2030年台初夏の東京、中学三年生の高野舞愛(まいあ)は、幼馴染の志田海斗に河川敷に呼び出され、背負い型の飛行装置を用いてレースやショーを行う『空中競技(ジェットバック)』のプロ選手を目指すと告げられる。舞愛も共に目指そうとするが、衝突事故
を目撃し、そのリスクを目の当たりにする。その後の体験会では自ら暴走事故を起こし、練習環境の確保もままならず、その道は前途多難。
そんな中、『チーム飛遊人(ヒューマン)』というジェット開発を行っているスタートアップ企業のチームと知り合う事ができた舞愛は、『出世払い』を条件にチームに加入して、どうにか冬の選手募集試験に向けて準備を整える。しかし試験当日、大人の事情に巻き込まれてこれまで使ってきた装置は使えず、一方的に不利な状況に追い込まれる。しかも模擬レースの相手は、エリート特待生達と練習する機会を得て実力をつけていた、幼馴染の海斗だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 02:13:47
30658文字
会話率:58%
『AIを使う、一風変わった魔法で戦うゲームがあるんだ』
少年・彼方は、憧れの先輩・夢生にエデン・オンラインというVRゲームに誘われる。エデンでは《グリモア》と呼ばれるAIをインストールし、仮想空間を構成するプログラムを書き換える《仮想魔術
》で戦う。しかし実際にはグリモアは彼方の脳に直接インストールされ、ゲームをプレイしている間、彼方の肉体を乗っ取っていた。現実世界に戻った彼方は脳内のグリモアに干渉され混乱。そんな彼方の前に現れた夢生は現実で仮想魔術を発動し、現実世界もまたひとつの仮想空間でしかないと明かす。
平穏な生活に戻りたい彼方だったが、仮想空間《時空回廊》で夢生とはぐれ、閉じ込められていた別の仮想魔術師《ベル》と出会う。二人は時空回廊から脱出するため、エデンにアクセスし夢生と合流するが、目前の夢生はグリモアの自動操縦下にあった。二人は現実の肉体を動かしている夢生の意識を呼び出すため、夢生に戦闘を仕掛ける。しかし夢生が発動した仮想魔術によって、ベルはエデン世界から消去されてしまう。消去直前、夢生の恋心を利用したベルによって夢生は覚醒し、二人は最終的に脱出に成功する。だがエデンで消去されたベルは現実ではグリモアに支配される人形となっていた。
彼方と夢生は、ベルの存在をエデンに復元させるアイテム《天使の手記》を獲得すべくダンジョンに挑む。現実がダンジョンへと書き換えられ、強力なモンスターが出現。二人は生身の肉体で立ち向かうが瀕死に追い込まれる。絶体絶命の時、ついに彼方のグリモアが人格をもつ《悪魔式》として覚醒。彼方は悪魔式に身体の主導権を奪われ暴走するが、仮想魔術のコピー能力を会得しモンスターを撃退。天使の手記を獲得する。
彼方はエデン世界にてベルを復元させ、ベルは肉体の主導権を回復する。一方、悪魔式に支配され暴走した自分に戦慄した彼方は、グリモアのアンインストール・クエストを起動する。それはグリモアが操る自分のコピーとの戦いで、敗れた彼方は肉体をグリモアに奪われてしまう。しかし夢生とベルの助けによってクエストが再発動。彼方は自分との闘いの中で自分自身を認め、精神的な成長を経て自然と潜在能力を発揮していく。そして最後にはグリモアを倒す。夢生に迎えられた彼方は、ドロップしたアンインストール・アイテムを自ら破棄し、仮想魔術師として生きていくことを誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 06:25:58
91155文字
会話率:36%
かつて、数多くのダンジョンが発生し続ける世界で、五つの強国はその貴重な資源を巡り長きにわたり争いを繰り広げていた。しかし、戦争の終結とともに「五国条約」が結ばれ、ダンジョンの資源を平等に管理するため、各国にはダンジョン攻略の担い手を育成する
学園が設立された。これにより、世界は一時的な平和を手に入れたかに見えた。
その一つの学園、セレスト学園に通う主人公・レイは、幼少期の恐ろしい体験から重度の魔物恐怖症を抱えている。ダンジョンの中に入ることすら嫌がるレイは、友人たちの助けを借りて、何とか日々の訓練や課題をこなしていた。
しかし、ある日、レイたちが挑むダンジョンで予期せぬ戦闘が発生し、レイは危険な状況に追い込まれる。その時、彼の中に目覚めたのは「相手のスキルを奪う」という異常な力だった。モンスター恐怖症のレイが、なぜこの能力を手にしてしまったのか。そして、この力が彼の未来にどのような影響を与えるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 22:47:07
11940文字
会話率:34%
アンバーはヴィランになることを選択した
アンバーは外科医になるために生涯をかけて努力してきたが、卒業式の帰り道に亡くなった。彼女はその仕事をすべて無料で行ったのです。彼女はまだファーストキスさえしていないのです!彼女は息を引き取るまで後悔で
いっぱいだった。
彼女は目を覚まし、人生における新たなチャンスがあることに気づきました。しかし、運命は彼女にどんな悪戯を仕掛けるのか!?彼女は大砲の飼料キャラクターとして読んだ物語に転生していた!
