「クリストフ様、突然ですが婚約を解消していただけませんか? そして私と決闘をしていただきたいのです!」
「ちょっと待って。いったん話し合おうか」
春の花が咲き乱れる庭園で、俺は婚約者から婚約破棄と決闘を同時に突きつけられた。
幼い頃
の『騎士になりたい』という夢を叶えるため、武芸の鍛錬を欠かさない完璧令嬢の婚約者アドリエンヌ。彼女の夢を壊したくない。けれど俺だって彼女との結婚を諦めたくない。
婚約者の心を繋ぎ止めるために騎士として試合に出るよう提案してみたら、なんだか周囲の様子がおかしくなっていくような……?
婚約破棄をして騎士になりたい令嬢と、どんな策を使ってでも阻止したい王子の攻防から始まる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 20:27:42
85969文字
会話率:39%
こういう世の中だからこそ、他人との関わりを諦めずに増やしていきたいと思います
最終更新:2023-01-22 19:47:07
517文字
会話率:0%
日常が退屈だと思い始めたのは、いつの頃だったろうか――。
今年で十八歳になる常世明人(男)は、そこそこ裕福な家庭に生まれ、勉強や習い事をわりと自由にさせてくれる家庭で育った高校三年生である。ただ一点、両親は娯楽に関してはだけは口うるさ
く、遊ぶ友達を選ぶ自由もなければ、テレビゲームやラノベ、アニメといった俗物を家庭内で楽しむ自由は与えられていなかった。
故に、彼はたまたま、通っていた中学校でラノベや漫画の内容を読んでしまったことがきっかけで、どっぷりとファンタジー世界に浸るようになる。
周囲の人間が高校進学を機に大人になっていく中、彼はファンタジー世界への憧れを捨てきれず、こともあろうにファンタジー世界の主人公気分を味わうために暴力団狩りをするようになり、高校三年生になった現在でも深夜になると狩りに出る。
狂気の沙汰とも言える蛮行を夜な夜な楽しんでいた彼だったが、残念なことに、暴力団の一味の銃撃を食らってあっけなく死亡する。
彼は思う。自分の憧れた主人公は銃撃なんかでは死なないし、そもとも、人間の身体能力ではファンタジー世界の主人公にはなれないと。
彼は強く願う。このまま終わりたくない。夢を、諦めたくない!
そんな彼の願いが天に届いたのか、彼は十二歳ほどの、山や森林に囲まれた限界集落に住むみすぼらしい青年の体に魂が憑依し、やがて魔力という新たな力に目覚めた。
素晴らしい——。これが、俺の求めていた力だ!
彼は謳歌する——。天より与えられし、この二度目の人生を——。
俺の名はジョーカー。何者でもないが、何者にもなれる者だ——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 00:11:49
114389文字
会話率:47%
アストレアは産まれながらに孤独な人生を送ってきた。 そんなアストレアはある出来事をきっかけにスラム街で奴隷のように生きることとなってしまう。 もう死にたいと思ったその時アストレアの脳内に不思議な声が聞こえた。 それはブレイカーと呼ばれるモ
ンスターに襲われ生きる事を諦めたくない人々の助けを求める声だった。 そんな悲痛の叫びにアストレアはどうしようもできない無力さに怒り、ある決意をする。
『貴方には資格がある』 そんな決意をした折また脳内に性別不詳の不思議な声が聞こえる。
この声がした瞬間俺の意識が奪われ目を開けるとそこは全面鏡張りの様に全方向を見てもアストレアが映っている不気味な部屋だった。
そして、その部屋でアストレアは別世界の現状を知る。 部屋を出たかと思うとそこは霧に覆われ、目の前に砦があるだけの大きな橋の上だった。
この物語はスラム街で奴隷の様に働かされていたアストレアが最強の騎士に出会い、いずれ最強へと至る物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 23:08:21
26718文字
会話率:50%
「ここは……あの、『アースガルド・ストーリー』の世界……?」
聖女候補の一人であるシルヴィアは、ある日、前世の記憶をとり戻した。
そこで知ったのは、ここがアースガルド・ストーリーという乙女ゲームに基づいた世界であること。
そのシナリオに
おいて自分は悪役令嬢で、聖女には選ばれないらしい。
さらに、前世の最推し、かつ自分の良き理解者である護衛騎士クレイは、将来自分を裏切ることになっているのだ……
――そんなのは、嫌だ! 聖女試験も、最推しのクレイも諦めたくない!
