子爵令嬢のプレセアは目の前に広がる光景に静かに涙をこぼした。
彼女は、偶然にも居合わせてしまったのだ。
学園の裏庭で、婚約者がプレセアの友人へと告白している場面に。
そして後日、婚約者に呼び出され告げられた。
「君を女性として見ることが出
来ない」
幼馴染であり、共に過ごして来た時間はとても長い。
その中でどうやら彼はプレセアを友人以上として見れなくなってしまったらしい。
「俺の事は忘れて幸せになって欲しい。君は幸せになるべき人だから」
大切な二人だからこそ、清く身を引いて、大好きな人と友人の恋を応援したい。
__そう思っている筈なのに、恋心がその気持ちを邪魔してくる。
これは愛を忘れたい令嬢の物語。
※
ゆるふわ設定です。
アルファポリス様にも投稿しています。
既に完結済みの作品のため、投稿頻度高めとなります。
よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 22:50:58
61104文字
会話率:29%
「済まない、イレーナ。他に愛する人が出来たんだ」
「…ごめん。俺は君を友人としてしか見れない」
そう言って婚約破棄を告げられて……同時に家の恥だと追放されて2年が経ったある日、イレーナの元に一通の手紙が届いた。
それは、元婚約者からの手紙
だった。
何でも1か月後に結婚式をあげる為、新郎の友人代表としての挨拶をイレーナに頼みたい、との事だった。
迎えの馬車までやって来て、拒否権など無いことを知ったイレーナは友人代表挨拶をする為に馬車へと乗り込んだ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 09:43:43
41006文字
会話率:30%
「──お姉様。私、ラインハルト様の子を妊娠しましたの」
突然腹違いの妹、ロージュに言い渡された婚約者との不貞関係。
婚約者のラインハルト様は子供の頃に婚約してから1度も私(ケイ)に手を出したりしなかったが、それは大切にされている訳で
はなく「お前は地味すぎて女として見れないから仕方がないだろう」……と。
妹のことだ。
私よりも何もかも優れていないと気が済まないのだろう。妹は侯爵家の次男との婚約が決まっていたがそれを破棄して公爵家長男のラインハルト様と結婚することになるらしい。
お父様も妹には激甘で「今回のことは水に流してあげなさい。お前は姉なのだから」とのこと。
女としてのプライドを傷つけられ、デキ婚という複雑な形で例えモラハラ気質な相手だとしても婚約者を奪われた私は絶望していた……が。
婚約者破棄が正式に発表されるや否や、侯爵家の子息で有能だと名が知れている騎士様に求婚を受け、何か裏があるのではないかというくらい溺愛されて逆に困ったことに──?
✩︎設定ゆるめです
✩魔法が存在する世界観です
✩サクッと読めるように1話を短めにしています。
★アルファポリス様にも掲載しています。
★2021年6月19日、アルファポリス様のホットランキング4位ランクインしました!皆様のおかげです!ありがとうございます! 同年7月20日、お気に入り4100突破しました!
★しっかり長編が読みたい!という方は、【異世界でナース始めました。】も是非お読みください!異世界転移×魔法×恋愛のファンタジー小説です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 15:15:42
122724文字
会話率:40%
人というのは目で見る物を絶対視する傾向がある。目を開いて物があったら「それ」があると認識し、見えなかったらないと判断する。そしてその前に壁があったら「見れない」と判断するんだ。そして「見えない」をいいことに人には見せたくないものを壁の中へ
隠そうとする。「壁」さえあれば人は「見えない」と思っているからだ。少なくとも……彼らの世界においては……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 01:04:37
4982文字
会話率:67%
透視能力を持ってるのに彼女たちの裸が見れないなんて……。
エブリスタに投稿している「超能力」を加筆した作品です。
最終更新:2024-05-13 13:00:00
1929文字
会話率:20%
……あなたに、推しはいますか?
私、リーナ・ヴェルネにはいます!
ねぇ、知ってる!?
私の推し、マジで綺麗で可愛い。
サラサラの銀の綺麗なポニーテール。柔らかな笑顔。穏やかな話し方。
専門の薬医学の知識は群をぬいていて、かつ魔術もできる
。
こんな完璧みたいな人、誰でも好きになっちゃうでしょ。
え?完璧すぎる?そんなことはない。時々抜けてる。だからこそ、ギャップやばい。ほんっとうに稀にしか見れないけど。
ホント、推しがマジで可愛い。……だけど、そんなこと言えないんだよね。
だからそこのあなた!