彼女は物語を見つけ、彼女が下す選択によって物語が変わります。しかし、なぜ運命はこれほど残酷なユーモアのセンスを持っているのでしょうか?最初に彼女の死を命じた男は、ロマンチックに彼女を追いかけています。偉大な氷の皇帝を怒らせたら、彼女はどうやって生き残ることができるでしょうか?
彼女は大砲の餌として人生の二度目のチャンスを無駄にするつもりはなく、無力な女性主人公のように演じることに興味がありません。彼女はこの世界についての知識を利用し、それを自分の意志通りに曲げます。
すぐに皇帝だけでなく、他の数人も彼女に興味を持ち始めます。
煩わしさを乗り越え、敵を打ち破り、帝国を築き、魔法を制御する方法を学び、望ましくない男たちを撃退しなければなりません。アンバーはいくつかの衝撃的な真実を明らかにします。しかし、奇妙な出来事は次々と積み重なっていきます。彼女は自分の体の制御を失い始めると、生き残るために極めて重要な情報が欠けているように感じますが、一体何が原因でしょうか?
アンバーがより困難な状況に追い込まれると、彼女は医学知識、薬草学、魔法を使って彼女を助けます。 命がけで戦っているうちに、彼女は実は悪役であることを楽しんでいるという恐ろしいことに気づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 10:40:46
3194文字
会話率:5%
ある日、学内にニュースが駆け巡る。
__カヨコ・カガミが意識不明の重体らしい、と。
異世界人を名乗る怪しい女、カヨコ・カガミ。その女は学内の鼻つまみ者であったが、誰かに意識不明の重体に追い込まれるほどの女でもなかった。それほどの価値もな
ければ、それほどの悪意を持つ女でもなかった。
なぜ彼女はそんな事態に追い込まれてしまったのか。
彼女を取り囲む6人の男女の話。と、少しだけ彼女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 00:32:29
182286文字
会話率:30%
日下部杜環は親友の上屋裕太と供に、街で有名な心霊スポット美容クリニック跡で肝試ししていた。
そこで血塗れの服を来た幽霊に出くわした。
次の日、学校でクラスメイトに自慢げに話すが、クラスメイトから噂話を聞かされる。
それは幽霊に逢うと
顔に怪我をし、激しい痛みで自殺に追い込まれると言う物だった。
その日の夕方自分の部屋に血塗れの服を来た女が現れる。
逃げようとして階段から転げ落ち額に怪我をしてしまう・・・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 03:34:24
10333文字
会話率:14%
バルバルバ帝国の宰相サイショーは、バカな皇帝バルガスを地獄のドドン高原に送り込み、彼を排除しようと計画した。
弟皇子を帝位に就けて、裏で帝国を支配するのが目的なのだ。
そろそろ死んだ頃合いとサイショーが思った頃、突如帝国に十万のゴブリン大
軍団が襲来。
皇帝不在の窮地に追い込まれるのだが……ゴブリン軍を指揮していたのは意外な人物だった!?(すっとぼけ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 14:02:34
5455文字
会話率:33%
ダンジョン探索者のルークは、ただ日々を平穏に過ごしたいと主張する探索者。
しかしその『窮地に追い込まれたときにしか強さを発揮できない』能力と、パーティーのサポートを主体とした活動内容から、パーティーを中層探索者にまで押し上げては追放されるこ
とを繰り返し、《被追放回数最多の探索者》という蔑称で呼ばれるようになってしまった。
今度もパーティーを追放されたルークは、それでもめげずに新しいパーティーを探す。
しかしそんな中ある日のダンジョン探索で、彼は怪我を負った女の子を拾う。その女の子は地上には存在しないはずの、ダンジョンの奥底から地上にやってきた魔族という名前の侵略者で──。
そこから彼を取り巻く世界が動き始める。
ダンジョンの遥か底から地上を見上げる魔族達と、ダンジョンの深みにいたろうとする人類。
その狭間で揺れる世界を、一人の人間ルークと彼に取り憑いた相棒フェル、そして吸血鬼の少女リレリアは生きる。
『世界が大きく揺れたとしても、俺は平穏な日々が良い』。
英雄願望を人並みに持ち合わせた凡人が望む平穏な日々は果たして訪れるのか。
ダンジョンと魔族、人類を脅かす未知の中を生き抜くハイファンタジー冒険譚、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 19:10:00
52280文字
会話率:34%
「お前なんか生まれてこなければ良かった」
母親に罵倒されたショックで、アイオラに前世の記憶が蘇った。
「愛され聖女の物語」という物語の悪役聖女アイオラに生まれて変わったことに気がつく。
アイオラは、物語の中で悪事の限りを尽くし、死刑さ
れる寸前にまで追い込まれるが、家族の嘆願によって死刑は免れる。
しかし、ヒロインに執着する黒幕によって殺害されるという役どころだった。
このままだったら確実に殺されてしまう!