前世の知識を得たシルヴィアは、動き出す。
えぇと、まずはクレイと仲良くなれば良いのかな……?
お嬢様気質で、少しプライドの高いシルヴィアが、空回りしつつも自身の未来のために動き出す!
最推しに裏切られない、そんな未来のために……!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 13:19:28
101846文字
会話率:29%
大切な人との再会は「先生と生徒!?」 でも、この想いを諦めたくないの!
2年5組の生徒:松本花菜(17歳 高校2年生)
2年5組の担任:長谷川啓太(23歳 教師歴1年目)
幼いころから、様々な悩みを抱えながら過ごしてきた花菜。
それは幼い頃に父との離別を経験した家庭環境だったり、小学校の最後に作ってしまった体の古傷であったり。
学校外の時間を一人で過ごすことになった彼女の唯一、かつ絶対的な味方でいてくれたのが、近所に住む啓太お兄ちゃんだった。
しかし年の離れた二人の関係では仕方ないとはいえ、啓太の大学進学や環境変化とともに、その時間は終わりを迎えてしまう。
ふさぎ込む花菜を前に、啓太は最後に「必ず迎えに来る」という言葉を残して街を離れた。
言葉を受け取った花菜は、自分を泣かせないための慰めだったという諦めも入りつつ、一方で微かな希望として心の中で温め続けていた。
数年の時を経て二人が再び顔を合わせたものの、もはや運命の意地悪とでもいうべき「担任教師と生徒」という関係。
最初は様子伺いだったけれど、往時の気持ちが変わっていないことを再確認してからは、「一人じゃない」と嬉しいこと・辛いことも乗り越えていく二人には少しずつ背中を押してくれる味方も増えていく。
再会した当初は「おとなしい終末的運命キャラ」になっていた花菜も次第に自信を取り戻し、新米教師の啓太も花菜のサポートを裏で受けつつ堂々と教壇に立ち続けた。
そんな互いを支えあった二人の前に開けた世界は……。
たった一つだけの約束を胸に、嬉しいときは一緒に喜び、悲しいときは支えあって走り抜けた二人の純愛物語です。
(以前から頂いておりましたありがたい感想・お言葉は、全て以前と同じページに収まるように編集してあります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 18:00:00
243047文字
会話率:46%
山田 沙月(やまだ さつき)
職業、高校教師。教科は国語。年齢28歳、独身。
前職、声優。
現代、人気の職業として名を連ねる声優に、人々は夢をみる。
自分のやりたいことを仕事にして。キラキラな毎日を送る。
私も、いつかはそう
なれる、そうなりたいと思った。
しかし、実際はとても残酷だった。
押し潰されそうになる非情な現実。
親友と交わした約束。
プレッシャーとの戦いに耐えきれなくなった私は
逃げ出した。
これで良かったの?
本当に幸せなの?
私の…
私の本当の気持ちは!!
諦めきれない!! 諦めたくない!!
また、あの頃みたいに夢を追いかけたい!!
私、このまま終わりたくない____折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 20:04:23
12837文字
会話率:38%
大切な初恋
初恋と宝石シリーズ3弾
『真恋.やり直したい人生』
Garnet 真恋 ~初恋と宝石~Ⅲ
https://estar.jp/novels/25643135
Garnet《永遠の愛の石》
イタリア
料理店のシェフ×児童指導員の女の子
ホントの恋を掴みたい
俺の人生を変えてくれたのはふうちゃんなんだよ?
俺の大切な運命の女の子
俺は守るよ……
人の痛み迄背負って涙する様なふうちゃんを……
打算的な生き方を選んだ彼……
「後悔したんだ」
彼女は今の状況にいた方が……
「諦らめなきゃ」
どうにもならないよ……
って思っていた
だけどやはり諦めたくない!