私の推しのこと、聞いてくれませんか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 20:12:27
52967文字
会話率:47%
中卒の俺の勤め先、『硝子の珈琲店』。
そこは賑わいが一切見れないのに高給料で肝心の店主は店の奥で何やらごそごそしているし、メイドと名乗られた彼女は毎朝行き先も伝えず行方不明になるし、店の中が吹雪になっていたりーー
普段ではありえないこと
がおこるこの店で、今日はおそらく良いことがある。
世界No.4(アース)
No.29(エルカディア)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 15:36:05
437文字
会話率:0%
魔法族は二百年前に途絶えてしまった。それは魔女狩りにあったとか、排斥されたとかそういうことではなく、純粋に力の衰退によるものだった。
しかし、魔法族の出現自体も突然変異だったという記述が残るくらいだったので、今でもときどきちょっとだけ不思議
な力を使える魔法もどき《マジックイミテーション》が生まれてくることがあった。
ライラ・リゲルは父親と二人暮らしをしていた。父一人子一人で幸せに暮らしていたが、二年前、父親は病気で亡くなってしまう。残してくれた遺産もあり、何とか大学の卒業を控えていたある日、借金取りの男がライラの元を訪れる。
もう顔も覚えていない蒸発した母親が、ライラの父を保証人に危ないところで金を借りていたらしい。
そんな借金取りがまともに応じてくれるわけもなく、なんと三日以内にお金をかき集めなくていけなくなったライラは、家をひっくり返して見つけた初めてみる父の形見の短剣を持って買取店に駆け込んだ。しかし駆け込んだのはただの買取店ではなく、一般の鑑定士には見れないものをみる「アルデバラン鑑定所」だった。
鑑定所の主、鑑定士カラット・アルデバランは、不思議な力を宿した目を持つマジックイミテーションで、その力を使って他の鑑定士では見ることができないものをみていた。個人で鑑定業を営むカラットはその力も相まって界隈では有名だったが、どこで噂が湾曲したのかその名前のせいか持ち込まれるのは宝石や鉱物に関する鑑定依頼ばかり。
カラットはオダマキ通り商店街の裏通りにある店で宝石、ときどきその他の工芸品ほか美術品の鑑定依頼を助手の少女ユーリエと共に待っていた。
最近あまりに宝石の依頼が続き辟易していたカラットは、無償でライラの短剣を見てくれるという。
この依頼が、ライラの運命を突き動かし、カラットとユーリエの運命もまた動かしていくこととなることなど今はまだ誰も知らない。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件などとは一切関係ありません。
※この作品は「カクヨム( https://kakuyomu.jp/works/16817139558249305543 )」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:32:37
115183文字
会話率:39%
世界の頂点に立つ龍を殺した剣士は今の世界とは異なる世界への転生を果たす。転生した世界にはダンジョンと呼ぼれるものがあった。前世ですら見た事のない生物にダンジョン内でしか見れない絶景に心を踊らせる。再スタートを果たした最強は今世をどのように過
ごすのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 01:34:51
23758文字
会話率:39%
鏡を見れないことを除けば、普通の高校生の宇山海斗。そんな彼の住む町で、殺人事件が起きる。その死体の持ち物には『mirror』の文字が書かれていた…
最終更新:2024-02-03 15:46:56
8235文字
会話率:47%
私の名前は森野ハナ、十六歳。乙女ゲーが大好きな至って平凡な黒髪ボブの高校一年生!
花屋を経営する父親と、ゲーム会社に勤めている母親と三人で花屋の二階で暮らしています。
今ハマっているアプリはなんと、母が私のために作った、私が主人公のこの
世に一つしかない乙女ゲー!
「ハナの命は短し、恋せよ乙女」
主に会話の選択がメインの女性向け恋愛シミュレーションゲームだ。
四人の王子のうち、誰かと結ばれれば、真のエンディングを迎えることが出来る。とオープニングに流れるのだが、ゲーム当初には攻略対象の王子は一人しかいない。
物語は、恵みを与える世界樹であるユグドラシルが枯れ始めて後退しつつあった世界―フローリア―が舞台。
ユグドラシルの樹を可哀想に思ったハナが癒したたことで、世界を救った花の巫女として認められてることから始まるのだが、持っていた生命力までユグドラシルに注ぎ込んでしまったらしく、元気そうに見えるハナの寿命は残り数年と診断されてしまう。生命力を分け与えることが出来る力を持つ四人の王子のうち、誰かと結ばれることができれば、寿命も元通りになれるし、王子にとっては、花の巫女を得られれば、他の三人の王子より強い権力を手にすることが出来るので、win-winの関係なのだ。
ただ、その、生命力を分け与える行為というのが、接触する必要があること。握手では微弱であるが、抱き合ったりするなど、スキンシップの濃度が濃いほどハナの生命力が上がる仕様になっている。ハナの生命力(隠しパラーメーターなので数値は見れない)が一定量の水準を満たし、王子の好感度が100%になるとエンディングを迎えるように設計されている。
ゲームの達成率を100にしないと気が済まないやり込みゲーマーであるハナは、ゲームにどっぷりとハマってゆくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 09:49:36
131833文字
会話率:46%
仮想の異世界に囚われた12人のテストユーザーを救う為、中年サラリーマン左町が仮想世界で奮闘する。夢の異世界で現実世界の仕事を持ち込まれる左町は仮想世界で夢を見れない?