幸い。アイオラが聖女になってから、ヒロインが現れるまでには時間があった。
アイオラは、未来のヒロインの功績を奪い生き残るために奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 06:49:24
3023文字
会話率:19%
この世界の人間は16歳になると特殊能力を開花させる。特殊能力は、その後の職業を決める上でも欠くことが出来ない特別なもの。勇者を夢見るカイトにっとって今日は特別な日になるはずだった……。しかし、カイトが開花させた能力は”おばさんを惹きつける”
と言うハズレ能力だった。別の意味で特別な日になってしまったカイトはひとり途方にくれる。しかし、勇者に憧れるカイトの決意は変わらない。立派な勇者になるためひとり旅立つのだった。けれど、冒険はそんなに甘いものじゃない。すぐにモンスターに取り囲まれて絶対絶命の状態に追い込まれる。そこへ謎のおばさん、もとい女剣士エレン(36歳)が現れてカイトを助ける。カイトはエレンに気に入られて仲間になることに。しかし、エレンには他におばさんの仲間がいてハーレムが形成される。本来なら喜ぶべきところだが、相手はおばさん。大事な青春をおばさん達と過ごすことになったカイトの運命はいかに。世界初!おばさんあるある毒アリコメディ。『おばクエ』。読んでね。ちなみに、おば禁です。(※おばさんは読まないでね)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 18:20:52
2966606文字
会話率:42%
2033年、人間を超えたAIは核ミサイルを奪って東京を焼け野原とし、人類を支配下に置いた。AIはまるで人類を動物園の動物のように扱い、抵抗する者達はロボットに次々と殺され、人々は無気力へと堕ちていく。
これに立ち向かったレジスタンスの少
年だったが、AIの圧倒的な武力に窮地に追い込まれる。
そんな時、少年は瓦礫の中で猫と戯れる少女に出会う。その少女はなんとスマホカメラを武器にして楽しそうにロボットを殲滅したのだった。
少年は彼女のスマホに人類の未来をかけ、東京湾に建てられたAIの拠点、高さ三キロの塔を破壊しに旅立つ。
来たるべき未来、少年と少女が人類の未来を勝ち取るため最強AIに立ち向かう冒険ストーリーです。お楽しみください(´▽`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 09:40:44
101956文字
会話率:41%
東京の大学生、涼真は妹の病気を治してもらうことを条件に、異世界で魔王退治をすることになってしまった。
涼真は神の力を駆使して魔王城に侵入し、プルトニウムを球にして核兵器とし、魔王城を蒸発させた。
しかし、同じく神の力を有するテロリストによっ
て魔王は復活させられてしまう。
妹の力を借りながら再度、魔王撃退を試みる涼真であったが、テロリストの邪魔が入り窮地に追い込まれる。
現代日本の裏にある、神の世界のやり取りに巻き込まれた兄妹のラブコメ&異世界ファンタジー、お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 10:23:04
27067文字
会話率:44%
大陸に存在した二大超大国の崩壊が生み出した大量の難民は、
経済的衰退期を迎えていたこの国を更なる混乱に引きずり込み、
追い打ちをかけるように発生した超巨大地震は壊滅的な被害を残し、この国は崩壊の瀬戸際に追い込まれる。
かかる最悪級の国難打破
を掲げる新興保守政党により成立した新政権は、次々と革新的な政策を打ち出し、
一時は危機を回避できたかに見えた。
しかし、あまりにも急進的な復興政策はより深刻な格差を生じさせ、
増加が止まらない難民や復興に取り残された被災者は必然として犯罪行為に走らざる負えなくなり、