真恋 《シンコイ》~ホントの恋……
Garnet 永遠の愛を貴女に
傷付いた4人の恋愛ストーリー
彼女達を溺愛する彼氏達
トラウマや
心に傷を抱えた|大人達《児童養護施設の子供達》が
日々頑張って生きています
テーマ家族の絆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 17:00:00
132957文字
会話率:59%
平凡な暮らしをしている普通の村人ソーマは、ある日偶然にもクジに当選し大金を手に入れる。何に使うか迷っていたソーマはふとコロシアムに足を踏み入れた。
そこで目にした決闘者である女性に目を奪われてしまったソーマは、彼女の所有権を得ようとするが、
それには信じられないほどの大金が必要だと聞かされる。
それでも諦めたくないソーマだったがそんなある日、無敗だった彼女に悲劇が起こるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 12:00:00
3330文字
会話率:60%
かっこいい幼馴染に告白した私は開幕玉砕した。でもそれはある意味仕方なかった。私はちょっと、いやかなり"ふくよか"だったからだ!だから振られたもんは仕方ない!でももうふくよかを理由に恋を諦めたくない!
「………決めた!私、
痩せる!ふくよか卒業だ!」
ダイエットを決意した私はに協力者が現れる。
「よし、お前が痩せて幸せになるのを俺が見届けてやる。」
この私より遥かにふくよかで上から目線の少年とともに、一大ダイエット作戦が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 18:00:00
14553文字
会話率:45%
私の国は男性の人口が少なく、女性は男性の言いなり。
私は勝手に男性の婚約者にされ、一生男性の道具にされてしまうかも。
それでも私は自由を諦めたくない。
最終更新:2020-10-13 06:39:30
3822文字
会話率:36%
「婚約破棄をしてください!」
公爵令嬢ハリエットにそう要求してきたのは、なぜか婚約者の妹だった。なぜ本人ではなく妹の口からこんなことを言われなければならないのか?
もしや極度のブラコンである妹が、兄を取られまいとしているのか? はたまた、ハ
リエット自身はあずかりしらぬ悪い噂が社交界に広まっているのか? それとも、婚約者には実は身分違いながら想いを通わせる女性がいて、妹君は兄の恋路を応援したいと思っているだろうか?
様々な可能性を考えてみたハリエットだが、予想は全部外れてしまった。親の決めた婚約者とはいえ、彼に惹かれているハリエットは、すんなり諦めたくないので原因究明へ向かうが……。
一迅社さま発行のアンソロジーコミック『悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ!』第4弾に本作が収録されています。詳しくは活動報告をご参照ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 00:36:11
8822文字
会話率:39%
諦めたくない、忘れたくないと思うのは割と当たり前のこと。はじめの詩については忠告というより自戒に近いような。最後の詩はストーリーがないようなものです。
最終更新:2020-09-28 01:09:57
1107文字
会話率:60%
私、クオード=ミーラ・ツインテインは王子から婚約破棄をされ……そうに、なりましたわ。
なぜ『されそうに』なのか、ですって?
そりゃあもちろん、破棄される前に私が棄ててやったからでしてよっ。
私が愛しすらした王子を捨てた理由。
そ
れは、【彼女】との約束を守る為。
その為に私は医者となり生きていきますの。
ですのに、私が逃亡した先の街で『魔物災害』が起きまして……。
そんな、まだ医者となってから長くありませんのに。
こんなのって、酷くありませんか!?
……ですけれども。
私、絶対に諦めませんわ。
絶対に救ってみせますのよ――っ!