最終更新:2024-01-27 21:15:35
148188文字
会話率:46%
寝ても醒めても夢を見れない〈夢無し〉少年、ジン。己の夢を武器と変え、夢喰いの化け物たる〈蟲〉と戦う〈監察官〉の一員として、それは致命的過ぎる欠陥だった。
落ちこぼれとして蔑まれる彼の空虚な日常と現実は、暴走黒巫女ヤンキー美少女、キルシェ・ヒ
リングとの出会いによって激変していく……。
夢と現実と恋心が交錯する、波乱万丈のボーイミーツガール・ファンタジー!
「あたしは、アカリ・ジンと結婚する!!!」
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※この作品は、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 18:00:00
82594文字
会話率:42%
本物の"花の精"では!? と謳われるほどの美貌を持つ侯爵令嬢のロゼ。そんな彼女が10年間ずっと思い続けたのは、17歳年上の国の英雄レオノール公爵。父、侯爵に1年という期限を言い渡されるも、何とか再会し思いを告げたロゼ。
ただ、返ってきたのは“そういう対象に見れない(恋愛対象外)”という言葉。それでも諦めきれず、努力を続けるロゼに忍び寄る“フェアリー・コンプレックス(恋の妙薬)”という謎の薬。ロゼの片思いは叶うのか? ロゼを悩ませる、本当の敵は誰なのか? 恋をして強くなっていく、異世界年の差恋愛ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 19:00:00
321208文字
会話率:42%
好きだった先輩に告ったら「弟みたいにしかみれない」って言われてフラれたけど、何故かその1日前にタイムリープしてて告白がなかったことになってたのでイメチェンしてもう一回頑張ってみる話。
最終更新:2023-09-23 10:11:02
6770文字
会話率:37%
逃げ続けた人生。
逃げることで見える景色もある。
立ち向かって見える景色もある。
僕はどちらも見れないのだろう。
最終更新:2023-09-11 13:52:23
264文字
会話率:0%
真理的な最適解だよなあ?コレ
最終更新:2023-08-27 18:18:05
2353文字
会話率:0%
同窓会で久しぶりに地元に帰って来たミキは幼馴染と共にかつてよく遊んだ秘密基地へ行くことになった。その秘密基地の先には記憶にない建物があって・・・
作者はホラー映画の見れないビビりなので、怖さを求める方には肩透かしかと思います。念
のためにR15指定にしていますが、残酷なシーンでは詳細な描写はしていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 23:58:31
5941文字
会話率:69%
いつもの学校帰りに愛菜は通り魔に殺されてしまった。もうすぐ『ドキドキ誘惑な秘めたる学園生活』のゲームがアニメ化されるのにっ。楽しみにしてた押しのゲームアニメ化が見れないことに死んでも死にきれない!そんな願いが叶ったのか次に目が覚めると『ドキ
ドキ誘惑な秘めたる学園生活』の中に生まれ変わり、「異世界転生きたー(゜∀゜)!けどまって、私悪役令嬢役じゃん!?」悪役令嬢は攻略6人から必ず断罪される完全噛ませ役。いやいや押しは尊いけど命の方が尊いから。邪魔しませんヒロインとくっついてどうぞお幸せにっって、なんでヒロインこっちに攻略者押し付けてくんの!?いいからくっついてよ私の為に!!
これは悪役令嬢に転生した主人公が断罪阻止のためヒロインと婚約者をくっつけようとしたらヒロインにフラグを折られまくられる話し折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 14:12:43
109621文字
会話率:49%
僕は妻を愛している。
きっと妻も僕を愛してくれている。
妻の元同期が亡くなった。
どうしたら妻は元気を取り戻してくれるのだろうか。
妻も僕がどうしたら元気を出せるのか考えてくれている。
お互いがお互いを思うほどズレていく。
歪で理解さ
れない二人の話。
※話の進行と時系列がバラバラです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 00:09:11
7367文字
会話率:16%
幼い頃から心配性だった第二王女グレースは、結婚式を二年後に控えたある夜、美しい婚約者に「白い結婚」をもちかける。それは婚約者のディランが、自分を女性として見れないのだろうと思ってのことだった。
「わたしたちの間には、深い信頼と友愛があると思
うの。ただ、わかっているのよ。あなたがわたしに、女性としての魅力を感じていないということは」
「僕たちの間に海よりも深い溝があることがわかったよ」
愛の重い婚約者と心配性の姫君のすれ違い両片思いラブコメ。シリアスも含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 14:42:26
17999文字
会話率:21%