この国の治安はさらに悪化の一途をだどった。
これに対し政府は警察庁に日本版FBIともいえる『広域捜査総局』を創設。
国際化、広域化、組織化、武装化、凶悪化の一途をたどる犯罪の取り締まりに乗り出す。
中でも、凶悪かつ重武装な犯罪者に即応体制で臨む執行部隊『機動特捜隊』通称『機特隊』は、
取り壊しの困難さにより廃墟が残された都市部や、廃村集落・消滅集落が点在する過疎地に出現した、
『ヨンシュ』と呼ばれるスラムを舞台に、日夜熾烈な戦いを続けていた。
この物語は、そんな『機特隊』に属し、
自らの一族から受け継いだある特殊な能力を頼みに、
凶悪犯罪に挑む二人の女性刑事の姿を描くものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 00:14:42
12127文字
会話率:24%
2024年、遥かな宇宙の深淵から、神秘的な神経生命体が隕石とともに地球を訪れる。神経生命体は人類に感染すると、宿主は驚異的な生命体、ONI(Orbital Neural Infected)へと変貌した。ONIの感染が広がり、瞬く間に人類は地
球の地下深くに追い込まれることとなる。
84年後、2108年現在。地下世界の秘密の組織「インヴィトロ・ヘブン」で育った少女ヒトミは、日々夢見る地上の自由への憧れを隠し持っていた。これは、彼女がその夢を追い求め、地上の未知と向き合いながら遭遇する愛、友情、犠牲の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 20:00:00
44985文字
会話率:23%
ゲーム感覚で一攫千金。
こんな怪しい謳い文句に関わらず、それに釣られて探索者稼業は大流行。
人々は新しい資源を求めてモンスターの巣窟であるダンジョンに潜入、また潜入させる時代へと突入していた。
そしてこの物語の主人公、音無恭也も
また探索者となってダンジョンで生活資金を稼いでいた、のだが……。
「……。はぁ。まさかもっとひどい日常があるなんてな」
恭也に与えられたユニークスキル、『固定ダメージ攻撃』はモンスターに与えられるダメージが何をやっても変動しないもので、3週間経っても雑魚モンスターの代表であるスライムを倒すには至っていなかった。
それならば、と恭也は非常に硬く、加工もできない、何かしらの効果もない、ただそんな価値がほとんどない代わりに採取場所を取り合うことがなく、比較的簡単に手に入る『魔石』を売ることによって生活。
毎日毎日ただ魔石を採掘するだけの日々を送るしかない状況に陥り、恭也は探索者稼業に絶望感を抱いていた。
そんなある日、今までモンスターが入り込んだことが一度もなかった採掘場に一匹のスライムが現れ、恭也は死の間際まで追い込まれる。
だが幸か不幸か恭也は死にたくない一心で売り物である魔石を放り……破壊。
それは固定ダメージ攻撃というスキルを持った恭也だからこそできた芸当であり……。
ステータス上に表示される探索者とは別の、ダンジョン内における戦闘職業の一つである『魔石破壊者(マセキブレイカー)』というレア職業に就くための唯一の方法だった。
これはそうして魔石ブレイカーというダンジョンにおいてはバランスブレイカーと言っても過言ではない職業に就いた主人公が成り上がる物語。 この物語はそうして魔石ブレイカーというダンジョンにおいてはバランスブレイカーと言っても過言ではない職業に就いた主人公が成り上がるお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 07:03:02
49151文字
会話率:43%
ひと月が28日しかない…その事に追い込まれるものもいれば、安心感を覚えるものもいる。
最終更新:2024-01-28 20:00:00
326文字
会話率:0%
【令和最新版】魔法の言葉!