※短編『悪役令嬢だからって、甘く見ないでちょうだいっ!』の連載版です(短編のものとは感じる雰囲気が違うかもしれません)。
※一話目の冒頭部が短編版を改稿したものとなっております。
※間話はとてもとても短くなっておりますので、ご注意ください。
※本作はカクヨム様でも投稿しております。
2020年8月4日 完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 12:27:07
36770文字
会話率:23%
ウィルスの影響もあり、今年の夏は自粛するしかない。
けど、海デートを諦めたくない女子校生が取った手は……
--------------------
今年ならではのデートをテーマに描いてみた短編です。
通販では、不良品にご注意を。
「
カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 00:00:00
2419文字
会話率:20%
転生しても夢は叶わないのね…
絶対に諦めたくない転生令嬢が悪役令嬢になろうと決意するまでのお話。
最終更新:2020-05-21 22:29:59
2680文字
会話率:47%
心が落ち着いてきたのだけど、それがどうしようもなく気持ち悪い。
好き気持ちを忘れてしまいそう。手に入らないと諦めたからかなぁ。あんまり諦めたくないんだけどな。
でも、辛いのもやだな。やだね。
最終更新:2020-04-21 22:55:23
517文字
会話率:0%
木下七海 高校1年 16歳
高校に入って初めて隣の席になったのは、
女嫌いのこじらせ男。
大っ嫌いだった。
感じ悪いし、訳わからない事ばかり言うし、
というか、そもそも無視される。
鼻で人を笑うし、いつも冷たい目で睨む。
まともに話ができ
ない、そう思ってた。
でも、違った。
彼は、工藤勇磨は、いい奴だった。
優しくて正義感の強い勇磨がいてくれたから、
初めての失恋も思った程、ツラくなかった。
彼を知れば知るほど、私は彼に惹かれて
大切な友達になったんだ。
その容姿から、常に女の子からモテまくり、
追いかけられ、せまられ、構われ、日常を狂わせられた生活をしてきた勇磨は、ひどい女嫌いだった。
でも、誰も勇磨の内面を見ようとはしない。
ただ、見て騒いで勝手に想像する。
勇磨はアイドルじゃない。
みんなの勇磨でもない。
私は勇磨の内面を見て好きになって友達になった。
ファンクラブに意地悪されても、勇磨とは友達で
いたい。
だから、ファンクラブとも、その他の女子とも戦った。
そんな私を勇磨は好きだと言ってくれた。
すぐには自分の思いに気がつかず勇磨を傷つけたけど、大好きだって、大切だって思い知った。
それは今も変わらない。
勇磨が好き。
勇磨の夢を応援したい。
私の夢を応援してくれる勇磨だから。
でも、勇磨はモテる。
それは同世代だけとは限らない。
年上の恋愛経験豊富なお姉さんもだ。
勇磨だけは、諦めたくないけど、そんな
お姉さんに、私、勝てる?
どうしたらいいんだろう。
勇磨の気持ちが、私から離れていく。
止められない。
怖いよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 09:20:45
21805文字
会話率:13%
高校二年生も終わりに差しかかる柳川結希は、現実世界での様々なことに悩んでいた。
執拗に自分を求める従兄弟の早見颯真、自分のことを見ていない母、肩書にしか興味を示さないクラスメイト。現実に生きることが嫌になっていた結希は、噂で行方不明者が
でると噂される『ワスレジの森』と呼ばれる場所があることを知る。その森は現実と鏡合わせの世界へと通じる歪みが存在する森だった。
結希が飛ばされたウルスタ国は自然ゆたかな国。うっそうとした森と厳しい地形に囲まれ、他国からの侵攻がない平和な国であった。そのためか、他国にはない独自の文化が根付いていた。ウルスタ国には、人間の他にもう一つの種族がいた。それは、人語を操る獣達。『ウヴェーリ』と呼ばれるその者達は人間と共生し、両者が足りない部分を補いあって対等な存在として生きていた。そんな平和と慈愛に満ちた国を統べていたのは、当時の女帝リアーナ。
しかし、彼女の崩御後、即位した元重臣の若き王により国は平和を失っていった。結希はその国で美しい銀色の毛並のウヴェーリと出会い、人間とウヴェーリという種族間の争いへ巻き込まれていく。人間である結希がはじめはウヴェーリに拒絶されながらも、諦めず対話をし、絆を深めていく。
現実世界で多くを諦めてきた結希は、様々な者との絆を感じる中で、諦めたくないものがあるのだと学んでいく。
―-少しずつなにかを諦めてきたあなたに問いかけたい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-10 08:00:00
153991文字
会話率:50%
〜オープニング〜
私、佐倉奈々は女子高生1年生。そんな私は今恋をしております。恋と言っても一方的な片想いでその子はきっと私をただの親友だと思っています。
でも諦めたくないです。絶対に叶えてみせます。
今から
紹介する話はそんな私の百合百合恋物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 22:27:54
20107文字
会話率:34%