編集です。よろしければ「すきまの時間」にお茶など片手にご賞味を……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 13:01:37
71403文字
会話率:31%
「地の国」に住む少女、雪華(せつか)は、赤ん坊の頃に暗殺・密偵を生業とする一家に拾われた。長年の修行を積み、今日はついに初任務。内容は「天の国」の王子の持つ腕輪を奪うこと。しかし、任務に失敗し、気を失ってしまう。目覚めた先は天の国で、何やら
王子は彼女を天の国の令嬢だと勘違いしているようで!?とっさに記憶喪失のふりをして時間を稼ごうとする雪華だったが、天の国のこと知るにつれ、自分の任務に疑問を感じ出してしまう…。
20年前に突然開いた時空の裂け目で繋がった、地上にある地の国と、天空に浮かぶ天の国。両国を繋ぎ、時空を安定化させるためのタワー建設記念式典で引き起こされた事件、その裏側に潜む各国の思惑とはーー
あまり長くならない予定です、9月中には完結予定。
独自世界観のファンタジーです、名前の参考にした地名はありますが、実在の場所とは全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 19:31:07
8902文字
会話率:25%
エルフの森の女狩人は、森の奥深くに住むエルフたちを守るために、
一人の女性が立ち上がる物語。
彼女は金色のショートヘアと紅い瞳、白い服に赤い装飾で身を包んでいた。
彼女の妹は金色の長髪と紫色の瞳を持ち、話すことができない代わりに占いが得意だ
った。
彼女たちは両親を人間に殺され、孤独な存在であり、
唯一、隣に住む幼馴染だけが頼りだった。姉は妹を守る使命感に駆られていた。
彼女たちはこのエルフの森で平和に暮らしていたが、ある日、海を見ようと森の外に出ようとするが、妹が行方不明になってしまう。
探しているうちに、人間の男性と出会う。
姉は警戒心を抱きながらも男と対話し、その真意を確かめることにする。
しかし、人間の男に少しだけ心惹かれてしまう自分に気付き……。
エルフと人間の運命が交錯する中、彼女の心は揺れ動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 23:29:13
6022文字
会話率:18%
極普通の高校二年生がある日殺人現場も見てしまい、そのままさされてしまった。次に目を覚ますと金髪の長髪をなびかせた美少女がいた。そう俺は異世界転生してしまったのだ。これは俺が最強になるまでの話
最終更新:2023-08-27 17:10:11
5189文字
会話率:60%