投稿1作目
無人機が空を舞う戦場で有人機のパイロットは何を見るのか。
今より少しだけ未来の戦場で、様変わりした空中戦に身を投じる戦闘機パイロットたち。戦っているのは、機械か、人間か。
最終更新:2015-11-13 13:15:39
7157文字
会話率:13%
以前ブログにてアップしていた連載小説の再投稿と続編となります。
あらすじ
20X5年。世界は民間人の命を削ることなく軍属同士での戦争を行っていた。テレビやラジオから流れる戦況報告は安全を確保された民間居住区の住民にとっては現実世界ではな
いアニメの世界の出来事であった。その戦争が始まり3年がたったころ、争いの火の粉は最悪の形で綺音たちへ降りかかる。
20X8 1月『東都北部民間居住区誤爆事件』。綺音たちが所属する学生バンド『Peace Generation Four』のラストライブの最中、悲劇は起こった。帝都上空で戦闘を行っていた帝都軍と皇国軍の無人軍用機の流弾がライブハウス『クレイドル』に飛来・爆散した。死者6名、負傷者17名。軍は戦争が終わるまで保護という名目で関係者および被害者を監視下に置いた。奇しくもこの戦争における初の民間人被害を出す事件となったこの事件をきっかけに世論はようやく終戦へのベクトルを歩み始め、間もなく『東都戦争』は終戦を迎える。
多くの人間に本当の平和が訪れた一方、『クレイドル』、とりわけ『Peace Generation Four』に関わっていた人物には大きな犠牲と痛みを残した。 歌う意味を見失いまた、負傷した両腕のせいでギターを弾き歌うことができない綺音。凄惨な光景の前に記憶と心を失い歩くこともままならなくなってしまった美桜。
何もできなかった自分を責め、鳴るはずのない携帯を握りしめ悔やむ優斗。未完成の最後の曲を届けられないまま命を落とした紘子。
仲間のいない教室・みんなで残すはずだった教室の落書き、旅立ちの歌、煙になって消えていく魂をつなぎとめるその絆の意味を彼女たちが理解するにはまだ若く、重い。
爆撃の跡から復旧したクレイドルで物語は小さな音を立てて動き出す。音楽とバンドを絆に再び彼女たちは仲間の待つステージへ歩みを向ける。かけがえのない仲間のため、
歌でしか残すことができない彼らと生きていた証を響かせるため。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-10 20:07:11
91265文字
会話率:54%
いやいや、大変なんですよ。
北海道って実はプレートに乗っかってるだけで、流氷の多い年なんかはプレートの上から押し出されたりもするんです。で、太平洋に流出したんですけどこれがまた大変で。
何せ各国はこの流出を調査しなくてはならず軍用機を
飛ばしたわけですが、自営隊も「つい」反撃しゃったわけでして。
というわけで、一大海戦の火ぶたが切って落とされるのです。
都市型決戦艦・北海道はハワイを血祭りに上げアメリカ西海岸にも多大なダメージを与えます。ついでに、いかに北海道が観光地として優れてるか宣伝もしたり。
なんだかんだでぐるっと太平洋を一周した北海道。運良く元のプレートに乗っかります。
が、戦争効果を見込んだ観光誘致は思ったより伸びません。
仕方ないですよね、太平洋を一周したんですもん。
深夜真世名義で他サイトに発表したことのある旧作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-28 09:30:17
1281文字
会話率:0%
数百年前――
法王より代々命ぜられ、『文章』と称される謎の古文書を守り、何世代も掛けて解読を試み続けて来た僧侶の家系。ついに解読に成功した名も無き当主は、その恐ろしき内容を危惧し、彼の家系に代々仕える側近を連れ、法王を裏切り、『文章』諸
共失踪する。
そして、現在――
その子孫〝ケニー・ニコル〟は身をくらます為、北欧の空軍の軍籍を習得。しかし代々仕える側近に告発され、ついには囚われの身となる。そして軍用機での搬送中、偶然の事故で立ち寄った米軍横田基地にてニコルは脱走。基地に唯一残された『文章』――正体は、有史以来の全人類の過去と未来が書かれた〝究極の予言書〟だった。独裁的な考えを持つ国家が手に入れれば、とんでもない事態になりかねない、危険極まりない代物。しかし、解読出来るのは僧侶の家系の唯一の生き残り、ニコルだけ。大統領命令を受けたエージェントは必死で彼を追う。
一方、逃げ出したニコルは、パイロットを夢見るも、夢を追って死んだ登山家の父親のトラウマで高所恐怖症となった、三太という名の少年と知り合う。
——それは、クリスマスが近い、真冬の出来事であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-03 05:54:28
128092文字
会話率:38%
アフリカ南部での軍用機墜落事故。国内の報道では、現地の邦人一人の無事が確認された。という一報が緊急速報として流れたのだが……。
最終更新:2014-08-28 20:41:53
6253文字
会話率:28%
明治四十三年、陸軍大尉、徳川好敏と、日野熊蔵二人は、日本へ軍用機導入の目的のため、パリへと出張する。順調に飛行技術を修得する好敏だったが、本国よりドイツでの秘密兵器開発の情報が届く。好敏は、その情報を探るため、行動を開始する。
最終更新:2013-09-18 05:00:00
106060文字
会話率:29%
AI工学の発展に伴い、戦場からは人の姿が消えた。自律型AIが軍用機を操り、人間のかわりに戦う時代。濃紺に澄み渡る高高度の空に、いま、一機の戦闘機が舞いあがる。
空想科学祭2011、RED部門参加作品。自サイトにも転載する予定です。
最終更新:2011-08-01 00:00:00
10778文字
会話率:2%
国ヵ原第一高校の生徒会長である桐生優さんは、軍用機の適度な揺れに眠気を誘われ、まどろんだ。
最終更新:2010-03-04 14:24:18
3726文字
会話率:24%
航空自衛隊北米派遣臨時航空団の一員としてF−2Aを駆って異星人と戦い続ける沢本瑞樹一尉。その彼女の元に、奇妙な転属命令が下される。配属先はなんと鹵獲した異星人のパワープラントを流用した新兵器運用のテスト飛行隊であった。フレイルと名付けられた
多国籍の女性パイロットばかりからなる飛行隊はテストと訓練を繰り返し、やがて北米での実戦テストに臨むこととなる。彼女たちの戦いの行く末は?人類の命運は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-28 19:28:40
542252文字
会話率:47%
大都会・東京のとある日。クリスマスイブに沸く東京に悲劇が襲う。高高度を飛行する軍用機。レーダーにもかからず、その母国でさえ秘密にされたその軍用機の中には原子爆弾が積まれていた・・・・・・!
最終更新:2007-09-09 00:07:27
3152文字
会話率:42%