この呪文を唱えると相手は立ち待ち不利な状況へと追い込まれるでしょう
最終更新:2024-01-07 06:00:00
1052文字
会話率:17%
スケルトンしか契約することができず、周りからネクロマンサー(笑)と馬鹿にされていた主人公、夜見 宗次郎は、日銭を稼ぐためにダンジョンに潜っていた時、ダンジョンの生まれ変わりに巻き込まれ、罠によって最下層のボス部屋に飛ばされてしまう。そこに
居たのは炎の古竜。宗次郎は追い込まれるが、なんやかんやあって、その古竜と契約する。その古竜の人間体があまりにもかわいらしかったので、宗次郎は配信を始めることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:00:00
66070文字
会話率:47%
ごく普通の高校生が授業中に世界改変を目の当たりにする。
その際に主人公は内に秘めていた能力を開花させ、
辛くもモンスターを撃破。
事態は一時収集したが、最後に名前付き“ネームド“モンスターが現れて主人公は瀕死の状態に追い込まれる。
そんな時
、正義のヒーローが駆け付けたり、さらなる能力に覚醒したりするなどの奇跡は起きず、ただただ破壊・蹂躙されていく校舎とクラスメート。
主人公が意識を取り戻したのはその2日後だった。
街は変わり果て、なぜか残った病院のベッドから外を眺めて絶望する主人公。
これからどうなっていくのだろうか――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 00:08:09
1110文字
会話率:15%
迷宮都市ネクリアで、訳あって勇者パーティーの雑用係、兼解体師を務める少年、シテン。
ある日勇者パーティーは、勇者の判断ミスにより魔物との戦闘で大敗、シテンを除き瀕死に追い込まれる。
シテンの活躍により辛うじて全員生還出来たが、敗走の責任をな
すり付けられてパーティーを追放されてしまう。
しかし勇者達は、シテンの持つユニークスキル【解体】の恩恵を全く自覚していなかった。
迷宮では魔物を倒すと死体が消滅し、ドロップアイテムに変換される。だが【解体】スキルでバラした死体は消滅せず永久に残り続ける。つまり不安定なドロップアイテムに収入を頼ることなく、死体から確実に必要な素材を入手できるのだ。
勇者パーティーの安定した収入を支えていたシテンが居なくなった結果、元々金遣いの荒かった勇者パーティーの経済状況は一気に悪化した。
迷宮で魔物を倒して金を稼ごうとしても、運任せのドロップアイテムに振り回されて、安定して稼ぐことが出来ない。更にパーティーの雑用を全てシテンに任せきりだったので、装備の手入れや備品の管理すらままならない。勇者の傲慢な性格が災いし、他の冒険者からも見捨てられ、資金が尽きてロクな準備も行えない。
やがて迷宮探索すらまともに行えなくなり、勇者パーティーは落ちぶれていく。
一方シテンは、【解体】スキルを戦闘に利用する方法を編み出していた。
かつて勇者が倒したドラゴンの死体ですら簡単に解体したそのスキルは、あらゆる防御を貫く最強の攻撃力を持っていたのだ。
さらには死体がそのまま残る性質を利用して、【解体】スキルでしか入手できないアイテムを生み出す。そして高価な薬品の大量量産や、誰も持っていない未知の装備品を手に入れ、シテンの影響力は迷宮都市でも無視できないものになっていく。
ドロップアイテムを無視した素材の確定入手と、あらゆるものを解体する最強の攻撃力。そしてシテンは、やがて最強の冒険者として、迷宮都市にその名を知らしめることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 12:16:02
289635文字
会話率:36%
新島陽炎(にいじまふれあ)少年の人生は途中まで散々なものだった。
両親からは虐待され、学校でのいじめを受け、フレア少年には居場所など存在していなかった。
あくる日、彼は両親からの虐待により、死ぬ寸前まで追い込まれる。
彼が死を覚悟し
たその時、突如少女の姿をしてリナウスという謎の存在に救われる。
自らを異法神と称するリナウスは、弱者の味方として彼を救いにやって来たとのことだった。
そして、リナウスは出来る範囲で願いを叶えてくれるとも彼に告げる。
「ど、どんなことができるの?」
少年の問いに対し、かの神はこう答える。
「そうだね、例えば復讐はどうかな?」
リナウスが言うには、その力を持ってすれば生きとし生ける者全てに罰を与え、地球を征服するのも簡単とのことだった。
フレア少年は自分の良心に従って復讐を拒否する代わりに、異世界転生を希望してみると、意外にも承諾。
彼はリナウスと共に異世界メルタガルドへと旅立つ。
「僕は、その、自由になりたい。でも、他にも僕自身強くなりたいし、あと僕を好きになってくれる人とかにも出会いたくて――」
果たして、異世界にて少年のその願いは叶うのでしょうか。
誰からも愛されていなかったと思い込んでいた少年と凶悪だけども少し残念な神と過ごす異世界生活をどうぞお楽しみに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 19:00:00
234166文字
会話率:45%